最近のシネマ雑感というもの
2004年9月27日 映画
「ヴァン・ヘルシング」
えーと、観てません(^_^;
観ないで書くのもどーかと思うが、色男のヒュー・ジャックマンが出ていようが、CGが凄かろうが、まったく食指が動かないのだからしょうがない。
多数の映画ファンもそう思ってるらしく、興行成績振るわずギャガの屋台骨を揺らしてるらしい。
まぁ話の内容を見てみると「リーグ・オブ・リジェンド」っぽいし、ケイト・ベッキンセイルならプラス「アンダーワールド」テイストだから当然一般ウケはしないだろうなぁと思ってたのである意味当たり前の現象ではある。
「チルソクの夏」
よーやく、DVD発売。(T^T)
2年も待ったのですでに熱は冷めているのだが、是非とも観てみたい映画である。
上野樹里主演の「スイング・ガールズ」がヒットしてなかったら発売されてたか怪しいところなので素直に喜びたいところ。
「うる星やつら2 ビューティフルドリーマー」
これもぃよ〜〜〜やくDVD発売した。
ビデオにすらなってなかった幻の作品。LDしかなかったのでプレーヤー持ってるオタッキーな友達のところでよく見せてもらってたものだ。
今では押井守のことをボロクソに思ってる俺ではあるが、この作品は素晴らしい!押井ワールドと高橋うる星ワールドの高次元での融合、芸術的ですらある。
原作者高橋留美子はこれを観て「これはうる星ではない」と宣うたそうだが、きっと押井の才能に嫉妬したのであろう。
久々に借りてみたらやっぱ面白かった。
90点
「アイ・ロボット」
アシモフのロボット三原則を引用しながらもそれを「なんちゃって」と足蹴にするストーリーはなんとかならんのか。「デイ・アフター・トゥモロー」と同じでバカが古典SFをリスペクトしました的なちょっと教養ある風に作った観客を小馬鹿にした映画である。
「ワイルド・ワイルド・ウエスト」の方がバカを自覚してる分可愛げがあるってもんだ。
フツーに「Wスミス主演のドタバタアクション。今度の敵は狂ったロボット!」って宣伝しろ。
20点
以上、雑感でした。
えーと、観てません(^_^;
観ないで書くのもどーかと思うが、色男のヒュー・ジャックマンが出ていようが、CGが凄かろうが、まったく食指が動かないのだからしょうがない。
多数の映画ファンもそう思ってるらしく、興行成績振るわずギャガの屋台骨を揺らしてるらしい。
まぁ話の内容を見てみると「リーグ・オブ・リジェンド」っぽいし、ケイト・ベッキンセイルならプラス「アンダーワールド」テイストだから当然一般ウケはしないだろうなぁと思ってたのである意味当たり前の現象ではある。
「チルソクの夏」
よーやく、DVD発売。(T^T)
2年も待ったのですでに熱は冷めているのだが、是非とも観てみたい映画である。
上野樹里主演の「スイング・ガールズ」がヒットしてなかったら発売されてたか怪しいところなので素直に喜びたいところ。
「うる星やつら2 ビューティフルドリーマー」
これもぃよ〜〜〜やくDVD発売した。
ビデオにすらなってなかった幻の作品。LDしかなかったのでプレーヤー持ってるオタッキーな友達のところでよく見せてもらってたものだ。
今では押井守のことをボロクソに思ってる俺ではあるが、この作品は素晴らしい!押井ワールドと高橋うる星ワールドの高次元での融合、芸術的ですらある。
原作者高橋留美子はこれを観て「これはうる星ではない」と宣うたそうだが、きっと押井の才能に嫉妬したのであろう。
久々に借りてみたらやっぱ面白かった。
90点
「アイ・ロボット」
アシモフのロボット三原則を引用しながらもそれを「なんちゃって」と足蹴にするストーリーはなんとかならんのか。「デイ・アフター・トゥモロー」と同じでバカが古典SFをリスペクトしました的なちょっと教養ある風に作った観客を小馬鹿にした映画である。
「ワイルド・ワイルド・ウエスト」の方がバカを自覚してる分可愛げがあるってもんだ。
フツーに「Wスミス主演のドタバタアクション。今度の敵は狂ったロボット!」って宣伝しろ。
20点
以上、雑感でした。
珠玉の映画というものは存在する。
それは何回観ても心奪われる作品であり、世代を越えて支持される作品であり、時には人生をも左右する作品であったりする。
そんな作品は制作者の力だけでは作れない。意図しなかった色々な偶然が奇跡を呼び、その奇跡がフィルムに焼き付く。
人はそんなフィルムに出会うことで、笑い、時には涙し、至福の時間を過ごすことができる。なんと豊かな過ごし方。そんな映画に出会える人は幸せだと思う。
しかし、諸行無常も世の常である。
時の経過と共に煌びやかな銀幕は寂れ、フィルムはすり切れ、スクリーンは破けるものなのだ。そういう事実は受け入れなければならないけれど、はじめて観た感動を劇場で再び味わえるとしたら?
