まずはクロックワークスのこのページをみていただきたい。

http://www.klockworx.com/nothing/

で、「CUBE」のヴィンチェンゾ・ナタリ監督作品であることを踏まえて、その右下にある予告編を観てみよう。

.............
この映画をSFサスペンスだと思った人、手を挙げてください。
(・_・)/

いや、ミステリーかホラーなんじゃないか?と思った人、手を挙げてください。
(・_・)/


はい、みなさん不正解。
これは昔話風のコメディです。

Σ(;´△`) えええええっっ!!

こういうのはミスディレクションっつーのか?>クロックワークス

引きこもりの男とお調子者の男はそれぞれに問題を抱えていた。いよいよ逃げ場が無くなった二人は警察に取り囲まれ、催涙弾を投げ込まれる。
「みんな無くなればいいのに!」
気絶から冷めた二人はなにもない世界にいたのだった.......

ドラえもんの道具に「独裁スイッチ」というのがある。
いつも虐められてるのび太はそのスイッチを使いジャイアンや先生を消していって最終的に全ての人を消したあとでなにもない世界を見て猛省する。そこにドラえもんがひょっこり現れてこのスイッチは独裁者を反省させる道具であると明かす。という話なのだが、まぁ「ナッシング」もそれと良く似たものだ。ヘンに教育くさい。

加えて伏線なのかどうなのかわからんエピソードや「マルホランド・ドライブ」のような夢ネタ繰り返し手法(でもしょぼい)を用いてるので途中まではなにが言いたいのかさっぱりわからん。
設定自体はたいへん面白そうなのが惜しいと思う。

(多分)とってつけた教育臭いエンディングが一番マトモにみえてしまうのは、「CUBE」を作った監督さんとしてダメなような気がするのだが。(^_^;)

一番不思議なのはクレジット後のエピローグ。
結局なにが言いたいのん?
誰か解説してください。どう考えてもわからん。

49点

お気に入り日記の更新

最新のコメント

この日記について

日記内を検索