「NHKスペシャル 地球大進化 46億年・人類への旅」を通しで鑑賞。

星の話や理科的なことは好きだったが恥ずかしながら知らなかったことが多数あった。
隕石衝突により海洋蒸発や凍結化、地球内部からの地殻変動などの原因で栄えては滅びた生物の歴史は圧巻の一言。
仮説が多いのと山崎努のパートがウザいのが難点だが、”人類誕生の理由”を勉強するには格好の教材となるだろう。

興味深かったのは、人類の祖先は生き延びる為に戦うのではなく、逃げることを選んできたという仮説である。
魚類から手足が生えたのも、陸に上がってこれたのも、人間らしい両眼が前を向いた顔になったのも、皆当時繁栄を極めていた種族から逃げ新天地で生活するために進化したというのだ。
「本能」の名の下にともすれば肯定しがちな衝突や攻撃だが、我々のご先祖様は存亡をかけた争いをしてなかったという説が正しいとすれば、暴力はやっぱいかんよ、ということになる。

反面、他の種類の生物は滅びるときは簡単に滅びてるワケで、「地球が痛がってるよ!」という類のピースボート的なエコやナルもなんだかなぁと感じてるのだけどね。
 
 
とにかくオススメです。
DVDレンタルしてるかわからんが、あったらお盆の暇なときにでも観ていただきたい。
お子さんの自由研究の資料にもぴったり。

って俺はnhkの回し者か。

映画じゃないけど90点。

お気に入り日記の更新

最新のコメント

この日記について

日記内を検索