久々の一句というもの
旅立ちの貴女に贈ります

北地から
 あばよとピース 四月尽
 
 
 
 
 
 

また遊びにきてください。
「バベル」鑑賞
モロッコに住む家族のもとにライフルがきた。大切なヤギをジャッカルから守るためだ。ある日、そのうちの子ども達が誤って撃った弾が女性に命中する.....

うーむ....
モロッコ・メキシコ・日本・アメリカの家族を通したグローバルな物語ってのはわかる。
監督のアレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥさんはアレだ、ライク・ア・ローリングストーンなひとつの事件を例にコミュニケーション断絶や解ってあげられない不幸を言いたいのかもしれんが、ステロタイプなトーキョーの描写や障害者・モロッコ人の親子のキャラ造詣をみてると「貴様が一番他者と線引きしてんじゃねぇか?」とうがった見方をしてしまう。

ブラピ演じるアメリカ人夫婦とモロッコ人親子の繋がりは百歩譲って、まぁわかる。あり得ない落とし前のつけ方は目をつぶって、だけど。
でもそれ以外のシークエンスは不必要だろう。なぜ日本?なぜろうあ?なぜセックス&ドラッグ?意味のない無自覚な日本叩き(だよね?絶対)に「パールハーバー」で感じたのと同じ違和感があった。

風呂敷を広げるだけ広げておいて、結局は自分の周りの人の幸せが大事でその他には見て見ぬフリするのってどーよ?
青臭くてもウソっぽくても、もう少し夢のある答えが欲しかったと思った。

30点
似非バルキリーというもの
好きだったなぁ、モスピーダ。

マクロスのパクリだったけど。(笑)
 
 
 
 
実家に帰ったとき押し入れにあったのを発見。
可変のレギオン、懐かしい〜〜〜

Yahoo!でチェックしたら20000円の値付けだった( ̄□ ̄;)!!
打ち切り作品で人気ないと思ってたんだがコアなマニアがいるのね。
久々出品というもの
久々に展示販売会に出展。
最近暑いからビールの消費が早いというワケで小遣い稼ぎである。

20点ほど出品して9つ売れたからショバ代さっ引いて12000円の儲け也。粘土代金のにはなるものの豪遊というワケにもいかない。せめてこのお椀が売れてくれてたらなぁ....
5000円の値付けだったのに。(笑)
先日、地元のホテルでPTAの歓送迎会があった。
隣も偶然歓送迎会、市立の養護学校だった。

その学校には近所のお母さんがお勤めになってるので捜して軽く挨拶、既に酔っ払って陽気...ってこの人教職員だろ?大丈夫なのか??
と思ってるとある御仁を紹介される。
この方は障害児支援団体の理事長をされてる方で、ご自身のご子息も知的障害者だったことから知的障害者の働く場所を作り出そうと、パン工房を作った凄い人だ。

今年4月の障害者自立支援法制定によって国からの補助は圧倒的に減らされることになった。既存の公的作業所は定員オーバーで新規施設の建設は見込めないとなると養護学校を卒業しても行き場所のない子どもたちも多い。
そんな子たちの為に数店舗展開し、障害者について一層広く社会認知を図り、さらには障害者自身にも高い能力を身につけてもらって一般就労してもらうのが目的なのだそうだ。

まぁこういう方はそのような世話をするのが根っから好きなのだろうし、ご子息に関係ある事例になるだろうがそういうのをさっ引いても中々できることではなかろう。
たまに元気が取り柄の人の話をただ聞くってのもいいもんである。初対面の俺に熱く語るその姿を見て俺も少しだけ力をもらった。
がんばらんとなぁ(--)(__)
「劇場版トリック2」鑑賞

上田教授の元に青沼と名乗る青年が女性を助けて欲しいとやってくる。聞けば筐神島(はこがみじま)に監禁されてるらしい。上田教授はいつものごとく山田を巻き込んで筐神島に向かうのだった.....
 
