金は天下のまわりものと言われる。
が、どうやら俺は天の下のそのまた地下にいるらしく、おこぼれすらまわってこない。
株価が1万ちょっとに回復したからといっても、構造改革が進んだからといっても、俺の生活が楽になるワケじゃない。そんなん将来どうなるかわからないんだから雀の涙ほどの資産を担保にして大勝負できるわけないじゃないか。俺と同じ考えのやつは多分多いのだろう。いうことで個人消費はあいかわらず伸び悩んでいる。売れてるところといえば、田舎じゃ100円ショップとイオンくらいか。

メーカー製造原価10円のものを卸屋に12円で納品して、小売屋に15円で卸す。小売屋は20円で販売する。これが元来の商売であった。色々な理由であんまり売れなくなると18円に値下げ。いままではそれでよかったけど、今度は中国から15円の同等品が輸入されてくる。小売屋は卸に13円にしろという、卸はメーカーに9円にしろという。そうすると中国産を13円にしやがった。こうなるともうお手上げだ。小売は大量発注を条件にメーカーとの直取引をするようになる。卸屋はつぶれる。大量発注できない(つまりは大量販売できない)小売もつぶれる。街には同じようなものが溢れる。
「中間マージンをカットして品質のいい商品をお安く販売!」と明るく唱ってるが、実は中間マージンで食ってる人々の首を切って作った利幅の上にあることを忘れないようにしようと思う。

戦後60年、日本は経済のみを基準にここまで発展してきた。おかげで世界一番金持ちの国になった。栄枯盛衰の常をも忘れて。
戦争を知らない経済第一主義の子供達がそろそろお爺ちゃんお婆ちゃんになる。「清く正しく慎ましく」という精神は自由主義という名の欲望の前に崩れ去った。俺達やその人達は、21世紀に生まれてくる子供達に経済的損得以外のモラルを教えることができるだろうか?なんだか自信がない。グローバルスタンダードな今、日本だけが経済的に孤立するわけにもいかないし、競争は競争としてやっていかないといけないのだから。
自由主義というカルトイデオロギーに乗っかってしまった我々はその世界で走り続けなければならないのだろう。ならせめて、あと50年して「日本の最大の失策は自由化だった」って言われないようにがんばって勝ち組になる方向付けをしてもらいたい。プロレタリアートな俺は一生懸命働くから。

と、何故金と経済の話を唐突書いたかというと、昨日パチで負けて今月のお小遣い全部すったからです(T^T)。あと1万円くれー!

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坂町に ニ百十日の 初秋の風
 胡弓の響きは 君の涙か
5000HITオーバーだ。
今回は1週間で達成、うーれーしー!(ゴチの岡村風にお読みください)
俺のライバルであるところの愛と正義を憎む魔法少女が虎視眈々とヒット数を抜かそうと頑張ってるようだが、俺の忍法の方が力があるみたいだ。ニンニン。
さて、「女性は過去は過去と割り切れるもんなのか?」と問うた若人がいた。
確かに別れたあといつまでもウジウジしてるのは大抵オトコの方だ。かく言う俺もリハビリと称してこんなところでバカみたいなオナニー日記とつけてたりする(笑)。
オトコがロマンチストなのか?オンナの方が頭の切り替えが早いのか?単に女々しいだけなのか?
答えはどれもNOだ。
これは単純に恋愛の試合運び(?)の巧い下手の差、だけである。
ある程度見切りをつけてから別れ話を切り出す人、相手に自分が「もう興味がない」ことを上手にアピールできる人、嫌われ方のうまい人などは「割り切れ派」であろうと思う。
逆に、ヘンに気を遣う人、日記をつけたがる人(笑)などは「割り切れない派」であることが多い。
もちろん例外もある。例えば身体の相性が滅茶苦茶よかった相手などは前者でも後ろ髪ひかれることあるだろう。次の相手とエッチを繰り返すことによりその相手に合わせた身体になるという理屈もわかるが、果たしてその後再び滅茶苦茶よかった相手と交えたら....ちょっとそのあたりは経験者に聞いてみたいもんである。
俺なんか絶対「しまったぁ」と思うはず。(笑)
とまぁ色々書いたが、実は「割り切れてはないけど、割り切れたようにふるまう(或いはそうなるよう努める)」という御仁が圧倒的に多いのだと思う。
忘れてしまいたい過去もずっと心に仕舞っておく思い出も、その両方があるから今の自分がいるワケで、それは消すこともできないし、再現させることもできなのだ。だとすると、やっぱ割り切って前に進むしかないもんな。
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大輪の 向日葵畑で 幾度なく
 冷えない想い 処暑を過ぎても
タイトルの「〜〜もの」シリーズだが、これは短歌と一緒に三日坊主の俺を律するために定めたルールである。
んが、さすがに飽きてきた(笑)。なんか新しいタイトル候補はないものか?来月頭で丸三ヶ月も続けたんだからもういいだろう?<自分。

さて、今日はまたまた映画シリーズだ。
書くことがないと映画の話になりますなぁ。引き出しの少なさが露見してしまったが小学校の学習机なみなんでしょうがないということでおつきあいいただきたい。

「エバースマイル・ニュージャージー」

ダニエル・デイ・ルイス主演。
ダニエル・デイ・ルイスといえば「ギャング オブ ニューヨーク」。「エバースマイル・ニュージャージー」、ちょっと似てる。でも似てるのはタイトルだけで内容は全然違う。

虫歯撲滅キャンペーンのため全世界をバイクで巡業している歯医者さんがいた。病的にまで甘いモノを敵視し、皆に歯ブラシを配り、ギャングの親分の親知らずを無料で治療し、そして利権をむさぼる地元歯科医の攻撃を跳ね返し....と書くと、なにやらスーパーヒーローモノのような内容と勘違いするかもしれないが、ダラダラーっと描かれるロードムービーです。
彼の信条は「虫歯をなくす」というただそれだけ。
だから歯を治療していい気になった親分が強盗をしても全然気にならない。
途中で同行する結婚式ドタキャン娘との珍道中がメインなのだが、ダニエルのキャラが濃すぎて自分の虫歯が気になって映画どころじゃなかったです。
まぁそれくらいな映画なのかな?と。(笑)
30点。

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回線を1.5Mから 12Mに
替えてみたけど 速度変わらず(T^T)
昨日はスナックに飲みに行く。
「行きつけのお店」というものがないので必然的に同僚や先輩後輩のボトルが入ったお店に行くことになる。
昔...バブルのころは、ヘネシーや響が並んだボトルケースも最近じゃジンロや鏡月の焼酎が並ぶ。栄光は遠くになりにけり、ってところか。
今回は脱ぐヤツもなく、女の子と楽しい会話(ちょっとエロ系)に花が咲く。
俺はと言えばカウンターで先輩につかまり、今後の人生や会社の行く末について討論会(笑)。実は真面目や青臭い話はそんなに嫌いじゃない。からみ酒の相手をするのもどちらかっつーと好きだったりする。
昨日の本題はその先輩の家庭についてだった。
「離婚しようと思う」
40歳、子供は2人。若くして会社の取締役の座を射止めた義理人情に厚く仕事もできる大きい人だ。俺も尊敬してる人のひとり。
理由は?とたずねると別にオンナができてその子が妊娠したらしい。
責任をとるんだと、彼は答える。
既婚者が他にオンナを作ることはいけないことである。それが破綻したとき、大きな代償がまっていることは常に覚悟しなければならないと思う。
ただ、代償は件のカタチの責任のとりかただけではないと思うのだ。自分自身のわがままが元で夫婦関係を解消するということは、もしかしたらそれ自身も自分のわがままの押し付けに他ならないのだから。

