ボインの話改訂版。

昨日の話は書いてて面白くなかったので、今日はアカデミックにいこうと思う。
みなさんは「ボイン」というのは何語かご存じだろうか?
正解は日本語。名付け親はかの大橋巨泉氏である。
彼が出演した人気番組「11PM(日本テレビ)」で朝丘雪路のことを「ボインちゃん」と称したことからはじまった。由来は言葉通り「ボイ〜ンとした感じ」からだと思われるが、イメージ通りと言うことで一般に浸透していったのだ。
ちなみに貧乳のことを「ナインちゃん」(命名:月亭可朝)、あそこのことを「デルタちゃん」(命名:愛川欽也)と名付けるもののこれらは浸透せずに至っている。

巨乳という言葉が誕生したのは、バブル真っ盛りの1989年。AVが一般雑誌にも取り扱われ、写真週刊誌全盛の時である。その中のひとつ、「FLASH」が、AV女優の紹介記事を書くときに考案した物らしい。
ちなみにその特集女優(つまり巨乳第1号)は松坂季実子。110センチの持ち主であった。画像参照。

とまぁ今まではただのエロ知識だが、最後に真面目なボイン話である。
「ボイン」はわかったが、「バスト」の語源ななんでしょうか?
正解は「墓・火葬場」と言う意味のラテン語「ブストゥム」
何故これが胸の事を意味するようになったかと言うと、西洋の墓は墓石の上に死者の胸像が飾られることが多かった。
そこで「胸像」と言う意味に変化して、現在の様に胸を差す言葉になったそうである。
へ〜〜。

勉強になっただろうか?どうぞ、ご近所の奥様との井戸端会議で使ってもらいたい。

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伸びてきた ヒゲ整えて 思い出す
 昨日の夜の メールの君を
人生の師匠リリーフランキー氏が爆笑問題の番組に出てこういってた。

「君は座ってるだけで美しい」なんてエレガントに口説いてるヤツがどの面下げてクンニしてるかって想像するとトホホと思う(要約)

格好良く口説くのは簡単だ。
それにコロリと騙されたり騙されるフリをしてくれるオンナが多いのも事実であろう。
ただエッチしたいだけなんだけど、とりあえずちゃんと口説くってのは作法みたいなもんだってのもよくわかる。
だけど、その技を使わないのは(野暮と紙一重ではあるんだろうけど)かっちょいいと思ったりする。

「戦争はダメだよね」と眉をしかめた瞬間、割り込んで来た車に「むかつくー死ね」と叫んでみたり、エロい妄想に浸ってたあとすぐ子供と無邪気に遊んだり、ここでこんな日記を書いてて実は案外と真面目だったり(笑)、そういう自分の心の振幅を把握できてる人はステキだな、と思う。
自己を肯定し、かつ、社会やモラルにきちんと天秤かけられながらも胡散臭さがなくならない師匠のような人になりたいなぁ。

なにいってるかわかりませんか?
俺がわかってるからいいんです。(笑)

さて、そんな氏のエッセイ集を紹介する。
格好良い格好悪さに陽をあて、上っ面の格好良さにチクリと針刺す(ナイフや剣でなく針というあたりがリリーらしい)至極のエッセイ満載。ナンシー関亡き後、俺の目指す道がここにある。ってそっちで良いのか?>俺
読めばきっとリリーフランキーという人が好きになるか、どーでもいいと思うかどっちかだ。まぁその「どーでもいい感」が彼らしいのだけど。
必読。
焼酎のお湯割りの作り方

アルコールと水が結合するには多少時間がかかるので、飲む数時間前に水と焼酎を半々の割合で割っておく。
飲む20分くらい前に、徳利に移してろうそくの火にかける。
急激な温度変化は香りも飛ぶし味も落ちるそうだ。
適温(45度くらいか?)になったら猪口に注いで香りを楽しみながら飲む。

