人生の師匠リリーフランキー氏が爆笑問題の番組に出てこういってた。

「君は座ってるだけで美しい」なんてエレガントに口説いてるヤツがどの面下げてクンニしてるかって想像するとトホホと思う(要約)

格好良く口説くのは簡単だ。
それにコロリと騙されたり騙されるフリをしてくれるオンナが多いのも事実であろう。
ただエッチしたいだけなんだけど、とりあえずちゃんと口説くってのは作法みたいなもんだってのもよくわかる。
だけど、その技を使わないのは(野暮と紙一重ではあるんだろうけど)かっちょいいと思ったりする。

「戦争はダメだよね」と眉をしかめた瞬間、割り込んで来た車に「むかつくー死ね」と叫んでみたり、エロい妄想に浸ってたあとすぐ子供と無邪気に遊んだり、ここでこんな日記を書いてて実は案外と真面目だったり(笑)、そういう自分の心の振幅を把握できてる人はステキだな、と思う。
自己を肯定し、かつ、社会やモラルにきちんと天秤かけられながらも胡散臭さがなくならない師匠のような人になりたいなぁ。

なにいってるかわかりませんか?
俺がわかってるからいいんです。(笑)

さて、そんな氏のエッセイ集を紹介する。
格好良い格好悪さに陽をあて、上っ面の格好良さにチクリと針刺す(ナイフや剣でなく針というあたりがリリーらしい)至極のエッセイ満載。ナンシー関亡き後、俺の目指す道がここにある。ってそっちで良いのか?>俺
読めばきっとリリーフランキーという人が好きになるか、どーでもいいと思うかどっちかだ。まぁその「どーでもいい感」が彼らしいのだけど。
必読。

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