「アナタをだませない!」と泣きながら自分の過去を語る、という性分の子がいる。なるほど、赤裸々な過去を知らない彼氏が不憫だというのもわかる。彼に懺悔したい気持ちもわかる。
でもいくらかっこいい言葉を並べようが、やっぱりそれは自分がプレッシャーに負けただけだと思ったりする。
茨の道を歩む者はそれをも許されないという覚悟がいるのだ。

既存の道徳観と鬼畜道を巧妙に渡るバランス感と図太さこそ必要スキルなのだと思う。

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盆すぎて ひときわ大きい せみしぐれ
’03夏の カーテンコール
ちょっとした時間があるときみなさんはなにをして過ごすだろう?
2時間なら映画でも観ようかという気になる。1時間なら...ネットか?
30分なら、うーん...ぼーっとしてるかも。

こういう風に「なにもしない(できない)最長の時間」が自分の許せる待ち時間なんだそうだ。

俺つまりおれなら相手が30分遅刻してきてもそんなに怒らないってことになるのだが、怒るっつーの。

ということで商談すっぽかしくらってネットカフェで時間つぶしです
「納涼祭というもの」参照

ケータイの番号がかかれた紙切れをみて考える。
「これはワナかもしれない」
モテないオトコの悲しい性、現実を受け入れるのに時間がかかる。
35VS20、時代が時代なら親子でもおかしくない年の差。
松田聖子のデビューのとき、まだ生を受けてない年齢である。恐ろしい....

今一度頭を整理してみる。受けるべきか断るべきか?

まずメリット
ハタチとお酒が飲むことができる
もしかしたらハタチの肢体を拝むことが出来る。
あわよくばハタチを彼女にできる

うむ、夢のような話である。

つづいてデメリット
どんな子かよく知らない
バレたら破滅
実はそんなに好みではない(笑)

そうなんだよ、ハタチという看板に目がくらんでるだけなのだ。ダメじゃん、自分。
そう言い聞かせ、お断りの電話をかける。
「どういうつもりかわかりませんが、一緒に食事行くというのはお互いの立場もありますし、マズいと思います。お誘いしたのに申し訳ありませんが、今回は遠慮したいのですが...」

で、二日後、一緒に飲みにいくことになる(笑)。
もーーー!ばかちんがっ!

ただ、ふたりきりだと言い訳のしようもないのと、己の理性にもイマイチ信用がおけないので、パパ友SさんともうひとりW先生、そして保護者会副会長のYさんをつれていくことにする。W先生は俺の高校時代の後輩で、同園で唯一俺の過去を知ってるオンナだ。
5人は郊外の居酒屋に集まった。

乾杯ではじまった奇妙な飲み会は、子供の話、園の話、父兄の話ととりとめのない会話と続いた。
「ところでさ」
W先生が口を開く。ジョッキ3杯、すでにタメ口、お前、一応父兄なんだから、俺。(^_^;)
「くま組の○○ちゃんのお母さんと○○ちゃんのお父さんの話知ってる?」
園児200人を越す大所帯の幼稚園だ、他の学年になると全然わからん。
「あーあの二人ねぇ。バレバレよねぇ。」
ん?園内でそんなおいしい...もとい、けしからん関係を持ってる父兄がいるのか?!
耳をダンボにするまでもなく、女性3人の会話は続いた。やれ毎日お迎えの時間が同じ、だの、郊外のショッピングセンターで一緒に歩いてるのをみた、だの、携帯電話の機種が同じ、だの、人には見せられないプリクラ張ってある、だの、この前お母さんの方が泣いてた。きっと二人の間になんかあったのだ、だの、推理と憶測のオンパレード。
オンナの勘と噂好きの性分が小さな変化を見逃さないのに加え、盲目になりがちな二人はどこかで油断をしてしまう。だからほころびが出るんだろうなぁ。
漠然とそんなことを考えてたら、N先生が
「●●さん(俺ね)は○○ちゃんのお母さんと仲良しですよねぇ」
○○ちゃんのお母さんとは共通の友人を介して2、3度お話しをした程度。幼稚園ではお話したこともない。
「え?!どうして?」
と、戸惑う俺に
「ん〜〜〜〜 なんとなく」

勘が鋭いのか火のないところに煙を立てるのがうまいのか、げに恐ろしやオンナというモノ。
というおはなしでした。

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君方の 想いは不変と 宣へば
 詞書きのみ 縷々と偲ぶ
俺は風俗は嫌いである。
てなことを書くと「あら、案外と真面目なのね」と思われるかもしれないが、そうではない。そっちの欲は人一倍ある(笑)。

なにが嫌いかというと、あの「ヤラんかな」という雰囲気がまずダメ。
ソープなんて90分?120分?の限られた時間の中でコトを済ませないといけないからもう流れ作業じゃないか。こっちも3万円かかってるからなんとかイカないと、と思い余裕もへったくれもない。大体オンナに身体を任せて気持ちよくなる、なんて王様みたいなエッチは貧乏性の俺には合わないのだ。勿体ないって思っちゃう。ということで一度試してみたが懲りた。
ヘルスやエステも同じ。相手はプロだ、オンナの気持ちイイ光悦した顔を見るのがなによりのオカズであるところの俺にとって「演技だろーなー」と思った時点で萎える。
さらにキャバクラやピンサロ、スナックに至るまでも自分が楽しむ前に相手を楽しませようと喋りすぎて疲れるからとんとご無沙汰だ。金払った分楽しめばいいのだ、ということはわかるのだが、染みついたヘタレ根性は拭いきれないようだ。

さて、そんな俺でも楽しめる風俗を思いついた。絶対大当たり間違いなしだから風俗関係者の方がいらっしゃったら参考にしていただきたいと思う。アイディア料はサービスしておく。

それは...「耳かきパブ」!!
概要を説明しよう。店舗は総絨毯張り、客は靴を脱いで入店する。中に入るとフロアに数人のコンパニオンが待機している。客はお気に入りの子を選び、彼女の膝枕の上で耳かきをしてもらう。
基本的にコンパニオンは脱がない。膝枕だから多少のお触りはオーケー。片耳15分×2のラウンジでの休憩(フリードリンク)30分の1時間で5000円。
男心を微妙にくすぐる耳かきをメインに持ってきた新風俗である。
どうか?
って誰に聞いてるのか?