 

TSUTAYA100均デーだったので借りてみたが、ここまで悪ふざけがすぎると全然面白くない。いや、テレビのスペシャル版とか深夜枠でやってたなら笑ってただろうが、人様からお金をもらってお見せするシロモノではないだろう?これ。

キャスティングはよかった。ユートピアのネタが随所にみられたのと、バカっぽい堀北真希とサスペンスの女王片平なぎさの”女優”対決はうん、さすがと感じた。
あと、固有名詞がイチイチ金田一シリーズからのパクリってのもニヤリとさせられたんだが、結局そんな小ネタに終始する始末。
ストーリーはテレビ版にすら達してないグズグズなものだった。

「トリック」っつーのは最後の最後でちょこっとシリアスなシーンを混ぜてキュンとさせるってのが常とうじゃないのか?なんなんだ、あの途中でウンコが切れたようなエピローグは。
俺が監督なら最後の一分使ってこのシークエンスを折り込む。

今日も筐神島の箱に向かって祈る住民
 ↓
扉をあけるとそこに美沙子が
 ↓
「....戻って、来ました」とはにかんで
 ↓
「よろしく   ねっ!」 と島民がポーズ
 ↓
エンディング
 
 
誰がどう考えてもこれだろう?堤監督

29点
「スパイダーマン・青春白書」鑑賞
 
 
 
.....そんな感じの”3”鑑賞。

今日もニューヨークを守るスパイダーマンは市民の憧れ。ピーターとしてもMJとラブラブな日々を過ごしていた。ついでにハリーが記憶喪失になってくれたおかげで過去の忌まわしい記憶もなくなりまさしく順風満帆だったのだが.....
 
 

やりおった、サム・ライミ。
「死霊のはらわた」三部作の彼がどうして「スパイダーマン」というメジャー作品に固執したのか?どうしてキルステンがMJ役だったのか?
その疑問に答えを用意してくれた彼に拍手をおくりたい。

「ダヴィンチ・コード」と同じような軽薄でえげつなく下品なソニーピクチャーズの番宣だけを観てると、小中学生はいざ知らず、大の大人はこれが少年ジャンプ的な娯楽作品だと思うだろう。事実、ストーリーの上っ面だけを追ってみればサンドマンや偽スパイダーマン出現、そして因縁のハリーとの戦いと和解なんぞは小学生もアツくなれる車田正美もビックリのご都合主義的展開だ。
また中盤までのヌルいロマンスはビバリーヒルズ青春白書ばりで鼻白むほど。

しかしその裏にある今作の大きなテーマ
「赦し」
を中心に考えると前2作を含めた「スパイダーマン」シリーズの壮大なメッセージが読み取れるのである。

それは定石から外れたところにあるマイノリティへの愛なのだ。
はっきりいってピーターはのび太である。オタクで弱くてお調子もん。「3」は敵役のハリーのほうがよっぽどかっちょよく描かれてる。ピーターはプロポーズするつもりがMJの前で他の女とチューしてみたり、あれだけ痛い目にあっていながら同じようなヘマを繰り返したり、ダークサイドに堕ちたときのファッション&ダンスセンスがダサいことこの上ない。こんなヘタレなヒーローはいやしない。
しかし実はそれはライミの、そして我々にもある負の部分なのだ。だから彼は以前にも増してヘタレで懲りないピーターを描くし、我々はピーターが何度失敗してもまた応援してしまうのだな。

ピーター、ハリー、サンドマン、偽スパイダーマン...4者4様の「そうなってしまったワケ」を考えながら観るとちょっと深いかもしれん。
まぁ面白かった。

75点

あ、そうそう、どうしてキルステンがMJ役だったのか?ですが、前述の通り”定石から外れたところにある”のがサム・ライミだから、です。(笑)

スパイダーマン2↓
http://diarynote.jp/d/38325/20040707
新アイテムというもの
買っちゃった〜〜〜〜
X01ーーーー

ウインドウズなんか全然わからんのにモバイルPCなんかわかるわけねぇ!(笑)

今日一日シコシコとメール設定と無線LAN設定してたが全然あきません。(ーー;)

ついでに携帯メールのやり方もなんか出来なくなってるし...
高血圧というもの
先般受けた健康診断で血圧が高めで要再検査となる。
肝臓の値も悪い。やっぱ毎晩の晩酌が原因だろうなぁ...(^_^;)

