グロとこじつけのミルフィーユというもの
2007年12月1日 映画 コメント (2)
「ソウ4」鑑賞
脳腫瘍により絶命したジグソウはそのまま司法解剖にまわされた。すると体内から一本のメッセージテープ出てくる。ジグソウのゲームは終わっていなかったのだ.....
えーと、何書いてもネタバレになっちまうと思うので難しいのだが、あえて一言言わせていただくと、これは「ソウ4」でなくて「ソウ3-2」或いは「ソウ0」とした方がしっくりくることと、ここに来てジグソウは思想へと変貌したと感じたということだ。
第一作目「ソウ」からの強引なつじつま合わせ故にこういう風に持ってこざるを得なかったのはわかるし、もうやることはやりきった感アリアリなんで次作に繋ぐためのある意味しょうがないエンディングだったとも思う。
しかし、なんつーの?
作り方次第ではジェイソンにもフレディにもなれた希有なキャラだったから無駄遣いするのは惜しいと思うのだな。
まぁアナザワールド版でもなんでも「ジグソウ」作れば作ったになるんだけど、なんかねぇ...
シナリオ的には結構薄い。グロシーンも結構多いが
「ソウ」1〜3を忘れているのでどんでん返しも、イマイチ効果薄。二度目でやっとわかった。
んんん.....
微妙だなぁ...
49点
脳腫瘍により絶命したジグソウはそのまま司法解剖にまわされた。すると体内から一本のメッセージテープ出てくる。ジグソウのゲームは終わっていなかったのだ.....
えーと、何書いてもネタバレになっちまうと思うので難しいのだが、あえて一言言わせていただくと、これは「ソウ4」でなくて「ソウ3-2」或いは「ソウ0」とした方がしっくりくることと、ここに来てジグソウは思想へと変貌したと感じたということだ。
第一作目「ソウ」からの強引なつじつま合わせ故にこういう風に持ってこざるを得なかったのはわかるし、もうやることはやりきった感アリアリなんで次作に繋ぐためのある意味しょうがないエンディングだったとも思う。
しかし、なんつーの?
作り方次第ではジェイソンにもフレディにもなれた希有なキャラだったから無駄遣いするのは惜しいと思うのだな。
まぁアナザワールド版でもなんでも「ジグソウ」作れば作ったになるんだけど、なんかねぇ...
シナリオ的には結構薄い。グロシーンも結構多いが
「ソウ」1〜3を忘れているのでどんでん返しも、イマイチ効果薄。二度目でやっとわかった。
んんん.....
微妙だなぁ...
49点
おジャンにならなかったオチというもの
2007年12月2日 映画
「しゃべれどもしゃべれども」鑑賞
古典落語にこだわるが故に未だ二つ目の三つ葉は師匠に新しい落語を教わろうとするものの教えてくれない。そんな折り、ひょんなことから実家で話し方教室を始めることになるのだが.....
TOKIOの国分くんといえばぐるナイやオーラの泉など、お笑いやひな壇芸も無難にこなす技巧派というイメージがあったが、まさかここまで芸達者とは思ってもなかった。
さすがジャニーさんちの稼ぎ頭の一角というところか。
映画自体は特別捻ったところもなく、今日び流行っている「日の当たらないところにスポットを当て、人間愛を軽いタッチで描く感動作」の枠を一歩たりともでてない。香里奈も松重豊も一本調子でヘタだとはいわないが特別グッときたということもない。八千草薫、伊東四朗のベテランもどちらかといえば抑え気味の演技で地味である。
そんな中唯一光ったのが子役の森永悠希くん。神木くんや柳楽くんのような圧倒的演技力はないものの、愛嬌の良さで演者を喰ってた。そのあたり、劇中で彼が気に入った噺家、二代目桂枝雀(饅頭こわいのコピーは必見、すげぇ)ととてもリンクしていた。
言葉の伝統芸”落語”を背景にして、言葉に表すことがヘタクソな男女が一生懸命言葉をものにしようとあがくも結局は言葉の内の想いが大事、って転がり方は物語として悪くないと思う。ボチボチでした。
67点
古典落語にこだわるが故に未だ二つ目の三つ葉は師匠に新しい落語を教わろうとするものの教えてくれない。そんな折り、ひょんなことから実家で話し方教室を始めることになるのだが.....
TOKIOの国分くんといえばぐるナイやオーラの泉など、お笑いやひな壇芸も無難にこなす技巧派というイメージがあったが、まさかここまで芸達者とは思ってもなかった。
さすがジャニーさんちの稼ぎ頭の一角というところか。
映画自体は特別捻ったところもなく、今日び流行っている「日の当たらないところにスポットを当て、人間愛を軽いタッチで描く感動作」の枠を一歩たりともでてない。香里奈も松重豊も一本調子でヘタだとはいわないが特別グッときたということもない。八千草薫、伊東四朗のベテランもどちらかといえば抑え気味の演技で地味である。
そんな中唯一光ったのが子役の森永悠希くん。神木くんや柳楽くんのような圧倒的演技力はないものの、愛嬌の良さで演者を喰ってた。そのあたり、劇中で彼が気に入った噺家、二代目桂枝雀(饅頭こわいのコピーは必見、すげぇ)ととてもリンクしていた。
言葉の伝統芸”落語”を背景にして、言葉に表すことがヘタクソな男女が一生懸命言葉をものにしようとあがくも結局は言葉の内の想いが大事、って転がり方は物語として悪くないと思う。ボチボチでした。
67点
大ショックというもの
2007年12月2日 映画
朝からシコシコと書いてたレビューが消えた・゜・(つД`)・゜・
鳥肌立つくらい面白くて、痴漢えん罪事件とそこから監督の書きたかったであろう日本の裁判制度の問題点について触れ、更にはそのうち始まる裁判員制度に大きな期待を持つというレビューを気合い入れて書いてたので大ショック&書く気ナッシング
ちゅーことで簡単に書くと
ここに来て本年度最高作品に決定。
ちゅかここ10年の社会派邦画の中でも屈指の出来。
三谷幸喜には逆立ちしたってつくれないエンターテイメント作品でした。
最高
92点
鳥肌立つくらい面白くて、痴漢えん罪事件とそこから監督の書きたかったであろう日本の裁判制度の問題点について触れ、更にはそのうち始まる裁判員制度に大きな期待を持つというレビューを気合い入れて書いてたので大ショック&書く気ナッシング
ちゅーことで簡単に書くと
ここに来て本年度最高作品に決定。
ちゅかここ10年の社会派邦画の中でも屈指の出来。
三谷幸喜には逆立ちしたってつくれないエンターテイメント作品でした。
最高
92点
M-1予想最新版というもの
2007年12月6日 笑い コメント (5)今年もM-1グランプリの季節がやってきました。
準決勝進出者は以下の通り
はだか電球(吉本興業 大阪)
ジパング上陸作戦(吉本興業 東京)
ハイキングウォーキング(吉本興業 東京)
マシンガンズ(太田プロダクション)
オードリー(ケイダッシュステージ)
ハリセンボン(吉本興業 東京)
スピードワゴン(ホリプロコム)
サンドウィッチマン(フラットファイヴ)
ザ・パンチ(吉本興業 東京)
キングコング(吉本興業 東京)
U字工事(アミーパーク)
流れ星(浅井企画)
えんにち(吉本興業 東京)
超新塾(ワタナベエンターテインメント)
ラフコントロール(吉本興業 東京)
我が家(ワタナベエンターテインメント)
パンクブーブー(吉本興業 東京)
磁石(三木プロダクション)
志ん茶(アマチュア)
タイムマシーン3号(ケーアッププロモーション)
アームストロング(吉本興業 東京)
チーモンチョーチュウ(吉本興業 東京)
髭男爵(サンミュージックプロダクション)
キャン×キャン(ヴィジョンファクトリー)
BODY(吉本興業 東京)
オリエンタルラジオ(吉本興業 東京)
カナリア(吉本興業 東京)
東京ダイナマイト(オフィス北野)
ナイツ(マセキ芸能社)
トータルテンボス(吉本興業 東京)
三拍子(サンミュージックプロダクション)
POISON GIRL BAND(吉本興業 東京)
ブレーメン(吉本興業 東京)
ピース(吉本興業 東京)
麒麟(吉本興業 大阪)
平成ノブシコブシ(吉本興業 東京)
ザブングル(ワタナベエンターテインメント)
ザ☆健康ボーイズ(吉本興業 大阪)
ゼミナールキッチン(吉本興業 大阪)
座長座長 吉本興業(大阪 新喜劇)
ジャルジャル(吉本興業 大阪)
ハム(アマチュア)
ヘッドライト(吉本興業 大阪)
鎌鼬(吉本興業 大阪)
天津(吉本興業 大阪)
なすなかにし(松竹芸能)
プラスマイナス(吉本興業 大阪)
スマイル(吉本興業 大阪)
藤崎マーケット(吉本興業 大阪)
ザ・プラン9(吉本興業 大阪)
とろサーモン(吉本興業 大阪)
span!(吉本興業 大阪)
ソラシド(吉本興業 大阪)
ギャロップ(吉本興業 大阪)
ヒカリゴケ(松竹芸能)
千鳥(吉本興業 大阪)
GAG少年楽団(吉本興業 大阪)
NON STYLE(吉本興業 大阪)
高校デビュー(アマチュア)
モンスターエンジン(吉本興業 大阪)
アジアン(吉本興業 大阪)
笑い飯(吉本興業 大阪)
まえだまえだ(松竹芸能)
天竺鼠(吉本興業 大阪)
大脇里村ゼミナール(吉本興業 大阪)
勝山梶(吉本興業 大阪)
ダイアン(吉本興業 大阪)
この中から9組選ばれるワケだ。
俺が今年初頭に予想したのはこれ。
http://diarynote.jp/d/38325/20070307
俺のイチオシトリオ東京03がいないのが残念だが、あとは予想メンバーが全員残っている。よしよし。(゜ー゜)(。_。)ウンウン
さて、何度か書いてるが近年数秒を持ち時間としたインパクト系お笑いが全盛期でじっくりネタを見せる漫才の人気は今ひとつだ。ノミネートされた組を見てみてもその傾向が如実に表れている。勝山梶って...まだコンビだったのか?