この風俗の利点は特別な設備投資がいらない点とコンパニオンに負担がかからないので上玉が集まる可能性が高いことがあげられる。
問題は耳かきが医療行為であるという点だが、床屋さんでも耳かきをやってるところ多いので、なんとか法律の網の目をくぐる方法はあろう。
この点が確実にクリアできれば片耳15分×2の30分3000円のコースでやっても構わないかもしれない。

我ながらすばらしい案だと思うのだが、だれかやってくれないかしら?

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月の下 吾にもたれて眠る君
 支えてひとり 至福かみしめ
現在、全世界的に「エムエスブラスト」(ラブサン、ブラスター)の感染が広がっており、日本でも多数の感染報告が上がってるらしい。
このウイルスはWindows のセキュリティホールを悪用し、ネットワーク上のコンピュータに侵入、んで感染後はwindowsupdate.comに対してネットワーク攻撃を仕掛けるDoS攻撃を行うそうだ。
なんのことかよくわからんが結局マイクロソフトが痛手を受けるだけなんじゃないの?自分のパソコンに不具合がないならそのまま使い続ける人もいるかもしれませんなぁ。
ちなみに俺はマック使いだからウイルスの心配はほとんどない。
みなさん大変だなぁ、と蚊帳の外だ。ま、毎度のことだけど。

さて、前回散々けなし続けたジブリ作品だが、あんまり文句ばっかり書くのも俺のおしゃまでちょっとおちゃっぴーなキャラクターに合わないとかも?いうことで、少しフォローを書いてみようと思う。

俺が生涯で100点を付けた映画は2つある。
バック・トゥ・ザ・フューチャーとカリオストロの城だ。
「バック・トゥ・ザ・フューチャー」、スティーブン・スピルバーグ製作、ロバート・ゼメキス監督という2大巨匠と一番輝いてたときのマイケル・J・フォックス。もうこれだけで面白いの確実なのに、小物からストーリー全般にいたるまでアイディアと笑いと驚きいっぱい。すっごく丁寧につくってあって安心して映画に浸れる娯楽映画の金字塔ですな。何回観たかなぁ...。2と3はグリコのおまけだが、それも含めて愛おしい。
次が「ルパン3世カリオストロの城」。
正確にはジブリ作品じゃない(ジブリ設立は「ラピュタ」からで、「ナウシカ」もジブリじゃない(へぇ〜×3))けど、これほどの冒険活劇はない。ヨーロッパの風景を書かせたらさすが宮崎、巧いよなぁ。アルプスの少女ハイジで培った技が光る。
登場人物、ルパンも銭形も五右衛門も不二子も次元もみぃんな魅力的。当時ビデオなんて立派なものなかったしレンタルももちろんなかったから、ドラマレコードっつーの?映画のセリフが録音してあるLPを買ってずっと聴いてた。おかげでほとんどソラでセリフが言えるくらいになった。

宮崎アニメだと「未来少年コナン」「天空の城ラピュタ」もすごくいい。90点以上の作品です。ジブリにはまたこんな夢のある作品をつくってもらいたいと切に思う。
俺がそうであるように、子供の頃感動した作品は大人になってもずっと心に残るのだ。今の子供達のフェイバリットムービーが「もののけ姫」じゃ可哀想だとは思いませんか?駿ちゃん。

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パトを駆り 地の果てまでも 追いかける
ルパン御用だ 我が名は銭形
(注)今回の日記は映画「火垂るの墓」とその関係者を罵倒する内容となっております。
気分を害する方はご遠慮いただきますようよろしくお願いいたします。

*****
「マルホランド・ドライブ」再観。
....やっぱりワケわからん。
ワケわからんけど、目が離せない。うん。もう一回観ないとダメかもしれない。
リンチマジックってやつか?くそぉ、....(笑)
一応映像と音楽はすごいエレガントなんで50点つけておく。

さて、この時期の映画の定番といえば「火垂るの墓」であろう。
今年もやりますね。日テレ。毎年やるというのはそれなりの視聴率があるということなんだろうなぁ。
俺はこれをビデオで観た。トトロとの同時上映だったので家族連れが多く映画館で観ようとは思えなかったから。
感想、「二度と観ない」
あそこにあるのは敗戦国の狡猾さと清く生きることの無意味さ。ただそれだけ。
野坂よ、お前は何が言いたい?「可哀想だ」と同情してほしいのか?それとも妹を死なせたことに対する懺悔か?
高畑よ、「これなら泣ける作品ができる」とでも思ったか?己のイデオロギーをオブラートに包んで発表できるとほくそ笑んだか?

「戦争は悲惨である」というメッセージを伝える為だけに身内を売り物にした野坂昭如の面の皮の厚さと、それをさも感動巨編に仕立てるジブリと毎年放送するテレビ局に腹が立つ。

おい、いつから俺達はそんなに想像力がなくなったんだ。毎年毎年毎年毎年毎年毎年毎年毎年、「火垂るの墓」を観ないと戦争の悲惨さが確認できないくらいバカになったのか?「戦争って悲惨よねぇ」と殊勝な気持ちになるためだけに毎年節子は殺されなきゃならんのか?もういい加減やめれ。>日テレ

この手の映画に「ダンサー イン ザ ダーク」がある。
これも絶対テレビで流さないで欲しい。ハッキリ言って有害だ。

「火垂るの墓」 0点
「ダンサー イン ザ ダーク」はイデオロギーがない分ちょい甘めの3点。

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団扇差し かすりの浴衣 螢川
 晩夏の君が ぼんやり浮かぶ
4000オーバーだ。
毎度毎度アクセスしたいただきましてありがとうございます。
これからも精進を重ね日記道を邁進してまいりますので何卒ご指導ご鞭撻の程よろしくお願い申し上げます。

しかし、「キリ番、自分がゲットしました」と連絡してくれる人が皆無なのは何故だろう?一見さんが多いからか、それとも俺にヘンなことされると思ってるからか?
うーん、一人はしゃいでたらいつのまにかクラスで浮いた存在になった空気の読めないヤツ、みたいでちょっと焦る。いや、ホントなにもしないから、あ、なんかシテほしかったらするけど。
ってこういうところがダメなのか?そうなのか?教えてくれよ、マイハニーベイブ。

さて、スーパーカー消しゴム収集からはじまった俺の趣味は前にもちらっと書いたが、現在は陶芸である。近くの公営の陶芸教室に通ってみたら結構楽しくて暇があったら通っていた。そのうち友人(といっても60前後のシニアだが)もでき、フリーマーケットにも出店し、粘土代くらいは稼げるようになり、シャレで出展した市展になんと入選する。褒めれば伸びる公文式の俺はそこから本腰を入れてつくるようになり、現在に至るワケだ。
数年のうちに日展に入選して、本を出し、悠々自適な印税&教室生活をおくることが夢だ。おっと、弟子は若い女の子だけだよ。昼は粘土、夜は弟子をこねくり回して死んでいけたら本望だな、うん。
とまぁ野望は果てしないワケだが、実際のところは自分でつくったビアマグでビールを飲む、とか、誕生日プレゼントにちょっとデキのいいのを差し上げるという慎ましいものである。
モノを作る楽しみと喜んでもらえる楽しみが味わえることこそ真の喜び、クラフターの方ならみんなそうだろう。そういうことがキホンだったりするんだよな。

