ご無沙汰です。

いやぁバタバタしてるとPCの電源入れてもなかなかダイアリーには手が回らん。
ルーチンワークから外れると途端にグズグズになってしまうクセは治らんものだなぁ....

友人数人と飲んでいるとみなし給与問題が話題にあがる。
公務員の官舎など明らかにおかしい例はさておいて中小企業の社長さんが乗るクラウンなどは社用車として経費扱い。従業員は安い給料で一生懸命働いてるのになんだえらそーに!....犯罪じゃないのか?!
というのがまぁ言い分のようだ。

ミートホープのバカ社長の件もあるのでたしかにやりすぎは良くないが、今時の零細企業で儲かって左うちわの会社なんてどれだけもないだろう。売上げ減と支出の増大でほとんどが資金繰りで苦しんでいるはずだ。そんな中。毎月遅れず従業員の給料を払い、且つ社会保険厚生年金も折半し、個人資産も全部抵当にいれて金を作り、時には自分の給料を未払い扱いにしてまで福利厚生費にまわしてる社長さんもたくさんいる。影で「この会社給料低いよなー!」と文句言われてるのを知ってても、だ。
そんな社長がたかが500万弱のクラウンに乗るくらい許してやってもいいじゃないか!
飲みに行くのも半分くらいは付き合いでしょうがなく行ってるのよ。銀行の新年会だの、法人会の会合だの、業界の会議だの別に楽しくもなんともないさ!少しでも繋がりを密にして仕事をもらおうと必死なのだな。

このあたりは労働者側か経営者側かで全く意見が分かれるところだろうしどっちが正しいって話でもない。
しかし、例えばクラウンを社用車ではなく個人の車として購入した場合、購入代金は社長の給与からの支払いになるので所得税がかかり、その分会社の資産が減るということはわかってないといけないだろう。自宅兼事務所として使ってる会社の電気代や、携帯電話代もそう(このあたりはスレスレですね(笑))。抵当にはいってればその自宅は会社が潰れると差し押さえされるリスクを天秤にかけると決してうまみがあるとは言い難いのではないだろうか。
「社長だから経費使い放題」って思ってるワケではなく、如何に支出を少なくするか?という気持ちの現れなのだな。

....と、いうことですよね!社長!!!(笑)
最近観て、ちょっとホッとしたショートムービー。

合田経郎率いるドワーフが製作したパペット・アニメーション。合田経郎といえばNHKBSのこわかわいい”どーもくん”がいるがこんどのキャラクターは”こまちゃん”という名のメス猫。これがとってもかわいいのだ。

HPをみてみるとなんでもぬいぐるみ付のDVDボックスが発売されるとのこと。
http://www.komaneko.com/index.shtml
もう買っちゃいそうで恐い。
とりあえず職場のPCのデスクトップ画像はこまちゃんにした。(^_^;)

エキサイトシネマで観られると思うので是非合田ワールドを楽しんでもらいたい。Macの人は観られないのでDVD買え。(笑)
雪とテクというもの
東京が大雪らしい。

積雪3センチ....

うむ、慣れてない人にとっては普段見慣れた光景が一面銀世界となると浮き足立つってものだろう。
こうなると雪国出身者あたりは「都会の人は雪道の歩き方を知らないなぁ」としたり顔で話したりするが、実際のとこ、雪国でも降雪時になると事故は突出して増えるのを聞くと雪国の人も案外わかってないことになる。もっと言えば都心と違って毎年降ってるのに学習能力ないのかよ?とも言えなくもない(笑)。

まぁ雪国とはいってもほとんどの道路が整備されててどんな大雪でも朝起きると幹線道路は軒並み除雪が済んでいるところが多いので、実はそんなに苦労することはない。山間部の一部と平野部でも駐車場から車出す数メートルの除雪が面倒なくらい。実際雪国のドライブテクニックの講釈をたれてる輩に運転させてみると良い。ほとんどヘタクソだから。

ただ、積雪時の徒歩に関しては一日の長がある。
体重移動や足の運び方等々、テクニックもあるだろうがもっと簡単で効果的な方法、それは..

長靴をはく

ということ。これに勝る対処はないと断言する。
スノーシューズとかなんとかブーツじゃなくって な・が・ぐ・つ だ。この件に関しては雪国出身者在住者はおおよそ賛同していただけると思う。
雪道が心配な人は格好悪いとか思わず今すぐ買いに行くように。
クレームというもの
昨日、飲み屋街を歩いていたら一人の中年がポン引きの兄ちゃんに食ってかかってた。
なんか話が違うと揉めてる模様。

よく聞いてみるとこんなことを言ってた。

「パイパンじゃなかったじゃないかっ! (;ΘβΘ)〜〜σ」
 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
エー ( ̄□ ̄;)




おっさん、そのクレームはいかがなものか?(笑)
所用で女子と打合せ。

アポの確認をするためメールをする。
「ご苦労様です。ハマです。明日は大丈夫でしょうか?」
と打ったつもりがタイプをひとつミスして

「ご苦労様です。ハマです。明日h大丈夫でしょうか?」

と発信してしまう......
なんというエロいチョンボ.......(笑)
 
 
 
しばらくしたら「hってどういう意味ですか?」という冷たいレスが...
ショック大!!・゜・(つД`)・゜・

萌え映画というもの
「人のセックスを笑うな」観賞

みるめ、えんちゃん、堂本君の3人は早朝の田舎道を歩く女性を車で拾う。「終電に乗り遅れちゃって」と笑う女性はなんとみるめ達の通う美術学校に赴任してきた新任講師だった......
 

