近未来の家族計画というもの
2005年4月1日 映画
「CODE46」を観る。
コピーにあるとおり、高度に管理された近未来を舞台にした恋愛ファンタジーである。
環境破壊による砂漠化が進む地球、人々は各地にある都市部で生活し、人口管理も厳しかった。個々の都市を行き来するにはバベルという通行許可証が必要であるのだが、それが偽造されてると知ったスフィンクス社は調査員ウイリアム(ティム・ロビンス)を派遣する。
程なくして容疑者がマリア(サマンサ・モートン)であることを突き止めたウイリアムであったが、二人の間には特別な感情が芽生えていた......
イギリスくさい画の作りと音楽はそれだけでハリウッド作品とは一線を引き良い味を出してるものの、作り方が二番煎じというか、良く練られていない印象が常につきまとった。近未来の都市造形、都合の良い設定(ウイルス)、など、「ブレード・ランナー」や「ガタカ」「未来世紀ブラジル」「ソラリス」という良質SFからのリスペクトが多すぎる気がする。
もっとも、オリジナリティのみの造形もどうかと思うが(^_^;)、とにかくその違和感が払拭されないままエンディングを迎えてしまい、多少消化不良であった。
監督が撮りたいのは近未来の恋愛映画だったらしい。
もしそうなら、もうちょっと違った時代背景があってもいいのではないか?と「エターナル・サンシャイン」を観たあとでは余計そう思っちゃうんだよなぁ...
最大の疑問はあれだけ科学が発達してるなら、もうちょっと簡単に避妊できるんじゃなかろーか?ということ。
奥さんもいるんだから中出ししてんじゃないって >ティム・ロビンス
50点
コピーにあるとおり、高度に管理された近未来を舞台にした恋愛ファンタジーである。
環境破壊による砂漠化が進む地球、人々は各地にある都市部で生活し、人口管理も厳しかった。個々の都市を行き来するにはバベルという通行許可証が必要であるのだが、それが偽造されてると知ったスフィンクス社は調査員ウイリアム(ティム・ロビンス)を派遣する。
程なくして容疑者がマリア(サマンサ・モートン)であることを突き止めたウイリアムであったが、二人の間には特別な感情が芽生えていた......
イギリスくさい画の作りと音楽はそれだけでハリウッド作品とは一線を引き良い味を出してるものの、作り方が二番煎じというか、良く練られていない印象が常につきまとった。近未来の都市造形、都合の良い設定(ウイルス)、など、「ブレード・ランナー」や「ガタカ」「未来世紀ブラジル」「ソラリス」という良質SFからのリスペクトが多すぎる気がする。
もっとも、オリジナリティのみの造形もどうかと思うが(^_^;)、とにかくその違和感が払拭されないままエンディングを迎えてしまい、多少消化不良であった。
監督が撮りたいのは近未来の恋愛映画だったらしい。
もしそうなら、もうちょっと違った時代背景があってもいいのではないか?と「エターナル・サンシャイン」を観たあとでは余計そう思っちゃうんだよなぁ...
最大の疑問はあれだけ科学が発達してるなら、もうちょっと簡単に避妊できるんじゃなかろーか?ということ。
奥さんもいるんだから中出ししてんじゃないって >ティム・ロビンス
50点