9100系デュラ

2016年6月30日 スポーツ
9100系デュラ
9100系デュラ
9100系デュラ
新しいデュラエース発表。
目玉は太くなったパワーメーター内蔵クランク、右手だけでフルレンジ対応のシンクロシフト、油圧ディスクか。

うーむ...あんまりエモーション感じないなぁ.....

いよいよバイクも素人が弄れなくなってくるのか???
イギリスがEUから脱退。
ただでさえ収入の少ないイギリスの若者なのに、更に機会と場所が少なくなるであろうと想像すると気の毒でならない。
能力のある人達は脱退する2年のうちに国外に行くんだろうなぁ...
となると、年寄りとネオナチのバカしか残らない国になって国力激減だ。
ついでに北アイルランドの独立運動も活発になってくると思うし、スコットランドはEU残留の国民投票で可決されてるから、これがイギリスの終わりの始まりになるかもしれん。

スコットランドが残留派なのはまぁわかるし、北アイルランドはプロテスタントが多いうちは敵の敵は味方とばかりに残留を選ぶだろうと思う。
にもかかわらず離脱派がかった要因は年寄りが離脱を選んだからだ。

大阪都構想の時もそうだったが、これからの国や子孫のことを考えてくれないのが年寄り。

亀の甲より年の功「年寄りを敬え」というが、平均寿命が短く、ネットや書籍などの情報伝達が疎い大昔なら年寄りの価値があったとは思うが生産性が悪いだけでなく社会進化を阻む年寄りは害でしか無い。
麻生太郎が講演会で「90歳の老人が老後が心配で金を使わない。いつまで生きるつもりだ」と言ったらしいがホントそうだと思う。

大切にしてもらいたいなら少なくとも若いもんの邪魔をせず生きていて欲しい。
保育園の新設に反対したり、年金下げるのに反対したり、大した病気でもないのに病院いったり、お荷物という自覚がない老人はもうとっととくたばれば良いのになぁと思う。

そんなことを書くと随分と冷血な感じを受けるかもしれないが、老人が敬われる時代において彼ら彼女らは、現在のように薬に守られることもなく、健康診断で各種疾患の予防もできない時代に生きてきた。多くの老人が命を落としていく中、遺伝子的にも運命的にも強い人がかくしゃくと生き抜いてきたのだ。そんな人は自然と慕われるし尊敬されるものだ。現在のようにただぼやーーーーっと生きてだけきたじゃないのだな。

とはいうものの、人は必ず年を取る。尊敬されたいとは思わないが、少なくとも生きる尊厳を持って寿命を全うしたい。
ではどうするか?
ひとつは「老いては子に従え」の気持ちを持つこと。
年寄りは若い人より価値が低くなるということを自覚することだと思う。

そして「他人に迷惑をかけることを厭わない」点
我々は「他人様のご迷惑にならないように生きる」という道徳が染みついている。更に個人主義の浸透で他人に干渉しないように生きるを是としている。
人は迷惑を掛ける、自分も人も支え合って生きてるという教育をいまのうちからしていかないと大変なことになるのではないだろうか?


平均余命が上がればあがるほど老人が尊敬されにくくなるという皮肉、このジレンマを打ち破る為には優しさと未来(若い人達)に対する期待と希望が必要だ。
イギリスの国民投票をみてそう考えた。
県外の大学に行ってる長男から電話あり
「内定とれたよ」
「おお!よかったな。なんちゅー会社?」
「○○キ」

えーー!!○○キィ???!!!Σ(・∀・;)


家族全員驚いたのも無理はない。この「○○キ」という会社は大手メーカーの製造ラインの設計施工メンテをする会社なのだが実は長男、専修学校時代にこの企業を受けたにも関わらず日程を勘違いし面接をすっぽかしたのだ(笑)。当然不採用、学校推薦枠だったので親も学校によびだされ大目玉、就職活動は暗礁にのり上げ、結局4年制に編入試験受けてなんとか合格し、とりあえず学生を続けるということで乗り切ったという経緯がある。
で、あれだけ問題を起こした会社をまた受けるってどーゆーことよ!バカじゃねーの!?
と驚いたワケです。

どうやって受かったのか?以前の問題を面接官は知らなかったのか?
色々聞いてみると。どうやら志望動機の段階で正直に全部言ったらしく「2年考えてもやっぱりココで働きたいです!」と力説したそうだ。
そういう方法もあるのね(笑)

