「暗いところで待ち合わせ」観賞

事故の後遺症で盲目になったミチルはたった一人の肉親である父親も脳卒中で亡くしてしまう。誰もいない家に静かに暮らす毎日だったが、ある日男が忍び込んで来る。その男は殺人事件の容疑者だった....
 


2006年の作品だが主演の田中麗奈がとても幼く見えたのがまずびっくり。次いで原作者乙一のテイストを大きく変えず映像化した天願大介@今村昌平の息子の技量にびっくり。佐藤浩市が久々に嫌なオヤジ役やってるのにびっくり。
というわけで絶対つまらんと思ってたのが意外に面白くてびっくりした。

とにかく主演の田中麗奈が良い。
ヒロインといえば「田中麗奈」と言われるくらい邦画に出ずっぱりな彼女だが正直そんな巧いワケでもないし特別特徴のある可愛さがあるとも思えなかった。今までは。
今作では盲目で出不精な女子ということで多くは語らないんだがとっっっっても存在感ある演技をしている。ちょっと見直した。

あとはまぁ井川遥の崩れっぷりがエロいなぁ、とか
宮地真緒、伸びてきたなぁ、とか
波岡 一喜、30過ぎてヘタレヤンキーキャラで行くのか?!、とか

日本の将来を担うであろう新旧バイプレイヤーの演技を楽しむ映画だな、うん。

クライマックスで唐突にテンションが上がるのはどうかと思うがボチボチ面白かったです。

55点

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