「リチャード・ニクソン暗殺を企てた男」観賞

家具セールスに就いたサムは気の弱さ故モノが売れない。上司からはウソ付いてまで売れと言われるがそこまでして職にしがみついてるのは別れた女房と再出発したいからだ。闇雲に頑張るサムだが、しかし物事は好転しない。失意のどん底にあったときテレビでウォーターゲート事件が報道されていた......

”狂気じみた小心者”を演じるとスティーヴ・ブシェミと並んで右にでるものがいないショーン・ペン主演。はっきりいって彼の演技を楽しむだけの映画である。
一介の気弱な男の歯車が狂っていく様をこれでもかと見せるその脚本は、まぁ間違ってないと思うが、だからってそれだけで映画が成立するワケではないんだし、その辺り製作サイドはどう考えてたのか?
と思ったら製作総指揮がディカプリオ。そーか、コネで作ったオナニー映画ってことだな。納得。

落ち込んでる時に酒飲みながら観るのだけは禁止。死にたくなるから。

55点
納得の受賞というもの
上方漫才大賞、本年度は満を持しての受賞ティーアップの頭上に輝いた。
奨励賞はやす・とも、優秀新人賞にギャロップ、新人賞に鎌鼬と関西のテレビを見られない俺が見ても納得の人選である。
こういうのを見るとM-1グランプリやオンエアバトルの未熟さが露呈するな。

大賞後の晴れ舞台で前田のこのやる気のないしゃべくり(笑)
http://www.youtube.com/watch?v=yzAZzzoNj70
二本目↓
http://www.youtube.com/watch?v=MiNVLY5Nm18

いやぁ、ユーチューブさまさまやね。
親御さんから引き継いだ工場を潰した先輩がいた。
派手なアメ車を転がしてたが廃業直前にはみる影もなく憔悴してた。「罰が当たったのだ」と嘲笑する人もいたし「奥さんやお子さんが可哀想」と同情する声も聞かれた。
その後、彼は外資系の保険セールスの仕事をはじめる。商才があったのか、数年経った今ではドイツ車に乗り、家を新築した。

父親が病気で入院したので保険会社に連絡すると、その病気では保険金おりないと言われたそうだ。「連絡してくれるか入るときは調子良いことばっか言って...」とぶつくさいってた。まぁでも一割負担だし、高額医療控除も使える。なんとかなる、と話をした。

介護ヘルパーとして働く叔母が介護保険制度が如何に現場を考えてないかとうとうと話す。資金面で余裕がある有料の老人ホームですら職員はきつい仕事を強いられててそのサービスを受ける老人もストレスのせいか、入所していると日に日に悪くなるのがわかるという。いつもは元気な叔母が相当凹んでいた。
 
 
そんな中「シッコ」を観る。
アメリカの医療制度のイヤラシサといずれ日本もこうなる予感にゾッとする。団塊の世代が寿命を迎える2〜30年の間に「街に棄てられる患者」が横行する社会になることは昨今の段階的な医療費の増大や労働力の縮小による収入減を考えれば容易に想像できるってもんであろう。

「医療」と「保険」と「行政」の癒着。
これこそが人を、社会を、アメリカという国を殺すのだ、とムーアは言う。

愕然とするのはそのアメリカの尻を追っかけてる我が国にムーアがいないという事実である。実際、文頭の先輩の外車はうちの父親のように保険会社が支払い拒否した金額の一部が給料として当てられているし、本来入院してないといけない患者がヘルパーさんにまでまわってきている。ミドリ十字だのなんだのの、薬害もそうだが、こういう医療制度も癒着があったからそうなった。
そういうマイノリティの声を伝えるのが政治家だが、マイノリティの権利を声高に叫ぶのはフェミニストと変調のエイズキャリアと新興宗教と夢見がちなバカばかり。真面目にやってる人たちはメディアには取り上げてはもらえない。
言いたいことを広めるにはムーアのような洒落っ気と愛がなければならないのだ。皆が解るような言葉と「でもアメリカが大好きなんだぜ!」という気持ちがないと人の心は動かせない。その辺りを上手に表現できる奴がいれば自民党見限るんだけどなぁ。

映画は必見、泣きそうになった。
90点。
心身共にどっぷり落ちてる俺ですみなさんこんにちは。

いやー仕事1も仕事2も家庭でもプライベートでも身体的にもひとっつも良いことなくて、ちゅーかここ数年で最悪の展開で、どこにも逃げようがなくって、泣くに泣けない状態なんだけどなんとか生きてる。そんな毎日でダイアリーもまったく書く気がありませんでした。

でだ、そんなときに「自虐の詩」なんか観たらそりゃ泣くっちゅーの!!