ともかく!これで二人片付いた。あとは問題の長女だけだな......
プチ旅行
プチ旅行
プチ旅行
郡上八幡まで日帰りドライブ。
食品サンプルを作ったり普段あまり見かけない山間部をワインディングしたり温泉入ったりと大変充実したものだったが唯一ひとつ残念だったのがモネの池と呼ばれる池。なんでもモネの作品に似た写真が撮れるとインスタで有名になって瞬く間に観光地化したらしい。たしかに駐車場もちょっとしか整備されてない神社の廻りは県外ナンバーでいっぱいだった。
で、それがまたショボイのだ。サッポロの時計台以上にがっかりした。
でもみんなはそんなのお構いなしにスマホで写真をとる。
この人達はあれなんだな、珍しいものがみたいんじゃなくってFBやインスタグラムにとった写真をあげることが目的となってるんだな、きっと。
なんてことを思いながら誰も居ないヒッソリとしたお社でひとり手を合わせる。三枚目の画像はそこからみなさんを撮影した風景。

最後は高山に寄ってちとせの焼きそば食って帰りました。大満足。

今年一番

2016年6月18日 映画
今年一番
「ビューティー・インサイド」鑑賞

家具職人のウジンは18歳の時から目覚めると全然別人になってしまうという奇病(?)を患う。29歳の現在は奇病を受け入れ販売は事情を知ってるサンペクに任せて、他人と接しなくても済む家具設計を生業にしていた。そんなある日、自分の家具店で働くイスを見かけて一目惚れする....

はじめに書きますが、↑このSF設定...”繰り返しモノ”というのは結構昔からある。「50回目のファーストキス」もそうだし「恋はデジャブ」「ガチボーイ」にしたってそうだろう。また不本意に異形になってしまうって設定も「美女と野獣」カフカの「変身」等々、アウトラインだけみると特別オリジナリティがあるわけでもない。
でも、序盤でウジンの状況を面白おかしくきっちり描き、中盤よりはラブストーリーとしてじっくり作り上げるといったタイムラインの構成がオーソドックスで良いのと、細かい演出で「あ、この人は邦画にもリスペクトがあるな」と感じさせてくれる点が素晴らしく、映画として完成度が高く思わず唸ってしまった。

ともかく素っ頓狂な設定にも関わらずチョー面白かった!!
ラブコメ部門本年度一位!!今のところ!


あ、最後にひとつだけ引っかかった点。起きたら顔も性別も国籍も変わる人が外国に行ったらいかんだろ。パスポートどーなってんだ?(ーー;)
真梨ワールドの心地悪さ
5人のジュンコの真梨幸子の作品でHURUで公開されてた時からすげー興味があったんだけど、これだけのために会費払うのもバカバカしいのでDVDになるまで待っていた。
で、感想はさすが嫌ミスの女王、すげー面白かった。やっぱあれね、スポンサーとか放送コードとかそんなもんに縛られてるからテレビドラマは面白くないだけで才能ある人はやっぱいるんだな、ということが良くわかった。

原作でのフジコはアスペルガー的素養からの境界性人格障害を発症したような、相手に対する思いやりの気持ちが欠損したまぁある意味彼女にとっては自分が幸せになる為に当然で正しい行動原理で動いてるあたりが不気味であり、悲劇的であったのだが、ドラマの方はもうちょっと人間らしい思考の持ち主になって虐待の「負の連鎖」がモチーフになってる。で、”例のあの人”に”あの人”を○○させて締めることで”例のあの人”こそ黒幕だった!という感を大きくさせてる。
まぁこっちの方が一般向けで解りやすいとは思うけどね。

同じ嫌ミス作家、湊かなえと圧倒的に違う点は真梨氏はキャラクターを愛してない、というか徹底的に離して見てる点。同調を求めないので感動はできないけど、興味をそそるといった感じかな。湊氏の方がまだ自分の内部からキャラを作ってる気がする。
まぁこのあたりは好みだろうし、もしかして真梨氏も自分の中の人格を書いてるのかもしれないけど。でもフジコみたいなキャラクタだったらそれはそれで恐い(笑)。

キャストはやはり尾野真千子が良かった。ちょっと過小評価してました。あと子役の小野花梨と川島鈴遥が上手かった。谷村美月よりうまかったのでびっくり。こういうとこでも日本のドラマもバカに出来んと思いました。

面白かった!

ストーカー大集合
「さんかく」鑑賞。

百瀬と同棲中の佳代の元に佳代の妹、中三の桃が転がり込んでくる。元々マンネリだった二人は天真爛漫で無防備な桃に振り回され、百瀬はだんだん桃を気になり始める......


