映画の行方というもの
2008年2月28日 映画
本年度のアカデミー賞は下馬評通り「ノーカントリー」。
今年度もこいう傾向のが作品賞を獲ったか。
ちゅか、こういうマイナー作品が最右翼に上がってることがアカデミー賞がかわってきた証拠だろう。以前は著名な俳優・監督を招聘し金をかけてつくった(それでいて娯楽一辺倒ではない)作品が賞を獲ってきた。
大手配給会社が競って作ったパジェットムービーはもはやみる影もない現状や、ヨーロッパの名だたる賞がハリウッド作品にそっぽ向き始めた昨今、多少細かい作品に目を向けねばならんということはわかってはいるのだが一抹の寂しさは感じてしまう。
いや、俺はもとからオスカー作品なんてひとっつも面白くない!と意地張って公言してたし去年までは「ノーカントリー」のような作品こそ日が当たるべきだと思ってたけど、それは売れる作品しか観られない配給に対しての反発があったからで、これだけ低予算作品が売れ出すとメジャー会社が触手を伸ばしてカッパギにまわって結局マイナーが食えない現状はかわらないし、逆に「安い映画でも儲かる」って考えて派手な映画はなくなるし......
「ロード・オブ・ザ・リング」が賞を獲った2003年が頂点だったのかもしれない。
これから映画はつまらなくなるような気がする....
今年度もこいう傾向のが作品賞を獲ったか。
ちゅか、こういうマイナー作品が最右翼に上がってることがアカデミー賞がかわってきた証拠だろう。以前は著名な俳優・監督を招聘し金をかけてつくった(それでいて娯楽一辺倒ではない)作品が賞を獲ってきた。
大手配給会社が競って作ったパジェットムービーはもはやみる影もない現状や、ヨーロッパの名だたる賞がハリウッド作品にそっぽ向き始めた昨今、多少細かい作品に目を向けねばならんということはわかってはいるのだが一抹の寂しさは感じてしまう。
いや、俺はもとからオスカー作品なんてひとっつも面白くない!と意地張って公言してたし去年までは「ノーカントリー」のような作品こそ日が当たるべきだと思ってたけど、それは売れる作品しか観られない配給に対しての反発があったからで、これだけ低予算作品が売れ出すとメジャー会社が触手を伸ばしてカッパギにまわって結局マイナーが食えない現状はかわらないし、逆に「安い映画でも儲かる」って考えて派手な映画はなくなるし......
「ロード・オブ・ザ・リング」が賞を獲った2003年が頂点だったのかもしれない。
これから映画はつまらなくなるような気がする....