無償の愛なんて存在しない。
アナタのことを思ってしていることも、結局はワタシの為にしていることが多い。
「ワタシはこれだけ愛してるのにアナタはそれに報いてくれない」男女のすれ違いの大半は突き詰めれば、コレだ。
でもちょっと待ってくれ。ワタシの愛は日展作家なみなのか?楽焼き教室レベルじゃないのか?そもそもアナタはそのカタチの愛を望んでるのか?
ワタシの一生懸命が思ったカタチになる確実性もないし、カタチになったとしてもアナタに好かれるという保証もない。
自分のカタチにした愛に一喜一憂するだけならまだしも、それを評価しない相手に矛先を向けるのは浅ましい気がする。

現在の釜は温度管理もコンピューターがやってくれるので、素人が作ってもそれなりの仕上がりの陶器ができる。ただ、思い描いた様子(色や柄)を出すことはなかなか難しい。
高名な作家が作った陶器を自ら壊すという話を聞いたことがあるだろう。そんな人でもそうなのだ。俺なんか、50個作って「んーこれは売り物になるぞ」と思えるのは30個くらい。「うそーーーん!すげーいいデキ」と思えるのは今までで5個もない。
セオリーはある。でもセオリー通りにすれば全部うまくいくワケではない。と、思えば中にとんでもなく良い物が出来たりする。それに巡り会う幸せ。

うまくいかないことを嘆くよりも、偶然を喜ぶ生き方をしたいものだね。皿も恋愛も。

※ついでに映画(テレビ)採点。
「仄暗い水の底から」だっけ?黒木瞳のやつ。
あんな母親に振り回された娘がかわいそうでした。お前が娘にトラウマつくってどーするよ。
虐待系ホラーか? 4点じゃ。

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目をつむり そっと重ねる くちびるに
たんぼのかわず はたと鳴き止み
二夜連続イッキ観賞。
五本で千円だから二日で二千円の娯楽。冷夏にぴったりのしょぼい過ごし方だ。

ホント、こんなことくらいしか書くことがないのよぉ〜
みなさんが飽きるといけないから今日はオカマキャラで書いてみようかしら。

「模倣犯」
「イルマーレ」
「志村けんのバカ殿2」
「アザーズ」
「マルホランド・ドライブ」

以上

最初に「模倣犯」。
映画館にいった知り合いのほぼ100%の人が「サイアクだ」とのたまった近年稀にみるクソ映画だという事前知識はあったわ。だから別段興味もなかったの。
でもTSUTAYAの邦画部門上半期上位にランクインしてることと、ずっと貸出中のなか、1本だけ余ってたんで思わず手にとっちゃったの。中居君ファンの人ごめんね。ワタシ、バカにするためだけにこのビデオを借りちゃった。
で、感想。 宮部みゆきの原作を2時間の尺に収められない、という理由は尤もなことだと思うわ。でも、どうなのかしら?原案:宮部みゆき、或いは脳内原作:森田芳光といったような脚本は。まぁ所詮映画はキャストと原作と宣伝だけで客を呼べるってことを証明してくれた邦画らしい邦画だったわね。5点。

「イルマーレ」。コリアンムービーといえば「カル」「JSA」しかみてなかったのだけど、これはスマッシュヒットだったわ。内容は若い男女が手紙を通じて互いに惹かれ合うというラブストーリー。
問題は手紙をやりとりする二人が過去と未来の人間だってことね。海辺の一軒家にあるポストが二人を繋ぐ唯一の手段。情景の美しさと二人の恋愛の進行のもどかしさがすごく切ないの。
情緒的な映画もあなどれないわね、さすが恋愛至上主義国家韓国。70点。

続いて「バカ殿」。これ、映画じゃないんだけど、5本で千円だからちょっと懐かしくなっちゃって借りてみたの。
ワタシ、志村けんの偉大さに改めて驚愕したわよ。20年ちかく前のコメディよ?それであんなに笑えるなんて...やっぱりこの年代の人間には「カックラキン」と「ひょうきん続」と共に忘れられない番組のひとつよね。80点。

ここで休憩。そんな映画ばっか観てられない。休みだしお墓参りにいかなきゃ。で親戚のうちでビールをご馳走になったわ。けど、よく見ると発泡酒。いやーん、戦後日本を支えた企業戦士がお盆にビールも飲めない国なんてどうなってんのよ?

酔いも手伝って怒ったまま「アザーズ」を観たわ。
「ガビガビポロニュヒーーン!!!」
狂ったワケじゃないのよ、感動したの。
そーよ、映画ってこうなのよ。こうでなくっちゃダメ。ホラーは苦手なアタシだけどこれはすごい。もうなに書いてもネタバレになりそうだからレビューはナシだけど、絶対オススメ。ワタシとうり二つのニコール・キッドマンの神経質さ上手に表現されててはまり役だったわね。トムもやればできるんじゃない。75点。

最後は「マルホランド・ドライブ」
最後に、しかも酔っぱらって観たことを後悔したわ。
...もう、なんなのよっ!これっ!!
ワケわかんないわよ。
でも最後まで観たわよ。だって目が離せなかったんだもん。
もう一度、観てみるわ。シラフて観たら0点か満点、なんかそんな予感がする摩訶不思議な映画でした。

*******
幾度果て また来る波に 絡む指
リングの痕を 千切るまで咬む
映画の話ばっかで申し訳ない。こんなときは現実逃避に限るのだ。

お盆の暇な時間を利用して、まだ観てない映画のイッキ観賞。

「トリプルX」
「ダイ アナザー ディ」
「WXlll パトレイバームービー3」
「雨上がりの駅で」
「ピンポン」

以上。
一発目、「スパルタンX」ではなく「マルコムX」でもなく「遊星からの物体X」でもない。「トリプルX」である。正直言おう、昨日書いたとおりアーシアちゃん目当てだ。ホント最高、アーシアちゃん.....
内容はアメリカ版HIPでPOPな007というところか。返す刀で「ダイ アナザー ディ」を観たから余計そう思った。
今回の007はボンドガールにハル・ベリーを起用したりスピーディーなカメラワーク等、若者を意識した作品となってるそうだが、いつもの007でした。オシャレでオンナ好き、ときにはクールな諜報員、という設定と数々の秘密兵器がこのシリーズのキモだが、「M:I−2」がガラリと設定を変えて蘇ったように(蘇りかたの是非はあると思うが(笑))、007も荒療治が必要なのではないだろうか?
「トリプルX」60点、「ダイ アナザー ディ」45点。「トリプルX」の10点分はもちろんアーシアちゃんに、だ。