タイトル通りの三角関係を描いたラブコメ。でも監督が吉田恵輔なだけあって一筋縄には行かないダークな要素満載。出てくるやつが全員ストーカーという点(笑)、いや、正確にはちょっとバカで思い込みが激しいだけなんだろうけどね。
主演の高岡蒼佑はヤンキー感と地頭の悪さがにじみ出ててグッド、田畑智子も実際に包丁振り回して怪我してたよね?まさしくそんな役でぴったり。そんな中、桃役の元AKB小野恵令奈のビッチ小娘感が良い味だった。

あと、全然関係ない話だが主題歌の「空が白くてさ」を歌う”羊毛とおはな”のボーカル千葉はなさんはちょっとした知り合いでした。
過去形なのは去年36歳の若さで乳がんでなくなったから。
良い歌歌ってたのになぁ...・゜・(つД`)・゜・
海老蔵嫁のこともあるし、女子のみなさん、検診してね。

空が白くてさ
https://youtu.be/J5Q3VJCCzfg 

フォースの回復方法
昨日は昼からベッキー、圓楽、桝添の失態御三家の記者会見があったので取材記者さんあたりは大忙しだったのではないか?
内容は実はちゃんと聞いてない(笑)ので個々にはコメントもないんだけど、これだけじゃなくって最近特に多くない?一回のミスでもうボコボコになるまで言及するってスタイル。ショーンKとかもそうだよねぇ。
いや確かにいい事じゃ無いけど、そこまで追求することかなぁ?と思って違和感があった。あ、楽しんでるんなら良いですよ?ゲスいけどこういうミスを(・∀・)ニヤニヤして見る遊びもあるし。でも本気でマジに「こいつら悪い事してる!天誅だ!」と声を荒げてる人が想像より沢山いるのね。

それはそれとして、最近面白くて何冊か見てる本があります。書いた人はデヴィッド・バーンズ博士、書名は「いやな気分よさよなら」と「フィーリングGOODハンドブック」。まぁ上っ面だけ聞いたら薄っぺらい自己啓発本に思えるでしょうが、この人は認知行動療法の第一人者で著作もそれらの臨床データをもとに書かれてるので具体的で理論的、悪く言えばマニュアル的で理解しやすいのだ。
ちなみに認知行動療法とは感情や身体的異常は状況や環境が直接関係してるのではなく、それをどう認知するか?だから認知を変えて行動すれば気分や身体異常は改善するという考え方。鬱病や精神疾患の治療法の一つね。(図参照)

これが大変面白くて普通の人にもセルフコントロールの役に立つのだ。

で、この本をみてて思ったのが前述の他人のミスに怒ってる人はおそらく自分にも厳しい人なのだということ。自分は一生懸命人に迷惑をかけずに正しい事をしてるのに、お前だけ卑怯!的な。
あとは善悪がはっきりしてるからちょっとした間違いで全否定する、とか
自分がどう思うじゃなく、社会的に法的にと話を一般化する、とか
とにかくクビだ!だのやめちまえ!だの結論を急ぐ、とか
あんなことをするやつは悪い奴に決まってる、とか
考えがちじゃないですか?そういう考えって自分も持つことあるけど決まって心がダークサイドに堕ちてる時ね。で、あとで後悔する。 こういうのを認知の歪みというらしいですが、こういうのは精神的に病んでる場合が多く、こういう不毛な思考パターンを修正するのがデヴィッド・バーンズ博士の本だったりします。

すっかり本の宣伝になってしまいました(笑)
まぁ似たようなプログラムはネットにもあるだろうから興味があったら探してみてね!

エビマオ
昨日の海老蔵の会見、まぁ芸能人の有名税みたいなもんだということをさっ引いても、真っ直ぐで男らしくて妻を持つイチ夫として感心した。果たして自分があの状況にあったらあそこまで冷静に対応できるかな?

昔はただただやんちゃ坊主だったと記憶してるが、やっぱり男子なんでしょう。”士別れて三日なれば刮目して相待すべし”ですな。


しかし50を手前に色々考えるが、ありのままを受け入れるということがこれから大事になっていくんだろうなぁと最近特に思う。目下の目標は”反省しても後悔せず”&”頑張らずに現状を楽しむ”というまっこと薄っぺらいものです。
機動戦士ガンダム THE ORIGIN III鑑賞

テレビ・劇場版の所謂「機動戦士ガンダム」の前日譚を描いたマンガ「ジ・オリジン」のアニメ作品の第3弾。2作目でも感じたんだけど、シャアの声優が田中真弓からいきなり池田秀一ってのがやっぱとっても違和感がある。
もう年寄りだから覇気が無いのと喋るスピードがちょっと遅いので他の若手声優とリズムが悪い。

