マッチスティックマン=マッチ棒男とは詐欺師のスラングだという。
意味は、頭がないとつかいものにならないから。(想像)

ロイは相棒のフランクと共に小さな詐欺を繰り返しながらそれなりの暮らしをする自称詐欺アーティスト。そんな彼の悩みは潔癖性と開所恐怖症(っての?広いところが苦手やつって。閉所恐怖症の逆だ)。医者から処方を受けた薬が手放せない。
そんな彼にフランクはカウンセラーを紹介する。カウンセリングでその病気の原因が過去の自分にあることを知り、ロイはなりゆきで娘アンジェラと再会することになるのだが.....

「マッチスティックメン」
製作にロバート・ゼメキスとリドリー・スコットがタッグを組み、ニコラス・ケイジ主演に据えるというなんとも贅沢な映画であるが、観るべきとこはそこじゃーない。
アンジェラ役のアリソン・ローマンのハの字のまゆげと低いだんごっ鼻と大きな口とイチイチ愛らしくてたまらないその仕草を堪能するのが正道だ。

ということで、アリソン・ローマンである。アンジェラの年齢設定は14歳、アリソン・ローマンの当時の実年齢24歳なのだが、これがもう全然違和感ないくらいハマってるのが素晴らしい。ちなみにアリソン・ローマンは「ホワイト・オランダー」でも14歳の娘役を演じている。こっちはシリアスなアリソンを楽しむことができるだろう。
そして、そして!!なにより俺の’04年度最優秀作品賞候補「ビッグフィッシュ」のサンドラ(青年期)役でみせた可憐な姿はいかにもヲタのティム・バートンが好みそうなソレだった。上記2作品に比べると光ってるとは言い難いが、欧米人としては彫りの浅い地味目は顔立ちと華奢なボディはやっぱ可愛いと言わざるを得ないだろう。
ってそういう言い方はどうかと思うが。
ヲタのティム・バートンからグロのリドリー・スコットまで認めさせてしまうとはもの凄い女優である。
浜乙女36歳、ちょっと萌えました。この子が好きならロリコンだと言われれば、俺はその辱めを甘んじて受ける覚悟である。(笑)

あ、忘れてた。映画ね、「マッチスティックメン」。
うーん、ニコラス・ケイジはやっぱアクションよりこういう役どころが似合います。「ザ・ロック」のバカ当たりが原因だろーが、ちょっと回り道した感じ。

70点

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