お疲れジャパンというもの
学生の時、たまたま昼間に帰ってきてテレビをつけたらやってたサッカー。
トヨタ・カップ、ナシオナル・モンテビデオvsペーエスフェー・アイントホーフェンの試合。今では考えられない国立の茶色の芝でのゲームだった。
当時、サッカーといえば「キャプテン翼」と「キックオフ!」しか知らなかった俺はその白熱した試合に釘付けとなる。それは、小学生の時にみた近鉄vs広島の日本シリーズ第7戦と同じようなショックを与えてくれた。
試合はもつれにもつれ、延長戦の後PK勝負になったが5人で決着がつかずサドンデスとなる。それはちょうど、9回裏の江夏の投球と同じような緊迫感があった。
結局勝負はウルグアイのナシオナルが勝ったのだが、「サッカーすげー」というインパクトを与えた。

翌年のACミランVSナシオナル・メデリンもたまたまテレビをつけたらやってたゲーム。そしてこれも好試合だった。この2ゲームをインプリントされた俺にとって「サッカー=トヨタカップ」なのだ。(ちなみにプロ野球でのフェイバリットゲームは前述の日本シリーズ近鉄VS広島戦と、88年のロッテVS近鉄の10.19決戦)

それからJリーグが発足し、サッカーファンも爆発的に増えたが俺はそっちにはいかなかった。サポーターと称する画一的な応援スタイルがイヤだったのかもしれないし、野球のダラダラした雰囲気が性に合ったのかもしれないが、トヨタカップのようなショックを味わうことが出来なかったというのが大きかったように思う。
まぁサッカーのルールも良くわかってなかったてのもでかいけど(笑)。
 
 
今回、我らがジャパンは一勝もできずにドイツを去るワケだ。D通の陰謀だのオーストラリア戦の負けがなかったらだの、柳沢が入れていえばだの色々言われているが、これがサッカーだというジーコの言葉はまさしく的を射ているのだろう。
そして「悔恨のドイツ」の象徴、中田英が終了後ピッチから起きあがれないあのシーンは浪花節大好きッ子な俺にとって印象深いシーンであった。
(その後レポーターに突っかからなかったら百点だったけど(笑))

お疲れ様でした。

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