楽しいテレビドラマというもの
「容疑者木島丈一郎」テレビ鑑賞。

プロローグのトンネルシーン、「交渉人真下正義」で犯人が使ったカエル急便のデリバンを後ろからなめたところに木島のレガシーがフレームインしてくる一連のカットで俺はこの作品が好きになった。
使い古された技法だが古典ってーのはかっちょいいんだよな。
加えてこのデリバンだ。これって「真下」で犯人が使ったやつだよね?と思ってネットを調べたらやっぱりそうだ。ついでに「レインボーブリッジ」で岡村にかみつかれた女の子がハンバーガー屋でバイトしてたのも「あっ!」と思った。
この二つの他にネットを見ると色々仕掛けられてたのがわかる。

俺的には劇中木島にサイバラさん原作「ぼくんち」の名ぜりふ「幸せは温かいご飯の中にある」を口にさせてるところや、爆弾処理班班長に「1800円払った上によそ様の色恋みせられてもなぁ」ってところは笑った。映画じゃなくテレビ版だからこそ吐けるギリギリの台詞。本広克行、やるなぁ(笑)。

ただひとつ疑問、たびたび少年の口にしたチキンカツにはなんか意味があったのだろうか?これだけ細かいネタが仕込まれてるんだからチキンカツにも意味があると思うのだが、一連の踊るシリーズにそういうの出てきた記憶ないし、ネットで調べてもわからなかった。
だれか知ってる人います?

58点

....と、寺島進には一言も触れずに済ます。(笑)

お気に入り日記の更新

最新のコメント

この日記について

日記内を検索