そんな中、今年一年で力をつけてきたのはザブングル、鎌鼬といったコント系漫才師だろう。ひな壇芸人としてテレビでも使いにくいにもかかわらず、漫才とインパクト芸の隙間を縫い善戦してるといっていいだろう。
あと、トータルテンボス。昔は大嫌いだったが最近みたらチョー巧くなってた。あの空気感は彼らにしかつくれない。最近イチオシである。
あとは横綱 麒麟 千鳥 笑い飯がどう立ち向かうか?というところか。
ちゅーことで9組の予想がこれ
麒麟
千鳥
ザブングル
アジアン
とろサーモン
なすなかにし
トータルテンボス
我が家
マシンガンズorギャロップ(穴)
キレツッコミコンビのマシンガンズ以外は結構イイ線ついてると思うのだがどうか?>諸氏
準決勝進出者は以下の通り
はだか電球(吉本興業 大阪)
ジパング上陸作戦(吉本興業 東京)
ハイキングウォーキング(吉本興業 東京)
マシンガンズ(太田プロダクション)
オードリー(ケイダッシュステージ)
ハリセンボン(吉本興業 東京)
スピードワゴン(ホリプロコム)
サンドウィッチマン(フラットファイヴ)
ザ・パンチ(吉本興業 東京)
キングコング(吉本興業 東京)
U字工事(アミーパーク)
流れ星(浅井企画)
えんにち(吉本興業 東京)
超新塾(ワタナベエンターテインメント)
ラフコントロール(吉本興業 東京)
我が家(ワタナベエンターテインメント)
パンクブーブー(吉本興業 東京)
磁石(三木プロダクション)
志ん茶(アマチュア)
タイムマシーン3号(ケーアッププロモーション)
アームストロング(吉本興業 東京)
チーモンチョーチュウ(吉本興業 東京)
髭男爵(サンミュージックプロダクション)
キャン×キャン(ヴィジョンファクトリー)
BODY(吉本興業 東京)
オリエンタルラジオ(吉本興業 東京)
カナリア(吉本興業 東京)
東京ダイナマイト(オフィス北野)
ナイツ(マセキ芸能社)
トータルテンボス(吉本興業 東京)
三拍子(サンミュージックプロダクション)
POISON GIRL BAND(吉本興業 東京)
ブレーメン(吉本興業 東京)
ピース(吉本興業 東京)
麒麟(吉本興業 大阪)
平成ノブシコブシ(吉本興業 東京)
ザブングル(ワタナベエンターテインメント)
ザ☆健康ボーイズ(吉本興業 大阪)
ゼミナールキッチン(吉本興業 大阪)
座長座長 吉本興業(大阪 新喜劇)
ジャルジャル(吉本興業 大阪)
ハム(アマチュア)
ヘッドライト(吉本興業 大阪)
鎌鼬(吉本興業 大阪)
天津(吉本興業 大阪)
なすなかにし(松竹芸能)
プラスマイナス(吉本興業 大阪)
スマイル(吉本興業 大阪)
藤崎マーケット(吉本興業 大阪)
ザ・プラン9(吉本興業 大阪)
とろサーモン(吉本興業 大阪)
span!(吉本興業 大阪)
ソラシド(吉本興業 大阪)
ギャロップ(吉本興業 大阪)
ヒカリゴケ(松竹芸能)
千鳥(吉本興業 大阪)
GAG少年楽団(吉本興業 大阪)
NON STYLE(吉本興業 大阪)
高校デビュー(アマチュア)
モンスターエンジン(吉本興業 大阪)
アジアン(吉本興業 大阪)
笑い飯(吉本興業 大阪)
まえだまえだ(松竹芸能)
天竺鼠(吉本興業 大阪)
大脇里村ゼミナール(吉本興業 大阪)
勝山梶(吉本興業 大阪)
ダイアン(吉本興業 大阪)
この中から9組選ばれるワケだ。
俺が今年初頭に予想したのはこれ。
http://diarynote.jp/d/38325/20070307
俺のイチオシトリオ東京03がいないのが残念だが、あとは予想メンバーが全員残っている。よしよし。(゜ー゜)(。_。)ウンウン
さて、何度か書いてるが近年数秒を持ち時間としたインパクト系お笑いが全盛期でじっくりネタを見せる漫才の人気は今ひとつだ。ノミネートされた組を見てみてもその傾向が如実に表れている。勝山梶って...まだコンビだったのか?
そんな中、今年一年で力をつけてきたのはザブングル、鎌鼬といったコント系漫才師だろう。ひな壇芸人としてテレビでも使いにくいにもかかわらず、漫才とインパクト芸の隙間を縫い善戦してるといっていいだろう。
あと、トータルテンボス。昔は大嫌いだったが最近みたらチョー巧くなってた。あの空気感は彼らにしかつくれない。最近イチオシである。
あとは横綱 麒麟 千鳥 笑い飯がどう立ち向かうか?というところか。
ちゅーことで9組の予想がこれ
麒麟
千鳥
ザブングル
アジアン
とろサーモン
なすなかにし
トータルテンボス
我が家
マシンガンズorギャロップ(穴)
キレツッコミコンビのマシンガンズ以外は結構イイ線ついてると思うのだがどうか?>諸氏
続・M-1予想最新版というもの
2007年12月7日 笑い コメント (3)
ユーチューブにあがっているM-1GP2007の3回戦のネタをじっくり観た。
その中で印象に残った組を挙げたいと思う。なんでそんなことを書くかというと昨日の予想が外れたときの保険であるが、格好悪いからそれは内緒だ。
まずハイキングウォーキング。
数多居るインパクト芸人かと思いきや、結構しっかりしたネタを持っているのにびっくり。ただ”間”の取り方が圧倒的に悪い。制限時間が短い予選の中、ネタを詰め込みたい気持ちもわかるがコンマ数秒の”待ち”があればもっと面白いはず。じつはこれはハイキングウォーキングに限らず若手全般に言えること。焦るな。
そんな中、えんにち・ダイアン・サンドウィッチマン、今日子さんオススメの東京ダイナマイトあたりはやっつけ仕事感が良い間を生んでいる。これでネタが面白ければ絶対上に上がれるんだがなぁ....
間の取り方とネタでいえばPOISON GIRL BANDとザ・プラン9が絶妙だった。さすが決勝経験者である。
リンダさんとハルカさんオススメの笑い飯だが、個人的に飽きた(笑)ってのが大きい。実力はあるので是非新ネタで勝負して決勝に上がってきてもらいたい。
ゆりさんオススメはキンコンですか....(^_^;)
オリラジ、スピードワゴン枠ですからねぇ、キンコンは。なくはない、ということにしておきます。
座長座長は準決勝が大阪会場だからもしかしたら、と思いますがここを逃すと東京会場の敗者復活は無理でしょうね。知名度が低すぎますから。
あと、絶対決勝進出はないが「なにこれ!(・∀・)」と俺の心を掴んだのがザ・パンチとオードリー。どっちも面白くないし売れないだろうけど好き。(笑)
その中で印象に残った組を挙げたいと思う。なんでそんなことを書くかというと昨日の予想が外れたときの保険であるが、格好悪いからそれは内緒だ。
まずハイキングウォーキング。
数多居るインパクト芸人かと思いきや、結構しっかりしたネタを持っているのにびっくり。ただ”間”の取り方が圧倒的に悪い。制限時間が短い予選の中、ネタを詰め込みたい気持ちもわかるがコンマ数秒の”待ち”があればもっと面白いはず。じつはこれはハイキングウォーキングに限らず若手全般に言えること。焦るな。
そんな中、えんにち・ダイアン・サンドウィッチマン、今日子さんオススメの東京ダイナマイトあたりはやっつけ仕事感が良い間を生んでいる。これでネタが面白ければ絶対上に上がれるんだがなぁ....
間の取り方とネタでいえばPOISON GIRL BANDとザ・プラン9が絶妙だった。さすが決勝経験者である。
リンダさんとハルカさんオススメの笑い飯だが、個人的に飽きた(笑)ってのが大きい。実力はあるので是非新ネタで勝負して決勝に上がってきてもらいたい。
ゆりさんオススメはキンコンですか....(^_^;)
オリラジ、スピードワゴン枠ですからねぇ、キンコンは。なくはない、ということにしておきます。
座長座長は準決勝が大阪会場だからもしかしたら、と思いますがここを逃すと東京会場の敗者復活は無理でしょうね。知名度が低すぎますから。
あと、絶対決勝進出はないが「なにこれ!(・∀・)」と俺の心を掴んだのがザ・パンチとオードリー。どっちも面白くないし売れないだろうけど好き。(笑)
「椿三十郎」鑑賞
城内での不正をお上に訴えようとして集まった9人の若侍たち。社殿で色々策をねっていると暗がりから独りの浪人が現れ思慮浅い若者を諭す。しかし不正を許せない侍達は信念をまげようとはしない。あぶなっかしい若者を放ってはおけない浪人は思わず手伝うと口走ってしまう....