つづいて「WXlll パトレイバームービー3」。パトレイバーもガッシュと同じ少年サンデー連載だった記憶が....
マンガは全然見てないのだけど、映画は前作1と2を見てたから期待してた。で、3ですが、うーん....よくわからん。主人公の惚れたオンナが実は犯人でした、という火サス的ストーリーがなんだかなぁという気がしますが、キレイなアニメだったので特別不満もありませんでした。45点。

「雨上がりの駅で」。これもアーシアちゃんが出てるから借りてみる。
普段ハリウッドのクドい映画ばっかり見てると伊仏映画なんか薄味すぎてなにがなんだか?という味覚になっちまう。それをリセットするためにも、こういうのを定期的に観なきゃいけないのだよ。
で、内容だが、痴呆症の老人を尾行する仕事を引き受けたアーシアちゃんがその老人を通して自分を見つめ直すという映画。
んん〜〜〜....すんません、早送りしてしまいました。ジャンクフードに慣れた身体にはきつかったです。アーシアちゃんとイタリアの美しい風景に30点。

最後は「ピンポン」
コレが一番面白かった。原作の松本太洋の世界を忠実に再現しながらもそこそこのエンターテイメントとして仕上がってます。でも「ウオーターボーイズ」「サトラレ」とこのあたりがメジャー邦画の限界なんですかねぇ?ちと寂しい。
内容はまぁ割愛します。青春熱血卓球ドラマです。
ペコ@窪塚くんよりもスマイル@ARATAよりも、ドラゴン@中村獅童のほうがかっちょいいと感じるのはみんなそうなのかなぁ?あ、あと、おまえら絶対高校生には見えないぞ。75点。

*****
この星で 一番に なってやる
宇宙一 好きだ 君のことがおれは
   ↑
 影響、大 (笑)
ネットのリンクを辿ってるとあるHPにぶつかった。
かわいい女の子の画像がトップページ。カウンターがあり、ヘッドラインには、もうすぐその子の3歳のバースデーという案内が流れている。
左のフレームにはダイアリー、掲示板、プロフィール、そして画像のボタン。
どこにでもある家族紹介のHPそのまんま。
でも俺はタイトルを見たときから心がざわめいていた。
おそらくあいつがつくったHPだ。確信的に感じてプロフをクリック。
仲の良い夫婦、そして、一人娘の紹介。イヤな予感は的中、血の気が引く。
それは別れた彼女のホームページだった。

幸せを絵に描いたような家族。
ディズニーランドに旅行したときの写真、近所の公園での写真。画像は小さくて表情までは判断できないが幸せそうだ。
日記には娘の成長を事細かに書かれてある。旦那さんのことも....
掲示板ではママ友であろうか、いろんな人が書き込んでいる。
当たり前だが俺の知ったハンドルはひとつもない。

見なきゃいいものを、全部見てしまう。

彼女は俺と別れたあとしっかりとしたオトコを捕まえて、しっかりとした家庭を持ち、しっかりと子供を育ててる。
俺はと言えば、会社つぶれて借金かかえて、仕事仕事で家族を旅行にも連れてってやれなくて、旦那さんと比べても容姿も収入も段違いで......
下劣な優越感に浸ってやり過ごすこともさせてくれない。
んで、落ち込む、妬む、その堂々巡り。
もうバカ、である。救いようのない バカ。

忘れてる? 全然じゃん。
一本芯が通ってる? どこによ。
ダメなオトコなんだから、お前は。そんなオトコには落ち込む権利も妬む権利もないんだよ。

矛先を自分に持ってこないと暴走しそうな感情、そして逆流する血液を、必死で抑えつける。
漆黒の闇でもがくうち、やがて一本の光明に気付く。
その光を感じることでようやく落ち着きを取り戻すことができる。
「まぁ彼女が幸せならいいんじゃねぇの」
その言葉が一筋の光。

なんと弱々しい光だろう。他人が聞いたら笑ってしまうと思う。
俺も自分で言葉して笑う。「バカ」
張りぼての虎のようなプライドが吐く、クソの役にも立たない光だけど、俺は事実、その光で救われるのだ。

全然進んでない気がするけど、きっと前進してると信じよう。
いつか必ず振り子は止まるのだから。

*******

って、いやぁ参った。
久々のフラッシュバック。心臓止まるかと思ったっす。

さて、先日書いたアーシア・アルジェントちゃんですが、ネットで検索してみるとあのイタリアンホラーの巨匠ダリオ・アルジェント氏のお嬢さんなのね。ダリオといえば「サスペリア」「フェノミナ」等々、強烈な色づかいと音楽がステキ。いや、ホラーは嫌いだから1回きりしか観てないのだけど。

もひとつアーシアちゃん情報。「トリプルX」にも出演してるらしい。くぅ知らなかった...借りてこないと。

****
空酒が しょっぱい夜は 啄木の
 ぬる甘い詩 口にしてみる
学生の頃、夏休みを利用して外国旅行したことがある。
前述のタカハシくんをはじめ合計4名の貧乏旅行だ。
行き先は同伴のJくんの叔父さんが住むアメリカ合衆国はノースカロライナ。地理が苦手な方に一応説明すると、合衆国の中央の北の端。
当時は格安旅行券もメジャーじゃなく、バイト代はたいてシアトル行きの便を入手した。
英語を喋られるのはJ君ひとりだけ、しかもカタコト。俺は受験のとき全県模試で英語偏差値38というとんでもない数字を叩き出すくらい苦手。他の2人もまぁ受験英語程度の知識だっただろう。

シアトルに着いた俺達は早速自由の国アメリカの洗礼を受けることになる。
荷物待ちをしてたT君、が早速手荷物を盗まれる。幸い中に入ってたのは当時新発売された「写るんです」10個と着替えだったのでよかったが、外国なんだということを思い知らされる。
シアトルからミネアポリスまでエアバス、そこからバスで叔父さんの家に向かった。
そこは一面の麦(?)畑。映画「フォレストガンプ」でフォレストが走ったあの風景が広がるすばらしい所だった。あの情景はきっと忘れない。

2週間のステイが終わり、俺達は帰りのチケットの都合で一路ロスへ飛ぶ。当時のロスはニューヨークより危ないと言われていたが、そんなことはつゆ知らずビックなマックを食ったり、買い物を楽しんだり、ダウンタウンをアホみたいな顔して闊歩した。後から観光客の日本人と話したとき、その話を聞いて背筋が凍ったのを憶えてる。

帰国を前日に控えた日、俺とタカハシ君は近くのスポーツショップに入る。コンバースのオールスターが欲しかったのだ。黒人の主人に一生懸命説明するが、通じない。すると近くにいた客がニヤニヤしながらなにかつぶやく。3週間もアメリカにいると詳しいことはわからないがニュアンスで大体どんなことをいってるかわかる。そいつは「黄色いサルがこんなところで買い物してんじゃねぇよ。腐れジャップ」てなことを言ってた(想像)。なにも言い返せない。悔しかった。
しかしタカハシ君は違った。相手に日本語で怒鳴る。「ふざけんなてめぇ!」
185センチの長身からワケわからない言語でまくし立てられたヤツはぽかんとしてた。
きびすを返して主人にまんま日本語で
「コンバースの黒だよ、くろっ! 革じゃねぇって布のやつ!」
で、手に入る。