ということで休肝日を週2日と血圧を下げるため発芽玄米などのGABA食品を意識的に取ることにする。

てなことを家で話してると嫁が
「そういえばお茶もあるよね、ギャバ茶」
 
 
 
 
Σ(;´△`) そりゃグァバ茶だろーがよ。(笑)
まずこちらをご覧いただきたい。

http://diarynote.jp/d/38325/20030819.html

2003年に書いた日記なのだが、これを踏まえてこちらのHPを見ると

http://www.yamamotomimikaki.com/

やられた!!!!
しかもえらい人気店らしい。

くっそーーーー勝手にアイディア使いおって。
せめて挨拶にこいっ(笑)

お店を純和風にして浴衣着用ってのは良いな。俺が考えたラウンジ調より敷居も低いし安心感がある。
しかしここのHPを見ると1時間4500円、俺の見立てではフリードリンク付きで5000円とけっこうイイ線いってる値付けだ。
俺、風俗店営業できるんじゃないだろーか?( ̄ー ̄)
続・新アイテムというもの
調子に乗ってアルミケースまで買ってしまう。
ついでにPCとの同期を完全にするためにOSも発注(笑)。

これで夢のモバイル生活がはじまるワケだが、イマイチ使い方がわからん。x01用のwiki を見ても知識がないからか書いてあることの半分も理解できん。(ーー;)....

「へぇ、スキンてアピアランスのことね」
てレベル。

道は長い.....
泣きだけの戦争映画というもの
「俺は、君のためにこそ死ににいく」鑑賞

時は太平洋戦争末期、壊滅的状況の日本軍は、特別攻撃隊という外道作戦を決断する。その基地鹿児島県の知閲飛行場から多くの若者が特攻隊員として飛び立っていくことになるのだが、それを見守る食堂屋のトメの姿があった....

うーん....(ーー;)...
「男たちの大和」では思いもよらず感動しちまった俺だが、これはなんかちょっと「アレ?」という感じだった。
都知事石原慎太郎氏が製作総指揮と脚本を手掛けた本作だが、まず思った程国粋的ではないところに肩透かしを食らう。いや、それは悪くはないんだけど、そのくせ妙に「靖国」を連発するところと合わせて見てみると、腹黒いオヤジがおべっかを使って人心掌握しようとしてる風に見えて尻の座りが悪い。

俳優陣もそうだ。ダイブクボヅカは上手かったが主役の徳重聡くん筒井道隆くんあたりはもうほんと、ヘタクソ(笑)。多分脚本のせいもあるんだろうが、いやに説明調な台詞まわしなのだ。小説じゃないんだから言葉にすると白けるってのがなんでわからんのか?本人も映画作ってるのに。
しかしそんなグズグズを独りで支えたのが岸恵子さんだ。
齢七十五、いまだ色気は衰えず。すげぇおかあさんである。
伊武雅刀、勝野洋、遠藤憲一、石橋蓮治や寺田実という実力派映画俳優が揃ってるのは慎太郎さんの力であろう。となると脚本がダメダメでもキャスティングも含めて彼無しには作りえなかった作品であると考える。

とはいうものの、「硫黄島からの手紙」という満点のカタルシス作品がある以上、”泣かせ”の演出以外差別化をはかれないっちゅーのは、NOと言える大人の日本人として恥ずかしいとは思うんだがなぁ、どうだろうか?

55点
朝起きて仕事いきしな携帯をチェックすると「おめでとう!」メールが一通。
 
Σヽ(゜Д゜; ) あ、今日誕生日だった。
家族の誰もゆってくれないんだものなぁ(ーー;)。

 
不惑の大台まであと一年、惑わされて迷っていいのは今年だけっつーことで多いに揺れていきたいと思う。(え)
自分への誕生日プレゼントというわけではないが、ニューマシン....といってもマイナーチェンジ版のPCが格安に手に入れた。昨日半日でOSのアップデートとともに環境を引っ越しした。
ファイヤーワイヤーから高速でデータの移転ができるので一昔前からみたら随分と楽な作業だ。

