野田さん
 野田氏は「お久しぶりです」と首相に呼び掛け、定数削減をめぐり「約束を覚えているか」とただした。首相は「3年ぶりに元気な野田氏にお目にかかれてうれしい」と応じ、「政治は結果だ。定数削減をいうのは簡単だが、実行するのは簡単ではない。われわれは0増5減を実行した。(新しい選挙制度に)10減をしっかりと盛り込んでいく」と説明した。


甘利さんから続く自民党叩きはそれこそただの叩きで見ていてひとつも面白くないものなんだけど、実は突かれたら一番痛いところはここだと思う。定数削減。

当時野党だった自民党安部総裁の「解散したら定数削減賛成してやる!」という喧嘩を買った野田首相はそれはもう華麗に見事に総選挙でボロ負け(笑)
で、そのあと参院の5議席は減らしたもののまだまだ全然だったりするから野田さんも今日は語気が荒かった。

きっと良い人なんだろうな、野田さん。
もう民主党離党しておおさか維新に行けば良いのに。
それか自民党に入ってリベラルの中心になってくれ。
このまま在野で埋もれるのは惜しい....

でもきっと真面目で良い人で義理堅い野田さんはそんなみっともないことできないって言うんだろうけど。

なんか最近

2016年2月19日 映画
なんか最近
韓国関連の書き込みが多いなぁ。
他意はないんだけどなんか偏っている。
ということで「鬼はさまよう」をWOWOWで鑑賞。

ソウルで女性や子どもが失踪する事件が連続発生、ベテラン刑事テスの妹スギョンも失踪していた。犯人として逮捕されたガンチョンはスギョンの行方を黙秘しつづける。そして3年が過ぎた...

原題がまんまネタバレであったり、カーアクションが単調なのと暴力がダイレクトすぎるところなんかはちょっと雑いなぁと思ったけど、犯人役のパク・ソンウンのサイコキラーっぷりが見事で良かった。
ただ、最後、主人公役のキム・サンギョン(「殺人の追憶」の二枚目さんだったのに!デブってた!!・゜・(つД`)・゜・)がとった行動には大いなる疑問がある。
あれだけ言われて殺すのをやめたあとでのあの行動。んじゃー前のシーンはいらなかったんじゃねーの?構図はまぁ格好良かったけど。
エピローグの回想シーンでバッサリ切った演出は抑揚が効いてて日本映画ぽかった。
ここは好き。

結局韓国的な情熱満載の復讐劇というにはちょっと頼りなく、かといって暴力シーンは当たりも傷の血もちゃんと見せるデリケートの無さは満載(笑)という出来で、プラマイゼロの普通のまぁ面白い映画でありました。

53点

日本産韓国映画

2016年2月15日 映画
日本産韓国映画
「新大久保物語」鑑賞。

本場韓国で夢破れた、NOBODYSのジュンQとコヌは日本で地道なオーディションを受け続けてた。それを見た芸能事務所の歌子は二人の才能を見抜きプロデュースを持ちかける。そんな中、腰の治療のため来日した天才パフォーマーセヨン、韓流おばさん相手の観光ガイドをするチェジン、夢もなく無気力に生きるインスと出会う.....

今更韓流かよ!
と思ったけど設定とか台詞をきいてたらどうやら今の韓国...つまり日本との関係がギクシャクしてる最近を描いている。
スタッフは全員日本人で内容も子供が見るそのまんまのアイドル映画ではあったが、国生さゆりとカンニング竹山がなんとか全体を支えたといった感じで最後まで憤慨することなく(笑)観ることができた。ラスト「えええええ!!!!」という展開になるんだけど、そのあたりが韓国映画っぽかった。ただその展開の中心が日本人だったのはなんか釈然としない。これでは反日を煽ってる!とかいうバカに絶好の口実を与えてるだけじゃないか?
在日でも韓国人でもいいからストレンジャー同士が他国でひっそりと事件を起こす...そしてそれは主役の人達は知らない.....というくらいの抑制があった方が渋かったのに。

あと主演のMYNAME、韓国アイドルらしい。韓国の男子はみんなこんな感じで違いがわかりませんが、まぁヘタではなかった。日本人アイドルよりかは確実に巧いと思う。
で、面白いかどうかと問われれば、GyaOでタダ見だから文句はないよ!といった感じかしら?