というカタチで芋焼酎をいただいた。
臭いだ下品だとなにかと評判の悪い芋焼酎だが、ほくほくの薩摩芋のような甘い香りとまろやかな味が絶妙。刺身にも合うし、ちょっと寒いこの時期には特に格別であった。
「おいしいですねぇ」
思わず口にする。
最近「森伊蔵」という芋焼酎にプレミアがついて2800円の一升瓶が40000円弱で取引されてるらしい。
味覚オンチのシラク大統領に褒められたくらいで飛びつくとはいかにも日本国民らしいっちゃらしいが、そんな高いものを有り難がって珍重しなくてもいろんなところにうまい焼酎はあるのだ。
次の燗ができるまでの30分間、ろうそくの火を見つめながら、そんなことを考えてみた。

たまにはビールじゃないこんな席もいいもんである
********
七輪の たゆたう炎 眺むれば
 燻ぶ徳利の 底に癒され
スーツを新調した。

今までのスーツのパンツは

1 ボタンをかける
2 フックをかける
3 ベルトをしめて
4 ファスナーを上げる
という手順だったのだが、今回のパンツは

1 ボタンをかける
2 フックをかける
3 もひとつボタンをかけてから
4 ベルトをしめて
5 ファスナーを上げる

と、工程がひとつ増えたのだ。
こいつがくせもの。ぼけーーっといつもの手順で作業してると、つい最後のを忘れてしまいがち。キメたつもりがチャック全開バリバリなんてこともある。
これに何度煮え湯を飲まされたことか。

全国のスーツのデザイナーさんはそのあたりを考慮して統一規格でつくってもらいたい。そう思ってるのは俺だけじゃないだろう。(T^T)....

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レンゲ草 遅れた雪に つぶされも 
 なお原色で 上に向き咲く
日曜日、死ぬほど飲んだのでまだ酔いが抜けません。(__;)...
三日酔いのまま今日も飲み会。

って日記かわってるし。
これ、便利になったのか?
今朝、会社に行こうと車に乗ったら「にゃ〜」という猫の声が聞こえた。
このあたりは野良猫が多く、寒いこの時期、車の下とかで暖をとる輩が多いのだ。別にそれは構わないのだが、なにげに発車して自分の駐車場でひき殺すのも寝覚めが悪い。とっとと追い返そうと車の下をのぞき込んだが姿は見えない。
ゆっくり車を発進させる。やっぱり見あたらない。もしかしたら逃げたかもしれない。
朝のラッシュを避け、裏道を走る。
幹線道路で信号待ちをしていると、再び「にゃ〜〜」
( ・_・;)
「気のせいだろう」と言い聞かすがはっきり聞こえるんですけど。
さすがに気味悪くなって車を調べるが、トランク、車内、どこにも猫らしき動物は引っかかってない。
幻聴か?最近飲み続けだしなぁ...(..;)

とりあえず会社に急ぐ。
耳をすませば走ってる最中にもかすかに猫の鳴き声が..
ひぃぃぃぃぃぃぃ〜〜〜〜〜〜〜(T◇T;)

神様!俺は猫轢いたことなんかありません。かもめは轢いたことありますが、あのときは鳥のほうからぶつかってきたんです!不可抗力ですぅ〜
祟る相手を間違ってますっ!

と、泣きながら会社につくと、即行で車を再点検する。
すると...
「!!」

なんとエンジンヘッドの上に子猫が一匹。
ボンネットに挟まれて座ってるではないか。
エンジンの上なら確かに温かいが、タイミングベルトに巻き込まれたり、エンジンルームから下に落っこちるとそれこそミンチになるところだった。

猫の幸運と自分の肝っ玉の小ささに胸を撫で下ろした出来事である。

*********
忍び寄る 目には見えぬが 確実に
 くしゃみ鼻水 鼻づまりの元
ワイルドサイドから応募してたプレゼントが届いた。
(ワイルドサイド (http://www.wildside.jp/

以前日記にも書いたが俺が一番注目してるインディーズエロビデオ会社だ。
ここの「乱」というレーベルが大好きに「超」がつくくらい好きなのだ。
何を応募したかは秘密だが(笑)、とにかくそのブツを手に入れることができた。
しかし、受け取ってみてもあんまり感動がない。
はて?
思えば最近エロらしいことがない。
飲んで仕事して寝て飲んで...の生活。乳とも尻とも縁のない生活を繰り返してるからか、性欲が弱ってるようである。

