「プロジェクトBB」鑑賞

人さらいと強盗はしないが売りの盗賊サンダル、フリーパス、大家の3人組はそれぞれギャンブル、オンナ、家族という弱みがあった。そのせいでおいつめられた3人はギャングのボスから誘拐の仕事を請け、赤ちゃんをさらうのだが.....
 

公開時からちょこっと興味があったが当然のように単館扱いでこちらでは上映されなかったのでDVD鑑賞。
しかし、それは大正解だった。

まさか平成のこの世に石丸博也のジャッキー・チェンと広川太一郎のマイケル・ホイ吹き替えの新作が拝めるとは!!!!「キャノンボール」の感動再び!!しかもユン・ピョウまで!!
26年ぶりか。これは感涙以外のなにものでもない。・゜・(つД`)・゜・
特に広川さんのアテレコのキレは往年のそれに優とも劣らない秀逸さを誇る。その凄さは言ってる台詞が字幕で観るのと全然違うことからもわかる。(笑)
ほとんどアドリブでのレコだと思うが、まさに広川ワールドだ。才能、未だ衰えずってとこだろう。

主演、ジャッキーで邦題にプロジェクトの冠がついてるので「プロジェクトA」や「プロジェクト・イーグル」のような壮絶アクション映画と勘違いされるかもしれないが、どちらかっつーとノリは「Mr.BOO!」に近い。派手なアクションはないがお笑いと下品は健在。往年の香港映画の良さはきっちりと受け継いでる。監督は「香港国際警察/NEW POLICE STORY」のベニー・チャン。この映画といい、今回の映画といい、さすがジャッキーの使い方をよく知ってる監督である。すばらしい。次回作はあの「セルラー」の香港リメイクだそうだ。これも期待したい。

昔、金曜ロードショーがまだ水曜ロードショーだったころ、「Mr.BOO!」で笑った諸兄は是非DVDを借りていただきたい。

2年前、ここで書いた夢が叶った。チョー嬉しい。
http://diarynote.jp/d/38325/20050502

90点

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