「ファイナル・デスティネーション」鑑賞。

パリに向かう高校生一行、クラスのみんなは浮かれていたがひとりアレックスだけは胸騒ぎが止まらなかった。いよいよ離陸となったとき、夢の中で飛行機が落ちるのをみたアレックスは取り乱す。このことが原因で乗務員に引きずりおろされたアレックスら7名は、目の前で爆発する飛行機を見てその予知夢が本物だと知る。しかし生き延びたはずの彼らが何故か次々と不審な死を遂げていくのだった....

 
サスペンスっちゃーサスペンスだが、ホラーとは違う。
ホラーとは違うんだけどホラー的要素で作ってある。
うーん.....軽いけど分類が大変難しい映画だ。真面目に作った「最終絶叫計画」ぽい映画って感じ。俗に言うポップコーン・ムービーってやつだな。

2人目がバスでひき殺されるシーン、試写会ご招待のCMで流れててずっと興味があったんだった。こんなところで出会えてハマちゃん幸せ。
事前情報なしの深夜テレビ映画で観たのだが、心霊悪魔モノとして観ると余り面白くない。どっちかっつーと運命に背いたものの青春逃亡スプラッタとして観たほうがより楽しめる。

わかりやすい伏線とそれをきっちり消化する点、複雑なようでいて実は一本調子なストーリー、独特のスピード感、殺され方のバラエティ、オチのありがち感なんぞは「最終絶叫計画」そのものだけど、B級映画らしいキャスティングと相まって好印象。
オススメはできんが俺的にはけっこうツボだった。なんでも続編が出てるらしいのでチェックしようと思う。

80点
リロードするたびに違うが、ダイアリーノートのメニューにある投票アンケート、Q162は「ファーストキスはいつだった?」というものである。

ここの年齢構成は把握してないが、比較的若い人が多いと感じている。とはいえ”A.いまのところまだ”が28%近くであることに少なからず驚いた。
ヤラハタならぬチューもしてない成人が一定数以上いる..はず、だからだ。
(数学的に証明できるはずだから色々やってみたけどわからなかった。こんなんなら統計学かなんか真面目に勉強しておくんだった(^_^;))

問題はここで「あぁ俺(私)だけじゃないんだなぁ」と安穏としないことが大事ではなかろーか?
本来焦ってなきゃならん。モニタの前で日記を見てる場合ではないのだ。

梅雨明けもすぐそこ、今年こそファーストキッスを狙っていこうじゃないか!いいぞぉ!気持ちいいチュウはそれだけでオカズになるっ!(?)

どうしてもチュウの相手がいない女子は今夏限定でハマちゃんがお相手しましょう!
詳しくはハマチュウドットコムまでレッツアクセス!!!
 
 
 
 
......ホントにハマチュウサイトがあった。びっくりした。(笑)

http://www.hamachu.com/ ←ここ
ショーン・コネリー版007の最高傑作が「ロシアより愛をこめて」なら(http://diarynote.jp/d/38325/20040323)ロジャー・ムーア版007の最高作はこれだろう。

「007/私を愛したスパイ」

同シリーズの10作目。ソ連、イギリスの原潜が共に消息不明になる。その調査に両国の諜報員トリプルXとダブルオーセブンが就くことになるが、先の作戦で彼氏を殺したのが007であることを知ったトリプルXは「今作戦の後あなたを殺す」と007に告げるのであった.....

バイクをまいたと思ったら車、それをまいたと思ったらヘリで追いかけられるというチェイスアクションやクスッと笑ってしまうようなロマンスコメディ、荒唐無稽の秘密兵器とリアリティ無視の建造物、”溜め”を無くした全編ノンストップのスペクタクルなんぞ「インディ・ジョーンズ」や「パイレーツ・オブ・カリビアン」「MI3」と同系列の映画である。
昔の映画なんで特撮も甘いしアクションはしょぼいしロジャー・ムーアエロシーンでしか頑張ってないしではっきりいって現代基準に合わせると凡作といえるかもしれない。

しかし、これがすんげぇ面白いのだ。
冒頭、ひとつ作戦を解決してからオープニングに入るってのが007のお約束なのだが、今回雪山をスキーで逃げるんだけど、黄色と赤のウェアだなんてボンド!目立ち過ぎ!(笑)。で、崖から落ちてあわや!というところでパラシュートがひらいてそこには大きくユニオンジャック!(笑) 「オースティン・パワーズ」が大袈裟に作ってあるワケじゃないってのがよくわかった。
そこからカーリー・サイモンのnobody does it betterに続くのだが、このカブキ感は現代の映画にはないアダルトさを感じて鳥肌が立つ。

