判断不能女優というもの
2007年7月5日 映画 コメント (3)
俺は寺島しのぶを評価できないでいる。
決して美人ではないと思うのだが、むせるほどの色香を放つ仕草にハッとするときがあるし、サラブレッドでありながら大根女優だなぁと思ってたら神様が降りてきたような演技をする時がある。
すごいのかマグレなのか?
美人なのかブサイクなのか?
エロいのかそうじゃないのか?(笑)
とにかくポンと答えが出せない女優なのだ。
そういうのをミステリアスというのなら、そしてミステリアスが女優として魅力となるなら彼女はとっても女優さんということになるだろう。
で、そんな寺島しのぶ主演の「やわらかい生活」鑑賞
両親の死をきっかけにキャリアの道を棄て世捨て人となった優子のもとに従兄弟の祥一が訪ねてきた。聞けば競馬で擦って一文無しだという、しょうがないので部屋を貸すことになった優子だが.....
「沖で待つ」の絲山秋子デビュー作の映画化である。彼女の作風は小気味よい言葉遊びと女性特有のあるある的視点とオチの妙に特質があると思うがそれは映画になっても引き継がれてて、「バイブレーター」でタッグを組んだ廣木監督&寺島しのぶペアのカラーにとてもマッチしてると思う。
もっともマッチしてるからグッドというワケではなくって、映画の中から溢れ出るこの女性らしい”匂い”つーか”佇まい”に苛立つような感覚を覚えてしまう。an・anだかnon・noだかでたまに特集してる「セックスで美しくなる!」みたいな記事に感じる嫌悪感に似てるんだけど、それは多分、俺が生粋の男の子だからで理解しあえない男女差にあたるんだろうとも思うから敢えてどうこうは言いません。って書いてるけど。(笑)
まぁそういった意味で、テーマとしては到底受け入れられないところではあるものの、それでも完全に役にハマってる寺島しのぶを観て説得させられたりするのだ。
で、前述したようにまた疑問を持ってしまうのである。
こいつ、上手いのか?
それともこういう役だから自然に演技できてるのか?
と。
映画としては20点、プラス寺島しのぶに20点。
決して美人ではないと思うのだが、むせるほどの色香を放つ仕草にハッとするときがあるし、サラブレッドでありながら大根女優だなぁと思ってたら神様が降りてきたような演技をする時がある。
すごいのかマグレなのか?
美人なのかブサイクなのか?
エロいのかそうじゃないのか?(笑)
とにかくポンと答えが出せない女優なのだ。
そういうのをミステリアスというのなら、そしてミステリアスが女優として魅力となるなら彼女はとっても女優さんということになるだろう。
で、そんな寺島しのぶ主演の「やわらかい生活」鑑賞
両親の死をきっかけにキャリアの道を棄て世捨て人となった優子のもとに従兄弟の祥一が訪ねてきた。聞けば競馬で擦って一文無しだという、しょうがないので部屋を貸すことになった優子だが.....
「沖で待つ」の絲山秋子デビュー作の映画化である。彼女の作風は小気味よい言葉遊びと女性特有のあるある的視点とオチの妙に特質があると思うがそれは映画になっても引き継がれてて、「バイブレーター」でタッグを組んだ廣木監督&寺島しのぶペアのカラーにとてもマッチしてると思う。
もっともマッチしてるからグッドというワケではなくって、映画の中から溢れ出るこの女性らしい”匂い”つーか”佇まい”に苛立つような感覚を覚えてしまう。an・anだかnon・noだかでたまに特集してる「セックスで美しくなる!」みたいな記事に感じる嫌悪感に似てるんだけど、それは多分、俺が生粋の男の子だからで理解しあえない男女差にあたるんだろうとも思うから敢えてどうこうは言いません。って書いてるけど。(笑)
まぁそういった意味で、テーマとしては到底受け入れられないところではあるものの、それでも完全に役にハマってる寺島しのぶを観て説得させられたりするのだ。
で、前述したようにまた疑問を持ってしまうのである。
こいつ、上手いのか?
それともこういう役だから自然に演技できてるのか?
と。
映画としては20点、プラス寺島しのぶに20点。