これじゃーいかん、ということでそのブツを使用してみるもののイマイチ乗り気になれず中断。少し前までは道具がなくてものめり込めたものだが、やっぱ年齢には勝てないのか...
と、思った矢先に思い出す。睾丸周期だ。

リンクをいただいてる日記作家さんが書いてたのだが、オンナの生理と同じようにオトコにも生理があるそうだ。この周期によって性欲がコントロールされてるらしいのだが、俺の場合、現在「ちょうど生理が終わったあたり」になるのかもしれん。

とかなんとか考えてたら、生理終わってからいきなりトップゾーンに入る子もいて、周期も怪しいもんだったりするのだけど。

うーむ、まとまりなく終了。
性欲がないと、日記もつまらぬよのぅ...(__;)

*******
霧雨に 傍に寄り添う 梅松の
 腰掴まえて 濡れて参ろう 
ブーイングを承知で書くが、俺は愛内里菜が好きである。
どこが好きかといえば「顔」だ。
しょぼい顔、化粧でごまかしやすい顔であることは百も承知、世の女性の約半数は嫌いな顔であることも理解してる。
なにがそんなにいいのか?
ありきたりだが、昔つき合ってたオンナに似てるから。(笑)
でもピンクレディーのミーちゃんも好きだったからもしかして本質的にああいう顔立ちの子が好きなのかもしれない。

そんな俺に愛内里菜より気になってしょーがない芸能人ができた。
大塚愛である。
これも愛内里菜と同じ系統の顔立ちだろう。プラスあのわざとらしい笑顔や歌い方、大概の女性は「な〜んかわかんないけどムカつく」という印象を持つに違いない。平成の裕木奈江といったところか。キャラ的には全然違うけど。

彼女の「さくらんぼ」という楽曲もキュートでポップでかわいいんだ、これが。
着メロもこれにしたし、CDも買った。CDプレーヤーが壊れてるにもかかわらず、だ。もうエロボケオヤジ状態である。

ずっと活躍してたらおっちゃんが成長を見守ってやれるのだが、ああいうキャラクターの自称アーティストは腐るほどデビューしてるし浮き沈みの激しい芸能界だ、なかなか難しいだろう。
でも頑張ってもらいたいもんである。
俺は飽きるまで応援するつもりだ。で、飽きたら「熊田曜子ちゃん、ラヴ」とか書いてる可能性あり。

********
連日の 26時の 日本酒が
 血管に残る 通勤電車
戦争映画は嫌いである。
だって人が憎しみながら死ぬから。
俯瞰的に考えると、太平洋戦争もボスニアもコソボもチェチェンも意味のある戦争なのかもしれない。事実、その戦争で経済が活性化し、人が動く。(良い意味でも悪い意味でもな)
しかし局地的には、前線で銃を放つ兵士にとっては、命をかける「大義」なんてない。あるのは「お前が悪いんだ」という憎しみだけ。
そんな極限状態で敵対する人間と対峙したら.....

実際にボスニア紛争を経験した監督が描くシニカル(というにはあまりに強烈な)反戦映画である。

昨年度のアカデミー外国賞をとったとかでビデオ化されたものを見た。
観なきゃよかったという気持ちの裏には「じゃぁお前はなにができるんだ」という言葉を突きつけられた気がしたから。
「人は業の深い生き物なのだ」と憂うことで自分を強引に納得させてる俺にとってはこういうストレートな映画はきついっす。

