どっちづかずのミステリーというもの
2008年9月14日 映画
ひなちゃん、おあずけ中の図
「チームバチスタの栄光」観賞
東城大学病院の外科医、桐生を中心としたバチスタ手術専門の“チーム・バチスタ”が連続して手術失敗した。病院は原因を究明するため心療内科医の田口に内部調査を命じるのだったが.....
大概の日本人は「ブラックジャック」と「白い巨塔」という二大医療娯楽作品の洗礼を受けているので真っ向勝負は分が悪い。
ちゅーことでちょっと外して軽薄な演出をしてみるってーのはまぁわからんでもない。しかし軽すぎるといくら竹内結子が看板を背負ってるとはいえ、土曜ワイド劇場並みに落ちぶれてしまうってことを製作サイドは気付かなければいけなかった。
最大の誤算は相手役に阿部寛を起用したところだろう。もうDVDのパッケージから「トリック」で、映画自体でも白鳥(阿部ちゃん)の意味のない特殊能力(ソフトボールのシーン)があったりとなんとなく「トリック」っぽい。それでいて”いかにトリックに似せないで作るか?”という点に腐心してる点にちぐはぐさを感じた。
加えてエンディングの曖昧な演出もこの映画をサスペンスにしたいのかミステリーにしたいのかヒューマンドラマにしたいのかわからず途中で切れたうんこのような印象しか残らなかった。
手術シーンは迫力あっただけに惜しかった。まぁキャストのキャラクターだけで作った作品ですな。
44点
「チームバチスタの栄光」観賞
東城大学病院の外科医、桐生を中心としたバチスタ手術専門の“チーム・バチスタ”が連続して手術失敗した。病院は原因を究明するため心療内科医の田口に内部調査を命じるのだったが.....
大概の日本人は「ブラックジャック」と「白い巨塔」という二大医療娯楽作品の洗礼を受けているので真っ向勝負は分が悪い。
ちゅーことでちょっと外して軽薄な演出をしてみるってーのはまぁわからんでもない。しかし軽すぎるといくら竹内結子が看板を背負ってるとはいえ、土曜ワイド劇場並みに落ちぶれてしまうってことを製作サイドは気付かなければいけなかった。
最大の誤算は相手役に阿部寛を起用したところだろう。もうDVDのパッケージから「トリック」で、映画自体でも白鳥(阿部ちゃん)の意味のない特殊能力(ソフトボールのシーン)があったりとなんとなく「トリック」っぽい。それでいて”いかにトリックに似せないで作るか?”という点に腐心してる点にちぐはぐさを感じた。
加えてエンディングの曖昧な演出もこの映画をサスペンスにしたいのかミステリーにしたいのかヒューマンドラマにしたいのかわからず途中で切れたうんこのような印象しか残らなかった。
手術シーンは迫力あっただけに惜しかった。まぁキャストのキャラクターだけで作った作品ですな。
44点