あとこれをみて確信した。ガンダムUCから10年、日本はジャパニーズCGアニメをようやく確立したな。
ハリウッドのCGアニメにはないコストと描写のバランス?カートゥーン感?が良い。

話自体はシャアがマスクをするくだりが原作と違っていたがこれはこっちの方が良かった。なんか謀してる感が出てるし。

これ、あとどれだけ続くかわからんけど、どうせならガンダム本編もリメイクすればいいのにと思いました。

大団円

2016年6月6日 読書
暗殺教室が終わった。
初期設定でゴール(殺せんせーを暗殺する)が決まってたのもあるが、週刊少年誌の連載ものでは大変珍しく”きっちり”作って終わった作品であったと思う。「聲の形」もそうだが、きっと出版社と作家との関係が上手くいってたのと担当編集さんに想いと力量があったからだろうと推測。素晴らしかった。

後半、殺せんせーが書いた
人間を育ててみて下さい
君達が今生きてるという事は
時間やお金や愛情をかけて育てられた証
絆を次代に繋げる事は
とても素敵な事だから

の一文が自分も忘れかけてた事だったので、すとんと腑に落ちたのと、子供にこういう真理を伝えるオトナにならんとなぁと思った次第。
ヌルフフフ

サドル問題

2016年6月5日 趣味
サドル問題
サドル問題
今までのセライタリアは形もキレイだしおまたも痛くならないので気に入ってるんだけど、さすがにへたってきてるのでサドルを検討中。第一候補は同じセライタリアのノヴァス スーパーフロー。
もうひとつはSMPのウネウネサドル。これはもう全然疲れないというから一度試してみたい。ただカタチがイマイチなんだよなぁ。
ホリゾンタルのシュッとしたバイクなのにサドルだけアレじゃなんか合わない気もするし。

そんなことを考えてる時間が一番幸せヽ(´▽`)

ピクニック

2016年6月4日 映画
ピクニック
「トイレのピエタ」

手塚治虫が病床の中メモした構想を新進気鋭の松永大司が映像作品化した映画。
以前借りて観て正直微妙だと思ったんだけど、改めてみて、やっぱり映画自体はまぁ並み(笑)でした。
で本編終わってエンドロールが流れてきたときに異変が。
主演の野田洋次郎はRADWIMPSのボーカルなので、主題歌が彼が歌うのはまぁわからんくはない。で、そのエンディングが歌詞付きだったのがちょっと不自然だった。MVかよ、と。
で、酒飲みながらその歌詞を目で追ってたらつーっと涙が出てきてびっくり。すごい良い歌だったというオチでした。

カバーですけど。↓
https://youtu.be/MRXYTfSb5wk

まさかの実写化

2016年5月29日 映画
まさかの実写化
DCコミックにはいろいろなキャラクターがいて、モブキャラも当然沢山いるんだけど、稀にキャラが立ちすぎたヘンなのが生まれて、更にそれがちょっと気に入られて藤子不二雄漫画のラーメン大好き小池さんみたいに色々な作品にゲスト出演して、それが目にとまって主演で作った映画がこれ、デスストローク=デットプール。
もうこんなのヒーローじゃなねぇよ(笑)

でもすんごい期待してます。
予告編はこんな感じ。あ、殺されてるのは警官ね(笑)

https://youtu.be/f6K6OO8f5O4

最近、韓国の憲法裁判所で、民間団体と学生の保護者ら333人が「漢字を廃止し、学生が漢字を習う権利を奪った」として、韓国政府を訴えた裁判の法廷弁論が開かれた。これは韓国政府が2005年に「国語基本法」を制定し漢字を全面的に廃止して以来、国が提訴された初めての事例。


識字率を上げるためと日本語教育を払拭するために作られ進化したハングル語、つい最近までは漢字も使われてたんだが、最近の韓国メディアや新しい建物は全てハングル文字。まぁ他国のことなんでどうでも良いと思うが、日本も明治時代に漢字どころかひらがなカタカナまで捨ててローマ字に統一しようとした歴史があるのでほんと、そうならなくてよかったなぁと思う。
なんだかんだ言葉の乱れとか言われてるけど漢字カナ文字が日本文化の根幹を成す一部となってる事実を見るに、もしローマ字になったら言葉の乱れもとんでもないことになってただろう。

教育って大事なのね。

キャストの妙

2016年5月26日 映画
キャストの妙
「乱暴と待機」鑑賞

浅野忠信、美波、小池栄子、山田孝之のクズ人間賛歌。
もう好きな俳優さんが生々しくも楽しそうに演技してるのでもう(・∀・)ニヤニヤしながらみた。
小心者で優しく情念が深いくせに人の顔色うかがってちゃんと言えない、争い事が嫌いで逃げてるだけなのに嫌みに思われる.....