バルカン半島の美しさとダニス・タノヴィッチ監督の手腕に78点

*******
太陽の匂いあふれるシャツを着て
 納屋の自転車 錆を落とそう
もう吉本新喜劇である。
あるいは寅さんか。

3作目にして早くもこの(いい意味での)マンネリ感はなんなんだろうか?
登場人物変わらず、ネタも変わらず、笑いのツボもかわらない。
とりあえず飽きることなく安心して観ていられるが、笑ってしまうことはないって感じ。
唯一違ったのはオープニングと小生意気にもカメオ出演で大物俳優を使ったところだが、金をつかうところ間違ってる気がする>ベッソン。
「1」でドイツ=ベンツ、「2」で日本=ランエボ、を敵にまわしたが今回は中国。って中国の自動車じゃダメだろう。ここはひとつイラク戦争反対の意味もこめてアメリカ=フォードあたりと戦って欲しかった。

プジョーの変形シーンがもはやゲッターロボなみに滅茶苦茶なのはまぁいいとしても、お馬鹿映画にフランス流エスプリを織り交ぜてもよくわかりません、監督。
サンタ強盗がどうしてサンタの格好をしてるかの理由、あれ、笑うところですか?
あぁ、フランスの正月映画だからあんなんでいいのか、納得。

リュック・ベッソン、もうダメぼ

50点

Dog dayというもの

2004年3月14日 映画
暇なんでもう一本書きます。
原題「Dog day afternoon」、邦題「狼たちの午後」。
Dog day 〜を狼たちと表現したのはまぁわからんでもないが、正確には「蒸し暑い」と訳すのが正しい。
映画の内容も蒸し暑い日中に起こる銀行強盗がテーマだ。
今更ながら内容についてどうこう言うことはないだろう。70年代のアメリカーンな雰囲気を思う存分楽しめる映画である。
近所のTSUTAYAで5本1000円レンタルだったので久々に借りてみた。

やっぱすげーな、アル・パチーノ。70年代のアルパチーノはゴッドファーザーシリーズの大当たりで成り上がってきたが、若い役でピカイチなのはこの映画のアルでしょう。
そしてシドニー・ルメット。「十二人の怒れる男」で花開き、「評決」で枯れた監督のもっとも脂の乗った時の作品だ。元々社会派サスペンスを得意としているので、この映画も適度に肩の力が抜けた(そこがまた)すばらしい出来になっている。マジで「グロリア」なんか作ってないで死ぬか引退すればよかったのに。

今ならこういう古い映画はセルで2000円くらいだから是非ライブラリにくわえて頂きたいです。
91点。
わぁもうとまらん。
次は邦画だ。「トイド」

内藤剛志主演、の2002年3月にWOWOWオリジナルドラマとして放送したらしいが、ケーブルもBSもCSもない俺には知らされてなかった。
で、反響が大きく39回のギャラクシー大賞を受賞したそうだ。
ギャラクシー大賞がどういうもんかわからないのでネットで調べてみるとこうある。

「ギャラクシー賞は、放送批評懇談会が日本の放送文化の質的な向上を願い、優秀番組・個人・団体を顕彰するために、1963年に創設しました。」http://www.houkon.jp/galaxy/

あのーこんなクソドラマが放送文化の質的な向上になるんでしょうか?

まず設定がダメ。
おもちゃロボットを携帯で操作して殺人を犯す設定はよしとしても、そのロボットがアレじゃーベッドの上のターゲットは殺せないじゃん。
しかも物語中盤で凶器がトイドだってことも犯人もわかっちゃって、しかも大どんでん返しもなにもないってどーゆーことよ?
主人公と義理の妹との伏線も唐突でしかも消化しきれてないし、娘の気持ちはどうなんだ?結局。
あれを家族の本当の姿とはなにか?を考えるドラマって....マジか?