まず、本家三船敏郎版「椿三十郎」がある限り、誰が三十郎を演じようが見劣りしてしまうという事実を受け入れる必要がある。それは渡辺謙がやろうが真田広之がやろうが役所広司がやろうが、織田裕二よりかマシになったかもしらんがやっぱり「三船版の方がよかった」という感想になると容易に想像できるからである。
それほどの大作、ある意味アンタッチャブルな作品を森田芳光は、まんま一緒な脚本を用いつつもフレッシュで若々しい青春活劇にアレンジすることで、オリジナルの重厚かつ際立ったキャラクターを薄めるという作戦に出た。
果たしてこれは成功してるといって良い。
ちゅか最後の決闘がすごいとか21人斬りとか色々言われてるが、元々この作品は”不正は許せないと憤る加山雄三率いる9人の金魚のうんこが海千山千の手練れに翻弄されつつも志を曲げず解決に邁進する話”、つまり若者の成長の物語なのだ。
しかし単純に勧善懲悪でない。三十郎という毒を入れることで、したたかさも必要だと説くのである。
ウソ不正がはびこりつつ、一方でバカ正直に頭下げることこそ真理とする腐抜けたこの時代には全くピッタリなテーマなのだな。
そういう意味で見ると松山くんをはじめとしたキャスティングもまぁ及第点だし、「用心棒」でなくあえて「椿三十郎」からリメイクしたマーケティング戦術もオリジナルを知らない世代が観客のメインと考えるとと外してはないのだろうと思われる。
あえて苦言を書くなら、「7人の侍」からリメイクして時代劇俳優として織田裕二を成長させてから撮って欲しかった。年齢的には合ってるのかもしれんが”もうすぐ四十郎”の三十郎を演じるにはやっぱちょっと見た目が若いし、なにより三船敏郎のイメージに引きずられてヘタクソなモノマネをしてるように見える。
というものの、製作総指揮の春樹ちゃんが真っ向勝負できた「椿三十郎」はフツーに良い作品となっていた。「蒼き狼 地果て海尽きるまで」でいよいよ終わったと思わせてこれである。「男たちの大和」のときといい、ホントにしぶとい御仁だなぁ(笑)。さて、続いては崔洋一監督で「用心棒」か。俺的には破天荒なこっちの三十郎の方が好きだからどうなるか楽しみ。
60点
城内での不正をお上に訴えようとして集まった9人の若侍たち。社殿で色々策をねっていると暗がりから独りの浪人が現れ思慮浅い若者を諭す。しかし不正を許せない侍達は信念をまげようとはしない。あぶなっかしい若者を放ってはおけない浪人は思わず手伝うと口走ってしまう....
まず、本家三船敏郎版「椿三十郎」がある限り、誰が三十郎を演じようが見劣りしてしまうという事実を受け入れる必要がある。それは渡辺謙がやろうが真田広之がやろうが役所広司がやろうが、織田裕二よりかマシになったかもしらんがやっぱり「三船版の方がよかった」という感想になると容易に想像できるからである。
それほどの大作、ある意味アンタッチャブルな作品を森田芳光は、まんま一緒な脚本を用いつつもフレッシュで若々しい青春活劇にアレンジすることで、オリジナルの重厚かつ際立ったキャラクターを薄めるという作戦に出た。
果たしてこれは成功してるといって良い。
ちゅか最後の決闘がすごいとか21人斬りとか色々言われてるが、元々この作品は”不正は許せないと憤る加山雄三率いる9人の金魚のうんこが海千山千の手練れに翻弄されつつも志を曲げず解決に邁進する話”、つまり若者の成長の物語なのだ。
しかし単純に勧善懲悪でない。三十郎という毒を入れることで、したたかさも必要だと説くのである。
ウソ不正がはびこりつつ、一方でバカ正直に頭下げることこそ真理とする腐抜けたこの時代には全くピッタリなテーマなのだな。
そういう意味で見ると松山くんをはじめとしたキャスティングもまぁ及第点だし、「用心棒」でなくあえて「椿三十郎」からリメイクしたマーケティング戦術もオリジナルを知らない世代が観客のメインと考えるとと外してはないのだろうと思われる。
あえて苦言を書くなら、「7人の侍」からリメイクして時代劇俳優として織田裕二を成長させてから撮って欲しかった。年齢的には合ってるのかもしれんが”もうすぐ四十郎”の三十郎を演じるにはやっぱちょっと見た目が若いし、なにより三船敏郎のイメージに引きずられてヘタクソなモノマネをしてるように見える。
というものの、製作総指揮の春樹ちゃんが真っ向勝負できた「椿三十郎」はフツーに良い作品となっていた。「蒼き狼 地果て海尽きるまで」でいよいよ終わったと思わせてこれである。「男たちの大和」のときといい、ホントにしぶとい御仁だなぁ(笑)。さて、続いては崔洋一監督で「用心棒」か。俺的には破天荒なこっちの三十郎の方が好きだからどうなるか楽しみ。
60点
久々バトンというもの
2007年12月10日 ネット コメント (1)だいありのーとの唯一神(笑)天照大神さんよりバトンをいただく。
なになに?お部屋バトン??
さっそくやってみる、れっつらどん。
■まず、此のバトンを回す5人を言って。
←ここにある日記ブックマークの更新順上から5人で。
CUCKOO ROBINさん
くまぷ〜さん
MILKさん
えみふぅさん
セック鈴木さん
やるやらないはお任せでよろしくお願いします。m(__)m
■自分の部屋は綺麗ですか?
うーん....子ども3人持つ身としては自分の部屋なんてないわけで.....
とりあえず、居間は普通にちらかってます。
■一番多い本はなに?
単行本のシリーズでいえば「金色のガッシュ」単行本。あるいはコロコロコミック(双方次男坊所有)。ソリッド感溢れる存在感がステキ。
俺のはないなぁ...
■フィギュアとかってある?
フィギュアはないがガチャポンSDガンダムなら長男の机の上に死ぬほど並んでいる。
■夢小説は?
夢小説って…なに??
■同人誌は?
無いっす。
■何週間に一回掃除機掛ける?
俺はかけないのでわからないが、多分1〜2回。フローリングなのでダスキンモップが大活躍です。
■勉強道具と趣味道具どっちが多い?
仕事道具が多いです。
■時計はある?
壁掛けの電波クロック、レコーダーについてるデジタル時計の2つがあります。
■部屋の中で一番大きいものは?
面積でいうと電気カーペット、体積でいうと200×90センチの長ちゃぶ台。
■最後に自分の部屋にバトンを回す人を入れられる?
来る者拒まず、刺身と酒もって待ってます!(笑)
なになに?お部屋バトン??
さっそくやってみる、れっつらどん。
■まず、此のバトンを回す5人を言って。
←ここにある日記ブックマークの更新順上から5人で。
CUCKOO ROBINさん
くまぷ〜さん
MILKさん
えみふぅさん
セック鈴木さん
やるやらないはお任せでよろしくお願いします。m(__)m
■自分の部屋は綺麗ですか?
うーん....子ども3人持つ身としては自分の部屋なんてないわけで.....
とりあえず、居間は普通にちらかってます。
■一番多い本はなに?
単行本のシリーズでいえば「金色のガッシュ」単行本。あるいはコロコロコミック(双方次男坊所有)。ソリッド感溢れる存在感がステキ。
俺のはないなぁ...
■フィギュアとかってある?
フィギュアはないがガチャポンSDガンダムなら長男の机の上に死ぬほど並んでいる。
■夢小説は?
夢小説って…なに??
■同人誌は?
無いっす。
■何週間に一回掃除機掛ける?
俺はかけないのでわからないが、多分1〜2回。フローリングなのでダスキンモップが大活躍です。
■勉強道具と趣味道具どっちが多い?
仕事道具が多いです。
■時計はある?
壁掛けの電波クロック、レコーダーについてるデジタル時計の2つがあります。
■部屋の中で一番大きいものは?
面積でいうと電気カーペット、体積でいうと200×90センチの長ちゃぶ台。
■最後に自分の部屋にバトンを回す人を入れられる?
来る者拒まず、刺身と酒もって待ってます!(笑)
続々・M-12007というもの
2007年12月11日 笑い コメント (3)
M-1決勝進出8組が決まった。
キングコング(吉本興業 東京)
ザブングル(ワタナベエンターテインメント)
ダイアン(吉本興業 大阪)
千鳥(吉本興業 大阪)
トータルテンボス(吉本興業 東京)
ハリセンボン(吉本興業 東京)
POISON GIRL BAND(吉本興業 東京)
笑い飯(吉本興業 大阪)
西のお笑いマイスターゆり師匠オススメのキングコングが決勝に残った。スピードワゴンやオリラジと同等に扱った非礼をお許しいただきたい。
後出しジャンケンになるが、まぁ確かに数年前の騒がしいだけの漫才じゃなく余裕がでてきた(特に西野の方)ので安心してみてられるようになったのは事実。
でも、優勝するほどじゃないと思う。ブリシャブがかかってるのであんまり頑張るな。(笑)
ザブングル、千鳥、笑い飯、トータルテンボス、POISON GIRL BANDあたりは順当か。
常連3組の中で唯一落としていた笑い飯が入っていたのは未だ飽きられてないということだろう。どんなネタをやってもとりあえず2〜3回は笑えるツボをコンスタントにもっているコンビなので、決勝戦ではどのネタを持ってくるのか?フットが優勝した第三回のときのネタ(奈良歴史なんとか博物館のネタね)が神すぎるのでそれに引きずられなければいいとこいくかも。
そんな中、麒麟が落ちたのが驚きである。引き出しの多さ、人気・知名度、円熟性、どれをとっても抜きん出ていたと思ったのだが.....準決勝で薄ら寒いネタをやってしまったのか、自らハードルをあげたのか?本当のところはわからない。もしかしたら敗者復活からの優勝というクソつまらん演出のためかもしれん。どっちにしろ、決勝に残らなかったのは事実でなにか足りなかったのだろう。
よしもとの中で唯一残ったナベプロ芸人ザブングルだが、ここいらが限界。決勝にこれただけで良しとしなければならん。
ダイアン・ハリセンボンとも西澤・箕輪という天才ボケ芸人と津田・近藤という天然ツッコミ芸人で結成されているコンビである。ピンチになったらツッコミの方に神様が舞い降りるという麒麟のようなコンビなので決勝でどうなるかはわからない。ドンズベリするか大笑いになるか?