50点
恥ずかしいので秘密に。

オボちゃん

2016年2月12日 読書
オボちゃん
読み物として大変面白かった。
この人は文才ある。ついでにヘンな魅力もある。
科学者村というオタサーの中の姫みたいな威光を持ったのは容易に想像できるし、それがねつ造事件の遠因となってるとすれば話が通じるしな。
ついでに言えば彼女を執拗にバッシングしてる人もその魅力にハマってると思う(笑)

もう科学者としては生きれないけど、オタサーはなにも理研だけじゃない。色々な社会に星の数ほどある。現にこの本に星一つつけてる人が結構いるので、きっとヘンな魅力と面の皮の厚さでとりあえずは食っていけると思うよ! ガンバレ!

Twitter実装

2016年2月8日 日常
DNにTwitter機能実装。

一応IDは持ってるけど使い方がわからないTwitter
リツイートってなに?コメントのこと?

で、これがついたらどうなるかもわからん。自分のTwitterとリンクが出来るのか?
それとも勝手に自分の日記が他人のTwitterに上がるのか?


2月5日の日記
http://japanese.engadget.com/2016/02/02/2400/

国際自転車協議連合(UCI)が、1月30日に開催された自転車の世界選手権レースにおいて電動アシスト機構を隠して搭載した競技用自転車が発見されたと発表しました。世界選手権クラスのレースでの不正な電動アシストの使用発覚は史上初とのこと。乗っていた選手はその自転車を「自分の自転車ではない」として故意ではなかったと主張しています。


シクロバイクなんかモーターあったらすぐバレるだろ。
と思ってたらこういうことね(図参照)

これはすごい。欲しい(笑)
はやくも本年度ナンバーワン
「恋人たち」鑑賞

ある理不尽な事情に振り回されるアツシ。家庭不和の中、オタク道に逃避する主婦瞳子。同性愛をひた隠しにして悩むエリート弁護士四ノ宮。この3人はそれぞれの人生にもがき苦しんでいた...


絶望って味わったことあります?
俺はあります。その時はホントに逃げ道なんかなくっていつ潰されてのおかしくない状態で、「もう死んだ方が楽だなぁ」とか心の片隅にずっとあったけど状況がそれを考えることも許してくれなくて、恨みと嫉みと惨めさで一杯になって、日々ただ奔走する毎日。....みたいな感じ。

でも生きてるってことは、なにかしらのきっかけで上抜いたんだろう。もうその時の心情も忘れてしまったけど。

....というような、忘れたはずの過去の自分の一番ダークな部分をフラッシュバックさせた映画でした。もう号泣。(笑)

道徳と法律と人情(愛情)の一直線上に人は生きてるんだな。

監督の橋口亮輔はゲイであることを公言している。
前作の「ゼンタイ」でもそうだったがマイノリティに対する優しい肯定感がとても心地よい。今作も内容自体はとても重いんだけど、そんななかでも「きっとなんとかなるよ」と言ってくれてる気がしてホントなんか有難かった。
いや、べつにゲイではないんだけどさ(笑)。

これ以上の映画が出てくるか心配な作品。

89点

Amazonプライムで過去作無料見放題なんで暇なときPCやiPhoneで観てるが、やっぱり時代を感じる。
ティモシー・ダルトンやピアース・ブロスナンの80〜90年代は車もファッションも古いなぁと思うけど、ショーン・コネリー、ロジャー・ムーアの60〜70年代のは一周まわって格好イイもんなぁ。
とくに「ロシアより愛を込めて」のOPは今観てもすげぇオシャレ。

