ベッソン最新作の出来映えというもの
「アンジェラ」鑑賞

「グラン・ブルー」「レオン」「ニキータ」を作ったリュック・ベッソン最新作。

内容、冴えない男と謎の女の痛くて切なくてハッピーなラブロマンス。

おお!ベッソン!!!今回は製作だけじゃなく監督も受けたそうじゃないか。いよいよ本腰入れて映画作ってくれる気になったみたいで嬉しいぞ。
確かに最近のキミはもう作る映画全て駄作で、観るに耐えないものばっかだったがここにきて彼お得意の暴力とロマンスの融合をもってきた。
フランス人らしいウェットな映画期待してるよん。
予告編もすげーイイ出来だったしな。

と、喜び勇んで映画館にいった。
 
 
 
 
 
 
( ゜д゜)ポカーン
 
 
 
 
 
.........まさかタランティーノを劣化コピーとは........................・゜・(つД`)・゜・
 
 
 
モノクロ映像、冗長な台詞まわし、キャラクタ造詣、それらはまさしくタランティーノが「キルビル」で使ったテクニックである。そんなもんを観たいがために映画館に通うやつぁいないのだ。
(まぁモノクロに関してはベッソン、一日の長はあるけどな)

大体だな、「冴えない醜男がひょっこり現れた謎の美女によって変わっていき、ラストは身分(?)を捨てた美女と結ばれる模様を美しいパリを舞台に描く」という恋愛映画の王道を行くプロットはそのまま描けば失敗しようがないのだよ。
「電車男」だってそうじゃんか。陳腐といえばそうだけど、酷評されることはなかったはずである。こんなシロモノが構想10年の作品とは片腹痛いわ。

モノクロで描いた映像はまぁ及第点。
でもそれだけ。
今回は期待してたぶんだけ落胆大です(ノ_・。)
 
19点

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