NLPとは”神経言語プログラミング”の略で人の心理療法家が意識的・無意識的に用いていたテクニックを体系化したものである。
簡単に言うと、右利きの人が嘘をつく場合は右上を見る場合が多いらしいがそういう動作を知っていると相手の考えてることがわかったり、気持ちを操作することも可能だそうだ。
なんかフロイト心理学的なマユツバっぽい話だが、なるほどと思ったことを書いておく。
人には目で感じるタイプと耳で感じるタイプとそれ以外で感じるタイプがあるらしい。
目タイプはカタチや色を映像として捉えることができる。花火を説明する場合、「真っ暗な星空に青や赤のキラキラした光が大きく広がる」と言う説明をする。
耳タイプはモノを一度咀嚼しテキストに置き換えたり、音として捉える能力に長ける。花火は「小さな火薬が弾けてドカーーーーンと爆発する」というように擬音を入れたがる。
最後のそれ以外はその他の五感、触覚や嗅覚や味覚が秀でてる人だ。花火を説明するのに「身体にズシンと響く感じ」とか身振り手振りを交えて話をする。
人はその3つのどれか（或いは複数）のアンテナが発達していて、例えば耳タイプの人に目タイプの説明をされても理解することは困難だそうだ。
確かによく考えると上手に説明してるつもりがどうして相手に伝わらないのだろうか？と凹むことはママありがちだ。その原因はもしかしてこういうタイプ差なのかもしれない。
文章中心の企画書でわからない場合はビジュアルにうったえるプレゼンを、それでも理解してもらえない場合はサンプルを作って触れてもらうという風にタイプを網羅するやり方が大切ってワケやね。なるほど、理にかなってるし面白そうなのでしばらく通ってみようと思う。
見事な切り返しというもの
2007年4月21日 日常 コメント (2)
こちとら朝から体力仕事をしてるので愛想する余裕もなく黙々と泥をすくう。
するとその中の一人が
「ねぇなにしてんの？」と問うてきた。
「見てわからんやつには口で説明してもわからんっ」
とつっけんどんに言うと「ふーん」と黙ってしまいトトトっと去っていった。
あちゃー、ちょっと強く言いすぎたかなぁと反省してると玩具のスコップをもってきて俺の傍で泥をいじりだした。
「？？なにやってんの？ボク」
と尋ねると返ってきた答えが
「見てわからんやつには口で説明してもわからん」
......朝から大笑いさせていただきました。
ボク、ありがとう。
続・俺の長澤まさみちゃんの憂鬱というもの
2007年4月20日 映画
多くの人が指摘するようにやっぱオトコかっ！！！！！ヽ(`Д´)ノウワーン
あのナスビヘアーをアハンアハン言わせてるのかっ！！！！
それであの口角上がりすぎの笑顔しかできんくなったのかっっっ！！！！
「ロボコン」のときはそりゃーーー可愛かった。
実は巨乳というところも(*´Д`)ハァハァした。
「セカチュー」や「涙そうそう」というクソ映画も俺の長澤まさみちゃんが出てたので貶すこともしなかった(笑)。
あんまり心情を吐露するとドン引きされるので書かないが、もうちょっと売りようがあろうというものである。
なんならあの作り笑いを止めるだけで良い。どーせ演技も下手だし喋りもダメだってのはわかってるから。もうニコニコだけしてくれてればいいのよ。それだけで嬉しくなっちゃうのだ。おっちゃんは。
俺の長澤まさみちゃんを沢口靖子や松嶋菜々子のような女優に育てないでね。
頼むよ！東宝芸能！！
とかなんとか書きながら、池脇千鶴に首ったけな俺であった。
http://www.kirin.co.jp/brands/nodogoshi/cm.html
オフィシャル
http://chizuru.ikewaki.jp/
やっぱアレだな。ちぃちゃんは画像で見るより動いてる方が格段にかわいいな。
俺の長澤まさみちゃんの憂鬱というもの
2007年4月19日 読書 コメント (2)
まぁ簡単にいうとアレだ。
金づるがなくなると困るのは世の東西を問わず変わらないってことだな。
だから別の金儲けを話を持っていけばすぐ銃規制されることだろう。最近タバコ規制が進んでるのはネスレがアルトリアを攻撃してるのもあるが、アルトリアの中心産業がフィリップモリスから食品産業に移行してるから。タバコは途上国用アヘンとして消費してもらうんで先進国では規制オーケーってワケ。
ってそんな話はどうでもいいのだ。
最近の俺の長澤まさみちゃんに大きな変化が現れた。
ぶっちゃけで書くとブサイクになってきた(笑)
丸い顔と長い手足はそりゃカワイイのだけど、NTT西日本やEPSONのCMでみられる異常に口角をあげたわざとらしい笑い方はとってもヘン。
以前はもっと自然な笑い方だったのに.....なんかあったのか？俺の長澤まさみちゃん。
もしかして君も東宝シンデレラのジンクスにハマったのか？(´・ω・`)
※東宝シンデレラのジンクスとは
東宝芸能主催の美少女コンテスト。古くは沢口靖子から水野真紀、田中美里、小高恵美らを輩出するも、受賞者の全てがパッとしない為に毎年開催することができない曰く付きの大会。
オーメンになりきれない博士というもの
2007年4月18日 映画
リトアニア、戦争でレクター城を追われたハンニバルら一家は近くの空き家に逃げ込むのだがそこも戦場になり両親が巻き添えで死に、逃げる兵士らに唯一の妹も殺されてしまう。その後、孤児院に収容されるも親戚のいるパリへと逃亡するのだった....
