「ありゃ〜〜〜〜　やっちゃった...(^◇^;)」
というのが第一印象。
たとえて言うならデミ・ムーアの「素顔のままで」と観たときと同じようなバツの悪ぅ〜い感覚の映画だった。

「イン・ザ・カット」
メグ・ライアン主演、ニコール・キッドマン制作、そして「ピアノレッスン」でオスカーを獲ったジェーン・カンピオン監督という3人の女性が携わった、女の性を鋭くえぐり出した問題作。

と、パンフには謳ってある。
内容は婚期を逃した40女が殺人事件に巻き込まれながらも己の隠された性を知るうちに行為にのめり込んでいく..というセクシャルサスペンスものである。
確かにあらすじを聞くと大変良さげな内容だ。事実、俺は「イン・ザ・カット」が女性器を示す隠語であるということを聞き、観にいこうと決めたくらいで、「ベストフレンド」でのメグで何回ヌイたかわからんくらいあの金髪ショートヘアの虜だったのだ。そんな俺のメグ・ライアンの濡れ場があるなんて、昔隣に住んでたお姉さんがAV女優になったくらいの衝撃ではないか？！

ということで、エロいメグ・ライアンをみるためだけに映画館にいったのだが、そこでの感想が冒頭の言葉である。(__;)　「そんなものを見せられても困る」のだ(笑)
彼女がコメディ女優というのはまぁわかる。しかし、オンナも40過ぎるともうちょっとエロくなってもいいんじゃないか？なんつーの？こう、隠しても毛穴からにじみ出てしまう色気っつーんですか？そういうのがまーーーったくない。
裸になってもおっぱいてろ〜んって汗ばむ臭いや体温といった緊張感が伝わってこないし、騎乗位でセックスしててもヘコヘコ（文字通りヘコヘコと）腰を動かしてるだけ。メグよ、妹、娘キャラで売ってた君が新境地を開く為に意気込む気持ちはよくわかる。けど、人には出来る仕事と出来ない仕事があるのだよ。この役は君には重すぎた....
唯一「おお！」と思ったのはフェラシーン。
あのあひる口で俺のチンコをくわえてもらうのを想像すると、うひーーーーーたまらん。
実はこの役は制作のニコールが演じる予定だったそうだ。
しかし彼女は天性の嗅覚が働いたのかこの役をキャンセルした。大正解である。ニコール・キッドマンをもってしても、この役を演じるには役不足であっただろう。
酸いも甘いもわかった（フリができる）女優じゃないと...
ホリー・ハンターでリメイクしてくれ。

35点。

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久々に　えくぼの君の　手を引いて
　サラサラと踏む　桃色の道