「特ダネ!」でナカミーが未だに小倉さんに慣れないところを見て早く佐々木さん帰ってこないかなぁと思ってるハマです。

その中で昨年起こった土浦連続殺傷事件の金川真大のその後を放送してたんだが、反省の色無し3人目の殺人予告等々、もうヤンなっちゃうくらいの非道ぶりでもう死刑もしょうがないかなぁという気にさせられたんだが、それよか気になったのが「どうしてこうなっちゃったのか?」という点である。
親のせいにする人もいるだろう。社会のせいにする学者さんもいるだろう。でもどちらのせいでもないし、反面どちらも悪いといえるのではないか?とも思う。

多くの子供に言えることだが子供が自立するために必要不可欠なものは親の(特に母親の)愛情だと言われる。か弱い子供が逃げ込める場所、無条件で「大丈夫だよ」といってもらえる人、それが母親というわけだ。そんな母親が自分のことで精一杯で子供を顧みなかったらどうなるか?子供にとっては死活問題で、子供は母親に安全地帯になってもらう為、常に「良い子・大人しく手が掛からない子」を演じていくようになる。
ついでに父親との関係も傾向に拍車をかける場合がある。父親が厳しいこと自体悪いことはないがあくまで母親(=安全地帯)があってのこと。母親という逃げ道がない子供に叱ってしまったら家の中で伸び伸びすることができず殻をつくってしまう。幼少期の殻を成人になってから破ろうとしてもとてもやっかいであるのでできるだけ殻をつくらない育て方をせねばならない。その為には夫婦で話し合うこと、母性を中心としたしつけをすることが大事なんである。
簡単に言うと素直な子に育てるってことだな。
ちなみに昔は父親・母親がダメでも地域のコミュニティが寛容だったので社会が子育てをしてくれたから家族のしつけ自体の比重は軽かった。それを誤解して「今の親は何考えてるんだ!」とボケたコメントをしてる奴がいるが、そんな現状認識の甘い奴は今子育てすると絶対失敗するだろう。逆に社会のせいにする奴も子育ての気概と責任の無さの点において前者となんら変わりない。
今の社会を見据えつつ夫婦を中心に(片親の場合は母性を忘れず)全力で子供に安心させる育て方をするってーのが今の子育ての正解だと思う。

さて、金川くんはその後、友達を作ることができずやがて登校拒否になる。大人しく手の掛からなかった子供が急にグレはじめたのだ。親は焦っただろう。
大きな原因は幼少時代での親との関係性の脆弱さである。受け入れてももらえず安全地帯でもない母親に相談なんかできっこないのだ。きっと金川くんは助けてとサインを出していたはずだ。でも今まで順調に文句も言わず育ってきたと思ってる親にとってそのサインは甘えにしか見えず逆に突き放すように叱ったのではないか?「なんでできないの?」と。
もう一つの要因は自分で作った殻の存在だ。この殻のせいで本心を打ち明けられず、相手の気持ちを受け止められなくなった。つまり人間関係を築くことが困難になったのだ。
押しつける親と気持ちの受け止め合いができない社会が金川くんを追いつめたと思われる。
そして登校拒否という形になって表れる。
その行為自体は自己防衛の表れだったが、両親はこのときも「こんなはずでは...いつかはわかるときがくる...」と思っていたのかもしれない。
とにかく具体的な対処をしたとは犯行後のコメントを見ても書いてないので憶測でしかないが、「過剰な干渉」若しくは「無関心」な対応をした可能性が高い。そしてその対応は金川くんに更なる殻を被せることになる。殻がないと無理解な社会を渡り歩けないからだ。その殻は自己と社会の決定的な乖離を生む。そんな中で更なる両親の介入が金川くん自身の自己破壊に繋がる。多くの人は自ら命を絶つことで終結させるのだが、金川くんの場合は怒りの矛先を間違え外に向いたためこのような悲劇になったと考える。

