「マグノリア」観賞

大根ってワケじゃないがなにを演じてもトムトムになっちゃって、それが嫌われてアカデミー賞もノミネート止まり、「そんなら」ってんでバイプレイヤーとしていっちょ頑張ってみたものの、やっぱりちょっと変わったトムトム程度の変化しかなく.....

すんません↑は、あらすじじゃーありません。感想。

でもなんつーか、赤の他人はそれぞれにちょっとづつ繋がっていているんだよ、つー群像劇ってのはもう星の数ほどあって、たとえば「クラッシュ」や「ショート・カッツ」なんかはその一本一本が見事に紡いでてとても感心するんだけど(とはいうもののそんなに好きじゃないが(笑))、この作品はどーにも同じシチュエーションの繰り返しに思えてならない。
いや、ニューヨークを舞台にした24時間限定の群像劇という脚本を含めた作り方やキャストの豪華さは秀逸だし、途中まではとっても静かに流れてて面白いんだが.....

.....やっぱラストだなぁ(^_^;)。
もう映画史上最大の理不尽演出に頭の中が「?」でいっぱいになってなんとか答えを捜してみるものの、結局見つからず残るのはトムトムの奇っ怪な演技だけという結果になってしまう。

奇跡のファンタジーととるのか、監督ポール・トーマス・アンダーソンの若気の至りととるのか?で評価は変わるね。

俺なんかはこの前作「ブギー・ナイツ」の上から目線が嫌いなので今作もあまり好きではない。マイノリティをなめんなよ。

深夜映画で再観、1.3倍速でちょうど良かった(笑)

40点

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