エロ格好良い女優さんというもの
2006年9月25日 映画 コメント (2)
先日、「邦画女優で一番エロ格好良い人は誰だろう?」という話になった。
岩下志麻、かたせ梨乃、梶芽衣子、加賀まりこ、高島礼子、池上季実子...
そうそうたる面子の名前が挙がったが、俺個人はやはりこの人を推したい。
夏目雅子。
カネボウのキャンギャルからテレビ「西遊記」を経て映画デビュー。数々のヒット作に出演するも、84年、27歳という若さで白血病で亡くなった薄幸の女優である。
そんな彼女の代表作といえばやはりこれだろう
「鬼龍院花子の生涯」
四国の大侠客、鬼龍院政五郎の生涯を里子の松恵、妻の歌、実娘の花子ら鬼政に係わる多くの女性を通して描いた作品。
「なめたらいかんぜよ!」という有名な台詞を憶えている人も多かろう。
タイトルが「鬼龍院花子の生涯」なんで多くの人が勘違いしているが、夏目雅子は松恵役である。ちなみに幼少期の松恵を仙道敦子が演じているのも注目。って知らん?緒方直人の嫁さんなんだが。
映画的にはどうなんだろう、万百とある任侠映画から一歩も出てない凡作ではあるのだが、仲代達也が楽しそーーーに鬼政やってるのと、夏目雅子の乳ポロリのおかげ(笑)で21世紀の現代にも映画として充分通用する作品となっているが、残念なことに昨今のバイオレンス規制と軟弱軽薄小綺麗が体制の邦画業界において、こういった任侠映画の需要が無くなり正当な評価が得られないと思われる。
そういう現状があるため、この映画がテレビで放送されたりリメイクや再上映されるということはないだろうな。
「キル・ビル」からこっち、海外の制作者の中からは70〜80年代の邦画の胡散臭さや泥臭さい熱さを評価する者も出てきているのだが......
”古き良き時代”を大切にしよう。
という空気が読売産経から石原都知事といった教養ありそうなところからも聞こえてくるようになったんだから、座頭市とか仁義なき戦いとかテレビで放送してみろよ>日テレ&フジ
やっぱり右傾化もファッションですか。そうですか。
西遊記からこっち鳴かず飛ばずだった夏目雅子は今作でブルーリボン賞主演女優賞受賞、一気に映画女優の道が開かれる。遺作である「瀬戸内少年野球団」までの2年で6本の映画に出演、まさしく花火のような映画人生だった。
彼女を見るためだけでも借りてみていただきたい。
70点
岩下志麻、かたせ梨乃、梶芽衣子、加賀まりこ、高島礼子、池上季実子...
そうそうたる面子の名前が挙がったが、俺個人はやはりこの人を推したい。
夏目雅子。
カネボウのキャンギャルからテレビ「西遊記」を経て映画デビュー。数々のヒット作に出演するも、84年、27歳という若さで白血病で亡くなった薄幸の女優である。
そんな彼女の代表作といえばやはりこれだろう
「鬼龍院花子の生涯」
四国の大侠客、鬼龍院政五郎の生涯を里子の松恵、妻の歌、実娘の花子ら鬼政に係わる多くの女性を通して描いた作品。
「なめたらいかんぜよ!」という有名な台詞を憶えている人も多かろう。
タイトルが「鬼龍院花子の生涯」なんで多くの人が勘違いしているが、夏目雅子は松恵役である。ちなみに幼少期の松恵を仙道敦子が演じているのも注目。って知らん?緒方直人の嫁さんなんだが。
映画的にはどうなんだろう、万百とある任侠映画から一歩も出てない凡作ではあるのだが、仲代達也が楽しそーーーに鬼政やってるのと、夏目雅子の乳ポロリのおかげ(笑)で21世紀の現代にも映画として充分通用する作品となっているが、残念なことに昨今のバイオレンス規制と軟弱軽薄小綺麗が体制の邦画業界において、こういった任侠映画の需要が無くなり正当な評価が得られないと思われる。
そういう現状があるため、この映画がテレビで放送されたりリメイクや再上映されるということはないだろうな。
「キル・ビル」からこっち、海外の制作者の中からは70〜80年代の邦画の胡散臭さや泥臭さい熱さを評価する者も出てきているのだが......
”古き良き時代”を大切にしよう。
という空気が読売産経から石原都知事といった教養ありそうなところからも聞こえてくるようになったんだから、座頭市とか仁義なき戦いとかテレビで放送してみろよ>日テレ&フジ
やっぱり右傾化もファッションですか。そうですか。
西遊記からこっち鳴かず飛ばずだった夏目雅子は今作でブルーリボン賞主演女優賞受賞、一気に映画女優の道が開かれる。遺作である「瀬戸内少年野球団」までの2年で6本の映画に出演、まさしく花火のような映画人生だった。
彼女を見るためだけでも借りてみていただきたい。
70点