恒例の俺的ベスト映画10本の発表。

2008年度はハリウッドのゴタゴタに端を発した外資系配給会社の弱体化とコスト的要因で邦画に元気があった。従来なら小さな小屋でやってた単館系映画が全国公開になったり、数年前から流行りだしてたオラが国的地方映画が活況になってきたからだろう。
その流れをくんでか今年は半分が邦画である。

まずは「ダークナイトhttp://hamaotome.diarynote.jp/200812190949371196/」、「ランボー 最後の戦場http://hamaotome.diarynote.jp/200806021222150000/」。
共に元は頭の悪いアクション映画だったがここにきて大人の観賞に堪えうる無骨なドラマとして復活した。面白い映画が出来たということは歓迎すべきだろうが、所謂続編やリメイクにしか大金かけられないという傾向は世界的不況のこの御時世、更に顕著になってくると思われるので、今年もリメイクはやりだろう。

「WALL・E ウォーリーhttp://hamaotome.diarynote.jp/200812131413541691/
今回アニメーションはこの一作のみエントリー、「魔法にかけられて」と迷ったがここは久々のピクサー復活を祝ってこちらにした。

「シークレットサンシャインhttp://hamaotome.diarynote.jp/200808151213080000/
韓国映画の底力を垣間見た超問題作。救いようのない映画が昨年多かったが「ハプニング」や「闇の子供たち」が足下にも及ばないくらいのすげー映画である。監督のイ・チャンドン、主演のチョン・ドヨンとソン・ガンホに拍手。

そういう意味では「ミストhttp://hamaotome.diarynote.jp/200805161105430000/」も救いようのない映画だろう。原作がスティーブン・キングということで全く期待せずに観て終わってからしばらく席立てないくらい衝撃だった。支持はしないが評価はする。というヘンな感想を持つ映画である。

「ぐるりのことhttp://hamaotome.diarynote.jp/200806301110420000/
夫婦の再生、日本人の再生を描いたキツくも優しい映画である。昨年の一番といわれればこの映画かもしれん。

「アフタースクールhttp://hamaotome.diarynote.jp/200806211354580000/
キャストありきの作品ではあるものの、邦画の良いところを凝縮した小気味よい佳作。万人にお勧めできる良作だろう。

「おくりびとhttp://hamaotome.diarynote.jp/200809181042493002/
モックンの美しさ、山崎努の人間臭さ、広末涼子のブサイクなエロさを楽しむ映画である(笑)。「歓喜の歌」にしようと思ったが、監督の滝田洋二郎氏は我が郷土出身ということでこちらをエントリー。

「人のセックスを笑うなhttp://hamaotome.diarynote.jp/200802131350530000/
派手なタイトルと違ってとてもしっかり作られた映画だ。女性監督だけあったマツケンと永作がどう映ればかわいいか?ということを熟知している。このあたりは井口奈己の力だろう。キャストの可愛さを楽しむ大人の萌え映画であるのでキャーキャー良いながらのたうち回って観ていただきたい。

「いのちの食べかたhttp://hamaotome.diarynote.jp/200802291136510000/
ドキュメンタリー部門からはこれ「シッコ」もよかったが、自分の口に入ってるものの正体が見えたという点でとても衝撃だった。dvdもそろそろレンタルできるだろうからこちらも是非観賞ください。

以上10本。
今年は犬の世話やモチベーションの低下から中々劇場に足が向かないがまぁ気負いせずにチマチマとレビュー書いていきます。

2007年度ベストはこちら↓
http://hamaotome.diarynote.jp/200801051036560000/

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