「羊たちの沈黙」のレクター博士がどうしてあんなキチガイになってしまったのか？少年時代から青年時代のレクターを描いた本作は、なるほどそういうわけでカニバリズムになっちゃったんですか、という説明はあるものの、どうにも説得力がない。監督もそれに気付いてか、無意味に妹の死に様をフラッシュバックさせるなどイチイチ興を削ぐ演出をする始末。あのね、小さい女の子が残虐に殺されるのを何度も見たい奴なんていないでしょーが。
加えて...というか、ここが一番ダメなところだが途中から出てくる日本人未亡人とその描写が「キルビル」並みに無茶苦茶なのでついには一連の”レクターシリーズ”とは違う作品として捉えた方がまだしっくりいくほどに落ちてしまう。
なんなんだ？あの鎧は。(ーー;) ナチが出てきたから悪の枢軸繋がりで日本なんだろーか？？？
プロローグとエピローグの世界観が「オーメン」ぽくって良かっただけに惜しい。
素直にリトアニアを舞台にして独ソ戦の悲惨さを中心に描けば説得力を持った映画になったと思われるのだがなぁ.....
試写だったからよかったが、金払ってまで観る価値あるかっつーとビミョーである。
44点
男の子用恋愛映画というもの
2007年4月16日 映画
こんな甘っちょろい恋愛ものを借りてしまったのはTSUTAYA百円均一と宮崎あおいちゃんの笑顔のせい。許せんなぁ....（なにがだ？）
とても大学生には見えない静流はカメラが趣味の同級生誠人と入学の日に出会う。カメラを通じて二人は近づき静流は恋心を抱くが誠人は別の同級生みゆきに惹かれているのだった。静流がこのみゆきと仲良くなり、三人は友情と恋愛の微妙な均衡の中で生活していくのだった.....
↑
俺ぁ恋愛ものはあんまり見ないのでどうかわからんのだが、ある意味王道チックなストーリーである。ネタバレになるのでココには書けないがオチもある意味ベタである。
ベタにはベタの魅力があって、恋愛ものなんつーのはとくにトキメイたり”泣かせ”てナンボなところがキモだったりすると思うんだが、この映画は「好き合ってる二人が付き合えない理由」を妙にややこしくさせている。それでいて「三角関係故の切なさ」がまったく描かれてなくて、どうも感情移入ができないのだ。
所詮物語なんだから多少のご都合主義は良しとしても三角関係のかたわれであるみゆきがあんなに都合良いオンナであって良いはずがない。それに静流にしたって自分の人生をかけて選んだおとしまえのつけ方はあまりにも誠人寄りというか、嘘くさい。あり得んだろ？普通。
男の俺でもそう思うんだから同性の子がみたら腹立つんじゃなかろーか？
宮崎あおいちゃんのコスプレに興味がある男の子のための映画だな、これは。
39点
素人っぽいあんちゃんがみんな一生懸命に弾いてるんだが聴いてるとアレンジが一緒っぽい。調べてみると大元が居ることが判明。
台湾のミュージシャンJerryCさんという方がはじめて世界中のギター少年がそれをコピってるってワケかぁ、納得。
http://www.jerryc.co.uk/
↑ここに巧い下手、様々な”Canon D Rock”があるので楽しんでもらいたい。
でも俺的に「カノン」っちゃーこっちの方だけどな。↓
http://www.youtube.com/watch?v=7dMrYZQ8TUU
大阪厚生年金会館のバージョンもある。↓
http://www.youtube.com/watch?v=83Xp7CPo01A
このパンクバージョンはカセットテープでのみで発売された「裏玉姫様」というライブ版に収録されてて原曲と全く違った曲に衝撃をうけたものだ。高校生のときだった。
低俗で劣悪でシュールでキッチュで繊細でしぶとい。
この人とねこぢるがいたから林檎ちゃんや今のサブカルが生ヌルく感じちゃってハマれないってのはあるよね？
.....って誰に聴いてるのか。
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0704/10/news049.html
インデックス・ホールディングス子会社の日活は4月10日、往年の人気アニメ「ヤッターマン」と「科学忍者隊ガッチャマン」の実写映画化を決めたと発表した。ヤッターマンは2009年春の公開を目指し、具体的に製作が進行しているという。
