「ポセイドン」鑑賞。

オリジナル「ポセイドン・アドベンチャー」は72年公開。もう35年前になるのか。

映画がモノクロからカラーに様変わりし、”アメリカン・ニュー・シネマ”なんつー括りができテレビでは「コロンボ」が大流行し、ハリウッドが本格的な映画作りをしはじめた。
「ジョーズ」「エアポート’75」「チャイナ・シンドローム」といった後のパニック・ムービーブームの先駆けとなったのが「ポセイドン・アドベンチャー」なんである。
ディザスターにはつきものの現実主義者と理想論者との確執や、ちょっとしたロマンス、家族愛や愛するものとの死別といったお約束をきっちりと描くあたりはさすが。

主演のジーン・ハックマンがその性格故に反発する人をまとめられないところのもどかしい演出もイイが、俺は老夫婦役で出てたシェリー・ウィンタースとジャック・アルバートソンが一番良い味出してたと思う。旦那さんの亡骸を抱く姿とそれでも前に進まねばならない緊迫感、あぁ...(ノ_・。) 。
男臭さなら「タワーリング・インフェルノ」だが、デキでいうと「ポセイドン・アドベンチャー」の方が上だろう。
 
 
で、その名作をリメイクしたその名も「ポセイドン」。
ポセイドン号の俯瞰シーンではセットは使わず全てCG映像らしい。大きな津波も転覆シーンも全部CGとか。
だから、というワケではないが全体的に薄っぺらい。
登場人物の紹介もなく唐突に津波に襲われるあたりと、”他の乗客はどうした?”という問題に答えを用意していないのはこれがタダの脱出映画であることを意味している。
ならなんで「ポセイドン・アドベンチャー」を選ぶかなぁ....(ーー;)
タダの脱出映画としてなら、「バイオハザード2アポカリプス」の方が数段スタイリッシュ(笑)でスピード感がある分楽しめると思う。「ポセイドン」の方は泥臭いっつーか鈍重なんだな。
薄っぺらい上に鈍重、最悪じゃないか(^_^;)。
 
 
「ポセイドン・アドベンチャー」、アマゾンでDVD売ってます。2,000円程度だった。
ハッキリいってこんなもんに1800円もかけるくらいならオリジナルのDVDを買った方が幸せです。
あるいは「海猿2」を観た方が感動できると思う。

「ポセイドン」 32点
(´д`)エー  なネーミングというもの
思わすコーヒー吹いたのでここに記録しておく。

http://mytown.asahi.com/niigata/news.php?k_id=16000000606070005

糸魚川では伝説の動物ツチノコが現れるとかで、懸賞金つけたりして町おこしをしている。
で、ついでにイメージキャラクターをつくったのだが(画像参照)
 
 
 
 
 
 
名前がつちんこじゃーお前アレじゃないか?

お気に入り日記の更新

最新のコメント

この日記について

日記内を検索