フジの勇み足映画というもの
2006年11月11日 映画 コメント (2)
「県庁の星」鑑賞
いやぁ久々のレビューです。忙しくて観る暇なかった。(^_^;)
200億円の大型プロジェクトの立ち上げに躍起になっていたエリート県庁職員野村はプロジェクト進行の過程としてスーパーマーケットへ交流研修に出向くことになった。
意気揚々とスーパーに向かう野村だったが、出向先の「満天堂」は赤字続きのリストラ候補店舗、加えて教育係は単なるパート従業員の二宮であった.....
「振り向けば奴がいる」の柴先生が物語が進んでいくうちに「踊る大捜査線」の青島刑事になっていくって感じのヌルい映画であることは確かなのだが、話の構成がしっかりしてるのとフジテレビお得意の音楽でジャーーーンと盛り上げてくれるので、それなりに楽しんで観ることはできる。
ベタな織田裕二だからこそ光るクライマックス後のどんでん返しのおかげでピリリと風刺も効いた作品となってるし、共演の柴咲コウもやりやすい役どころだったのでしょう、巧かった。石坂浩二は悪役をやらせても天下一品だと言うことがわかったのもひろいもん。
でも一部、野村が知らないはずの二宮の家に夜中おしかけたり、二宮がスーパー営業中であるはずの日中に野村を捜して開発予定地で見つけるあたりは「ちょっとテキトーすぎやしないか?」と閉口したことを付け加えておこう。
あ、あと、24歳設定の二宮にしてはあのお子さんは大きすぎると思うんだけど...どうなの?
時事のトピックに合わせてマイナーで地味な職種をエンターテイメント作品に仕上げるという意味においては「海猿」に似てるが、残念ながら「県庁の星」は中途半端で地味すぎるという点が否めない。
「行政改革推進!!」なんてテレビ屋にいわれてもなぁ、とちょっと引いたってのがホントのところである(笑)
49点
いやぁ久々のレビューです。忙しくて観る暇なかった。(^_^;)
200億円の大型プロジェクトの立ち上げに躍起になっていたエリート県庁職員野村はプロジェクト進行の過程としてスーパーマーケットへ交流研修に出向くことになった。
意気揚々とスーパーに向かう野村だったが、出向先の「満天堂」は赤字続きのリストラ候補店舗、加えて教育係は単なるパート従業員の二宮であった.....
「振り向けば奴がいる」の柴先生が物語が進んでいくうちに「踊る大捜査線」の青島刑事になっていくって感じのヌルい映画であることは確かなのだが、話の構成がしっかりしてるのとフジテレビお得意の音楽でジャーーーンと盛り上げてくれるので、それなりに楽しんで観ることはできる。
ベタな織田裕二だからこそ光るクライマックス後のどんでん返しのおかげでピリリと風刺も効いた作品となってるし、共演の柴咲コウもやりやすい役どころだったのでしょう、巧かった。石坂浩二は悪役をやらせても天下一品だと言うことがわかったのもひろいもん。
でも一部、野村が知らないはずの二宮の家に夜中おしかけたり、二宮がスーパー営業中であるはずの日中に野村を捜して開発予定地で見つけるあたりは「ちょっとテキトーすぎやしないか?」と閉口したことを付け加えておこう。
あ、あと、24歳設定の二宮にしてはあのお子さんは大きすぎると思うんだけど...どうなの?
時事のトピックに合わせてマイナーで地味な職種をエンターテイメント作品に仕上げるという意味においては「海猿」に似てるが、残念ながら「県庁の星」は中途半端で地味すぎるという点が否めない。
「行政改革推進!!」なんてテレビ屋にいわれてもなぁ、とちょっと引いたってのがホントのところである(笑)
49点