という8名となった。
敗者復活はなすなかにしをココでも推す!アメザリの仇を討て!
麒麟がいない大番狂わせ優勝決定戦残るはトータルテンボス・笑い飯・千鳥で優勝はトータルテンボスでどうよ!!
キングコング(吉本興業 東京)
ザブングル(ワタナベエンターテインメント)
ダイアン(吉本興業 大阪)
千鳥(吉本興業 大阪)
トータルテンボス(吉本興業 東京)
ハリセンボン(吉本興業 東京)
POISON GIRL BAND(吉本興業 東京)
笑い飯(吉本興業 大阪)
西のお笑いマイスターゆり師匠オススメのキングコングが決勝に残った。スピードワゴンやオリラジと同等に扱った非礼をお許しいただきたい。
後出しジャンケンになるが、まぁ確かに数年前の騒がしいだけの漫才じゃなく余裕がでてきた(特に西野の方)ので安心してみてられるようになったのは事実。
でも、優勝するほどじゃないと思う。ブリシャブがかかってるのであんまり頑張るな。(笑)
ザブングル、千鳥、笑い飯、トータルテンボス、POISON GIRL BANDあたりは順当か。
常連3組の中で唯一落としていた笑い飯が入っていたのは未だ飽きられてないということだろう。どんなネタをやってもとりあえず2〜3回は笑えるツボをコンスタントにもっているコンビなので、決勝戦ではどのネタを持ってくるのか?フットが優勝した第三回のときのネタ(奈良歴史なんとか博物館のネタね)が神すぎるのでそれに引きずられなければいいとこいくかも。
そんな中、麒麟が落ちたのが驚きである。引き出しの多さ、人気・知名度、円熟性、どれをとっても抜きん出ていたと思ったのだが.....準決勝で薄ら寒いネタをやってしまったのか、自らハードルをあげたのか?本当のところはわからない。もしかしたら敗者復活からの優勝というクソつまらん演出のためかもしれん。どっちにしろ、決勝に残らなかったのは事実でなにか足りなかったのだろう。
よしもとの中で唯一残ったナベプロ芸人ザブングルだが、ここいらが限界。決勝にこれただけで良しとしなければならん。
ダイアン・ハリセンボンとも西澤・箕輪という天才ボケ芸人と津田・近藤という天然ツッコミ芸人で結成されているコンビである。ピンチになったらツッコミの方に神様が舞い降りるという麒麟のようなコンビなので決勝でどうなるかはわからない。ドンズベリするか大笑いになるか?
という8名となった。
敗者復活はなすなかにしをココでも推す!アメザリの仇を討て!
麒麟がいない大番狂わせ優勝決定戦残るはトータルテンボス・笑い飯・千鳥で優勝はトータルテンボスでどうよ!!
後輩の彼女というもの
2007年12月12日 オマヌケな出来事 コメント (2)いっこ下の後輩Sに彼女が出来た。
空気が読めない残念な子だったのでとりあえず驚いたのとその彼女に興味があったので連れてくるように言ってみたら職場にホントに来やがった(笑)。
もっともうちで取り扱う革製品をひとつ分けて欲しいとのことだったのが理由だが。
事前に白色のが良いと聞いていたのでいくつか用意した。
合皮の2000円のやつと牛革製で3000円以内のやつがメイン。牛革のはワニとかシャークの型押しがしてあってそれなりに高級感もある。本物のワニとかオーストリッチのもあるんだが10,000円を超えるし、白色なんかそんな売れないから在庫にするのイヤだったので用意せず。
ところで俺だけかもしれないが、彼氏が世話になった先輩に顔を出す場合、少しは緊張したり愛想のひとつもふりまくものだと思うのだが、その彼女はすこっしも笑わずつまらなそうに黙っている。
ケンカでもしたのかな?と思いつつ気にせず商品の説明をしているとひとこと。
「わたし、ごうかわいやぁー」
一瞬わからなかったがすぐに理解する。
品物に”合皮”とあったのを読み間違えたっぽい。一応意味はわかってるんだなぁ、と吹き出しそうになりつつも失礼のないように説明する。するとその説明を遮って
「わたし、これにする。本物志向だから」
とワニの型押しの牛革を手にする。
イヤイヤイヤイヤイヤイヤイヤイヤ!!(笑)
それ型押しだから!
ワニじゃなく牛だからっっ!!
どっちかっつーとニセモノだからっっっっ!!!!
と、思わずツッコミそうになったが我慢して
「そちらは牛革の型押しでワニではないのですがよろしいですか?」
と確認する。
「えーワニのがいい〜〜〜〜〜」
と曰うのですぐには無いが用意できる、価格は10,000円をちょっと超える説明をすると
「...........やっぱりこれでいいや」
とあっさり2500円のやつに。
....おいっ! 本物志向! (笑)
それからSの彼女の呼び名は本物志向と決定。幸せにね。(笑)
空気が読めない残念な子だったのでとりあえず驚いたのとその彼女に興味があったので連れてくるように言ってみたら職場にホントに来やがった(笑)。
もっともうちで取り扱う革製品をひとつ分けて欲しいとのことだったのが理由だが。
事前に白色のが良いと聞いていたのでいくつか用意した。
合皮の2000円のやつと牛革製で3000円以内のやつがメイン。牛革のはワニとかシャークの型押しがしてあってそれなりに高級感もある。本物のワニとかオーストリッチのもあるんだが10,000円を超えるし、白色なんかそんな売れないから在庫にするのイヤだったので用意せず。
ところで俺だけかもしれないが、彼氏が世話になった先輩に顔を出す場合、少しは緊張したり愛想のひとつもふりまくものだと思うのだが、その彼女はすこっしも笑わずつまらなそうに黙っている。
ケンカでもしたのかな?と思いつつ気にせず商品の説明をしているとひとこと。
「わたし、ごうかわいやぁー」
一瞬わからなかったがすぐに理解する。
品物に”合皮”とあったのを読み間違えたっぽい。一応意味はわかってるんだなぁ、と吹き出しそうになりつつも失礼のないように説明する。するとその説明を遮って
「わたし、これにする。本物志向だから」
とワニの型押しの牛革を手にする。
イヤイヤイヤイヤイヤイヤイヤイヤ!!(笑)
それ型押しだから!
ワニじゃなく牛だからっっ!!
どっちかっつーとニセモノだからっっっっ!!!!
と、思わずツッコミそうになったが我慢して
「そちらは牛革の型押しでワニではないのですがよろしいですか?」
と確認する。
「えーワニのがいい〜〜〜〜〜」
と曰うのですぐには無いが用意できる、価格は10,000円をちょっと超える説明をすると
「...........やっぱりこれでいいや」
とあっさり2500円のやつに。
....おいっ! 本物志向! (笑)
それからSの彼女の呼び名は本物志向と決定。幸せにね。(笑)
続・後輩の彼女というもの
2007年12月13日 オマヌケな出来事 コメント (5)
昨日書いた本物志向と付き合うことになったSだが、ついに一緒に旅行にいくことになったらしい。
「そーいや今度ルミナリエに行くんですよ」
ルミナリエといえば阪神淡路大震災犠牲者の鎮魂の意を込め毎年神戸で開催される光の一大ページェントだ。すごいキレイで在阪のカップルだけでなく全国各地から観光客が来るくらい。そんなところに彼女を連れて行くなんて奥手のSくんも成長したものである。あれっすか?ルミナリエ観て有馬温泉あたりでしっぽりのいちゃつくってか。
とオッサンのようなツッコミをすると
「いやぁ彼女箱入り娘なんで日帰りなんですよ」
と言うではないか。
ちょ、ちょっとまてまて( ̄□ ̄;)!!
箱入り娘はスルーだが(笑)、日帰りってなんだよ。泊まってこその旅行だろうが。
しかもルミナリエは夜!ついでにここから高速使って片道5時間もかかるんだぞ?昼間観てくるんかい!
と焦って聞くと、週末は5時半から点灯してるので昼間神戸観光して1時間くらいルミナリエを見て帰ってくるというパターンらしい。
まぁ週末は人でごった返してるだろうし、寒空の中ただ光ってるものを長時間見る必要もないし、どっちかっつーと見た後の方が大事だしな。うん、12時に帰宅するのも午前2時に帰宅するのも変わらんから仮眠とるって京都南インターで降りてラブホに入っちゃえばこっちのもんだし(←外道)、なんとでもやりようがあるよな。
問題は近辺に駐車場があるかどうか?だ。
いっそのこと大阪あたりからパークアンドライドで会場入りした方が良いかもしれんぞ?とアドバイスすると
「あ、心配いりません。日帰りバスツアーで行きますから」
え......?( ゜д゜)ポカーン
地元のおばちゃんたちと一緒にバスに揺られて?