しかも最後の最後で使い古された定番のオチ。
あのオチは物語が恐怖に満ちていてかつハッピーエンドの場合のみ通用する手法であって、あんな中途半端なドラマにつかうと更に腹立ってくる。
いっそのこと、トイド2を作ってトイドをチャイルドプレイのチャッキーにするってのはどうか?>制作

しかもセルビデオが狼たちの午後の2.5倍の値段。
減価償却の終わった映画との差を考えてみても高すぎです。買った人、ある意味尊敬。

4点
*********
お湯割りの 甘い香りと ぬくもりに
 身体をあずけ まどろみの中へ
5本目、「ボーン・アイデンティティー」。

ロバート・ラドラム原作の超有名なポリティカル・サスペンス3部作の第1作目にあたる小説(邦題は『暗殺者』)を映画化したサスペンス・アクションだが、「原作負け」を地でいってしまった作品。
とはいうものの、決してつまらないわけではない。原作が良すぎるのだ。
映画だけを観たらきっとそれなりに満足しただろう。
特にマット・デイモン。今まで「こいつのどこがいいのだろう?」と思ってたが意外ところにハマリ役が落ちてたもんですな。中途半端なキャラにぴったり。(褒め言葉)
格闘シーンはやっぱ本職(Jチェン、J-Cヴァンダムetc.)にはかなわないものの、カメラワークのおかげで観てる分にはそれなりに格好良かったし、「英才教育された殺人マシーンが記憶喪失になる」なんて難しい役どころトム・クルーズには無理だろう。(褒め言葉)
ということで原作を見てなかったら70点だった。惜しい。
 
原作のいいところ....というか、この物語の肝を全て(!)端折って単なるアクション映画にしたところはある意味潔いと思う。(ここは褒めてない)

マット・デイモンが好きな人にはおすすめ。
アクションが好きな人、社会派サスペンスが好きな人、両方にオススメはできません。45点だな。

こんなの観るなら、ヒロイン役のフランカ・ポテンテ主演の「ラン・ローラ・ラン」の方が100倍いいので画像はそっちを貼り付けてみました。

********
芯啜る 漏れる吐息を かき分ける
 ただひたすらに 息も忘れて
久々のちんこ話。

ちんぽ、肉棒、ペニス、ちんちん、陰茎...と、そのモノを言い表す言葉は数あれど、状態や形状を示す固有名詞がないってのはどういうことだろうか?
勃起したちんこはやはり「勃起したちんこ」と形容されるのみ。
そこでだ、大きさや状態でそのモノの呼び名を変えようとするムーブメントを起こそうと思うのだ。

とりあえずこどものかわいいちんこは「ちんちん」と呼ぶことにする。
これには異論がないだろう。音感もそうだし、文字のイメージもかわいいものを連想させそうな感じじゃないか。

問題はオトナのソレだ。
平常時の「休め」状態のちんこには「ふにゃちん」という立派な固有名詞があるのでそれを用いるとして、「戦闘状態」のちんこの呼び名である。
俺はここにその呼び名を「ちんか」とすることを提唱したい。
さぁモニタの前で叫んで頂きたい
せーの「ちんかっ!」

.....どうだろう?なんか硬質な音感じゃないか?(笑)
この小さい「っ」が大事なんだな。
カタカナでかくとより一層硬さが増す。
「チンカッ」

問題は「貴方のおチンカ頂戴ぃ〜」ってねだられても全然興奮しないところか。
やっぱり「あなたのいきり立ったコチコチのおちんちん頂戴ぃ〜」って言われないとなぁ。...

このムーブメント、早くも挫折のヨカン....

あとは秘密にて。

*********
凪ふ頭 なむらに垂れる 釣り竿は
 餌もつけずに こうべを揺らす
真相がわかった。

以前、「シチー」について書いた。
http://diary.note.ne.jp/d/38325/20040225.html

色ボケじいさんがキャバクラのおねーちゃんにねだられた謎の物体のことである。
なななんと!その物体とはっっ!!

....って画像貼っちゃってるからバレバレなんだが、「キティ」ちゃんだった...
正確にはハローキティの鏡だそうだ。
確かに小娘が好きでジジィの小遣いでも買える小物と考えると良いセンいってるだろうが、そんなもんおねだりされるとは.....しかも購入するとは...
恐るべきジジィである。
しかし社長、そんなかわいいもの、うちの会社で扱ってません。