思い知った。コミュニケーションは言語・文法ではないということに。
気合いとスキンシップなのだ、大事なのは。
相手がなにを言いたいか、2週間も現地にいれば大概わかる。相手も人間だからきっとこちらの言いたいことを理解しようと努力してくれる。
それがわかってから堂々と日本語で喋るようになった。どこに行っても。

だいたい日本人は人が良すぎるのだ。誰が決めたのよ?英語が共通語だってさ。
日本に居るうちはガイジンにも臆することなく日本語をしゃべりゃいいし、外国にいってもおおまかなところは通じるもんだ。
ちなみに現在でもその考えはかわらない。
仕事上の問い合わせメールはそういうワケにはいかないけど....(^_^;)

****
この恋は 一夜の契りと 知り得ても
 遅蝉の如く 君に繋がる
一昨日の続きから。
「9デイズ」を最後まで観る。まぁまぁ普通。主人公がクリス・タッカーの出来損ないだったのがちょっと....45点。「作品紹介」の方が面白かった。
ところで俺は作品紹介マニアだ。大好きなんだよぉ、作品紹介。
映画館にいっても新作の紹介を観たいがために絶対10分前に入場するもんな。2時間全部作品紹介でも金払ってみにいくかも。
日記を相互させていただいてる方から「映画詳しいですね」との感想を頂く。だが、実はそんなに詳しくない。
「E.T」も「プライベートライアン」も未見だし、「A.I」「タイタニック」はテレビでやってたのをしょうがなくつけてただけなので話はよく知らないし、「ロードオブザリング」や「ハリーポッター」「千と千尋の神隠し」に至っては悪意を持って毛嫌いしてる程だ。
面白いんだろうなぁ、とは思う。でも絶対観てやらない。観ないで死んでやる(好きな人、ごめんなさい。ホント私見も私見の戯言と聞いてね)。
なんでこんなに嫌いなのか?ひねくれ者だから。ピンポン、正解。
映画はものすごい金が動く産業らしい。制作、配給、シアターと卸される映画は、だからより「儲かる作品」を求められ、画一的になる傾向にある。
B級映画配給の雄「ギャガ」も売れたらただのメジャー配給会社になっちゃったし。
まぁそれはそれで構わない。けどちょっとこれを見てくれよ。俺の住む市内には3つのシネコンがある。17万都市としては多い方だろう。本日の上映映画だ。
A館
踊る大走査線2
パイレーツオブカリビアン字幕
パイレーツオブカリビアン吹き替え
ターミネーター3字幕
ターミネーター3吹き替え
ポケモン 入れ替えでハルク字幕
バトルロワイヤル2
マトリックスリローデッド字幕
B館
T3字幕
ハルク字幕、入れ替えでウルトラマン
Pカリビアン
踊る2
トレジャープラネット 入れ替えでマイビックフッドウエディング
C館
T3字幕
ウルトラマン
アンパンマン 入れ替えで マトリックスR
不倫妻愛されたい想い/変態奥様濡れ肉襦袢/小説家の情事
何コレ?
17万人しかいないところでT3を一日20回も上映するなんて....
黒人バカ映画(想像)「アンダーカバーブラザー」も、以前ご紹介した「セクレタリー」も、今観なきゃいつ観るんだよーという「ボーリングフォーコロンバイン」も上映する見込みなし....変態奥様濡れ肉襦袢くらいだ、惹かれる作品は。
田舎モノはT3だけ観てろってことか?そうなのか?
配給サイドが売れる作品をメインに仕入れる。上映サイドがその中から更に売れる作仁しか公開しない。そうなると制作サイドがそういう作品しかつくらない。その結果がコレだ。
なんだかなーって感じ。しょぼーん。
もう、「売らんかな」という映画は観ないようにしよう。あとある時を境にミヤザキのマスターベーションムービーに成り下がったジブリ作品も観ないようにしよう、と思う。
かといってVシネマを観ることもないけどね。そーいえばいったいなんだったんだ?シネマジャパネスクって??
と、文句垂れ流して落ち込んでばかりもいられない。
昨日観たもう一本「スカーレット・ディーバ」。
主演のアーシア・アルジェントがすっげーーーイイ!内容はドロドロでヘロヘロだけど、観る人が観たら結構評価高いかもしんない。特に女性陣。
監督を見るとなんとこのアーシアちゃんがやってるらしい。
とにかく乳といい、目といい、唇といい、「そそる」オンナだ。好きー!!させてーー(なにを?)
内容40点、アーシアちゃんのだらしない乳に20点プラス。
大注目だ>アーシア・アルジェント
****
ぬるい風 背中を撫でる 心地よさ
忘れ得られぬ 君方の痕
キミへの愛は無限大だ。
無限大だから、ふたつに割っても無限大。
というワケで浮気はしたけどキミへの愛はずっと無限大なんだよ。
という、言い訳をしたら殴られた。と、S君が言う。
「バカか」とみんなで笑う。
「だよなぁ ∞÷2=∞ こんな簡単な計算もできないなんてなぁ」
.....S君、そりゃちょっと論点が違うぞ。
愛は無限大かどうか?
俺は有限なものだと思う。
有限だけど、右肩下がりで減ってくだけじゃない。増えたりもする。
オシロスコープを憶えてるだろうか?理科の授業でつかったやつだ。振幅と周期が波のように表示されるアレ。振り子の振れをオシロスコープで見ると(電気信号にすると、ということだが難しい話はナシ)見たことのある曲線が描かれる。
ラブラブ度合いが振幅の大きさ。
その恋愛のドラマチックさが周期の大きさか。
なにもしなければ時間が経つごとに振幅は小さくなり、やがて一本の線になる。
多少でも振れてる分には加速もつきやすい。長く振り子を揺らすには振幅が大きいときにちょっとの力で押し続けることが大事だ。振幅0の振り子は少しの力では振れないのだから。
逆に振幅が大きいときに無理矢理止めるのも多大なエネルギーが必要となる。終わったつもりの恋愛がまだ動いてて苦しむことにもなりかねない。
大好きな人と無理なく付き合うタメには最初に起点をなるべくY軸の高いところにもって行くこと。周期を大きくすること。そして最も大事なことだが、振幅の負の部分も認めることが大事だ。底点がマイナスだったとしてもまた波は上向きになる。
つまり、振り子が動いてるうちはきっとまた好きになるし、好きになってくれるってことだ。
世の色恋沙汰で苦しんでる子羊よ!安心するのだ!!ニュートンもそういってる。いや、ホント、マジマジ。
でもフーリエ式を使わないといけないくらい複雑な振幅は解析不可能だがな。(アカデミックギャグ)
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また明日 友に大きく 振る腕に
ひぐらしの音 まつわる空気
3000HITである。
ちょっとペースが速くなってきた。よしよし、いいぞ。
これもほぼ毎日更新を繰り返してるおかげ、と自画自賛。
さて、昨日は我が町の夏祭りの日であった。七夕祭り。
ん?7月7日じゃないのかって?
こちらでは旧暦で七夕祭りをするという風習がある。全国を見てみてもそういうところは結構あるらしく、先日いった立川も8月に七夕まつりをしてた。
我が町の七夕祭りは「日本三大七夕」のひとつで仙台、平塚に並ぶ規模を誇る...と言われてるが、「日本三大○○」の三番目は日本各地にあるのか、この七夕祭りも全国的にはほとんど知られてないのが現状である。ちょっと悲しい。
俺は世話役で祭りに参加してるのだが、その慰労会での出来事である。
慰労会は近所のスナックで開催された。乾杯時には30人くらいいたが、連日の疲れからか一人二人と帰宅していく。俺も帰りたいのだが世話役なので我慢して座る。時間は午前0時、人数は10人を切ったのでそろそろおひらきかと、チェックしようとしたら一人がカラオケをしたいと言い出す。つーか、もう曲入れてんじゃん。しょうがないので待ってる。
お酒が入ると脱ぎたくなるというクセの悪い輩が巷には一定数いる。しかも厄介なことにそのクセは一般人にも伝播するようだ。
まずG君が「リンダリンダ」を歌いながらが感極まって(と言う表現であってるのか?)脱ぎだした。周囲は悲鳴とブーイングと喝采。異常な空気に包まれる。思えばここでピシャリと注意すべきであったが、そいつはちんちん丸出しでフルコーラス歌いきる。32歳、新婚6ヶ月、なにか家でイヤなことでもあったのか?
で、2番手K君がマイクを持つがなんとこやつも脱ぎ出すではないか?!
客は俺らだけだからまぁいいか?と一瞬思うが、男同士でちんちん出しあって歌ってんじゃないよ。てか、G!もうパンツ履けってば!
「わかりましたっ!」と敬礼しながら下ではムスコが「テヘッ」と揺れる。揺らすな。(;-_-メ;)
その間にK君、ちんちんに靴下履かせて「ラブレター」歌いきる。
点数は90点。このスナックは90点以上取るとボトルが割り引きになるらしい。「うおーーー」皆が雄叫びをあげる。
「よっしゃぁ!西軍東軍に別れて歌合戦じゃぁ!」
誰かがほえる。ちょっと待て、西軍東軍ってなによ?どう分けるんだよーー
ワケわからんぞ。と戸惑ってると
「お前らには負けねぇ!」「絶対勝つ!!」
と知らぬ間に西軍東軍にちゃんと分かれてる。酔っぱらいのこのあたりの連帯力というのは感心する。(^_^;)
で、3番手N君39歳、当然のごとく脱ぐ!で、イエモンの「スパーク」熱唱。この段階でほとんどが裸になり、脱いでないのはお店のママと俺とS君くらいになる。
「帰りたいです....」S君が泣きを入れる。俺だって帰りたい。脱走しようにもケータイとカバンがクロークの中だから帰れない。
そうこうしてるうちにマイクがS君のもとに。
俺は世話役ということでトリらしい。
S君が歌ったのはサザンの「TSUNAMI」。イントロの部分でみんなに囲まれて服を脱がされる。桑田メロディーの中でS君の悲鳴にエコーがかかる。もうスーパーフリーよりタチが悪い。S君、享年25歳。合掌。
って次は俺だ...焦る、ヤバい。
前にも書いたが、俺は自分の裸を見られるのが死ぬほど恥ずかしい。ヘタレものである。しかも連日の準備疲れで酒が進まずほとんどシラフ。
脱げねぇ〜〜〜〜〜イヤじゃぁ〜〜〜〜〜〜
とそこに!!
別の客が入ってくる。ラッキー!地獄に仏とはこのことである。
さすがに赤の他人がいるとこういうことは出来まい。と、安心したのもつかの間。その客もクセの悪い人だったのだ。雰囲気を察してか脱ぐ!!!待て待て待て待て、察しなくていいから。キミは関係ないぞ(^_^;)。なんで脱ぐ〜〜〜
そこまで行けばもう逃げられない。
俺も男だ。正々堂々とちんちんを出してTボランの「LOVE」を歌いきりました。
ホント悪夢の一夜であった。もうお嫁に行けないっ(涙)
****
丸かじり 甘い桃から 垂る果汁
 舌に残るは あの日のえぐみ
昨日、暇つぶしにした献血のデータが郵送されてきた。
多少ヤバめの数値はあるものの、おおむね平均値。ちょっとホッとする。
いつもかわいがってもらってる先輩とつるんで遊んでる友人の御尊父が奇しくも同じ日に亡くなった。ひとりは肝臓ガン、もうひとりは自殺。
ガンのほうはお通夜に出席。ご家族ご親類の方々もある程度の覚悟があったのだろう、サバサバとした印象を受けた。
自殺のほうは告別式に出席したが、まだ事態を飲み込めてないのだろう、不安そうな面もちだった。