あと、敵役とロケーションが時代を反映してて良い。
「007は二度死ぬ」の日本ロケなんか高度経済成長を感じることができるし、敵が共産主義からテロリストに変化していく様はそのまま世界情勢を反映してると言える。
「スカイフォール」の舞台が中国なのはつまりはそういうことなんでしょう。
あ、あと、「スペクター」の舞台タンジールは過去作でいくつか舞台になってましたよ。「リビングデイライツ」と...あとなんだっけかな?タンジールはボーンシリーズやMIシリーズの舞台にもなってます。スパイが集まる都市ですな(笑)。


で、通して観たらやっぱり007のフォーマットは結構強力な縛りとしてあるのな。
唯一製作が違う「ネバーセイ・ネバーアゲイン 」の違和感の凄いこと凄いこと。

このフォーマットをリライトし続けていくのがダブルオーなのでやっぱり一番面白いのはダニエル・クレイグ版だな。
次回作からは新しいボンドになるそうなんで楽しみではある。
今度はコメディマシマシ希望。

DOGLEGS

2016年1月28日 映画
DOGLEGS
タイトルの「DOGLEGS」は障害者のスラング。
そして障害者プロレス団体の名称である。

このドッグレッグスの5年を追ったドキュメンタリームービーがこれだ。

https://youtu.be/OG4YoJfRcYw

障害者のプロレスというと眉をしかめる向きもあるかもしれないが、プロレスがそうであるように、ショーでありリアルなエンターテイメントとしてとても(不謹慎な言い方だが)とても楽しめる作品となっている。
そして自分の中で勝手に自分で作ってる健常と障害の境に恥ずかしく.....ならず、ただ羨ましく思うのだ。線引きされた側の人が敢えて線の”線引きした側”で戦って凄いパフォーマンスをやってのける。「すげぇ!!!格好イイ!!」と。

これから随時全国されますので暇な人は劇場で。
とりあえず今年ナンバーワン。

70点

貞子3D2 2Dバージョン
Amazonプライムで鑑賞

え!2なの?3なの???    



な作品。
もう恐くなくなってるもんなぁ(^_^;)
金払ってはみたくない(笑)

2016年1月24日 日常
雪
なにやら九州も積雪してるとのこと。普段とは違った様子ですので西にお住まいの方々はお気を付けください。
ちなみに北陸平野部でこんな感じ。

熊映画

2016年1月18日 映画
熊映画
「レヴェナント」鑑賞。

1820年代、アメリカ大陸で毛皮を狩るグラスら冒険家一同はインディアンに襲撃され逃走するが、運の悪いことにその途中熊に襲われ重傷となる.....


アカデミー候補というからどんなもんだと思って観たけど、話的には「ん?」て感じ。
あの時代が野蛮なのはしょうがないことだし、金目のものに釣られて悪事を働くのも致し方のないことのように思う。なにより仲間を裏切ることよりインディアン撃ったりヘラジカの皮を剥いでるほうが見た目悪党に見えるからディカプリオの行動動機が弱くみえてしまうのが致命的。
ただ、俳優の演技やロケーションは素晴らしかった。
あと熊のCG。あれどうやって撮影したのかしら?
でもあれだけやられたら普通死ぬか腕一本くらい持ってかれてると思うのだがどうか?

45点

台湾問題
韓国ユニットTWICEの周子瑜が台湾総統選で議論に

http://pappins.tokyo/?p=9182

昨年MBC『マイリトルテレビ』に出演したツウィが台湾の国旗を持った場面を中国支持派の台湾出身の歌手黄安(Huang An)が自身のSNSで「ツウィは台湾独立を支持している」と批判しました。この行動が引き金となり、現在のように大きな波紋に繋がりました。


中国寄りの過激な運動家につつかれてすぐしっぽを振る韓国側にちょっと引く。
一生懸命韓国語を勉強して外国でひとりで頑張ってる16歳の子どもだぞ、護ってやれよ。

オスカー候補が出そろいました。

◆作品賞
マネー・ショート 華麗なる大逆転
ブリッジ・オブ・スパイ
Brooklyn
マッドマックス 怒りのデス・ロード
オデッセイ
レヴェナント:蘇えりし者
ルーム
スポットライト 世紀のスクープ