 

元アイドルがここまでの演技派女優になるなんて誰が想像しただろう。

永作博美、38才。遅れてきたヒロイン、本領発揮である。

坂井真紀や工藤夕貴、裕木奈江、西田尚美等、30代後半で光る女性バイプレイヤーは数多くいる。実際永作より巧い女優さんやキレイな女優さんもたくさんいるが、主役を張れる天真爛漫さを併せ持った人はそう居ない。
年齢相応のくたびれ感とカラッと笑う笑顔にメロメロだ。

で、相手役の松山ケンイチくん。
絶好調の彼である。あのアヒルくちびるを尖らせるところとか、年上の女に右往左往する姿は30代女子の目にはとてつもなく可愛く見えることだろう。
男の俺も萌えた(笑)

そして松ケンを好きな役どころの蒼井優ちゃんもやんちゃな子犬っぽくてカワイイ。

つーわけで、この映画、3〜40代のイイ大人が萌えに萌えるオトナのアイドル映画である。
まぁ恋愛の落とし前のつけかたがナァナァでグズグズ(こんなところもオトナっぽいけど(笑))だし、ヒロインが40前のオバチャンなので10〜20代前半のヤングには全く支持されないと思うけどね。

個人的には本来女性監督が作る情念というのが嫌いな俺だが、井口奈己の作る情景やさっぱりとしたカット割りに、ライトでありつつ繊細さを感じることができた。「ゆれる」の西川美和とは違った才能に感銘。
イイ映画だ。
30オーバーは枕を噛んでのたうち回りながら観て萌えろ。(笑)

88点

訃報というもの

2008年2月14日 映画
訃報というもの
市川崑死去、享年92才。
肺炎とはまた微妙な最後であった。

 
文芸作品が多い氏ではあるが俺らの年代だと印象に残ってるのはやはり金田一耕助シリーズだろう。コントラストのハッキリした照明と細かいカットワークといった”市川スタイル”を駆使しつつも当時の美人どころを揃えた豪華絢爛なキャスティングで超一級の娯楽映画となるも、斜陽産業になりかけていた映画業界に咲く徒花だったように思う。
60年代以前の作品は「太平洋ひとりぼっち」と「野火」くらいしか観てないがその時代から遺作となったセルフリメイク「犬神家の一族」までテンションは落ちてなかった。そのあたりはすごいし、どっかで絶対死なないと思ってたところもあって軽くショックを受けてる自分がいるのにびっくりだ。

ご冥福をお祈りします。

ちょっと気になったのが昨日の「NEWS ZERO」。小林麻央が市川作品でなにが印象に残ってるか村尾信尚に聞かれて「私はやっぱり八つ墓村ですね」と答えてた点だ。

お前、市川作品観たことないだろ!!.....( ̄□ ̄;)

と突っ込まずにいられなかった(笑)

犬神家 http://diarynote.jp/d/38325/20061220
獄門島 http://diarynote.jp/d/38325/20061214
悪魔の手毬歌&病院坂の首縊りの家 http://diarynote.jp/d/38325/20060423

女王蜂のレビューがないなぁ、今度書く。


雪というもの

2008年2月17日 日常
雪というもの
断続的に降る雪のせいでだらだらと雪かきをしなくてはいけない。
例年に比べて積雪量は少ないがそれでも今朝なんか一日で30センチくらい積もったりする。だれだ温暖化っていってるやつは。

自宅の駐車場を雪かきするついでに子供達と雪だるまをこしらえる。
スノーダンプとスコップ使って30分くらいでここまで出来たが体力の限界を感じて暖かい部屋に逃げ込む。

今日運動たくさんしたからビールがうまいだろうなぁ。
HD DVDのドン、東芝が敗北宣言、次世代DVD規格はソニー・松下連合のブルー・レイ陣営に統一される見通しとなった。

まぁ一般消費者には結果はとうの昔にわかってたことで、今更なにいってんだ?の世界だろうがな。
結果論かもしれないがこんななら統一規格の話が立ち上がった段階で条件飲んでりゃよかったのに....と思わざるを得ない。

http://diarynote.jp/d/38325/20050424

ソニーはこの件に関して、「規格の一本化は消費者、関連業界の両方に利益をもたらす。BD市場の急速な拡大を促進すると確信している」とのコメントを発表したらしいが、いまだにメモリースティックってアホみたいなもん作っててどの口がゆーか?という話だ。
かくいう東芝も今回は潔い撤退と感じることができるが、視聴者無視という点ではデジタル放送史上最悪のシステムB-CASに一枚噛んでるところをみると今回の撤退もユーザーを第一に考えてるワケではないことは明白である。