両作品は竜の子プロダクションが著作権を持つアニメ作品。ヤッターマンは1977年から1979年まで2年間、全108話が放映された。当時のキャラクターデザインは、ゲーム「ファイナルファンタジー」シリーズのイラストなどで知られる天野喜孝氏らが担当し、メカデザインは「機動戦士ガンダム」も手掛けた大河原邦男氏だった。
ヤッターマンの映画版は、「ゼブラーマン」（2004年）、「妖怪大戦争」（2005年）などの三池崇史監督がメガホンをとり、メカ＆キャラクターデザインは実写版「デビルマン」（2004年）のコンセプトデザインを手掛けた寺田克也氏が担当する。
マジ？！(；゜д゜)
しかも監督が三池崇史.....
キャスティングがチョー期待。
ドロンジョは誰が演じるのだろうか？
希望は安田美沙子か岩佐真悠子で。
だってお姉様キャラで安っぽいエロさが必須だから。(笑)
まぁ三池なら伊藤歩か吉野公佳あたりが順当かしら？
朝6時頃、すんごい音がしたので飛び起きる。
窓から音のした方をのぞくと車が歩道と垣根を越え街灯ぶっ倒して止まっている。
急いで現場にむかってみると泣きそうで、それでいて酒臭いおねーちゃんがもっとべろんべろんに酔ってる彼氏みたいな男と途方にくれて立っている。
大丈夫か声をかけるとハッとした風に「警察には連絡しないでくれ車は後で取りに来る」と言い残したまま逃走(笑)。俺をはじめ集まった人たちはあっけにとられる。
まぁ俺が連絡しなくてもこの駐車場を月極で借りてる人は即行電話かけるんだけどね。
と思ってたら即行事故処理車がやってきた。すでに誰かが連絡したのだろう。
酒気帯び＋当て逃げ＋物損で最低21点引き、一発免取りに30万の罰金プラス車と街灯の修繕費か......
でも人をはねないでよかった。
人身事故なら刑務所行きだった。良い勉強になったろう。今度からは代行使おうね。
酸っぱいエコ映画というもの
2007年4月10日 映画 コメント (3)
南極、冬。一組のコウテイペンギン夫婦にマンブルという名の子どもが産まれる。コウテイペンギンは自分だけの心の歌を見つけてハートを伝えるのだがマンブルは歌が歌えない。かわりに勝手にタップを踏んでしまうのだ。これをみた大人たちはマンブルを厄介者扱いするのだった....
（ネタバレ＆罵倒を含みますのでこれから観ようという方は下、見ない方がいいです）
えーと.......
映画ドラえもんのダメな部分をかき集めたクズのような作品。
あいや失礼、つい本音が。(笑)
「ハッピーフィート」、これほど納得できない映画も久方ぶりである。
まず産まれてから旅立つまでのシーンと後半の展開に差がありすぎる点である。テーマが全くズレてきている上に伏線もなんもないので観客はおいてけぼりなのだ。
仮に制作者の意図が地球環境への警笛とするなら、展開が急で強引すぎるし、なにより前半のマンブルを障害児として描く必要性がない。
「ベイブ」のときも気になったがこれを作ったジョージ・ミラーという男は自分より下の者に対する憐れみを感動の元としているきらいがあるように思う。
環境問題も一緒だ。
タップを踏んだら感動してペンギンに人間が合わせて魚が増えてハッピーエンドってなんだ？その冗談は。ピースボートの馬鹿たれ共と良く似た思考の安っぽいヒューマニズムに虫唾が走る。それでいて親子愛の落とし前は全く着いてない。なんだ？あの独りよがりな父母は？！
「家族3人で追放される」ならまだわかるが、親に捨てられたマンブルがそれをトラウマとしないなんて子ども向けの物語として絶対間違ってる。
安直な環境保護活動。自分さえよければ良いといった感覚は今更俺が書くことではないが、それは人としてとても恥ずかしい思考・行動である。そういう”恥”というの部分がこの映画には欠けている。これでは子どもには観せられない。
イデオロギーはない、バカバカしいSF映画として作ったならまだ許そう。でもそれなら「マッドマックス3/サンダードーム」の方がしゃれっ気があったと思うがどうよ？
20点
アンディはフィギュア収集が趣味のオタッキーな心優しい40歳。同僚とエロ話で盛り上がってるときに自分が童貞であることがバレてしまう。同僚達は人の良いアンディになんとか初体験をさせてやろうと躍起になるのだが.....