とりあえず気にしてる人もいると思うので報告まで。

*********
遅い雪 冷たい背中 頬当てて
 あら575でまとまっちゃった。(二番煎じ)
一昨日、アクションアクターの代表としてジャン−クロード・ヴァン・ダムの名前を挙げた。
彼の最新作「ヘル」を観る。
脱獄モノのハードアクションムービーだと思ってたら(事実、当該HPではそう宣伝してる http://www.hell-movie.jp/)脱獄シーンは2分。なんだ?この映画。(__;)

ジャン−クロード・ヴァン・ダムだぞ?
監獄ものだぞ?
イーストウッドの「アルカトラズからの脱出」とは言わないまでも、スタローンの「ロックアップ」くらいの期待するじゃーないか!
それがどこをどう間違ったら出来損ないの「グリーンマイル」になっちゃうの?(T^T)

どーせこんなクソ映画、誰もみないだろうから書いちゃうと、おかしいところは以下の通り
1、自分の妻をレイプされた上に殺された男が逆上して犯人を殺してしまうという時点で「脱獄」の正当な理由がない。
2、あの大男の存在意味がない。(なんか独房にいるのにいいもん食ってるし)
3、今時、天才てれびくん並みのCG
4、で、結局なにがいいたいのかよくわからん。

唯一よかったのは、オープニングがハリウッドぽくなく、三流スプラッターっぽいところか。まぁ相対的ということだから、実際大したことないんだけど。(^_^;
ほんと、もうね、今年最低の映画になるかもしれん。ヴァン・ダムももうちょっと仕事選べ。
1点。

アマゾンにもデータなし。
ということで何度観ても面白い監獄映画の定番を貼り付けておく。
ようやく日記が復活したか。
昨日は予定してた会合がキャンセルになったので、久々にじっくりレンタルビデオ屋でセレクトしてみた。エロビコーナーでエレクトするのはやめておいた。だって店員が若い女の子だったから。

さて、いきなりだが、俺はアルバトロスフィルムをかっている。
大手に付和雷同の配給会社とは一線を引いた作品群は、シネコン大流行のせいで単館上映ができない田舎に住む俺を心底悔しがらせたものだ。
「キラーコンドーム」「郵便屋」「アメリ」「ベッカムに恋して」等、エログロからファンタジーまで、一貫性のない(笑)配給作品はすなわち彼らが自分で面白いと思った作品を公開している証である。
「売れそう」の前に「面白そう」
そういう姿勢が好きなんだ。たとえ俺が観て面白くなくても、だ。

そんなアルバトロス配給の「えびボクサー」。
タイトルを聞いたら、予告編を観たら、きっとえびがボクサーになるバカ映画だと思うだろう。つか、そうしか考えられないはずだ。
ところがふたを開けてみたら......
うーむ....大変困った。(-.-)

最初はアルバトロスのあの宣伝に無茶苦茶腹が立った。全然おバカ映画じゃなかったから。どっちかっつーと感動してしまったから。(^_^;
映画の伝えたいことが全く宣伝されていない「あれじゃ映画が台無しじゃーん!!」て感じ。
しかし、ここでふと考える。
「じゃーお前ならどういう売り方をするのだ?」と問われたら、よくわからなかったりするのだな。
映画的には「アメリ」や「ブラス!」と同様な伝統的グレートブリデンムービー。CGや派手な演出がなくハリウッドに比べれば地味に見えるが心温まる映画である。ちなみに「ミスター・ビーン」的な笑いもない。
そんなウエルメイドな映画になんで出てくるのか?あんなハリボテのえびが。(__;)
まるでちびまる子ちゃんのお面をかぶってハムレットを大まじめに演じてるようなものだ。心地よく感動するには違和感がありすぎる。
しかし、この物言わぬえびがなくっちゃこの物語は進まないし、テレビ版セーラームーン以下のSFXだからこその味わいもあるのは事実。
でもえび.....( ´−`)
感動したのよ。良い映画だと思う。マジで。
しかしえび......(;´_`;)
アルバトロスの広報も頭悩ませたのかもしれん。
で、「もういいやぁ、考えるの面倒っちぃ」ってんで「アタックナンバーハーフ」的な番宣をしてしまった、と。
そう考えるとあの宣伝もしょうがないのですかねぇ?ちょっと同情。

