タイトルに意味はありません

ハル・ベリーとペネロペ・クルス共演、ホラー専門会社ダークキャッスル制作の第4弾映画。恐いモノ嫌いな俺にとってはこれくらいの恐怖が丁度いいので楽しめた。ホラーというよりはサスペンスに不可解な心霊的要素を組み合わせた作りになっているので「TATARI」を期待して観た人はスクリーンにポップコーンを投げつけたことだろう。

精神科医のハルがある夜事故を起こす、目覚めてみると自分が務める精神病院の独房に入れられてるではないか!聞けば自分は愛する旦那を惨殺したらしい。「私は殺してない!」と同僚に懇願するが彼の目は冷たい。「私をキチガイだと思っているのね!泣」そう、自身が患者であるペネロペに対する態度と同じだったのだ。
そんな中、彼女の前に見知らぬ少女が現れ身に不思議な現象が起こる。彼女の正体は?何を訴えたいのか?! 旦那の死の真相は!? 物置のビデオカメラを見たとき、彼女は全てを知ることとなる.....

オープニングから30分くらいで俺は
精神科医もステキな所長の旦那を持っているというもの全部ハルの妄想で、この物語全てが頭の中だけの出来事であり、シャブ中の旦那を殺した殺人者ハルはその妄想に逃げているだけ。
という夢オチを想像してた(笑)。
ところがホントの幽霊話だったからちょっと戸惑った。

だってさ(ここからネタバレ)
ガラスに息を吹きかけて「NOT ALONE」(犯人は一人じゃないという意味)という文字を書けるならそのまま恨めしい犯人の名前を書きゃいいじゃん。それ以前に二人の犯人のどちらかに取り憑いて殺し合いをさせればいいじゃん。(^_^; それに自分の恨みを晴らすためにハルが必要ならなんであんなに痛めつけるのかわからん。死んじゃったら恨み晴らせないんですけど。

と疑問を持ったままエンディングを迎えた。
感想、こんな映画どこかでなかったか?(^_^;

58点

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