◆監督賞
レニー・エイブラハムソン(ルーム)
アレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ(レヴェナント:蘇えりし者)
アダム・マッケイ(マネー・ショート 華麗なる大逆転)
ジョージ・ミラー(マッドマックス 怒りのデス・ロード)
トーマス・マッカーシー(スポットライト 世紀のスクープ)

◆主演男優賞
ブライアン・クランストン(Trumbo)
マット・デイモン(オデッセイ)
レオナルド・ディカプリオ(レヴェナント:蘇えりし者)
マイケル・ファスベンダー(スティーブ・ジョブズ)
エディ・レッドメイン(リリーのすべて)

◆主演女優賞
ケイト・ブランシェット(キャロル)
ブリー・ラーソン(ルーム)
ジェニファー・ローレンス(Joy)
シャーロット・ランプリング(さざなみ)
シアーシャ・ローナン(Brooklyn)

シャーリーズ・セロンがおらん.....・゚・(つД`)・゚・
作品賞はゴールデングローブが「レヴェナント:蘇えりし者」だったけど2年連続はないということで「スポットライト 世紀のスクープ」かなぁ、願いは「マッドマックス 怒りのデス・ロード」で。
監督賞にジョージ・ミラー、主演男優はようやくのディカプリオ。
女優賞はどれも観てないからわからんのだけど、ケイト・ブランシェットは獲りすぎだからジェニファー・ローレンスでどだ。


東宝映画の松竹映画
東宝映画の松竹映画
東宝映画の松竹映画
「人生の約束」鑑賞

IT会社のイケイケ社長中原はかつての副社長でクビ切りした塩谷航平の故郷富山に向かう。連絡が取れなくなった航平は既に亡くなっていた。中原は余命僅かだった航平の望みが最後に曳山につながりたいという思いだった事を知る......

俺の生まれ故郷新湊(現射水市)の曳山を中心に描いた人情物語。
はっきりいってお涙頂戴の緩い話ではあるのだが、まぁ地元の映画だし、昔から遊んでた場所が大画面に映るだけで結構感動しちゃってしまって八割増しで良いと思っちゃった(笑)。

竹野内豊と江口洋介、脇に西田敏行、小池栄子、柄本明、たけし...あ、あと美保純といった実力派キャストを揃えてるので普通の2時間ドラマより当たり前だが面白かった。
だた.....これは地方映画の宿命かもしれんが方言がなぁ....
室井滋はネイティブだから違和感なかったし西田敏行も頑張ってはいたが江口洋介が標準語でイマイチ乗り切れなかったところはある。勢いある映画ならごまかせたんだろうけどね。

後半、曳山の提灯が一斉に点灯するシーンがあるんだけど、実際はあんな格好良くはないなぁ、とか
「あいもの」じゃなく「あいもん」だろう、とか
小さい町中で町内同士、あんなにいがみ合うワケないでしょーが、とか。

地元映画ならではの細かい突っ込みをいれつつも、まぁ面白くはあった。
「俺の故郷はこんな町ですよ」と知らない人達に紹介するツールとしてはオススメできます。
映画の内容としては、うん、ぬるい(笑)。松竹映画のようだった。東宝だけど。

52点

今年もこの季節がまいりました。キネ旬ベストテン。

http://www.kinejun.com

邦画は
1 位 恋人たち
2 位 野火
3 位 ハッピーアワー
4 位 海街 diary
5 位 岸辺の旅
6 位 GONIN サーガ
7 位 この国の空
8 位 ソロモンの偽証 前篇・事件/後篇・裁判
9 位 母と暮せば
10 位 きみはいい子
10 位 ローリング

相変わらずの単館系、北陸の田舎じゃ観たくてもみれません。DVD化を待つか。
俺的ベストの「きみはいい子」が10位に、正月に観た「海街 diary」が4位に入賞。意外だったのが8位の「ソロモンの偽証」、中学生の裁判という素っ頓狂な話を説得力ある物語にしたのはうまいなと思ったが前後二編に分けるほどの大作か?と問われればちょい疑問。