ちなみに予告編で「全世界で公開禁止!」とうたっているが、それはアメリカやヨーロッパ各地で動物愛護の観点から上映を見合わせたからだそうだ。
バカは日本人だけじゃないらしい。
55点。

************
この花は 散るために咲く のではなく
 咲くために散ると 君が見上げる。
あとで書く。
※注意※
今回はちょっとオタク入ってるので生理的に合わない人はみないほうがよろしい。

押井守

「一発寛太くん」「ヤッターマン」「オタスケマン」のタイムボカンシリーズで磨いた技術並びに演出力はテレビ「うる星やつら」シリーズで花開くこととなる。特に「うる星やつら2ビューティフルドリーマー」は最高傑作の呼び声も高く、ギャグの中に垣間見える文学性は氏の名声を不動のものとする。
その後、「パトレイバー」シリーズ、そして「攻殻機動隊」シリーズにおいてはその文学性がさらに如実に表れるようになるのだが、このあたりがエンターテイメントと文学の分水嶺になるのだろう。わかる者にしかわからないアニメを「正しい」作品として発表する制作サイドの懐の浅さは、それが一生世界的には評価されることのないオナニームービーであるということを世間に発表しているようなものだ。いや、わかる(と、勘違いしてるバカ含む)人間もいるから相互オナニー映画か。
「イノセンス」ではそのことを理解してか、ジブリと手を結び、このチンチクリンオナニーアニメを一生懸命アナウンスしてる姿は滑稽以外のなにものでもないのだが、押井信者は最低3回は映画館に足を運ぶだろうから、興業目標も達成できることだろう。よかったね。教祖&信者

さて、随分と辛辣に書いたがそんな氏の近年の作品で唯一鑑賞に耐えうるものがこれだ。
「人狼」
昭和30年代の東京を舞台にした近過去(?)SFハードボイルド。
占領軍統治下の混迷から抜け出し、「高度経済成長」の名の下に強行された急速な経済再編成は、失業者の群れと凶悪犯罪の激増を生んだ。
これに対処すべく、国家公安委員会直属の実動部隊、首都圏治安警察機構、通称「首都警」の誕生を誕生させる。
その首都警特機隊に所属する伏一貴と「セクト」の活動家雨宮圭との恋愛と呼ぶにはあまりにも儚い関係をシャルル・ペロー版「赤ずきん」をモチーフに描く佳作である。
迫りくる「経済成長」時代から取り残される特機隊とセクトの断末魔は、狼にも赤ずきんにもなれず、ただ、その恩恵を享受してきた我々は見ておかねばならない。
「経済成長」時代が終わる今、日本人は次の価値を見いだすことができるだろうか?

74点。

***********
息をつき 眼前の君 見つむれば
 桜色の痕 柔肌に咲く
午後6時、越後湯沢行きの特急電車

ゴミ箱の中のファックスを確認して、居ても立ってもいられず車をまわす。
「なぜ?」 「今更...」 「でも...」
頭がぐちゃぐちゃになり、それでもなお、アクセルを踏む。

駐禁エリアに構わず車を突っ込みホームに駆け上がる。そこは煌びやかに着飾った人の群れがあり、中心にいつもより綺麗なお前がいた。
おろしたてのスーツにレイをかけられた幸せそうな男と手をつないで。

それを見て身体の暴走がようやく収まる。
ホッとして踵を返す。
格好悪い自分を見せたくないという意地と自信の無さ
歩きながらちょっと可笑しくなる。
あぁそんなもんだ、俺らしくていいじゃないか。

お前からもらったキーホルダーを弄りながらエンジンをかける。
ウインドウのうっすらとした黄砂で視界がぼやける。

おめでとうも言えないのか、意気地なしめ。

 
突っ伏したハンドルから無理矢理身体を起こし、ワイパーを作動させる。
スパッと視界が鮮明になる。
街はもう夜の顔になっていた。

*********
今も尚 ベルト通しに ぶら下がる
 君のかけらは あの日の思い出

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