随分と長々と書いたが、言いたかったのは両親さえ気付いていたら、或いは社会が彼を受け入れていたら、いつ何時からでもなんとかなった。彼を殺人者にすることも多くの人が死ぬこともなかったということ。
幼少のとき、中学生のとき、高校生のとき、引きこもりになったとき、いつからでもやり直しができたのだ。
その為に社会を変えることは中々できないが、親は変わることが出来る。子供と一緒にやり直せば良いのだ。0歳からやり直してどこで間違っていたのか?自分の息子の心を知り赦し、受け入れてあげることで子供は変わるはずである。一人や夫婦で難しかったら専門の施設や機関もある。子供の年齢が高くなると殻も大きくなるからできるだけ早い行動が大切だ。そういう点では自閉症などの障害児の両親は目に見える分だけ早い段階で克服してる人が多い。幸せな話である。
誤解を恐れず書くと、金川くんは今からでもやり直すことはできるのだ。たとえ死刑になるとわかったとしても、その間に親子として関係を再構築することが人として生きた意義であるし、そうすることこそ金川くんの親の役目だと思うんだが、未だにマスコミから避けてる両親を見てると両親はまだどうしてこうなったか気付いてない可能性がある。それがこの事件のもう一つの悲劇だ。
だから難しいけど本当は社会を変えていくことで、重症になるまえに親を気付かせないといけないのだな。こういう事件を起こす前にどうしないといけないのか?と。
元気に見えたのに.......(ノ_・。)

寛平ちゃんも泣いてるだろうなぁ.....
一夜経ってというもの
しかし.....大泉洋の結婚発表の日に逝くとは。
もう「アンダルシアの夏」観られないじゃんか。

苦しかったっすか?
無念っすか?

「まぁしょーがねーよ」と一服しながら笑っててくれたならちょっとホッとします。

カントリーフォークソングのスタンダード「500マイル」のカバー
http://www.youtube.com/watch?v=YpsMmdK-k6E

切なくて良い。

合唱
「グラン・トリノ」

今や東洋人のみが住むスラムに独り寂しく住む偏屈者で人種差別者の老人ウォルト・コワルスキーは隣に越してきたモン族の家族を当然のように煙たく思っていた。ある日その長男が自分の愛車「グラン・トリノ」を盗みに来るのだった....
 
 

俳優、そして監督として暮らしてきたクリント・イーストウッドの集大成。いや、朝鮮戦争を経験し、その後色々な体験を積んで生きてきた人間イーストウッド翁の遺言のような映画であった。

観ながら考えていた。
俺らはこういうジジイが嫌いだったから、押しつけられたくなかったから、もっと自由に生きたかったから、現在のような社会を望んだんじゃなかったのか?
それがどうしてこんなどんよりとした世界になっちまったのか?と。

その答えを彼は持っていたのだ。

強かったアメリカ、悪を問答無用の暴力でなぎ倒してきた「ダーティー・ハリー」、「許されざる者」からスタートし、「マディソン郡の橋」「スペースカウボーイ」で老いの色気を開花させ、「ミスティック・リバー」「ミリオンダラー・ベイビー」で”責任と赦し”問いただし、「硫黄島からの手紙」「父親たちの星条旗」「チェンジリング」で人種と国家についてのテーゼを示したイーストウッドは(おそらく)最後の主演映画で世界中の友人に語るのだ。厳しく汚い言葉で「強くなれ、ビビるんじゃない」と。

継承するのは血でも車でも技術でもない。
心意気とダンディズムだと彼は教えてくれる。

エピローグでタオがグラントリノ譲り受け、海沿いをドライブするシーンで笑いながら泣いた。
男の子の映画である。「チェンジリング」よか数倍良い。最高。

いやーーーーイーストウッドさん、次回作期待してます。

久々のオーバー90の94点
ちょっと時間が出来たのでライブラリを整理してたら出てきた一本。
VHS版でノイズも酷かったが久々に観たら見入ってしまった。

まずキャストがすごい。仲代達矢、あおい輝彦、三船敏郎、丹波哲郎に森繁久彌といやぁ当時の主役級男優オールキャストだ。
そしてバカバカと死んでく兵士をとても冷徹に描いてるあたり司馬遼太郎の「坂の上の雲」にシンパシーを感じた作品なんだろうが、なぜ203高地で多くの犠牲が出てしまったのか?という点においてはまず史実通りといっていいと思う。