洋画は
1 位 マッドマックス 怒りのデス・ロード
2 位 アメリカン・スナイパー
3 位 アンジェリカの微笑み
4 位 バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)
5 位 黒衣の刺客
6 位 神々のたそがれ
7 位 セッション
8 位 雪の轍
9 位 インヒアレント・ヴァイス
10 位 おみおくりの作法

「黒衣の刺客」はブッキーさんが出てる中国映画、でもちょっと古いと思うがなぁ、スーチーさん含めて。
「アンジェリカの微笑み」は世界最高齢監督マノエル・ド・オリヴェイラさんのやつ、ということしか知らない。「インヒアレント・ヴァイス」あたりがちょっと毛色違うが概ねキネ旬っぽい。
もう2015はマッドマックスだったな、やっぱり。
もしかしてアカデミーも獲るかもしれん.....
世界的に大ヒットしてるスターウォーズEP7フォースの覚醒。日本でも売れてはいるが興行成績でいうと「妖怪ウォッチ」に負けているそうだ。
なんでこんなに人が入っているかというと、ゲーム雑誌TVグッズ等々のメディアミックスによって小学生以下の子供らに浸透を図り、盛り上がったところで劇場公開、本人と保護者の2倍のチケットを買わせることで収入アップを果たしてるからだ。これは過去のポケモンと同じやり方である。ただ公開時に合わせて集客するので、総興行成績はポケモン同様そんなすごい数字にはならないだろうと思う。

さて、こういう売り方をするのはなにもアニメ映画だけではない。

いろんなメディアで浸透させてから一点集中で一度に大量に売り切る。

音楽業界はまさしくこれだ。
ウンコみたいなパッケージ違いのCDを何枚も買わせてなんとか成り立ってる。90年代のCDバブルを忘れられない老人が足掻いてるうちに世界から取り残される、それが日本、果たして業界に未来はあるのか?ものすごい心配だ。
面白い音楽をやってる若いやつはきっといるんだろうけど、売れる音楽しかメジャーデビューできない現状、結果的には「どれも同じようなもんじゃね?」と更に音楽離れに拍車をかける構造問題が如何ともしがたいのが口惜しい。

んじゃどうしたらいいんだよ。という問いに先日ひとつの答えを見出すことができた。
カラオケにいった時の話、履歴をみたらアニソンとボカロ曲と歌ってみたシリーズの人の知らない曲のオンパレードだった。去年の紅白、小林幸子が歌った歌もボカロ(だよね?)の曲、今までの音楽シーンとは別の角度からの新興勢力の台頭を感じることができた。
あとは韓国、所謂K-POPだ。「今更か?」と訝しがる向きもわかる。もはや日本では下火になった感があるK-POPだが実は中南米やヨーロッパでは無茶苦茶売れてるのだ。しかも英語バージョンではなく原曲で、だ。パフォーマンスもすごいエグザイルなんか子供の遊びにしかみえないくらいかっちょいい。楽曲も過去のトロット(韓国歌謡ね)調のものからダンサブルなものまで多種多様。聞けば昔は外国人に作曲をお願いしてたらしいが最近では国内の制作者を使うことが多いそうな。「すげぇここまで来たか!」というのが率直な感想だった。日本でK-POPが流行らないのは正直韓国が日本市場に見切りをつけたといって良いと思う。
そのK-POPのトレンドは多国籍グループだ。台湾、香港、中国本土、そして日本と多くの外国人メンバーを集めたグループで活動している。もちろんみんな韓国語で会話してる。つまりちょっとやる気がある若い子は母国を見限って韓国でデビューするという方法も視野にいれてるという事実を知らなければならん。
日本はK-POPのやり方を見習うべきだ。
CD主体ではない売り方、歌い手としての基本的能力の向上、国内だけでなく海外でもうれる策略つくり....現状それっぽく出来てるのはperfumeとbabyMETALくらいか。あ、あときゃりぱみゅもそうかもわからんが。

