「シチーーーくれ!」
昼時にかかる電話。なんだ?シチーってヽ(。_゜)ノ?
「はい?」
間違い電話かと思い、自社名を告げる
「こちら○○○ですが、申し訳ありません、もう一度よろしいでしょうか?」
「シチーのやつ。これっくらいの真ん中に顔があるやつ」
これっくらいって、電話口で言われてもなぁ(^_^;...
「シチーですか?」
とりあえず考えてみる。
うちの会社は色々なモノを扱っているがシチーという名の商品もメーカーもない。ということは俺の聞き違いか、相手が間違ってるかだ。
良く聞いてみると声の主には聞き覚えがある。とある問屋の大旦那だと思う。
「○○さん、ちょっとそのシチーってのはわからないんですけど...どういうものですかねぇ?」
「だから、四角くって真ん中に顔が描いてあるやつだよ」
やっぱりその大旦那(70オーバー)だったようだ。ビンゴ!しかし、全然わからんのだけど..(T^T)

電話じゃラチがあかないのでとりあえず事業所に向かい直で話を伺う。
なんでもバレンタインのお返しにキャバクラのねえちゃんにプレゼントしたいらしい。何が良いか聞いたら「シチー」と答えたそうだ。

15×25センチくらいのプラスチック製、真ん中に顔があるモノ。色は白っぽかったらしい。何に使うのかもどういう代物かも話を聞いてても要領を得ない。
キャバクラねえちゃんが欲しがるモノ、しかし、うちでは貴金属なんか扱ってない。なんなんだっ!「シチーとはっ!!1」

続く次号。

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日光を 背中に受けて 梅花祭
 天満宮の 茶はほろ苦く

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