今の007に足りないのはこのアダルトさだと思う。ライバル「ミッション・イン・ポッシブル」がトムトムのキュートさで売ってる今のうちにビヨンセでも使って次作はムーディーな映画を作っていただきたいと思う。
あ、ビヨンセは「オースティン...」で使われてるか。(^_^;)

ロータスエスプリを楽しむもよし、「ムーンレイカー」とセットでリチャード・キールの不死身さに笑うもよし、とにかく楽しめる映画であることは確かだ。
いやぁレンタル100円だったから久々に観たけど、買ってもいいかもしれん。

85点
「デッド・コースター」を観ようと思ったが酒を飲んでしまったので頭が働かない。よってボケーッと「ブレードランナー」でも観ようかとDVDをセットした。

リンク先のリオ師匠から「最近レビューの得点が高い」とコメントをいただいたが、観てる映画をよく見ると過去の作品が半分以上。そうです、面白いとわかってて観てるから点数が高いんですね(笑)。

ということで「ブレードランナー」、久々に観たけど俺のような「サイバーパンクってちょっとカッチョイイんじゃねぇの?」と感じつつ学生の頃フィリップ・K・ディックの小説「アンドロイドは電気羊の夢をみるか」を読んだにわかSF好き人間にとって、おそらくこれこそ原型とインプリントされているはずである。

サイバーパンクの概念はより前からあったにせよ、それを映像化した「ブレードランナー」の商業的成功無くしては、それ以降の作品の世界観が大きく違ってた可能性があるからだ。現実に原作「アンドロイドは電気羊の夢をみるか」の表紙絵は現在我々が考えるサイバーパンクのイメージとは大きく異なりシュールレアリズム的表現となってる。

つまりリドリー・スコットがレプリカントにルドガー・ハウアーを配し、美術をシド・ミードにお願いしなければ、「マトリックス」にしても「JM」にしても「攻殻機動隊」だって産まれてこなかった可能性があったのだ。
俺の大好きな「未来世紀ブラジル」も「ブレードランナー」のアンチとして制作されてることを考えるとどれだけ偉大な作品かということがわかるのではないだろうか。
 
 
アトムを代表とした空飛ぶ自動車が行き交う未来を描いた60年代、冷戦の影響か、エイリアンなど地球外からの脅威に怯える未来を描いた70年代を経て、荒廃した未来を描いてみせた80年代の代表作は90年代はおろか21世紀まで影響を与えている。
インターネットの爆発的普及も実はこの映画を観たエンジニアがサイバーパンクをケーススタディとしてるからこそなんではないだろーか?とすら考えてしまうのだな。

とまぁ難しいことを書いてみたがまぁ面白かった。

さて、今夏公開映画だが「日本沈没」は「海猿」の焼き増し作品を「黄泉がえり」のくさなぎくんと柴崎コウで作ったクソ映画であるから観る予定ないし、「ゲド戦記」は「千と千尋」で引導渡したジブリ作品だから観ないし、「デッドマン・チェスト」は子どもと女子で一杯な映画館に行く気にならんからしばらく観ないし、ちょっと気になる作品は劇場公開されてない。・゜・(つД`)・゜・
ほんと、つまらん夏だな、おい。

そーいえばキアヌとサンドラ・ブロックでリメイクした「イルマーレ」はいつ日本公開なんでしょうか?知ってる人いましたら教えてください。
一部リンク先で評判の(笑)「デッドコースター」鑑賞。

180便の飛行機事故から一年、人々の記憶からも薄らいでいっていたそんなとき、キンバリーは友人3人とドライブを楽しんでいた。ハイウェイに入る信号待ちをしているとき彼女は突然恐ろしい予知夢を見る。我に返ったキンバリーはハイウェイの前で立ち往生し、後続の者からクラクションを浴びせられるその目の前で大規模な多重衝突事故が起きた。それはキンバリーが見た予知夢の通りだったのだ.....
 

