祝！3万ヒット！ というもの
2004年4月10日 映画
エロと映画とあ・な・たを愛する浜乙女、これからも頑張る所存でおりますのでご愛顧のほどよろしくお願い申し上げます。
さて、映画の話。TSUTAYAのレンタルが5本で千円だったのでしばらく続くぞ。(笑)
「アイデンティティ」。
マット・デイモン主演の映画によく似た名前のがあったが、あのお子さま向けアクション映画と違いオトナが観ても充分楽しめる映画である。
嵐のせいで行く手を遮られ身動きの取れない11人の男女がひとりづつ死んでいく。そしてそのかたわらには死のカウントダウンを告げるようにルームナンバーの入ったキーが置かれていた....
と、まぁこれ以上の内容を書くとネタバレになるので控えるが、やられた感はばっちりだ。ひねくれ者こそ観てもらいたい。どんでん返しを謳う映画は数あれど、これは新しいタイプの「大どんでん返し」で、「くぁ〜〜〜〜〜っそう来たかぁ！」と悔しがること必至のサスペンスムービー。
「そして誰もいなくなった」、「メメント」、「サイコ」、「ラストサマー」(笑)と、数々の作品をオマージュしながらも（もっともだからこそ展開が「こうなるかな？」と想像してしまい惑わされるのだけど）、オリジナリティある脚本は賞賛に値する。
しかーし！超一級であるはずなのに、全体的に漂うB級感はなんなんでしょうか？
(^_^;
「アザーズ」や「そして誰も...」とまではいかなくても、もうちょっと高級感があれば「セブン」くらいには扱われたはずだ。だって「セブン」より数倍面白いんだもん。
85点
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姥桜 空洞の躰 苔生すも
女の矜持か 狂うて咲かん