21世紀デジタル技術はそれを可能にしてしまった。
そして俺は俺の生まれる遙か前に公開された白黒映画に感動するのである。
ベルギー出身のバレリーナを一躍大スターに押し上げた不朽の名作...と書くのもおこがましいラブストーリーの金字塔「ローマの休日」がデジタルニューマスター版として公開された。120分のフィルムのほとんどのコマをデジタル修正、明るさやコントラストも補正して鮮明で美しい映像を取り戻した。それ以外は手を加えてないそうだ。正解である。この映画を観る人は「50年前そのままのオードリーを観たい」人たちなのだ。音響や編集に手を加えると別物になってしまう。
マリリン・モンローに代表される肉感的な美しさを過去に追いやったオードリーの魅力はあの豊かな表情と明るさだろう。その魅力が余すことなくスクリーンに映し出される姿はまさしく奇跡だ。誰がこの映画が50年以上語り継がれる映画になると想像しただろうか。
このあと希代の大根役者として名を馳せるグレゴリー・ペックもかっちょいいことこの上なし。
世のおっさんよ、奥さんと観に行け。そして帰りに旨いイタメシ屋(知らんならパスタ屋でもいいや)にでもいって美味しいランチでも食ってみろ。
今後半年はその事実だけで大概のことは不問にしてくれるはずだ。(笑)
87点
それは何回観ても心奪われる作品であり、世代を越えて支持される作品であり、時には人生をも左右する作品であったりする。
そんな作品は制作者の力だけでは作れない。意図しなかった色々な偶然が奇跡を呼び、その奇跡がフィルムに焼き付く。
人はそんなフィルムに出会うことで、笑い、時には涙し、至福の時間を過ごすことができる。なんと豊かな過ごし方。そんな映画に出会える人は幸せだと思う。
しかし、諸行無常も世の常である。
時の経過と共に煌びやかな銀幕は寂れ、フィルムはすり切れ、スクリーンは破けるものなのだ。そういう事実は受け入れなければならないけれど、はじめて観た感動を劇場で再び味わえるとしたら?
21世紀デジタル技術はそれを可能にしてしまった。
そして俺は俺の生まれる遙か前に公開された白黒映画に感動するのである。
ベルギー出身のバレリーナを一躍大スターに押し上げた不朽の名作...と書くのもおこがましいラブストーリーの金字塔「ローマの休日」がデジタルニューマスター版として公開された。120分のフィルムのほとんどのコマをデジタル修正、明るさやコントラストも補正して鮮明で美しい映像を取り戻した。それ以外は手を加えてないそうだ。正解である。この映画を観る人は「50年前そのままのオードリーを観たい」人たちなのだ。音響や編集に手を加えると別物になってしまう。
マリリン・モンローに代表される肉感的な美しさを過去に追いやったオードリーの魅力はあの豊かな表情と明るさだろう。その魅力が余すことなくスクリーンに映し出される姿はまさしく奇跡だ。誰がこの映画が50年以上語り継がれる映画になると想像しただろうか。
このあと希代の大根役者として名を馳せるグレゴリー・ペックもかっちょいいことこの上なし。
世のおっさんよ、奥さんと観に行け。そして帰りに旨いイタメシ屋(知らんならパスタ屋でもいいや)にでもいって美味しいランチでも食ってみろ。
今後半年はその事実だけで大概のことは不問にしてくれるはずだ。(笑)
87点
スクール・オブ・ロック スペシャル・コレクターズ・エディション
2004年9月29日 映画1 2