オープニングで先の飛行機事故を特集したテレビ番組からはじまり、キンバリーらが運命に巻き込まれる理由を知るクダリ、そしてキーパーソンに前作出演のクレアがそのまま出てくるあたりと、紛うこと無き「ファイナル・デスティネーション」の正統な続編である。つーか、前作を観てないと判りづらいところが多い。
にも関わらず邦題が「デッドコースター」ってなんでよ?>ギャガ
前作がそこそこ売れてるなら素直に「2」で良いと思うんだけどなぁ...
それでいて今秋公開の「FINAL DESTINATION 3(原題)」は「デッドコースター2」って....一貫性なさすぎ。

内容的には「ファイナル・デスティネーション」の良いところ(「 最終絶叫計画」的殺しのバラエティ)をパワーアップするという映画的に正しい(笑)進化をしている。
最初の犠牲者が死ぬところ、伏線張って外して張って外しての繰り返しに「え?!ここか?」「うそ!ここ!」「なんだよ..違うのか...って、エー!!」とテレビの前でのたうちまわってしまった(笑)。
クレアが仲間に加わったあたりから、こじつけっぽい話の流れになってきた。特に「運命は早く決着をつけたがっている」という説明は「そりゃお前らの尺の問題だろうが>スタッフ」とツッコミを入れたくなったが、そういうお茶目なところも許せるくらい面白い映画であった。
いやぁ、B級の中のB級映画だ、こりゃ。こんなに感心したのは「ヒドゥン」以来かもしれん。

ちなみに監督のデヴィッド・リチャード・エリス はこの作品の後「セルラー」を監督してます。軽いノリとシナリオに多少の穴があっても許せる爽快感(?)は共通。
未見の人は是非>くりーむぱんさん

あ、とりあえず「ファイナル・デスティネーション」から観てくださいね。

72点
クロサワ作品三十郎シリーズの第二弾「椿三十郎」がリメイクされるそうな。

プロデューサー、角川の春ちゃん!
監督、森田のよしみっちゃん!!!
そして主演が織田裕二!!!!!
 

( ゜д゜)ポカーン
 
 

........鉄板で失敗じゃーないかっ!!!!
おーいおいおい・゜・(つД`)・゜・

聞くところによると昨年5月に、角川春樹事務所が「椿三十郎」と「用心棒」のリメイク権を買ったことを知った森田芳光が、春樹ちゃんに自分と織田裕二を売り込んだそうだ。ちなみに織田裕二さんは時代劇主演はじめて。森田芳光さんも本格時代劇の監督ははじめてだそうだ。
えー?!.....( ̄□ ̄;)!!
 
 

春樹!!!
なんでok出したんだよっ!「男たちの大和」の成功はマグレなんだってば!「蒼き狼」でコケて儲けがなくなる予定なんだから金とっとかないとマズいって!
また悪いクセ出しやがって.....もしかしてまだ●●●やめてないのか? 
(↑イエローカード)
 

昨今のリメイクブームもここまで来たか。
まぁ俺は「椿三十郎」より桑畑三十郎の「用心棒」の方が好きだからまだガマンできるのだが、春樹ちゃんがリメイク権を持ってるということで早晩リメイクされることだろう。そのときの為にキャスティングをしてみた。

三十郎   渡辺謙
卯之助   浅野忠信
権爺    山崎努
清兵衛   岸部一徳
丑寅    加藤武   
亥之吉   上島竜平
与一郎   加勢大周
百姓の小倅 成宮寛貴
多左衛門  大滝秀二
本間先生  豊川悦司
ぬい    長澤まさみちゃん
おりん   松下由紀
徳右衛門  津川雅彦
大男の兄貴 蝶野正洋

平成のこの時代、三十郎をやれる人って限られるよなぁ.....
少なくとも織田裕二には無理!(笑)
監督は北野武でいいや。この映画に関しては彼でも大丈夫でしょう。

こういうキャスティングはどうでしょう?>映画好きの方々
「デストラップ・死の罠」鑑賞

シドニーは大御所舞台作家、しかし最近は人気も衰え舞台は不評の連続だった。ひとり落ち込むそんな中、以前大学の生徒だった男から自分で書いたシナリオを論評を頼まれる。そのシナリオはとても秀逸でなんとか横取りしようと企むシドニーであった....
 

