AMAZONプライムで放送してた「マイ・バック・ページ」を久々に再観。

5年前みたときの印象は↓これ
http://hamaotome.diarynote.jp/201107031010078934/

これまた随分と上から目線で書いてますね(笑)。
いまみたらちょっと印象違ったので備忘録として書いておく。

ストーリーは、当時の過激思想に影響されまくったジャーナリストの卵と赤軍に憧れる口だけ番長が、頭の中だけで考えたユートピアを作る為に小さな事件をおこして捕まるというもの。いやさ、実際は人の命が奪われてるので小さくもないんだけど、社会に与えた影響ってのは微少で、つまりは過激派にもなり損ねた半端物の話なのよ。

で、これが団塊の世代特有の話だと思ってたんだけど、どうやら違うと今回観て気づいた。
今のネットとかで罵倒したり人の揚げ足とって他人を不幸にするような事象をおこす奴らが言うところの
社会が悪い
政治が悪い
と原因を外に求めてクダを巻くあたりとホント同じなんだな。で、そんな鬱屈したダークな部分はみんな持ってたと。あぁ団塊の世代で過激派だった人はほんの一握りでほとんどの人達はそういう人を「格好良いなぁ」とか「羨ましいなぁ」とか、もしかしたら「けっ!バカじゃねぇの?捕まって死刑になれ!」と逆に気になってしまってたといったただの半端物の集まりだったんだ、と気づいたのです。
現在を生きる人がホリエモンやアイドルや世に出てる人達を見る姿勢と同じように、きっと彼らは過激派をそういう風にみてたのだ。

そう考えると最後の妻夫木の涙はあの時代でいうところの「総括」として大変正しくグッとくるオチになったと改めて感心した。

何を書いてるかわからなくなってきたので。ここまで(笑)

コメント

お気に入り日記の更新

最新のコメント

この日記について

日記内を検索