駅前で反戦反核の抗議集会があった。
「戦後58年、今も核汚染で苦しみながら死んでいく人がいます!」
20歳で被爆してたらもう78歳だ、そんなの原爆関係なく普通死ぬだろ?というツッコミはなく、マイクをもったおばちゃんは感極まって涙声になっている。

俺は唯物論者だ。
人は死ねば無になると本気で考えてるし、霊魂や死後の世界もないと信じてる。
だから葬式や仏壇なんか無意味だと思ってた。

威厳のあった祖父が病気で日に日に小さく弱くなっていく姿を見て、他人事のようにみっともないと思ってた。自分は覚悟をもって生きよう、と。
俺は20歳過ぎたあたりから漠然と、ホントにくだらない理由で49歳で死ぬと考えてた。だからそれまでのグランドデザインを書いてたし、悔いのないように生きようと、結婚してからもそれに合わせて行動してたところあった。子供が産まれてもその気持ちはかわらなかったが、あるとき嫁さんにその話をしたとき、寂しそうな顔をしたのを見て、恥ずかしながらようやく気付くことになる。
自分ひとりではないのだ、俺の人生は誰かの人生に影響を与えるようになってしまったのだ、と。

死に方には正誤があると思う。49歳で死ぬために人生を設計することはたとえそれがどんな覚悟をもったことだとしても、わがままで利己的な間違いだろう。年間3万人を越える自殺者の中でそのことに気付かない人が居たとしたら...不幸であろう。
若くしてガンで死ぬ人も遺す者に伝えるべきことを伝えて安らかに死ねるなら正しいのだと思う。
先の大戦で国のために死んでいった方々はどうだったのか?無念と怒りだけとは思いたくないが、ホントのところはよくわからない。
ただ、死を自分でコントロール出来ない戦時下なら、せめて遺される者のことを考えて死んでいったと願いたい。

