先日ちょこっと書かせて頂いた仙台女児行方不明騒動だが、失踪13日目で保護された模様である。
まずは無事だったことを喜びたい。

さて、前述の日記で奥歯にモノの挟まったような言い方をした。
それは魑魅魍魎のネットで顔写真を含めた個人情報を公開したことと、それに対するレスポンスの邪悪性が心配だったからである。
想像通り、かのブログには心ないブックマークが張られたり、母親の趣味や親戚のブログまでが晒され、ウイルス付きの誹謗中傷メールが洪水のように届いたらしい。
女児の画像はブログから削除されたが、一度掲載されてしまったのもはコピーされインターネットの大海で今でも増殖されている。きっとしばらく(もしかして数年)はネタにされる可能性が高い。
そうなのだ、この事件に善悪問わず関わったものは俺も含めてネタとしてしか扱っていなかった。リンクを張って協力したつもりでいるが、実際見つけたのは警察だ。所詮は他人事なのだな。「たられば」論になるが、ブログを公開しなかったら世間のどこにでもある休みの間のプチ家出として片づいてたはずである。

母親は今回の経緯を落ち着いてから報告すると書いているが、女児のこれからを思うとこまごまと本当の理由を書くのはよした方がいいと考える。それらしい原因を書いて茶を濁して、1週間くらいしたら一旦ブログも自身のサイトも削除して「なかったこと」として逃げることだ。
数々の心配した方、協力した方々に後ろ手で砂をかける行為で相当バッシングを浴びるだろうが、それが一番「おいしいネタ」を与えない方法である。
火種がなくなれば祭りもそのうち収まるはず。

女児が大事か、ネットの不特定の輩が大事か。
考えればすぐわかることだろう。

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