今、こんな映画は作れないだろうなぁ.......
セグラ・ヴューダスセミセコ

ワインを料理と共に楽しむという風習がない俺なんで、ダイレクトで酒の味だけで評価。
結婚式の披露宴かクリスマス会くらいしか飲まないスパークリングワインは甘ったるいか酸っぱいかでコップ一杯でもう飽きてたけどこれは味があって旨かった。

ちょいと甘めだなぁと思ってたらこれの辛口もある模様。独りで一本空けちゃった。

テスト

2009年5月8日
テスト
携帯より
お赤飯というもの
ひなちゃん女の子になりました。多い日も安心できるように娘の履き古しのパンツに穴あけて履かせてみた。いやがらないのでしばらくはこれで(笑)

「GOEMON」観賞

あらすじ割愛



というか”筋”というもんは無く、ただただ前作「キャシャーン」の焼き直し的プロモーション映像でしかなかった。
金で集めたそれなりのキャストを使い捨てては引っ張り出しの繰り返しと1カット1カットの見栄えの良さは確かにあるものの、「キャシャーン」も「スピード・レーサー」ですらちっとも琴線に触れなかった俺にとってただただ退屈な映画でしかなかった。

あれですかね?最近はやりの”歴女”狙いっちゅーやつですか?
だったら惜しい。ジャニーズ集めて作らないと売れないっすよ?>紀里谷さん

「キャシャーン」のレビューを調べたら今作とまんま同じ感想でちょっと笑った。
http://hamaotome.diarynote.jp/?day=20040501 参照


22点

ゲットした人にはご褒美を。
お散歩というもの
近所の大きな公園にいく 怪我して以来いってなかったのだが2時間くらい歩けたので一安心 画像はひなとツツジ
http://notglowuponlylove.blog89.fc2.com/blog-entry-100.html

とある御仁のブログである。
優しく強くならねばと強く思った。
「フィラデルフィア」観賞

有能な上級弁護士アンディは自らに巣くうHIVをひた隠し仕事をしていた。やがてそれは事務所にバレることとなり彼は解雇される。不当だと訴えるアンディはかつて仕事で争ったミラーに訴訟をお願いするのだった.....


主演はデンゼル・ワシントンとトム・ハンクス。トムの彼氏にアントニオ・バンデラスというまさしく盤石な布陣。トムはこの作品で主演男優賞をとったがまぁ順当だといっていいだろう。
内容はエイズとゲイに対する不当な差別と偏見を取り扱っている。たしかに20年前のHIV患者こんな扱いをされていた。今もきっとあるだろうが隔世の感がある。

物語は数多ある法廷モノの域を超えてないものの、不当解雇について争う体でありつつもゲイに偏見のあるデンゼル・ワシントンがトム・ハンクスと信頼関係を築いていく過程と世間の反応から、観ている側に実は己の中にあった差別意識を気付かせるというひねりのおかげでとても奥行きがある映画となっている点がグッド。

久々に観たけど今観てもすばらしい。
トム・ハンクスはあれだな、これとフォレスト・ガンプの頃が一番よかったな。

71点
本年度最高作品更新というもの
「チェイサー」観賞

デリヘルのコンパニオン失踪事件が続く韓国、元刑事ジュンホの店も例外ではなかった。事件を調べていくうち失踪デリヘル嬢の最後にとった客が同一人物であることが判明。刹那、その客にミジンを送り出したことに気づくジュンホはミジンの携帯を鳴らすのだが....
 


「チェイサー」という題名と犯人を追いかけるというストーリーから「24」「ラン・ローラ・ラン」系の追っかけっこを想像してたらえらい目にあった。
中盤の段階で事件の大まかな部分を晒しつつも一重二重に交錯するエピソードと、風俗に関しては基督教の国韓国において日本以上に差別があるのだろう良い人がひとりもいないと思えるほどあくの強い登場人物、そして韓国の闇とバイオレンスが画面から目を離させない。
冷静になって観ると犯人の処遇と警察の動きとか主人公の行動原理とか、疑問符のつく部分もあるにはあるんだが、そんなのも小さな問題と思ってしまうほどの圧倒的な説得力は、邦画の追随を許さない程である。

監督脚本は新鋭ナ・ホンジン。初監督でこれか。韓国映画の歴史に新たな1ページが刻まれたといっても過言ではない。深作欽二、北野武の継承者はここにいる。傑作。


82点


※韓国では暴力シーンが多いことからR-18指定のこの映画。日本でも映倫が18禁にする勧告をしてきたが、鮮血シーンの血の色を抑えることでノーカットでR-15にしたそうだ。偉いぞ!!クロックワークス!!!


