文春に2005年のワースト映画賞(きいちご賞)が掲載された。

アメリカの「ゴールデン・ラズベリー(きいちご)賞」に倣って創設。映画記者・評論家三十人で、いずれも、厳しくも映画をこよなく愛する人物ばかりである。(文春記事より)

倣って創るあたり、他人を批判する資格があるのかよ、という問題とネーミングセンスの無さはとりあえず横に置いといて、受賞作は以下の通りであった。

1:SHINOBI(松竹)
2:TAKESHI’S(松竹=オフィス北野)
3:宇宙戦争(UIP)
4:戦国自衛隊1549(東宝)
5:オペレッタ狸御殿(ヘラルド=松竹)
6:春の雪(東宝)
6:アレキサンダー(松竹=ヘラルド)
6:北の零年(東映)
9:鳶がクルリと(東映)
9:東京タワー(東宝)

松竹....(^_^;)

興行成績が悪い映画、くだらない映画はそれこそ腐る程作られてるがそれを押さえてのベストテンはある意味すごいことである。
堂々の一位に輝いた「SHINOBI」は業界初の映画ファンドとして一般から資金調達して製作されていて、これに投資したトレーダーの怨念が一位に押し上げたのだろうと想像。
内容がクソつまらんことと、原作を葬ったという点はまぁその通りだけどさ。(笑)

6位の「北の零年」はそんなつまらんかったかなぁ?
サユリストのおじいちゃんの為の映画、という範疇を行定勲は上手に作ってるって思うけど。

「宇宙戦争」と「戦国自衛隊」も大作&リメイクという点で損してるわな。単独の映画として観たらオススメは出来ないまでも、ベストテンに入るくらい腐っちゃいないと思う。
まぁ選者のセンスってのもあるけどね。

あとは観てません。

昨年度の「デビルマン」がツッコミ入れられないくらい強烈につまらなかったので、今年はそんなインパクトがない気がする。
そう考えると、「デビルマン」すげーな。

お気に入り日記の更新

最新のコメント

この日記について

日記内を検索