汗くさくないオトコ映画というもの
2005年4月11日 映画
1965年制作の「飛べ!フェニックス」を今風にリメイクした「フライト・オブ・フェニックス」を観る。
今回、原題を邦題にしたのだが、“THE“がないのはワザとか?
石油採掘スタッフを乗せた飛行機が砂嵐に遭遇し砂漠の真ん中に不時着する。助けを待つ操縦士フランク(デニス・クエイド)ら10人はやがて救助が絶望的であることを悟る。絶体絶命の中、乗組員のひとりエリオット(ジョヴァンニ・リビシ)が不時着した貨物機の部品で飛行機を作ることを提案する.....
65年製の「FLIGHT OF THE PHOENIX」は以前深夜のテレビで観たことがあった。
タイトルの画像がそれ。
ジェームズ・スチュアートとハーディー・クリューガーの熱と冷の対比と砂漠のシチュエーションに汗かいて喉がカラカラになりながら、えらく興奮して観たのを憶えている。
今回もその基本路線は崩さず、プラスCGを効果的に使い迫力ある映像に仕上げているものの、オリジナルの「汗くささ」が全くなくなったのと、男の対立の部分がサラリとしすぎていた感がある。まぁ監督が「エネミー・ライン」のジョン・ムーアだからスタイリッシュになるのは致し方のないことかもしれないが、オリジナルの良い部分をこういう演出で済ませてしまうのが勿体ないつーかなんつーか。
ロバート・ロドリゲスにでも作らせたらもっと面白いものになってたかもしれない。
惜しい。
55点
今回、原題を邦題にしたのだが、“THE“がないのはワザとか?
石油採掘スタッフを乗せた飛行機が砂嵐に遭遇し砂漠の真ん中に不時着する。助けを待つ操縦士フランク(デニス・クエイド)ら10人はやがて救助が絶望的であることを悟る。絶体絶命の中、乗組員のひとりエリオット(ジョヴァンニ・リビシ)が不時着した貨物機の部品で飛行機を作ることを提案する.....
65年製の「FLIGHT OF THE PHOENIX」は以前深夜のテレビで観たことがあった。
タイトルの画像がそれ。
ジェームズ・スチュアートとハーディー・クリューガーの熱と冷の対比と砂漠のシチュエーションに汗かいて喉がカラカラになりながら、えらく興奮して観たのを憶えている。
今回もその基本路線は崩さず、プラスCGを効果的に使い迫力ある映像に仕上げているものの、オリジナルの「汗くささ」が全くなくなったのと、男の対立の部分がサラリとしすぎていた感がある。まぁ監督が「エネミー・ライン」のジョン・ムーアだからスタイリッシュになるのは致し方のないことかもしれないが、オリジナルの良い部分をこういう演出で済ませてしまうのが勿体ないつーかなんつーか。
ロバート・ロドリゲスにでも作らせたらもっと面白いものになってたかもしれない。
惜しい。
55点