カキタレアクション映画というもの
2007年3月23日 映画
忍者の長の娘かすみはトーナメント「デッド・オア・アライブ」に出場するといって行方不明になった兄を捜しに自らトーナメント出場することを決意する。時を同じくして女子プロレスラーのティナ、泥棒家業のクリスティーもトーナメントに向かうのであった....
知る人ぞ知るエロ系3D格闘ゲーム「デッド・オア・アライブ」の映画化。同じような成り立ちの映画に「バイオ・ハザード」があげられるがゲーム本編のストーリーを踏襲した「バイオ」とちがって「DOA」の方はオリジナルストーリーである。
まぁそんなことを気にするやつぁいない。「DOA」好きなゲーヲタの興味はキャラ造詣とビーチバレーの有無に限定されると思われ、それを知ってか監督のコリー・ユンは出演女優がどうキメれば一番映えるか、エロく見えるかだけに注力して映画を作った。
果たしてそれは大成功してると思うのだが、映画好き、特にホンコンアクションが好きな人にとってみれば劣化コピーである「チャーリーズ・エンジェル」の更に劣化コピーと感じられるのではないだろうか。
ちゅかデヴォン青木をはじめとした出演者はDOAのキャラクターがもはや立派なカキタレ扱いになってるということを知ってるのだろうか？
こんなのとか↓
http://list4.auctions.yahoo.co.jp/jp/2084063700-category-leaf.html
そのあたりが心配っちゃー心配である。
彼女と一緒に観にいくのではなく、ヤローみんなで酒でも飲みながら「ホリー・ヴァランス！エロすぎ！！」とか「デヴォン青木のしゃくれがたまらん！！」と馬鹿笑いして観る映画であろう。
俺はけっこう好き。(笑)
59点
