昨今の韓国映画の勢いはすさまじい。一時の香港映画を思わせるほどである。
日本で作れば昼メロか少女漫画にしかならない「冬のソナタ」が日本でも大ヒットし、ぺ・ヨンジュン来日では成田空港の最高ギャラリー動員数を記録したという。
個人的には「イルマーレ」【「猟奇的な彼女」のチョン・ジヒョン主演】のほうがいいと思うがテレビドラマと映画の違いかもしれん。タイトル画像はそれを置いてみた。

韓国映画のすごいところは(その国民性からか)大げさで直球勝負なところだ。20年前の大映ドラマと言えば古い人はわかってくれるかもしれない。
さて、その韓国から凄まじい作品が上陸した。これである。

1909年の伊藤博文暗殺が失敗してたら?....という仮説を基に2009年の朝鮮半島を描く近未来SFアクションものなのだが、なにが凄まじいというと、まずストーリーだ。
ストーリーはここで確認してくれ。↓
http://www.gaga.ne.jp/lostmemories/

韓国人に対する風当たりが強いなか、よくもまぁこういう内容の映画が日本で公開されたもんだ。まずはギャガとメディアボックスの英断を高く評価したい。
右翼の方々は、まぁイデオロギーの衝突もあろうが、スクリーンを日本刀で切り裂いたり映画館で割腹自殺などしないよーに。

主演は「友へ チング」のチャン・ドンゴン、共演に仲村トオル。いやぁ危ない刑事の町田くんもずいぶんとりっぱになったものだ。彼はこの映画で2002年度の大鐘賞(韓国のアカデミー賞みたいなもん)の助演男優賞を外国人としては初めて獲得したが上手い下手はともかく、確かに格好良かった。今後は中国映画『パープル・バタフライ』にも出演し、国際俳優としての道をいくのだろう。頑張ってもらいたいもんである。

すごい!と思ったのは設定上、半島は日本の領土なので全編日本語での台詞まわしなこと。しかもそれが結構サマになってるのだ。「ジャンヌ・ダルク」を英語でやってしまうリュック・ベッソンとはその姿勢が大きく異なる。
また、美術スタッフそして撮影スタッフも頑張った。このままハリウッドにもっていっても充分やっていけるだろう。「シュリ」「カル」を抜いて、俺の中では一番のコリアンアクションムービーだ。80点。

※もっとすごい韓国映画があるのだがこれは次の機会に

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大ぶりの 体操服に 着せられて
 しかと繋ぐ手 集団下校 
もうすぐキリ番です
とった人は連絡ください。なんかあげます。
でももらってからそくリンクはずすのはナシにしてね。(__;)

ドラクエV終了。面白かった。
6月下旬に東京出張あるかも?久々に東京砂漠で遊ぼうっと。

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