もうここにでてくる役者は俺のインサイド・ヘッドだ!ちょっと鳥肌立つくらい面白かったです。
さすが「腑抜けども悲しみの愛をみせろ」の本谷有希子だ。
秋葉原事件
「ぼっちゃん」鑑賞

「まほろ駅前多田便利軒」「さよなら渓谷」の大森立嗣...あ、大森南朋のあんちゃんね.....の監督作品なのと題材があの秋葉原無差別殺傷事件の犯人の犯行に至るまでを描いた映画ということですげーー期待して観た。

結果は、うーーーん.....(ーー;)

ブサイクだから彼女もいないし、友達も出来ない、仕事も派遣.....だから犯した犯行。というのが実事件のネットやニュースで得た動機である。映画もそこをフィーチャーしてるんだけど、その描写が甘すぎる。
友達居ないヤツなんか山ほどいるし、裏切られることも勘違いしてしまうことも生きていたらみんなあること。そのあたりの心の葛藤とか心情の変化とかそういうのを租借して描くのが映画であると思う。んでまた観る側が応援しちゃいたい主人公描写ってどうよ?観てて胸くそ悪くなる作り、静かでも狂気じみた作品づくりにしてこそ稀代の無差別事件を取り上げる意味が出てくるんだろうし、なにより実際の事件で亡くなった人に対するレクイエムになるんじゃないのか?
アンビリーバボーの再現ビデオかよ。

薄くて軽いつまんない映画だった。




あ、そういえば昨日誕生日でした。
OCNさんとNIFTYさんからおめでとうとメールをもらいました。
年男です。パグで言えば9歳になりました。

すずちゃん

2016年5月19日 映画
すずちゃん
「ちはやふる上の句」鑑賞。

今更ですが。だって2部作なら1部から観ないとダメじゃない。
ただ単純にすずちゃんの泣き泣きの鼻声絶叫とオロオロしてるところを(海街とか学校のカイダンとかでそんなイメージですワタクシ)愛でるためだけに行きましたが、なんのなんの、ちゃんと青春映画しててびっくりした。

展開自体はまぁ王道、幼なじみとの再会とかるた部での仲間内の心の交流と葛藤、そして恋バナといった所謂ありがちなパーツをスポ根的要素を加えて作り上げてみましたという風情だが、広瀬すずちゃんの熱量にひっぱられ、各キャストが終盤に向かって躍動感がましていくあたり、とても見事だった。

各所でみられる手を取り合ったり相手に振れるカットと競技かるた自体が札を手で取る戦いであること、作品自体が2部構成であることなどから大きなテーマが「繋いでいく」ことであるのはまぁ比較的わかりやすいんだけど、それが嫌み無い点においても王道感がでてると思う。

「心が叫びたがってるんだ」が陰側の青春映画なら「ちはやふる」は陽側の青春映画なんだろうなぁ。
で、俺は「ちはや」の方が好き。というかすずちゃんが好き。娘になってくれ。
現代青春映画の決定版
小学生の頃、自分の口と妄想が災いして家族崩壊させた成瀬順はそれが原因で失語症となってしまう。
時が流れ高校生になった順は強制的に「地域ふれあい交流会」実行委員に指名されてしまうのだが.....

 
「桐島、部活辞めるってよ」で2010年代の等身大青春映画の決定版を観てしまってるし、色恋なんかもうピンとこない40代のオッサンには門外漢アニメだったので観たときびっくりした。
今の高校生たちのリアリティ(リアルではないかもしれないけど(笑))ある脚本と進行にオッサンは「あぁ今の子はこういう風に考えるのね」と妙な感心をした。
ただ全体的には性善的というか校内ヒエラルキーをど真ん中に描いた「桐島....」と違って、登場人物が優しいつーか甘い感じがした。まぁ最近の草食系といってしまえばそうなんだろうが。
あと親として思うのはお母さんにちょっと救いがあってもよかったかな。子供の成長に親なんか邪魔なだけだとは解ってますけどね(^_^;)

最後、告るシーン、「若いっていーなー!」と心が叫びました(笑)。面白かった!
毎回毎回しょっぱい試合しやがって!・゜・(つД`)・゜・

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