と思ってたらATOKが反応しない。
このOSではサポートされてない模様。
しょうがないのでことえりを使うがこれが相変わらずのバカっぷりで使えない。

お小遣いもないしなぁ....
どうしよう?
「パッチギ! LOVE&PEACE」鑑賞

あれから6年後、父親になったアンソンは息子チャンスの病気を治すため東京で暮らしていた。そんな中、駅のホームでけんかの仲裁にはいってくれた佐藤と仲良くなる。一方妹のキョンジャはチャンスの為に芸能界入りを決意し、家族一丸となって苦難を乗り越えるのだがチャンスの病状は悪くなる一方なのだった....

 
「僕は。きみのためにこそ...」を辛辣にこき下ろした井筒監督の最新作。なるほど、ポーズでもそういうスタンスに立たないと駄目だろうなぁ、こういう映画を作ったのなら。

まず最初に驚いたのが監督の思想が隠すことなくそのまま表に出てる点だ。石原さんですらオブラートに包んだシナリオ(にじみ出るイデオロギーは明らかだが(笑))だったのと対照的である。
まぁ前作の成功のおかげである程度好き勝手作らせてもらったのだろうけど、イデオロギー関係なくても熱い人間にこんなど真ん中ストライクなネタで映画作らせたらそりゃ全編無駄に熱くもなるだろう。観ててとっても疲れた。

疲れた理由は他にもある。エピソードのつなぎが悪く。遊びがないので緊張を強いるのだ。
前作はノンポリ日本人を主人公にしたので薄められていたが、今回は在日朝鮮人主役だ。こんな映画を井筒が作るとなるとしょーがないのかもしれんが、やはり「先の大戦の日本の責任」を突きつけ続ける姿勢は観客を自虐的思考に追いつめて複雑な気持ちになることだろう。

とはいうものの、昨今の右傾化路線に反発する井筒の姿勢はそれはそれで評価に値するし、この映画を「フラガール」並みに公開したシネカノンの火病的精神構造(←褒めてます)にも喝采をおくりたい。

個人的には「僕は...」よりも面白かった。

60点
2は俺のラッキーナンバー。

トップじゃないから目立たないけど実力は伯仲してるよ。
てな無責任且つ鼻っ柱の強い意識を持ってたりするんだが今日は22日、ラッキーナンバーが二つも続くってんで倍に良いことが起きそうな予感。

と、うきうきで仕事場に向かうと....
 
 
 
「すんません、支払いを」
 
 
 
と、のばしてたLPガスの支払いの催促が。
合計12000円也。

ガソリンも灯油もガスも高い。
石油メジャーの息がかかってない電気に俺も日和ろうかなぁと考える昨今である。

あー、エロいことしたいなぁ(笑)
リセットというもの
先般よりご連絡の通り、携帯をかえたわたくしですが、早速ぶっ壊れました(泣)

タッチパネルが全然反応しなくなったのだ。
泣く泣くハードリセットをかけるも改善せず。
ショップに持ち込むも複雑なスマートフォンのためか店員のおね−ちゃんでは埒があかず電話でわかる人に聞きながらのリカバリー。
でも結局ハード的な問題ということで病院おくりになっちゃった。

機械ものには比較的当たりの良い俺なのになぁ.....
 
 
 
ということでメモリが空っぽです。
ここをご覧の方々でメアド交換してる人、電話した人、これからお友達になりたい人、イタメしようとしてる人、よろしければご連絡ください。
携帯はまだかえってきてないのでタイトル下のhamaotome宛によろしくです。
高血圧というもの
ぬぉ〜〜〜〜〜〜忙しい!!!!