一番の恐怖はこの売り方で席巻してるK-POPの先にある中国、C-POPが控えてるということ。
領土的に侵略が難しいとなると、中国は絶対こっち方面で攻勢を掛けてくる。かつてアメリカがそうやったように。そしてなんの対策もなく文化的意義も大義もなく、ただただ老人の集金装置と成り下がった日本のPOPシーンは容易く陥落するだろう。

大体若い子向けの男女アイドルというカテゴリーになると、ダンスも歌も下手でブサイクで努力もしない(風に見えるよなAKBの子とか)J-POPが勝てる要素はひとつもないと断言しておこう。
韓国で頑張ってる中国人とかホント、すごいから。

そうならないようにいのるばかりであるが、アニソンを未だカテゴライズとして下にみてるようではだめだ。アニソンもボカロも歌ってみたも韓国も一列にならべてフラットで楽曲を楽しむ土壌をつくらんとJ-POPは蹂躙されると思う。まぁ個人的には面白い楽曲は国籍関係なく聴いてたいのでC-POP大歓迎ですが。

ちなみに最近好きなK-POPはAileeとTWICEね(笑)

Ailee U&I
https://youtu.be/JrBarZZ3tyE

TWICE OOH-AHH
https://youtu.be/0rtV5esQT6I
あけおめ!
「薄氷の殺人」

1999年、中国華北地方のいくつかの採石場で切断されたバラバラ死体が発見される。捜査にあたるジャンは容疑者を逮捕するもののその際のゴタゴタで容疑者を射殺してしまい事件はうやむやに。そして2004年、再びバラバラ殺人が起こる....

あけましておめでとうございます。今年一発目はAppleTVよりDLで観た一本です。

いよいよ中国映画もここまで来たか、という印象を強く持つ一本。
90年代のジョン・ウーあたりの香港ノアールのオリエンタル路線から一周して中国本土を舞台にしたまさしく土着のチャイニーズノアール映画となっている。

まず素晴らしいのはそのロケーション。冬の華北地方の色味の無い寒々とした風景と安物の原色ネオンのコントラストは現代中国の田舎を想像するに充分であるし、「あぁ、こんなところで生活してそう」的な登場人物の顔力も強めで説得力がある。
そんな中で唯一ある異物感が主演のグイ・ルンメイである。
泥が混ざった凍った道にたたずむその姿は、この事件にとてつもない説得力を与えるワケだが、ここからはネタバレになるから書きません。

詳しくは予告編みてね。
https://youtu.be/yuxaxR5sMV8


お話し全体は比較的オーソドックスな作りになってて謎解き的ではないんだけど、とにかく映像が特徴あって良い。キタノ作品を観てるような心地よいリズムがありますのでそっち方面が好きな人は見て損は無いと思います。
ちなみにワーストは
今年観た作品の中でワーストといえば.....ちょっと前の作品ですがDVDで観た「6時間後に君は死ぬ」がおしっこ漏らすくらいつまらなかった。

歩いてる最中目の前の青年に「あなた6時間後に死にます」と宣言された美緒、ちょうど彼女の廻りにはストーカーの影や知り合いの死など、不審な出来事が続いていた。青年は何者なのか?果たして6時間後美緒はどうなるのか?

というタイムリミットミステリーなのに緊張感がまるで無し。
あと数時間で死ぬかもしれんのにばあちゃんを心配して山梨に行こうとするし、しかもそのばあちゃんのくだりはまったく回収されなかったし、何者かもわからん青年(塚本高史)と唐突に仲良くなってるし。
犯人の動機も弱いし、どうして誕生日に殺すのかもよくわからんし、そもそもナイフで刺されて死ぬのがわかるなら犯人捜しなんかせずにひとり密室に籠もっていればいいじゃん。
んで一番の問題は主演の真木よう子だ。
もう見てるこっちが恥ずかしくなるくらいヘタなの。こんなにヘタだったっけか?
あとね、すげぇブサイクだった。これは撮り方の問題なのかもしれないけど。

ということでこれが今年ワーストです。

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