男の子用恋愛映画というもの
2007年4月16日 映画
こんな甘っちょろい恋愛ものを借りてしまったのはTSUTAYA百円均一と宮崎あおいちゃんの笑顔のせい。許せんなぁ....（なにがだ？）
とても大学生には見えない静流はカメラが趣味の同級生誠人と入学の日に出会う。カメラを通じて二人は近づき静流は恋心を抱くが誠人は別の同級生みゆきに惹かれているのだった。静流がこのみゆきと仲良くなり、三人は友情と恋愛の微妙な均衡の中で生活していくのだった.....
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俺ぁ恋愛ものはあんまり見ないのでどうかわからんのだが、ある意味王道チックなストーリーである。ネタバレになるのでココには書けないがオチもある意味ベタである。
ベタにはベタの魅力があって、恋愛ものなんつーのはとくにトキメイたり”泣かせ”てナンボなところがキモだったりすると思うんだが、この映画は「好き合ってる二人が付き合えない理由」を妙にややこしくさせている。それでいて「三角関係故の切なさ」がまったく描かれてなくて、どうも感情移入ができないのだ。
所詮物語なんだから多少のご都合主義は良しとしても三角関係のかたわれであるみゆきがあんなに都合良いオンナであって良いはずがない。それに静流にしたって自分の人生をかけて選んだおとしまえのつけ方はあまりにも誠人寄りというか、嘘くさい。あり得んだろ？普通。
男の俺でもそう思うんだから同性の子がみたら腹立つんじゃなかろーか？
宮崎あおいちゃんのコスプレに興味がある男の子のための映画だな、これは。
39点