GW終わったらボーナス時期までは暇だってのが通例なのに、なんかチョーバタバタしてるんですけど。

まぁ嬉しい悲鳴なんだけど、あまりに忙しすぎて社内の人間関係がギスギスしております(ーー;)。こんなときは部下と一緒にパーッと飲み屋で憂さ晴らししたいところだが、薄給&設備投資で首がまわらず。役員報酬ってのはアレだな、儲かってない会社にとってはキツいものがあるな。

あと少し、ここを乗り切れば楽になれる!と信じて日々過ごしております。神経使いすぎて血圧が170/110になっちゃった。入院するか投薬か?とにかく再検査だって。(笑)
世の中小経営者の方々はこんな気持ちで仕事してるのか。タフだなぁ.....
携帯ようやく復帰。
pcとのsyncも成功。パソコンと同期するために払った代償は高いがこれで晴れてモバイラーの仲間入りとなる。

例の血圧の再検査。
当日はちょっと下がって145/110、下が高いながらも前より悪くなくてちょっと安心。眼底検査も出血なくホッとする。
問診の際、毎日の酒量を聞かれて「焼酎2合です」と答えると「日本酒じゃなくて?」と驚かれる。先生の顔には「そりゃ肝臓も悪くなるわ」と書いてあるのがはっきり見えた。安静採血の結果と朝晩の血圧結果を踏まえて今後の治療方針を決めることになる。

もらった血圧ノートには「高血圧はサイレントキラーと呼ばれ危険です!」とか「降圧剤を飲んでても安心はできません!」とか「朝の血圧が高い人は要注意!」とか散々ビビらせておいて「でも気にしすぎるのもよくありませんのんびりいきましょう」とか書いてあるのが腹立つ。なめとんのか。
 

とはいうものの、付き合い酒はやめられず(笑)
でも、生3杯のみで済ませたので我ながら偉いと自画自賛な夜だった。
日本には世界に名だたるとてつもないアニメスタジオが3つある。

「クレヨンしんちゃん」から「天才てれびくん」、ダウンタウンのTBSバラエティ「リンカーン」オープニング映像まで、躍動感ある尖った作品を作らせたら右にでるものはいないクリエイター集団「スタジオ4℃」。
かたや虫プロ→東京ムービー時代からの確かな技術と日テレ電通という強力なバックアップをもち、「カードキャプターさくら」や「千年女優」「時をかける少女」など良質な作品を大量生産する横綱「マッドハウス」。
タツノコからの流れで娯楽作品を多く生む中で押井守というカリスマとタッグを組み「イノセンス」「パトレイバー」といった秀作を世に出した「プロダクションIG」

この3社である。ジブリ?なにそれ??

まぁアニメ制作なんてのは分業・共製入り乱れる複雑な世界なんでこの3社もどこかで繋がってたりするのだが、(「アニマトリックス」は4℃とマッドハウスが制作に名を連ねるしI.Gと4℃はシンエイ動画で繋がりがある)とにかくこと映像の作品性でいえばこの3社が日本を、いやさ、世界を代表するアニメーション・プロデュース・カンパニーであることは疑いようがないだろう。

そういうことを踏まえてマッドハウス作「パプリカ」を鑑賞する

サイコ・セラピスト千葉敦子は未承認の医療器具「DCミニ」を使い相手の夢に入り込みセラピーを行っていた。ところがある日、DCミニが盗難にあってしまう。そしてその装置を使い、人を狂わせる事件が続発するのだった.....

まずさすが大御所、全てのカットにおいて手を抜かない仕事は素晴らしいの一言。昨今はCGモロバレのカットとか多いんだけどこれは古き良きセル画調のニュアンスをきちんと残している。
筒井康隆御大の原作からエロと抗争を排除したのはR指定されるのがイヤだったのと尺の問題からだろうが、故にとってもオリジナリティのある作品に仕上がっていて俺的には及第点はクリアしてると思う。

過去名作のオマージュといったてんこ盛り遊びシーンはまぁ許すがシナリオ的には”ありがち”の域を出てないのが惜しいところか。
とはいうものの、21世紀のアニメーションとしてはやはり出色だろう。

”夢”を題材にしたアニメ映画といえば「うる星やつら/ビューティフルドリーマー」そして「マインド・ゲーム」が有名どことしてあげられるだろう。
それぞれキティフィルム(押井)、4℃制作であり、今回の「パプリカ」とあわせて三雄の夢モノそろい踏みで観ると

うる星>マインド>パプリカ

という結果なんだけどね。(笑)

60点

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