全米公開時より目をつけてた一作で俺的にはジム・キャリーの後釜と考えてるスティーブ・カレルの初主演作品。邦題も無事（？）原題直訳になったということでこの一点についてはUIPを褒めたいと思う。
ただ、そのおかげでマスの小さい特殊映画扱いになってしまい、知名度が低くなってしまったのはどっちが正しかったか議論の分かれるところだろう。
主役を中年の童貞オタクにするという点以外、内容的にはアメリカ産ロマコメの域を一歩も出てない（下品な台詞はあるけどね）が、やっぱり主演のスティーブ・カレルが良い演技だったのとヒロインのキャサリン・キーナー、特別美人じゃないんだけど惹かれたので最後まで飽きることなく観ることができた。
万人には合わないと思うが、一風変わったロマコメが観たい人にはオススメしたい。
んーー....期待が大きすぎたか？(^_^;)
55点
サンセットというもの
2007年4月8日 日常 コメント (2)
一仕事終え、ふと海が見たくなり漁港へ。そこでの一枚。
まだ寒いその海は、埋め立てられているので波の音がない。それでもやんわり潮の香りがして心地良い。
海に太陽がおちるサンセットビューは太平洋にはない魅力。もの悲しくて、好きだ。
と、ひとしきり感傷にふけったあと、地元に帰って、ホタルイカの刺身を肴に焼酎をしこたまいった(笑)。
ゴビからの贈り物というもの
2007年4月7日 音楽 コメント (2)
さて、すっかり春らしくなってきたが日本海側ではいよいよ春の風物詩、黄砂が降り注いでくるようになった。
この時期、どんなに洗車しようが車は一日で黄色くなるし、洗濯物は外に干せないし、花粉症の人はくしゃみや鼻水が酷くなる。また場所によってはテレビの映りが悪くなるという影響もある。
くっそーゴビ砂漠めぇ....
と
お隣さんに怒ってもしょうがない。
実は黄砂には良いこともある。
黄砂に含まれる炭酸カルシウムが、酸性雨を中和するのだ。あと、土壌や海洋へのミネラル供給という効果もある。
なので黄砂が酷い日は微少な効果を喜びながらなるべく外出せず懐かしい歌でも聴いていよう。
車好きのオタクが萌えキャラのステッカーを貼ったり塗装をしたりした車のことである。
こんなのとか
http://taka.no32.tk/diary/images/20050310_0.jpg
こんな車の総称。
http://www.heiwaboke.com/2007/01/04/01-0495-01.jpg
.....テスタロッサなのに.....(笑)
で、ここまでは俺も知識としてあったがまさかこういう本が発売されてるとは知らなかった....上記、「痛車ろーど」である。ヤンキー御用達の「チャンプロード」をキレイにパクってるところがミソ(笑)。
まぁ世の大半の人には必要ないゴミみたいな本なので知らなくっても全然問題ないんだけど、面白かったので書いてみました。
口ずさめないからという理由で洋楽嫌いな俺がよくもまぁ、という気がするが気に入ってるもんはしょーがない。
こーゆーのなんつーの？ガレージロック？ブルースロック？
...よくわからんがなんかスライダーズっぽくって耳障りが良い。
そーいや昔、ウォークマンとか聴きすぎると難聴になるって脅されたが、最近のiPodブームではそんな話とんと聞かない。あと、近づいてテレビ見ちゃいけません！てのもあったけど、最近のPCは50センチくらいでモニタ見てるが誰も注意しないのはどーしてだろう？
仲間内で所縁のある人が出馬するというので仲間総出の応援だが、中には地元に別の候補者がいるということでそちらの応援の為音沙汰ないやつもいたりして、ミョーな緊張感が漂っていたりする。
選挙の度に思うのだが、どーしてこう選挙好きな奴ぁ好きなんだろうか？俺なんか特別仲良い人じゃなきゃそんな力はいらないけどなぁ。