まぁ企業ってのはこういうもんなんだけどね。
 
 
ちゅか、一般消費者はハイビジョンなんて必要ないんだけど。
14インチのブラウン管カラーテレビで充分ってことに気付いてるくせに無視してるのが滑稽っちゃー滑稽。

「テレビ観すぎると目が悪くなる」というネガティブキャンペーンも最近とんと聞かなくなったのは企業のロビー活動が功を奏してるってことだろうが、こういうとこではがっちり手を組めるのだなぁ。

まぁ企業ってのはこういうもんなんだけど。(笑)
職場のデスクをガラス張りのオッシャレーなやつに替えたのはよかったが、パソコンするとき手のひらがガラス面に当たって冷たい。血行が悪いオッサンには堪えるのでリストレストを買ってみた。

低反発のジェルタイプのやつだがこれが乳のような触感でなんとも気持ちがよい。
特に真ん中の丸いポッチがたまらん。

オッパイ星人の方は絶対に”買い”です。
大物政治家というもの
講演会のお手伝いをするも講師のドタキャンで頓挫してしまった。

という話を聞いたので、小耳に挟んだ話を頼りにちょいと連絡してみたら、トントン拍子に話がまとまって行政府の元トップ(!)に来ていただけることになった。

持つべきモノは人間関係だなぁと痛感。紹介していただいた御仁は女性だったが下心をひた隠してたのが功を奏したか(笑)。
とにかく、現在その方面で調整してるが地元の議員さんやら党のお偉いさんやらに話を通さなきゃならんらしいのでそのあたりが面倒っちゃ面倒だ。

でもそんな機会なんて一生無いだろうからスゲー楽しみである。
本年度のアカデミー賞は下馬評通り「ノーカントリー」。

今年度もこいう傾向のが作品賞を獲ったか。
ちゅか、こういうマイナー作品が最右翼に上がってることがアカデミー賞がかわってきた証拠だろう。以前は著名な俳優・監督を招聘し金をかけてつくった(それでいて娯楽一辺倒ではない)作品が賞を獲ってきた。
大手配給会社が競って作ったパジェットムービーはもはやみる影もない現状や、ヨーロッパの名だたる賞がハリウッド作品にそっぽ向き始めた昨今、多少細かい作品に目を向けねばならんということはわかってはいるのだが一抹の寂しさは感じてしまう。
いや、俺はもとからオスカー作品なんてひとっつも面白くない!と意地張って公言してたし去年までは「ノーカントリー」のような作品こそ日が当たるべきだと思ってたけど、それは売れる作品しか観られない配給に対しての反発があったからで、これだけ低予算作品が売れ出すとメジャー会社が触手を伸ばしてカッパギにまわって結局マイナーが食えない現状はかわらないし、逆に「安い映画でも儲かる」って考えて派手な映画はなくなるし......

「ロード・オブ・ザ・リング」が賞を獲った2003年が頂点だったのかもしれない。
これから映画はつまらなくなるような気がする....
子どもにみせねばならん映画というもの
友人の近所に牛の屠殺場があった。
当時は衛生面とかとやかく言う時代ではなく結構開放的だったので恐いモノ見たさで何度か覗いたことがある。
小さい爺ちゃんが牛の眉間に黒い筒を当てるとドサッと牛が倒れる。遠くからみてたのでその黒い筒がなにかわからないがハンマーのようなものなのだったかもしれない。
その鮮やかな殺しっぷりに「かわいそう」とか感じる前に見事なものだと感心したものだ。その後の処理はみられなかったが冷蔵庫に入る肉塊をみて今度も「かわいそう」とは思わずにその横にあるえらい旨かったホルモン屋のモツ煮を思い出してつばを飲んだ。
魚屋には普通にイルカが食用で売ってたし、めでたいときは自宅の池に泳いでる鯉や庭の鶏を絞めて晩餐に並べたものだ。
生き物を殺して食うことでしか生き存える事の出来ない業の深さを、そういうところでちょくちょく垣間見てた。だから昔の人は「いただきます」「ごちそうさま」をとても大事に使うのだな。

「いのちの食べかた」観賞

グローバルスタンダードでの食料生産(まさしく生産)工場を淡々と映すだけのドキュメンタリー。自分の口に入るモノのおぞましさと神々しさを併せ持ちつつ、こういうのに頼らなくてはいけないくらい人類は増えすぎてしまったという新しい業をも痛感させる骨太映画である。
動物だけでない。野菜や穀物などももはや工業製品といっていいくらいシステム化していてひよことなんらかわりない禍々しい。これ観たらベジタリアンの人たちはなんて思うのだろうか?
とりあえずシーシェパードやグリーンピースの連中は義務観賞。

あとR12ってどういう了見だ?
小学生に総合の時間を使って「はだしのゲン」や「火垂るの墓」みたいな毒映画みせるくらいならこっちを観るべきだ。
魚ですら切り身でしかみたことない子供達に自分の大好きなマクドナルドの製作工程を知ってもらうのは意味あることだろう。

面白かった。

80点

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