俺は唯物論者だ。
人は死ねば無になると本気で考えてるし、霊魂や死後の世界もないと信じてる。
だけど葬式や仏壇には意味がある。今を生きる自分と家族、そして未来を担う子供達との歴史を繋ぐセレモニーやモニュメントとしての。
霊魂は存在しないが先人の想いは人を介して確実に有る。それを伝承していくことこそ人の生きる意味なのだ。今は強くそう思う。

昨日のテレビを見ての感想である。

*****
立つ秋に 恋などして 病みたれば
しょっぱい味を 思い出したり
「ねぇどんなタイプの子が好きなのよ?」
知り合いのお母さんが酔っぱらいながら聞いてくる。女性が酒を飲んで酔っぱらうのは別に気にならないが、どーして集団で飲んでるとあんな下品になっちゃうのだろうか?正直ウザい。
「嫁さんみたいなタイプ」
と、グーの音も出ない答えを言ってみる。こういう言い方をすれば「よぉ!ラブラブだねぇ〜」とからかわれるか、黙られるだけで済むからそういう色っぽい話をしたくない人には効果的だ。
これがちょっと気になる人なら、そりゃもうその子の長所を探しまくって理想を作り出してしまうんだがな。

さて、改めてタイプはどんな子なのかと考えてみた。
「好きになった子がタイプ」であるとは以前書いたが、その中でも傾向があるはずだ。マトリクス表を作って分析してみる(ウソ)。
するとひとつの理想が見えてくる。
引かれるのを承知で書いちゃうが、それは「奥ゆかしい子」だ。

「どんなタイプの子が好み?」
「奥ゆかしい子」
改めて文字にしてみると、ホント、何様のつもり!?って感じ、自分を棚に上げたとんでもない言いぐさだが、そうなのだから仕方がない。
ちなみに、奥ゆかしいってのは、靴下を履かせてくれるとかネクタイを締めてくれるとか家に帰ると三つ指ついて待っててくれるとか、そういうのではもちろん、ない。立ち位置を間違わない人、無理せず無理のできる人を指す。
なによ?都合のいいオンナってワケ?と思われる人もいると思うが、都合のいいオンナと決定的に違うのはその動機が「相手に嫌われたくないから」ではなく「自分がそうしたいから」である。

辛いモノが苦手な俺に辛い料理ばっかり作るオンナがいた。
なんでも作ってくれるのだが、とにかく辛い。
もう親のかたきの如く辛いモノのオンパレード。俺がどれだけ苦手といっても決して手をゆるめない。なんでそこまでこだわるか、聞いてみたことがある。彼女はこう言った。
「私の美味しいと思うものを一緒に食べたいから」
奥ゆかしい....

人の耳かきするのが異常に好きなオンナがいた。
膝枕で耳かき、なんてオトコの究極の理想のひとつだと思う。オンナも好きなオトコの耳かきをするというシチュエーションに憧れる人が多いのではないだろうか?
しかし彼女の耳かきはそんなかわいいものではない。耳かき大・耳かき小・ミニライト・乳幼児用粘着棒・ウエット綿棒を駆使し、人の耳を駆逐する。次に逢う間に自分で耳かきをしようものならすごく怒られた。なにゆえ? 聞いてみる。
「だってほとんどは家族のモノでしょ?耳くらい私のものにしたいじゃん」
奥ゆかしい....

自分は一滴も酒飲めないのに、必ず冷蔵庫に黒ラベルを冷やしてくれてるオンナ、タイタニックやあいのりを「馬鹿馬鹿しい」と一笑するくせに、影でこっそり観て涙するオンナ、飲みに行くことに金を惜しむオトコは器が小さいと本気で考えてるオンナ....

書いてて「奥ゆかしいか?それって」と思った例もままあったが(笑)、そんなに付き合った女の子が多いわけじゃないのでぎりぎりセーフということでお願い。
自分の好き勝手やってくれて、それがいちいち俺のツボを突く言動で、向上心と羞恥心がある子。そういうのを「奥ゆかしい子」といい、俺はそんな子が大好きである。

だからなに?という疑問はナシ!(笑)

*****
細い指 はじめて握る なつまつり
射的と氷と 金魚すくいと
先日のタカハシくんの言葉がまだ引っかかる。
「抱かれても気持ちいいと思ったこと一度もない」
10年間の性生活、そりゃ浮気もあっただろう(って自分を基準にするなってハナシですが)し、気分が乗らなかったときや、相手のことを考えない自分勝手なセックスもあったと思う。
だけど、一度くらい気持ちいいことあっただろうよ、どーなのよ?そのあたり。
と、俺には全然関係ないオンナに憤慨してみたり、同情してみたり。
イキそうなことを相手に告げると
「まだダメぇん」とせがむ子と
「いいよ、中で出して」と誘う子がいる。
前者は、まだイッテないのに自分だけイクのはずるいという自分本位な考え方を持つオンナだと言えるかもしれないし、逆にそれだけ快楽に浸っているのだと考えることができる。
後者は充分満足した故の応えかもしれないが反面、オトコは射精させておけば満足だという男性蔑視の傾向が見られるのではないか?
なんだかんだいってもオトコもオンナも自分勝手に快楽をむさぼり、それが結果的にたまたま相手が喜ぶ行為だったりするだけなんじゃないか?セックスなんてものは。
相手に奉仕するのがすき、なんて調子いいことも結局は相手をイカせた自分のテクによってるという利己的な考え方の上での満足だったりして。
と、なにやらネガティブに考えると自己否定までしてしまいそうな勢いなので、コーヒーでも飲んで頭を休める。
今さらのハナシだが、セックスは相対的なものなのかもしれない。
オトコはそれを体感として味わってないから理解するまで時間がかかる。もしくはセックスの快楽は絶対的なものだと信じて疑わない。オンナでも絶頂の更に先のステージを体験してない子にはわからないかもしれない。
絶頂の更に先にも絶頂があること、下半身が相手と融合したような錯覚を感じたり、「イクっ」って感覚が津波のごとく絶え間なく押し寄せるようなエッチを体験したオンナは身体でそれを知っている。
気がする。
もっともやることが同じでもその日の体調や精神状態やシチュエーションで感じ方が違うのだから、毎回津波が来るセックスは味わえないだろう。となると、程々のセックスでも定点を超えると「気持ちいい」と判断して然るべきだし、実際、意識的じゃないにしろ、そう感じてることと思う。
セックスは「気持ちいい」「気持ちよくない」と分けるものじゃなく、「気持ちいい」「更に気持ちいい」「もっと気持ちいい」って段階的に分類されるシロモノなんじゃないか?てことだ。
だとすると、「抱かれても気持ちいいと思ったこと一度もない」とのたまった元妻は最後までセックスを相対的なものと捉えることができなかったのだろう。
不幸なことである。
*****
パラパラと鳴る スターマイン 背に受けて
 二人で融ける シングルベッド

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