よくテレビの料理番組で”胡椒少々”の時ペッパーミルを使ってるけど、粉の胡椒で充分じゃね?
と思ってた。

先日、間違って粒の方を買ってしまったのでしょーがないからミルを買って碾いてみたら。

ウマーーーーーー(゚∀゚)ーーーーーイ

なるほど、みんな碾くワケだ。
満でいうところの41になりました。

A型の性格上、二桁の上の方の素数はあんまり好きじゃないのでおめでた感ゼロ。
人志松本の○○な話でジュニアがこの映画のことをベタ褒めしてて、まっちゃんも「好き」っていってたけど、俺的にはどこがいいか正直ホントにわからない。
きっと、竜二へのカタルシスを感じる映画なのだとは思うのだけど、強くもなく人情に厚いわけでもなく、シニカルで感情の起伏が激しいただのチンピラに感情移入はひとつもできないのだな。「仁義なき戦い」はまだドラマティックだから観れるけど、この映画は淡々としすぎてる。

「漫画ゴラク」や「実話ナックル」あたりを愛読してる人に感じるのと同じような溝の深さをジュニアに感じた。
ちょっとショック(笑)。
効果的だということもわかるし、切羽詰まってるってーのもわかるが、マスクを求めて薬局前に300人が並んだとか、ヤフオクでマスク60枚4万オーバーの値付けってのは明らかに常軌を逸している。まぁ主導してるのはマスコミなんだけどね。
ちゅかシビリアンコントロールからはずれたマスコミってのは恐いなぁ、と、ちょっと思った。

こうなったらもう、一回感染した方が精神衛生的にもお財布的にも楽なんじゃないか?
買ったテレビの大きさによってエコポイントが増える

この政策作ったやつには「どーして無駄に大きななテレビを買った方がエコなんですか?」という小学生の質問に是非答えてもらいたい。
ついでに時代から逆行する医薬品のネット販売禁止を考えたやつの話も聞いてみたい。どんな毒まんじゅ食ったのか、それとも潔癖性のパラノイアなのか?

かようにちぐはぐな案件が上程され、サクッと衆議院通ってしまうのは官僚の力の強さと政治家のオツムの無さを同時に感じてしまう。
こんなので民意を反映、国民第一とどのクチがゆーか?という話なので、俺がひとつ最も効率的で効果的かつ最大公約数の国民が満足できる予算の組み方を教えてあげよう。
それは医療・教育・介護・子育て・農林・交通など項目に分けて国民が自分が使ってもらいたい部所にポイントを振り分けるという方式である。これを総計して割合に応じて予算を分け、官僚が政策を考えるのだ。
本予算をこうすると外交防衛などヤバいことになるかもしれないので(笑)とりあえず補正ならいけると思うのだがどうだろう?
省庁間の綱引きがなくなるだけでも経費削減になるんじゃね?

「ピッチブラック」観賞

ヴィン・ディーゼルの出世作「リディック」(*)の前譚的作品。ちゅか、ここでのディーゼルのインパクトが「リディック」の製作に繋がったといって良いだろう。

映画自体は「エイリアン」を模した低予算B級アクションホラーだが粒子の粗い画面作りと美術のデザインにセンスを感じることが出来るクールな映画になっている。
特に建造物とエイリアンはガウディ描いたような有機的(エイリアンは有機物だけど)デザインで秀逸、ここだけで評価する。
ストーリーはある星に不時着した宇宙船の乗客が、22年に一度だけ日が沈む星から脱出するという話。まぁこういう話は数多あるが登場人物がキャラ立ちしてるので大変面白く観ることができる。


B級アクション好きな人にはたまらんだろうなぁ。
俺ももちろん大好きです。


72点

(*)「リディック」が出世作というのはもの凄い金かけてプロモーションしたおかげで一般の人にも名前が知れたということです。映画的には「なんだかなーー」って感じでした(笑)

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