アナログの凄さというもの
アナログの凄さというもの
「剣岳 点の記」観賞

地図上の空白地、剣岳の測量を命じられた陸軍付きの測量手柴崎芳太郎は案内人の宇治長次郎ら総勢7人で剱岳に挑む。三角点用の石柱と測量器具を担いでの登頂は困難を極める。一方で創設間もない日本山岳会も小島烏水らが最新の用具を備えて初登頂を狙っていた......
 
 

舞台挨拶付き先行上映で大村監督はじめ浅野さん香川さんを生初見。
生香川照之ちっせぇなぁ....が第一印象(笑)。でも優しそうでちょっと惚れる。
生浅野忠信は生でもかっちょよかった。

さて、映画の方だが名カメラマン大村大作が監督・撮影を一手に引き受けただけあって、大自然をがっつりと切り取ったCG無しの壮大な画面に圧巻。オールロケ、手間と金がかかる順取り、当時をなぞった撮影行程、時間とともに伸びていく無精髭すらもリアルに映した点は、今ではもう誰もが忘れた”アナログ映画屋”の心意気に溢れ気押されるくらいであった。
そしてそれはこの映画のエンディングのシーンと重なる。「大自然はすごい。でも人間の英知はそれを凌駕できるのだ」と。
あの歳で初監督の木村大作はこの映画を通じて多くの若手映画関係者に喧嘩をふっかけた。売られた喧嘩は誰が買うのか?ちょっと楽しみではある。(崔洋一あたりに買ってもらいたいものだ)

物語は....まぁ、うん。   .....なんだ、宮崎あおいちゃんがかわいかった。(笑)


地元映画ということで大甘の80点

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