候補者の自治会後援会まわりの為の運転手、ハガキの宛名書き、駐車場整理からお願いの電話etc.....見てるととても苦しそうで実際聞いてみても「いやぁもうやめたいよ」と目の下にクマ作ってうすら笑ってるのにそれでも辞めないのは、候補者が当選するとものすごいイイ事があるからか、真性のドMだからとしか考えられん。
まぁ顔売って少しでも商売に繋げたい俺は件の候補者の他に親戚筋と地元の候補者と若手候補者、トップ有力候補者いう五者の後援会に家族もろとも名を連ねる。(笑)
実はそんな連中はたくさんいると思うんだけど、そんないい加減な名簿を頼りに受かっただのヤバイだの予想する各陣営選対本部の輩ってーのは高校野球トトカルチョやってるオッサンとなんら違わないと思うんだがどうだろう。
あーあ、な映画というもの
2007年4月2日 映画 コメント (2)
今日もヘマばっかりののび太は魔法が使える世の中に憧れ、もしもボックスで科学と魔法を入れ替え魔法の世界を創造する。でもダメなのび太はその世界でもオチこぼれ。やがて、のび太は美夜子とその父である満月牧師に出会うのだった。
....だぁ！長ぇよ！タイトル。
まずそこで軽く引く。
で、感想は....
良くはできてるけど......(ーー;)
であった。
新生ドラえもんの第一弾「のび太の恐竜」は「新しく良いものを作る」という志の高さが光ったのと、その志のベクトルが劇中で見せるのび太の成長と上手にシンクロすることができたため類い希なるリメイクの良作となりえたのだ。
http://diarynote.jp/d/38325/20060816 参照
しかしこの「のび太の恐竜」以外の劇場作品はのび太の成長を大きなテーマとはしていない。多くはインディー・ジョーンズ的な冒険活劇であったりF先生お得意のSFであったりする。
今回のスタッフの根本的で決定的な勘違いは「のび太の恐竜」で喝采を浴びたパターンをそのまま「のび太の魔界大冒険」に当てはめたとこである。藤子F不二雄の真骨頂であるパラレルワールドネタ....石像の伏線や魔界と現代の矛盾を処理する整合性や出来杉君に言わせる科学と魔法の違いなど.....を蔑ろにしてこの傑作を無理矢理感動作に仕立て上げようとしているところが腹立つ。
何度も言うようだが、俺は「のび太の恐竜2006」は評価している。お涙頂戴も嫌いではない（ちゅーか好き）。「のび太の結婚前夜」や「帰ってきたドラえもん」はもう号泣しながら観る(笑)。
ただ、F先生がどういう思いで原作を書いたか？という部分を酌んでないドラえもんはもはやドラえもんではないのだ。
感動が欲しいなら「海底鬼岩城」をリメイクしたらいいじゃん。なんで「魔界大冒険」なのよ？あれか？小学館のマーケティング調査の結果ってやつか？作品性に感動をプラスして売り上げ倍増ってか？
キー(｀皿´)
二作目でもうボロ出た...・゜・（つД｀）・゜・。
なんか余計ムカついてきたから49点
1365円の香典代というもの
2007年4月1日 読書 コメント (2)
http://www.ozmall.co.jp/entertainment/kamo2/vol15/
なんで会ったこともないロクデナシの死がこんなにも心に突き刺さるのか？
多くの人が持つ説明不能なこの感覚を俺も当然のように持ち、ワケわからん涙を流す。お別れの会にもいけない俺は香典代わりに本を買った。
帯は俺の人生の師匠であるリリーさんの文字で「なんだかんだあっても幸せな男」とあり、それみてまた涙する。
内容は自身が吐血して倒れてアル中病棟に入院してからガンが見つかって専門の病院に転院するまでの話である。フィクションとあるがほぼ実話の私小説だろう。ページ数の割りに内容は薄いし構成がヘタクソだが簡素な文章で読みやすい。でも俺はなんども中断しページを閉じる。読了したくなかったのだ。
中に出てくるサイバラさんはほんっとに天使のようにステキで男気があった。元嫁をこんな風に書けるなんざカモちゃん、カワイイやつめ。
きっとこういう憎めないところがよかったんだろうね。
「アジアパー伝」も文庫化したのであらためて買おうと思う。
安らかに。カモちゃん。
