つまらんCG映画というもの
2007年1月18日 映画
「モンスター・ハウス」鑑賞
DJのお向かいに住むネバークラッカーは、近づく子どもたちをいつも大変な剣幕で追い払ううのだが、ハロウィンの前日にネバークラッカーは倒れてしまう。無人になった家を調べるうちになんと屋敷に食べられそうになる。DJはチャウダーに助けを求めるのだった.....
大御所スティーヴン・スピルバーグとロバート・ゼメキスが 製作総指揮を務めるフルCGアニメーションということで期待も高まるってもんである。
実際「フォレスト・ガンプ」をセルフオマージュしたような初っ端の落ち葉シークエンスから続くクレイアニメーション風なキャラ造詣は前回の「ポーラー・エクスプレス」の失敗を踏まえ上手に作られてると言えるだろう。
終盤までのモンスターハウスと少年少女の攻防は会社は違えど「トイストーリー」テイストのワクワク感はあったようにも思う。
だからこそ惜しい。
ハウスがなんでモンスターになったか?という物語の根幹をなすべき点を蔑ろにし、ネバークラッカーの心情を描写しないという致命的な脚本ミス。エンディングで犬を助けるシーンを作るくらいならコンスタンスをもうすこし掘り下げて欲しかった。
なに?障害者は死んで当然ということですかそうですか。
たった一点のせいで映画全体がしまりのない子ども向け安物映画に落ちちゃったという典型。ゼメキス、お前はもうダークキャッスルだけやってろ。
40点
DJのお向かいに住むネバークラッカーは、近づく子どもたちをいつも大変な剣幕で追い払ううのだが、ハロウィンの前日にネバークラッカーは倒れてしまう。無人になった家を調べるうちになんと屋敷に食べられそうになる。DJはチャウダーに助けを求めるのだった.....
大御所スティーヴン・スピルバーグとロバート・ゼメキスが 製作総指揮を務めるフルCGアニメーションということで期待も高まるってもんである。
実際「フォレスト・ガンプ」をセルフオマージュしたような初っ端の落ち葉シークエンスから続くクレイアニメーション風なキャラ造詣は前回の「ポーラー・エクスプレス」の失敗を踏まえ上手に作られてると言えるだろう。
終盤までのモンスターハウスと少年少女の攻防は会社は違えど「トイストーリー」テイストのワクワク感はあったようにも思う。
だからこそ惜しい。
ハウスがなんでモンスターになったか?という物語の根幹をなすべき点を蔑ろにし、ネバークラッカーの心情を描写しないという致命的な脚本ミス。エンディングで犬を助けるシーンを作るくらいならコンスタンスをもうすこし掘り下げて欲しかった。
なに?障害者は死んで当然ということですかそうですか。
たった一点のせいで映画全体がしまりのない子ども向け安物映画に落ちちゃったという典型。ゼメキス、お前はもうダークキャッスルだけやってろ。
40点