昼間は旧居留地や北野異人館を散策して?
迷子にならないよう集団でルミナリエみて?
おばちゃんたちと帰ってくるツアーですか?
・゜・(つД`)・゜・ Sくん.......
「そーいや今度ルミナリエに行くんですよ」
ルミナリエといえば阪神淡路大震災犠牲者の鎮魂の意を込め毎年神戸で開催される光の一大ページェントだ。すごいキレイで在阪のカップルだけでなく全国各地から観光客が来るくらい。そんなところに彼女を連れて行くなんて奥手のSくんも成長したものである。あれっすか?ルミナリエ観て有馬温泉あたりでしっぽりのいちゃつくってか。
とオッサンのようなツッコミをすると
「いやぁ彼女箱入り娘なんで日帰りなんですよ」
と言うではないか。
ちょ、ちょっとまてまて( ̄□ ̄;)!!
箱入り娘はスルーだが(笑)、日帰りってなんだよ。泊まってこその旅行だろうが。
しかもルミナリエは夜!ついでにここから高速使って片道5時間もかかるんだぞ?昼間観てくるんかい!
と焦って聞くと、週末は5時半から点灯してるので昼間神戸観光して1時間くらいルミナリエを見て帰ってくるというパターンらしい。
まぁ週末は人でごった返してるだろうし、寒空の中ただ光ってるものを長時間見る必要もないし、どっちかっつーと見た後の方が大事だしな。うん、12時に帰宅するのも午前2時に帰宅するのも変わらんから仮眠とるって京都南インターで降りてラブホに入っちゃえばこっちのもんだし(←外道)、なんとでもやりようがあるよな。
問題は近辺に駐車場があるかどうか?だ。
いっそのこと大阪あたりからパークアンドライドで会場入りした方が良いかもしれんぞ?とアドバイスすると
「あ、心配いりません。日帰りバスツアーで行きますから」
え......?( ゜д゜)ポカーン
地元のおばちゃんたちと一緒にバスに揺られて?
昼間は旧居留地や北野異人館を散策して?
迷子にならないよう集団でルミナリエみて?
おばちゃんたちと帰ってくるツアーですか?
・゜・(つД`)・゜・ Sくん.......
「アイアム・レジェンド」鑑賞。
人類が絶滅して3年、生き残ったロバート・ネビルはニューヨークで犬のサムと暮らしていた。彼はこの災害の原因と生存者を捜すため返事のない無線に今日も呼びかけるのだった.....
原作の邦題、ロメロや藤子F不二雄先生がオマージュした作品そのタイトル・内容と何を書いてもネタバレになりそうな本作。
ちゃんと言ってくれないとダメじゃない。俺、途中までリメイクと知らずまんまパクり映画と思って観てたぞ(^_^;)。
ひとつのネタを大きく脹らませて丁寧に紡ぐことでひとつの物語にする、というやり方は原作者リチャード・マシスンのお得意とするところ。これも鑑賞後に感じる「あーそういうことか」を噛みしめるタイプの映画なのだが、いかんせんウィル・スミスとハリウッド、するめのような映画は作らず設定も今風なCGバリバリのアクション映画となった。おかげでただの○○ビ映画と捉えられてしまうのがちょっとアレだ。
そこさえ丁寧に作ればシャマラン作品程度にはなってたのになぁ。
ウィル・スミスは巧かった。悔しいが、さすがである。
50点
けど、エンドは藤子先生版の方が一億倍安らかで切なくて複雑で良い。
人類が絶滅して3年、生き残ったロバート・ネビルはニューヨークで犬のサムと暮らしていた。彼はこの災害の原因と生存者を捜すため返事のない無線に今日も呼びかけるのだった.....
原作の邦題、ロメロや藤子F不二雄先生がオマージュした作品そのタイトル・内容と何を書いてもネタバレになりそうな本作。
ちゃんと言ってくれないとダメじゃない。俺、途中までリメイクと知らずまんまパクり映画と思って観てたぞ(^_^;)。
ひとつのネタを大きく脹らませて丁寧に紡ぐことでひとつの物語にする、というやり方は原作者リチャード・マシスンのお得意とするところ。これも鑑賞後に感じる「あーそういうことか」を噛みしめるタイプの映画なのだが、いかんせんウィル・スミスとハリウッド、するめのような映画は作らず設定も今風なCGバリバリのアクション映画となった。おかげでただの○○ビ映画と捉えられてしまうのがちょっとアレだ。
そこさえ丁寧に作ればシャマラン作品程度にはなってたのになぁ。
ウィル・スミスは巧かった。悔しいが、さすがである。
50点
けど、エンドは藤子先生版の方が一億倍安らかで切なくて複雑で良い。
今日の「特ダネ!」のネタ。
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20071218i503.htm
こんなことを閣議決定してる余裕があるってのが驚きだ。
つか山根議員、「UFOが敵性であるかフレンドリーであるか見極めることは、国防にとって重要」って.....頭悪いんじゃねぇの?
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20071218i503.htm
「UFO、存在の確認なし」政府が議員質問書で閣議決定
地球外から飛来してきた未確認飛行物体(UFO)について、政府は18日、「これまで存在を確認していない」とする見解を閣議で決定した。
文部科学省によると、政府がUFOの有無に関して正式な見解をまとめて公表するのは、これが初めてという。
山根隆治参議院議員(民主)から提出された質問主意書に対し、答弁書を閣議決定した。それによると、政府はUFOの存在を確認していないとしたうえで、「特段の情報収集、外国との情報交換、研究などは行っていない」とし、「我が国に飛来した場合の対応についても特段の検討を行っていない」と説明している。
航空自衛隊は、日本の領空に侵入するおそれのある正体不明の航跡を探知した場合に戦闘機を緊急発進させるが、「鳥など航空機以外の物体を発見することはあるが、UFOを発見した事例は承知していない」と答えた。
(2007年12月18日11時46分 読売新聞)
こんなことを閣議決定してる余裕があるってのが驚きだ。
つか山根議員、「UFOが敵性であるかフレンドリーであるか見極めることは、国防にとって重要」って.....頭悪いんじゃねぇの?
クリスマス映画というもの
2007年12月20日 映画
今年も残すところあと10日、クリスマスまでもう少しである。
なにかと騒がしく悲惨な事件も多かった平成19年だったが、年の瀬くらい優しく穏やかに過ごしたいものだ。
ところで、聞くところによるとなんかクリスマスを独りで過ごす人が全体の20%も居るとのこと。恋人がいるでもなく、家族で過ごすワケでもなく、かといって仕事に精を出すワケでもない御仁が5人に1人もいるとは驚きである。アンケートには男女差の開きはないようなので10人に1人の女子がクリスマス暇してる計算になる。
なんと勿体ない。そんなギャルは俺としっぽり酒でも付き合ってください。ついでに俺のマドラーで君のワカメ酒を......
と、無駄でアホな妄想は置いておいて、そんな御仁にハマちゃんオススメクリスマスムービーをお贈りしたい。
まず一本目
ティム・バートンの代表作クリスマスといえばこれ「ナイトメア・ビフォア・クリスマス」....ではなく、ここは「シザーハンズ」を推したい。
ワーナー・ブラザーズのロゴマークに雪を降らせるオープニングからはじまるキム婆ちゃんの「どうしてこの町に雪が降るようになったのか?」という昔話。ハリネズミになりきれなかった人と怪物の業と愛をバートンお得意のファンタジックな世界観で見せた定番作品といえるだろう。マイノリティが寄せる愛情を怪優ジョニー・デップ見事に演じきり、優しい気持ちになりつつも涙を流してしまう映画なので独りで観るにはぴったりだ。
続いてこいつ
エディ・マーフィー主演の「大逆転」
正確にはクリスマス映画ではないし、クリスマス向けのドタバタコメディでは鉄板の「ホーム・アローン」があるのだけど、ファミリーじゃなく独りで観るならこれっくらい毒があってスカッとした作品の方が楽しい。エディの初期黄金の三作(「48時間」「ビバリーヒルズ・コップ」と「大逆転」)の中では一番出演人が豪華で、年末客寄せ用ボーナストラックムービー感は否めないんだが、それでもダン・エイクロイドの情けない顔とこのときからすでに老け顔だったジェイミー・リー・カーティスのエロさとかっちょ良さにしびれながらテレビに向かってビールで乾杯するのが正しい鑑賞法である。
やっぱちゃんとした恋愛モノも入れないと、ということで「イルマーレ」を推す。
「あなたが寝てる間に」「恋におちて」「ユー・ガット・メール」「ラブ・アクチュアリー」とクリスマスに関わる恋愛映画は数多いが、どれもラブラブ過ぎて独り者が観るにはキツすぎる。俺も独りで「めぐり逢えたら」なんか観た日にゃ煮え煮えになって絶対深酒するもんな。(笑)
「イルマーレ」はハリウッドリメイクにもなったがオリジナルの韓国版で観賞を強く奨める。こっちの方が描写が直接的だから素直に笑えて泣けることが出来るから。
最後はこれも定番の「ダイ・ハード」だろう。
自分より確実に運の悪いジョン・マクレーン刑事に(・∀・)ニヤニヤしながら観賞するもよし。頭空っぽにして大音量で観るも良し、少なくとも観ている2時間は充実してると思う。
以上、4本。
これにビールとワインとケンタッキーは高いからファミマでフライドチキンを2〜3本買っておいたら寂しくはないだろう。
俺ももちろんそういうクリスマスを送るつもりである。(笑)
みなさんのおすすめ映画はなんですか?