主演は名優マイケル・ケイン、元生徒役にクリストファー・リーヴ、監督は巨匠シドニー・ルメットということと、元々舞台劇だったものを映画化したということで全体的に重厚な落ち着きのある演出となっている。ベトナム戦争から立ち直り80年代好景気を迎える前夜の勢いも感じることが出来、雰囲気的には好き。

だけど、内容はグズグズだ。
物事には”目的”があり”手段”と続いて”結果”がついてまわる。
殺人事件となると特に”動機”があるから”色々方法で殺したりアリバイ工作”して”逃げ切ったりバレて捕まる”ことを筋立てて作っていかないとどっかで破綻する。
”こういうどんでん返しがしたい”から”こいつを殺す”じゃダメなのだ。
TSUTAYAの店長がオススメしてたので期待したのだが俺にはダメだった。どんでん返しにもルールがあるっちゅーことだ。

とはいうものの、マイケル・ケインがとっても楽しそうに演じてるのと、筋骨隆々の在りし日のクリストファー・リーヴが見られるだけでもモトはとれるだろうというハナシもある。そうう意味ではとても舞台劇っぽい映画であり、シドニー・ルメットがそういうとこを求めたのならアリなのかもしれないけど。(^_^;)

48点
迷惑メールの新機軸というもの
毎日何通も届く迷惑メール。

時には「掲示板見ました!」と書いてもいないメル友募集の返事が来たり、時には「セレブな人妻が貴方を希望してます」というホストの紹介が来たりとバラエティ豊かである。しかし、どれも唐突でリアリティがなく、これでホントにレスがあると思ってるのだろうか?と訝しく感じてしまう。
まぁ所詮ヤクザの下っ端か頭の悪いヤンキーが考えることなのでこの程度なのだろう。
毎日フリーメールのアドレスを取って文章考えて別のヤクザから買ったメールリストにシコシコと一斉送信する様を想像すると「お前らその労力をもっと違うところに向けろ」と説教のひとつもしたくなってくるのだが、こんなメールに引っかかる頭の悪いヤンキーより更に頭の悪い連中がいるからやめることはないだろう。

さて、そんなバカメールの中でもたまーに珠玉の一本というのがある。

今朝見たメール



From:      original_day_sunday@yahoo.co.jp
    Subject:     主人がオオアリクイに殺されて1年が過ぎました。
    Date:     2006年7月28日 23:37:09:JST
    To:      *****@**********
    
いきなりのメール失礼します。
久光さやか、29歳の未亡人です。
お互いのニーズに合致しそうだと思い、連絡してみました。

自分のことを少し語ります。
昨年の夏、わけあって主人を亡くしました。
自分は…主人のことを…死ぬまで何も理解していなかったのが
とても悔やまれます。
主人はシンガポールに頻繁に旅行に向っていたのですが、
それは遊びの為の旅行ではなかったのです。
収入を得るために、私に内緒であんな危険な出稼ぎをしていたなんて。

一年が経過して、ようやく主人の死から立ち直ってきました。
ですが、お恥ずかしい話ですが、毎日の孤独な夜に、
身体の火照りが止まらなくなる時間も増えてきました。

主人の残した財産は莫大な額です。
つまり、謝礼は幾らでも出きますので、
私の性欲を満たして欲しいのです。

お返事を頂けましたら、もっと詳しい話をしたいと
考えています。連絡、待っていますね。

**************

オオアリクイに殺されたぁ〜?
オオアリクイってアリを食うノソノソした動物だろ?人を食うとは思えないんだが...もしかして結構どう猛なのかもしれない。
でもなんでシンガポールでオオアリクイ?どういう事情でオオアリクイと対峙しなきゃいけなかったのか?収入を得るために?(^_^;)

すっげー気になる。
お前の脳内でどういうストーリーが出来てるのか、それを知りたい。

数ある迷惑メールの中には生きてるメアドの採取という使命もあるだろう。だとしたら、「気になる!」と俺に思わせたこの迷惑メールはまさしく的を射てる内容ではないだろうか。
おそるべし迷惑メール業者。
ガテンの楽しさというもの
プラスドライバーより重いものを持たない仕事をしている俺であるが、年に一度高所作業車を操作する機会がある。
地元のお祭りの飾り付けの為だ。

折り曲げブームの作業車だからちょっと扱いが難しいが、お手伝いも5年目になると我ながら流れるようなレバーさばきでサクサクと動かすことができる。

朝から夜まで仕事して真っ黒に日焼け。うーむ、男の仕事だ。
 
 
帰りに友人のトラックを運転する。
最近のトラックはクラッチレス化されてるようでどうやって運転していいか焦った。乗用車にはない色々なスイッチもついてて「このスイッチはなに?」と色々聞きながらの帰路。
いやぁ普段と違った仕事はなんて楽しいのだろう。(笑)

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