「ユリョン」
はっきりいって「沈黙の艦隊」のパクりである。(プラス「クリムゾン・タイド」風味)
「沈黙の艦隊」をよりわかりやすく勧善懲悪にしたらこんな映画になるのではないか。
パクりとはいうものの、本家「沈黙の艦隊」(アニメ)より遙かに面白い。
数多ある潜水艦映画の中ではアクションは弱いがまぁ及第点だろう。
さて、問題はこの映画の勧善懲悪の「悪」の部分が我々日本人であるということである。

いわゆる半島人の方々には嫌いな人もいるが実際はいい人が多い。少なくとも中国人よりは断然信用できる。
たとえ、学生のとき、在日の友人の父親から罵声を浴びせられたことがあったとしてもその友人を憎むことはなかったし、今でも友人として仲良くしてる。
付き合ってた子が韓国人だったこともあるしな。
「国なんて関係ない、個々人の性格が問題なんだ」と子供じみたことを言いたいのではない。日本人がアメリカに感じる手放しの憧れと韓国人が日本人に感じる潜在的な妬み、ボーダーレスとは言うが結局大多数の日本人は日本人らしくアメリカ文化を受け入れるし大多数の韓国人は韓国人らしく日本人のことが嫌いだということをいいたいのだ。そしてその妬みは日本人がアメリカに抱く憧れと同様なもの、その裏返しでもあると思う。
韓国人は口には出さないが憧れているのだ。この映画を観るとそれが良くわかる。

まぁ、良くはわかるが、なんでも笑って済ませる日本人と思われるのもヤなのでとりあえずこういっておこう。「パクるなっ!」(笑)

50点

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