なにかと騒がしく悲惨な事件も多かった平成19年だったが、年の瀬くらい優しく穏やかに過ごしたいものだ。
ところで、聞くところによるとなんかクリスマスを独りで過ごす人が全体の20%も居るとのこと。恋人がいるでもなく、家族で過ごすワケでもなく、かといって仕事に精を出すワケでもない御仁が5人に1人もいるとは驚きである。アンケートには男女差の開きはないようなので10人に1人の女子がクリスマス暇してる計算になる。
なんと勿体ない。そんなギャルは俺としっぽり酒でも付き合ってください。ついでに俺のマドラーで君のワカメ酒を......
と、無駄でアホな妄想は置いておいて、そんな御仁にハマちゃんオススメクリスマスムービーをお贈りしたい。
まず一本目
ティム・バートンの代表作クリスマスといえばこれ「ナイトメア・ビフォア・クリスマス」....ではなく、ここは「シザーハンズ」を推したい。
ワーナー・ブラザーズのロゴマークに雪を降らせるオープニングからはじまるキム婆ちゃんの「どうしてこの町に雪が降るようになったのか?」という昔話。ハリネズミになりきれなかった人と怪物の業と愛をバートンお得意のファンタジックな世界観で見せた定番作品といえるだろう。マイノリティが寄せる愛情を怪優ジョニー・デップ見事に演じきり、優しい気持ちになりつつも涙を流してしまう映画なので独りで観るにはぴったりだ。
続いてこいつ
エディ・マーフィー主演の「大逆転」
正確にはクリスマス映画ではないし、クリスマス向けのドタバタコメディでは鉄板の「ホーム・アローン」があるのだけど、ファミリーじゃなく独りで観るならこれっくらい毒があってスカッとした作品の方が楽しい。エディの初期黄金の三作(「48時間」「ビバリーヒルズ・コップ」と「大逆転」)の中では一番出演人が豪華で、年末客寄せ用ボーナストラックムービー感は否めないんだが、それでもダン・エイクロイドの情けない顔とこのときからすでに老け顔だったジェイミー・リー・カーティスのエロさとかっちょ良さにしびれながらテレビに向かってビールで乾杯するのが正しい鑑賞法である。
やっぱちゃんとした恋愛モノも入れないと、ということで「イルマーレ」を推す。
「あなたが寝てる間に」「恋におちて」「ユー・ガット・メール」「ラブ・アクチュアリー」とクリスマスに関わる恋愛映画は数多いが、どれもラブラブ過ぎて独り者が観るにはキツすぎる。俺も独りで「めぐり逢えたら」なんか観た日にゃ煮え煮えになって絶対深酒するもんな。(笑)
「イルマーレ」はハリウッドリメイクにもなったがオリジナルの韓国版で観賞を強く奨める。こっちの方が描写が直接的だから素直に笑えて泣けることが出来るから。
最後はこれも定番の「ダイ・ハード」だろう。
自分より確実に運の悪いジョン・マクレーン刑事に(・∀・)ニヤニヤしながら観賞するもよし。頭空っぽにして大音量で観るも良し、少なくとも観ている2時間は充実してると思う。
以上、4本。
これにビールとワインとケンタッキーは高いからファミマでフライドチキンを2〜3本買っておいたら寂しくはないだろう。
俺ももちろんそういうクリスマスを送るつもりである。(笑)
みなさんのおすすめ映画はなんですか?
40を前にさすがにこの体型じゃまずいだろうと、wii FITを買って一週間。
体重は...依然変わらず(笑)。
とはいうものの、例えば週1,2回ジムに行く程度の運動量ならこれで十二分に充当できるしなにより好きなときにとりあえず運動できるってところが良い。予定があったらジムなんかに通ってられないもんなぁ。
ヨガ・筋力トレーニングからバランスゲーム果ては座禅まで、とにかく抱負なメニューから選べるので飽きないし、家族全員で頑張れるので家族でやるにはぴったりのソフトである。
ちなみに俺が好きなトレーニングはボクササイズ。最高得点647点です。
体重は...依然変わらず(笑)。
とはいうものの、例えば週1,2回ジムに行く程度の運動量ならこれで十二分に充当できるしなにより好きなときにとりあえず運動できるってところが良い。予定があったらジムなんかに通ってられないもんなぁ。
ヨガ・筋力トレーニングからバランスゲーム果ては座禅まで、とにかく抱負なメニューから選べるので飽きないし、家族全員で頑張れるので家族でやるにはぴったりのソフトである。
ちなみに俺が好きなトレーニングはボクササイズ。最高得点647点です。
珠玉の2本というもの
2007年12月23日 映画
TSUTAYAの使い古しビデオの一本100円ワゴンセールをしてたので漁っているとなんと「機動警察パトレイバー・劇場版」と「機動警察パトレイバー2 the Movie」のビデオを発見!
もはやビデオデッキもないのも忘れて買ってしまった。
いやぁ、こんな宝物が残っていたとはさすがTSUTAYA、見る目がない。(笑)
劇場版パトレイバーはこの2作の他に「WXIII 機動警察パトレイバー」という3作目も作られているが、これは監督が押井守じゃないし、パトレイバーの名を借りた別作品と捉えた方が正しいので実質的には上記2作で完結している。あ、ちなみに「3」のタイトルの”WXIII”は”WX-III”ではなく”W-XIII”=”Waste-13”を表している。これは原作マンガのサブタイトル「廃棄物13号」が映画の骨子になっているからだ。
以上、豆知識。
さてよく考えるとこの2本、大好きな作品にもかかわらずレビューを書いてなかったのでついでに書いておこう。
便宜上「機動警察パトレイバー・劇場版」を「1」、「機動警察パトレイバー2 the Movie」を「2」と略す。
「1」のあらすじ
東京湾埋め立て工事「バビロン・プロジェクト」に湧く1999年、東京。頻繁に起こるレイバーの暴走事故を調べる警視庁特車二課はその原因が多くのレイバーに新規搭載されたオペレーティングシステム「HOS」にあると推測、開発者の帆場を調査するが、彼は既に自殺していた。そして特車二課の面々はやがて帆場の画策した目的を知るのだった...
「2」のあらすじ
2002年、ベイブリッジが爆破されるという事件が起こる。当初テロと思われていたが、それが一機の自衛隊支援機から放たれた一発のミサイルによるものであることが判明する。調査の結果元PKO部隊隊長柘植行人が事件に絡んでいることを知るが、事態の状況悪化によって警察組織と自衛隊の上層部同士の確執が表面化し、捜査を妨げていた。
そしてある冬の朝、3機の正体不明な戦闘ヘリが飛び立つのだった...
俺の一番好きなアニメ映画は「カリオストロの城」だが、後世に残す90年代アニメを挙げるとすればこの2作だろう。
現在危険性が叫ばれているサイバーテロを軸に、聖書をキーワードにしつつ活劇的要素も忘れなかった「1」、幾度となく論争の種となる日本の防衛組織の脆弱性と、21世紀の東京に新しい2.26事件をシミュレートした「2」という違いはあるものの、黒澤明の「天国と地獄」を彷彿とさせる「1」での超高層ビルとトタン屋根家屋との対比や「2」で多用した広角撮影など、カメラを意識した構成も映画的で良いし、従来子ども向けだったのパトレイバーとは一線を引いたキャラクター造詣もオトナの観賞に堪えうる作品とすることに寄与している点も見逃せない。
後日、押井はOVやテレビアニメでは制約があって出来なかったことを劇場版にぶつけたと言ったが、どちらも21世紀の閉塞感を予言するような緻密且つリアルな描写でとても15年以上前に作られてるとは思えない。
これを押井の先進性と取るか、我々を含む世界の成長鈍化と取るかは意見の分かれるところであろうが、「踊る大捜査線」はこの「1」「2」をオマージュした作品であることやネットに数多ある「1」「2」の解説をみても絶賛されてることだけは間違いない事実である。
パトレイバーの世界観(バビロンプロジェクトとレイバーの関係性、昭和80年という時代設定)を前提としている作品なので一般人や外国人には受け入れられにくいのは否めないが、今こそ観る映画だと思う。
「1」97点
「2」98点
もはやビデオデッキもないのも忘れて買ってしまった。
いやぁ、こんな宝物が残っていたとはさすがTSUTAYA、見る目がない。(笑)
劇場版パトレイバーはこの2作の他に「WXIII 機動警察パトレイバー」という3作目も作られているが、これは監督が押井守じゃないし、パトレイバーの名を借りた別作品と捉えた方が正しいので実質的には上記2作で完結している。あ、ちなみに「3」のタイトルの”WXIII”は”WX-III”ではなく”W-XIII”=”Waste-13”を表している。これは原作マンガのサブタイトル「廃棄物13号」が映画の骨子になっているからだ。
以上、豆知識。
さてよく考えるとこの2本、大好きな作品にもかかわらずレビューを書いてなかったのでついでに書いておこう。
便宜上「機動警察パトレイバー・劇場版」を「1」、「機動警察パトレイバー2 the Movie」を「2」と略す。
「1」のあらすじ
東京湾埋め立て工事「バビロン・プロジェクト」に湧く1999年、東京。頻繁に起こるレイバーの暴走事故を調べる警視庁特車二課はその原因が多くのレイバーに新規搭載されたオペレーティングシステム「HOS」にあると推測、開発者の帆場を調査するが、彼は既に自殺していた。そして特車二課の面々はやがて帆場の画策した目的を知るのだった...
