「切り裂きジャック」と「ジョニー・デップ」と「ヘザー・グレアム」という売れるファクターが揃っているのに全然しょぼいゴシックホラー。
いや、ジョニデらしいっちゃーらしいのよ。基本的に仕事の選び方が間違ってるあたりハリウッドトップ俳優とは明らかに違うのはどちらかというと好感が持てる。

1888年イギリス、数年前に妻と子供を失ったアバーライン警部は予知夢が見えるという特殊能力が備わっていた。そんな彼に女性が殺されるという夢が見えた。次の日娼婦の惨殺死体が発見された。事件担当のアバーライン警部は捜査にあたるが思わぬ妨害に遭い真相には迫れない。そうしてるうちに第2第3の殺人事件が起こってしまう。浮かび上がるある組織の存在。
犯人は誰だ?ある組織の正体とは?.....全ては一流階級の紳士と娼婦の恋愛から始まったのだった。

と、あらすじを書いてるとすげー面白そうだ(笑)。
それと、美術やちょこちょこ出てくる小ネタは19世紀のイギリスの雰囲気が出てて良い。こういった世界観が好きな人はそれだけで楽しめるだろう。
問題は3つ。

1・かりにも刑事を名乗る人間がアヘンはマズいだろう。幻覚(予知夢)を見せるために必要なこととするのなら、その予知能力が事件解決にいっこも役立ってないことや、恋愛の要素を詰め込まんとするあまり展開が早急になりすぎて感情移入ができないことなどの決定的な脚本ミスが多く見られる。

2・翻訳を意図的にどぎつくして無理矢理R15を取り、映画にハクをつけるというバカげた配給会社の策略

3・ヘザー・グレアムのエロシーンがなかったこと。

特に3については納得いかん。娼婦役でR15なら無くてはならんカットだ!!
なにやっとんじゃー>ヒューズ兄弟

40点だな

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