同名の業田良家原作、人生の悲哀を4コマまんがで描く不朽の名作の映画化である。個々のエピソードが丁寧に作られているのと、主演中谷美紀の名演と、主題であるところの「人生には幸も不幸もないんだよ」ってテーマが上手くマッチしてるので素直に泣ける映画となっている。

んがしかし、その筋立て以外の肉付けが弱い気がする。
監督は「トリック」の堤幸彦ということで、共演の阿部ちゃんの使い方は巧いのだが、キャラクタの変節がどうも引っかかってしょうがなかった。ちゃぶ台をひっくり返すくらいのキャラクターの性格がコロコロ変わっちゃダメだろう。
あと、西田敏行、遠藤憲一という個性派俳優も活かされてない気がした。カルーセル麻紀はよかったがな。

中谷美紀の不幸物語ということでどうしても「嫌われ松子の一生」と比べがちだが、こっちの方が人間賛歌的である。救われたいときに観ると良いと思う。

泣いた割りには点数辛めの

62点

感謝というもの

2008年4月19日 日常
感謝というもの
権利者というのは絶対でその権利を侵す奴にはその侵犯がうっかりだったとしても容赦なく叩き潰すものということを心底知った。
と同時に、応援してくれる人や代わりに怒ってくれる人もいるということも知ることができた。

ありがとう。
とりあえず某所で某氏が良いと書いてた「いきものがかり」を聴くことと、寝ることでボチボチと
にこにこ動画で発見したこのシリーズ。

最近の曲に疲れたあなたへ
http://www.nicovideo.jp/watch/sm1077624

70年代は小学生だったので曲それ自体には思い入れはないのだが、歌詞とメロディラインがシンプルだけどキレイだし、今聴いて初めて意味がわかったりしてずっと聴いてる。
スナックで会社の上司や先輩が熱唱してたあのとき、どんな気持ちで歌ってたんだろう?と想像するとちょっと切なくなったりして(笑)。

ただいま第8弾まであって全部聴くと5時間くらいだが、どれも早送りできないくらい良い。40代(人がだいありでそんないるかどうかわからんが)必聴です。80年代歌謡曲もちょこっと混じってるので30代も聴くべし!
2ちゃんねるの映画板に
「ハチミツとクローバーフィールド」
というスレが立ってて開いたらコメントに

「ハチミツとクローバーフィールドオブドリームス 」
とあって、続いて

「ハチミツとクローバーフィールドオブドリームスカムトゥルーライズ 」
とレスがあって上手いなぁと感心してたら

「ハチミツとクローバーフィールドオブドリームスカムトゥルーライズと時々オトン 」
でふいた。
Googleのセンスというもの
Googleの検索には類語や誤植を「もしかして」というかたちで検索してくれるありがたい機能がある。例えば「真鍋かおり」でググると「もしかして: 眞鍋かをり」と正確な単語を教えてくれたりする。英語のスペルチェックにも使えて便利な機能なのだが、この機能を使って「デオキシリボ格さん」と検索すると....
久々に麻雀をする。

最初の半チャンは怒濤のバカヅキで+76の大トップ。これで今日は負けないなぁとタカをくくっていたらその後は3-2-4-4-3着のドツボ。
特に後半の3回はヤキトリというおまけ付き。・゜・(つД`)・゜・
 
配牌は良かったから負けた気がしないんだよなぁ....トホホ。
詐欺というもの
吹石一恵が「anan」で、初ヌードに挑戦したらしい。

高岡早紀の向こうを張る巨乳女優のヌードとな!!!!!
これは是非見たい。だけど「anan」買う勇気なんて当然のごとく無い(笑)。

と悶々としてたら2chでこんなコメントが。

引用↓
怒りで前が見えないよ!!何が初ヌードだよ!!乳首が見えなきゃコート着てるのと同じだろ!!
なんのために恥ずかしい思いしてanan買ったと思ってんだよ!!
レジで「別にヌードとかじゃないから!ダイエット特集読みたいだけだから!」風を装った俺の演技はなんだったの!?
ショックで10キロ痩せたよ!いつも言ってるだろ!!背中見せたくらいで何がヌードか!乳首あってこそヌードってわかってんだろ!!
女優として中途半端なくせしてヌードでも中途半端かよ!いや、中途半端なんてもんじゃねえ!これ詐欺じゃん!抜けないでしょ!
服着ててもいいよ!でも乳首見せるのがヌードの名に恥じない行為だろ!?どうせ撮影時もニプレスとかつけてたんだろ!!
世の中には二種類の人間がいる。乳首を出す人間と見る人間だ!お前は人間じゃねえ!!
おねがいちくびみせて

引用終わり

最後から2行目で大爆笑。
こんな怒りがこみ上げるフルヌードってどんなんだ?と思って検索するとありました。

http://www.fxneet.com/cat12/fukiishikazue-anan.php

こりゃー俺でもキレるわー(笑)

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