「2」のあらすじ
2002年、ベイブリッジが爆破されるという事件が起こる。当初テロと思われていたが、それが一機の自衛隊支援機から放たれた一発のミサイルによるものであることが判明する。調査の結果元PKO部隊隊長柘植行人が事件に絡んでいることを知るが、事態の状況悪化によって警察組織と自衛隊の上層部同士の確執が表面化し、捜査を妨げていた。
そしてある冬の朝、3機の正体不明な戦闘ヘリが飛び立つのだった...
俺の一番好きなアニメ映画は「カリオストロの城」だが、後世に残す90年代アニメを挙げるとすればこの2作だろう。
現在危険性が叫ばれているサイバーテロを軸に、聖書をキーワードにしつつ活劇的要素も忘れなかった「1」、幾度となく論争の種となる日本の防衛組織の脆弱性と、21世紀の東京に新しい2.26事件をシミュレートした「2」という違いはあるものの、黒澤明の「天国と地獄」を彷彿とさせる「1」での超高層ビルとトタン屋根家屋との対比や「2」で多用した広角撮影など、カメラを意識した構成も映画的で良いし、従来子ども向けだったのパトレイバーとは一線を引いたキャラクター造詣もオトナの観賞に堪えうる作品とすることに寄与している点も見逃せない。
後日、押井はOVやテレビアニメでは制約があって出来なかったことを劇場版にぶつけたと言ったが、どちらも21世紀の閉塞感を予言するような緻密且つリアルな描写でとても15年以上前に作られてるとは思えない。
これを押井の先進性と取るか、我々を含む世界の成長鈍化と取るかは意見の分かれるところであろうが、「踊る大捜査線」はこの「1」「2」をオマージュした作品であることやネットに数多ある「1」「2」の解説をみても絶賛されてることだけは間違いない事実である。
パトレイバーの世界観(バビロンプロジェクトとレイバーの関係性、昭和80年という時代設定)を前提としている作品なので一般人や外国人には受け入れられにくいのは否めないが、今こそ観る映画だと思う。
「1」97点
「2」98点
M-1覇者というもの
2007年12月24日 笑い
エンタ、笑金、オンバトらの高視聴率に支えられ若手芸人が台頭する第5次お笑いブームはその多様性から”スベるお笑い”というジャンルを生む。同時にお笑いの敷居を大幅に下げ、誰でも芸人になれるという下地を作ることになる。折しも時代は就職氷河期、人生をお笑いに賭けようとする数々の若者がプロダクションの門戸を叩いた。それは吉本興業、松竹芸能、太田プロといった大手プロダクションだけでなく、一発当てようとする弱小プロダクションにも大手からあぶれた志望者が集まった。
自らのハコを持たない事務所はその活躍をテレビに求めることになる。実力のない芸人を売りたいプロダクションと常に新しい芸人を欲するお笑いテレビ番組プロデューサーの利害は一致し、お笑い番組は質を落とし量産され続けるのだった。
そういう最近のムーブメントや芸人を目の肥えたオーディエンスは”エンタ芸人”と揶揄するのだが、その真っ只中にいるコンビが2007年のM-1の覇者となった。
サンドウィッチマン
フラットファイヴという聞いたことないプロダクションに所属。とぼけたボケ富澤とでぶヤクザツッコミ伊達というコンビ。エンタに出演するものの主立ったコンテストの受賞履歴もなく、芸風も言葉の間違いを伊達が拾って笑かすというくりーむっしちゅー系の古いタイプのものだ。
それが敗者復活を勝ち抜いて優勝までしてしまった要因は、すまん、敗者復活も決勝も観てないのでわからないが、ひとつは他の芸人のネタがつまらなかったのだと考えられるし、審査員の面々が久々の東京漫才を新鮮と感じたからかもしれない。
とにかく、麒麟が決勝に出ずキンコンが優勝しなかったことで、少なくともレッドカーペットよりは厳正な審査がされてるとわかったM-1グランプリ、今回のサンドウィッチマンの優勝で群雄割拠が鮮明になるのではないだろうか。
面白くなってきた。
※個人的感想※
「その日その時にベストなお笑いをやった奴らが優勝」というM-1の性質があるとはいえサンドウィッチマンか.......(^_^;)
東京ダイナマイトが「麻原しょこたん♪」とか「ハミ膣二郎」とかテレビで放送できないネタやるから決勝上がれなかったという話を聞いて「やるなぁ」と思った(笑)
なすなかにしもそれなりに受けてたと聞いて一安心。来年がんばろう。
自らのハコを持たない事務所はその活躍をテレビに求めることになる。実力のない芸人を売りたいプロダクションと常に新しい芸人を欲するお笑いテレビ番組プロデューサーの利害は一致し、お笑い番組は質を落とし量産され続けるのだった。
そういう最近のムーブメントや芸人を目の肥えたオーディエンスは”エンタ芸人”と揶揄するのだが、その真っ只中にいるコンビが2007年のM-1の覇者となった。
サンドウィッチマン
フラットファイヴという聞いたことないプロダクションに所属。とぼけたボケ富澤とでぶヤクザツッコミ伊達というコンビ。エンタに出演するものの主立ったコンテストの受賞履歴もなく、芸風も言葉の間違いを伊達が拾って笑かすというくりーむっしちゅー系の古いタイプのものだ。
それが敗者復活を勝ち抜いて優勝までしてしまった要因は、すまん、敗者復活も決勝も観てないのでわからないが、ひとつは他の芸人のネタがつまらなかったのだと考えられるし、審査員の面々が久々の東京漫才を新鮮と感じたからかもしれない。
とにかく、麒麟が決勝に出ずキンコンが優勝しなかったことで、少なくともレッドカーペットよりは厳正な審査がされてるとわかったM-1グランプリ、今回のサンドウィッチマンの優勝で群雄割拠が鮮明になるのではないだろうか。
面白くなってきた。
※個人的感想※
「その日その時にベストなお笑いをやった奴らが優勝」というM-1の性質があるとはいえサンドウィッチマンか.......(^_^;)
東京ダイナマイトが「麻原しょこたん♪」とか「ハミ膣二郎」とかテレビで放送できないネタやるから決勝上がれなかったという話を聞いて「やるなぁ」と思った(笑)
なすなかにしもそれなりに受けてたと聞いて一安心。来年がんばろう。
年の瀬だからかミョーに気ぜわしい。
仕事もそんな忙しくないし、プライベートもかわったことないのになぁ、おかしいなぁ。
映画はネットやDVDでそれなりに観てるものの、Wiiの”ながら踏み台”をプレイしつつの観賞なのでどーにも身が入らない。
ってちゃんと観ろっつー話だが。
ハン・ソッキュ主演の「二重スパイ」、豊川悦司主演の「犯人に告ぐ」の他は「ボーン・スプレマシー」と「内P」のDVDを繰り返し観賞。三村は面白いなぁ....
「犯人に告ぐ」は本格的警察ドラマで高村薫の小説のような無骨さがある。豊川悦司も演技がくさいのだがそれが伊達に見えるんだからすごい。最近ちょっと見直してきている俳優さんである。笹野高史はここでも笹野高史だった(笑)。 60点
「八月のクリスマス」「シュリ」「カル」という韓流ブームの創世記を支えた映画に主演する看板スター、ハン・ソッキュだが最近見ないなあ。プロデューサーに転向したのかしら? さて、この「二重スパイ」、自国の恥部をストレートに描くスパイサスペンスの佳作である。韓国人の国民性と言えるのかもしれないが、火病と揶揄されるその性格故のストレートはイコールとてもリアルと言い換えることもできるのだ。
思った以上に脱北者を冷たくあしらう点や残虐性など、日本人ならナァナァでサラッと描く部分もきっちりと描写する。このあたりは制作者としてとても誠実だ。
まぁそれなりに面白かった。56点。
そんな感じの年の瀬である。
仕事もそんな忙しくないし、プライベートもかわったことないのになぁ、おかしいなぁ。
映画はネットやDVDでそれなりに観てるものの、Wiiの”ながら踏み台”をプレイしつつの観賞なのでどーにも身が入らない。
ってちゃんと観ろっつー話だが。
ハン・ソッキュ主演の「二重スパイ」、豊川悦司主演の「犯人に告ぐ」の他は「ボーン・スプレマシー」と「内P」のDVDを繰り返し観賞。三村は面白いなぁ....
「犯人に告ぐ」は本格的警察ドラマで高村薫の小説のような無骨さがある。豊川悦司も演技がくさいのだがそれが伊達に見えるんだからすごい。最近ちょっと見直してきている俳優さんである。笹野高史はここでも笹野高史だった(笑)。 60点
「八月のクリスマス」「シュリ」「カル」という韓流ブームの創世記を支えた映画に主演する看板スター、ハン・ソッキュだが最近見ないなあ。プロデューサーに転向したのかしら? さて、この「二重スパイ」、自国の恥部をストレートに描くスパイサスペンスの佳作である。韓国人の国民性と言えるのかもしれないが、火病と揶揄されるその性格故のストレートはイコールとてもリアルと言い換えることもできるのだ。
思った以上に脱北者を冷たくあしらう点や残虐性など、日本人ならナァナァでサラッと描く部分もきっちりと描写する。このあたりは制作者としてとても誠実だ。
まぁそれなりに面白かった。56点。
そんな感じの年の瀬である。
M-1総括というもの
2007年12月28日 笑い
M-1 2007観賞
テレ朝系を放送してないド田舎でもネットのおかげでタイムラグ付きで観られる。ありがとうユーチューブ。
さて、それぞれの出来をみてみよう。
まず笑い飯。この期に及んで新ネタ、しかも今まで以上のシュールネタで来るとは頭悪いとしか言いようがない(笑)。でもその心意気は買うし、初っ端、冷えた客の前でやらないといけないというハンデがなければ良いとこいってた気がする。惜しかった。
次、POISON GIRL BAND。このネタは準決勝で多いにウケてたネタ。俺も大好きだが、会場の空気が変わるとこうもウケないか.....ちょっと緊張してたのか声が張りすぎてた。惜しかった。
ザブングル、この子達が出るとどーにも空気が安っぽくなるのはどういうワケか?(苦笑) まぁ実力不足ではあったが、自分の力は全部出せたように思う。納得の6位。
続いて千鳥、こいつらもこの期に及んであんなネタ(笑) やっぱ何度も出ると裏の裏をかきたくなってくるんかなぁ?個人的には大好きだった。惜しい。
トータルテンボス、今年が最後の挑戦。決勝進出は完全に視野に入れたネタ構成は成功した。客受けも良かった。本人たちは獲った気でいただろう。それだけに残念だった。
キングコング、ネタのボリュームは一番大きかったし、細かいギャグもほぼ外れなく面白かった。しかしそれ故に詰め込みすぎの早口漫才になったのが返す返すも惜しい。ボリュームを半分にすれば勝ってたはず。ネタを削る覚悟が欲しかった。多分後輩芸人の前で試しただけで客前で披露してないのだろうと思う。客を置いてけぼりにした漫才という気がした。
ハリセンボン、すべるかなぁと思ってたら以外と受けてホッとする。やっぱこの子らは漫才ヘタだ(笑)。やすともにはなれん。
ダイアン、もうちょっと面白いネタあったのに.......(^_^;)。
まぁ全国放送で孤高のボケ西澤の味がちょっとだけでも味わえたので良しとしよう。
ちなみにダイアン西澤とハリセンボン箕輪は大喜利では抜群の強さを発揮する。その片鱗が見えなかったのが惜しかった。未見の人は是非TSUTAYAでダイナマイト関西というお笑いバトルイベントのdvd借りてみてください。
最後サンドウィッチマン。
実はちょっとだけ気にしてた http://diarynote.jp/d/38325/20071207 のだが、まさか差しきるとは思わなかった。
決勝と決定戦の2本とあとコンビニのネタしか持ってないので今年優勝しなかったらきっともう準決勝にすら勝ち上がってこれなかっただろう。吉本大阪系のお笑いに慣れた人には新鮮に映ったことと、本人たちもまさか優勝するとは思ってないから全然緊張してなかったこと、その他のコンビのネタの出来がどんぐりだったことが勝因である。
以上、近年希に見る接戦が2007だった。ほんとキンコンが優勝してもおかしくはなかったと思う。
来年も出るといってるがもしそうなら優勝候補の一角と言っておこう。
テレ朝系を放送してないド田舎でもネットのおかげでタイムラグ付きで観られる。ありがとうユーチューブ。
さて、それぞれの出来をみてみよう。
まず笑い飯。この期に及んで新ネタ、しかも今まで以上のシュールネタで来るとは頭悪いとしか言いようがない(笑)。でもその心意気は買うし、初っ端、冷えた客の前でやらないといけないというハンデがなければ良いとこいってた気がする。惜しかった。
次、POISON GIRL BAND。このネタは準決勝で多いにウケてたネタ。俺も大好きだが、会場の空気が変わるとこうもウケないか.....ちょっと緊張してたのか声が張りすぎてた。惜しかった。
ザブングル、この子達が出るとどーにも空気が安っぽくなるのはどういうワケか?(苦笑) まぁ実力不足ではあったが、自分の力は全部出せたように思う。納得の6位。
続いて千鳥、こいつらもこの期に及んであんなネタ(笑) やっぱ何度も出ると裏の裏をかきたくなってくるんかなぁ?個人的には大好きだった。惜しい。
トータルテンボス、今年が最後の挑戦。決勝進出は完全に視野に入れたネタ構成は成功した。客受けも良かった。本人たちは獲った気でいただろう。それだけに残念だった。
キングコング、ネタのボリュームは一番大きかったし、細かいギャグもほぼ外れなく面白かった。しかしそれ故に詰め込みすぎの早口漫才になったのが返す返すも惜しい。ボリュームを半分にすれば勝ってたはず。ネタを削る覚悟が欲しかった。多分後輩芸人の前で試しただけで客前で披露してないのだろうと思う。客を置いてけぼりにした漫才という気がした。
ハリセンボン、すべるかなぁと思ってたら以外と受けてホッとする。やっぱこの子らは漫才ヘタだ(笑)。やすともにはなれん。
ダイアン、もうちょっと面白いネタあったのに.......(^_^;)。
まぁ全国放送で孤高のボケ西澤の味がちょっとだけでも味わえたので良しとしよう。
ちなみにダイアン西澤とハリセンボン箕輪は大喜利では抜群の強さを発揮する。その片鱗が見えなかったのが惜しかった。未見の人は是非TSUTAYAでダイナマイト関西というお笑いバトルイベントのdvd借りてみてください。
最後サンドウィッチマン。
実はちょっとだけ気にしてた http://diarynote.jp/d/38325/20071207 のだが、まさか差しきるとは思わなかった。
決勝と決定戦の2本とあとコンビニのネタしか持ってないので今年優勝しなかったらきっともう準決勝にすら勝ち上がってこれなかっただろう。吉本大阪系のお笑いに慣れた人には新鮮に映ったことと、本人たちもまさか優勝するとは思ってないから全然緊張してなかったこと、その他のコンビのネタの出来がどんぐりだったことが勝因である。
以上、近年希に見る接戦が2007だった。ほんとキンコンが優勝してもおかしくはなかったと思う。
来年も出るといってるがもしそうなら優勝候補の一角と言っておこう。
友人Tと飯を食う。
オッサン二人なので和食系の居酒屋に行きとりあえずビールで乾杯、つきだしはホウレンソウのよごしだった。
それをみたKが得意気に喋る
「よぉ、胡麻ってさ、すごいんだって」
別段興味もないので(笑)テキトーに「なにが?」と返す。
「中にある成分が動脈硬化を防ぐんだって。なんつったかなぁ?....そうそうゴマチンだ。」
...........セサミンだっっ!
オッサン二人なので和食系の居酒屋に行きとりあえずビールで乾杯、つきだしはホウレンソウのよごしだった。
それをみたKが得意気に喋る
「よぉ、胡麻ってさ、すごいんだって」
別段興味もないので(笑)テキトーに「なにが?」と返す。
「中にある成分が動脈硬化を防ぐんだって。なんつったかなぁ?....そうそうゴマチンだ。」
...........セサミンだっっ!
深夜映画三昧というもの
2007年12月30日 映画
深夜映画を観てるので寝る暇がない。
一昨日は「白い肌の異常な夜」、「あの頃ペニー・レインと」の二本、昨日は「スモーク」、「男たちの挽歌」の二本立て。
このテレビ局の編成担当とは仲良くなれる気がする。(笑)
「白い肌の異常な夜」は若いシスターばかりの修道院に兵士(イーストウッド)が迷い込む話。と、だけ書くとエロスな感じがするのだが、「あーオンナは恐ぇなぁ(ーー;)....」という感想を全男性が持つであろうスリラーである。
「あの頃ペニー・レインと」、痛くて激しくて哀しい青春映画。ロックをモチーフにした映画は数々あれど中でも一番プログレッシブな映画がこれだと思う。久々に観たら泣きそうになった。
「スモーク」、タバコは嗜好品であり文化なんだなぁということを再確認。
昨今の禁煙ブームは医療費圧縮に血眼の厚労省のウラナリどもと、刺激物に過剰反応する子どもの社会になったからなのだろう。オトナの映画ですな。
「男たちの挽歌」、あーーーー、、、この東映ヤクザ映画に通ずる義理と人情のカタルシスは西洋人にゃーわからんだろうなぁ...安っぽさも含めて大好きだ。
この調子で映画観て、仕事もこなすとなると相当きついんですけど...
「アルマゲドン」や「パールハーバー」あたりをやってくれれば安心して見逃すことができるんだがな(笑)
一昨日は「白い肌の異常な夜」、「あの頃ペニー・レインと」の二本、昨日は「スモーク」、「男たちの挽歌」の二本立て。
このテレビ局の編成担当とは仲良くなれる気がする。(笑)
「白い肌の異常な夜」は若いシスターばかりの修道院に兵士(イーストウッド)が迷い込む話。と、だけ書くとエロスな感じがするのだが、「あーオンナは恐ぇなぁ(ーー;)....」という感想を全男性が持つであろうスリラーである。
「あの頃ペニー・レインと」、痛くて激しくて哀しい青春映画。ロックをモチーフにした映画は数々あれど中でも一番プログレッシブな映画がこれだと思う。久々に観たら泣きそうになった。
「スモーク」、タバコは嗜好品であり文化なんだなぁということを再確認。
昨今の禁煙ブームは医療費圧縮に血眼の厚労省のウラナリどもと、刺激物に過剰反応する子どもの社会になったからなのだろう。オトナの映画ですな。
「男たちの挽歌」、あーーーー、、、この東映ヤクザ映画に通ずる義理と人情のカタルシスは西洋人にゃーわからんだろうなぁ...安っぽさも含めて大好きだ。
この調子で映画観て、仕事もこなすとなると相当きついんですけど...
「アルマゲドン」や「パールハーバー」あたりをやってくれれば安心して見逃すことができるんだがな(笑)
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