中学生のときは中三の子と高三の子の区別はついてたと思う。
「高三の女子高生のおねぃさん」というだけでニキビ面した俺なんか股間を無意味に膨らませたもんだ。
その頃の30代への印象はまさしく「オッサンオバサン」だろう。早く子供を産んだ人になると高校生の子を持つ30代もいるのだから、まさしく自分の両親を見るような目で見てたに違いない。

時は流れ(笑)自分も三十路を過ぎるとわかってくるのは30代といっても30歳と39歳では体力、容姿、思慮深さ、どれをとっても(当たり前だが)全然違うということだ。で、30代の方々はおおよそではあるが、39歳の人と30歳の人を見分けることができる。ところが18歳と16歳の区別が付かなくなる。昔はあんなにもはっきり区別できてた中三と高三を十把一絡げで「若いあんちゃん嬢ちゃん」としてしまう。

このことで、人は自分の年齢プラスマイナス10歳の年齢しか判別できないのではないか?という説にたどりつく。
ということは範囲以外の人は自分の興味の対象外、つまり、「どーでもよい人たち」となるのだ。これは恋愛にたいしても適用され、18の子が40歳の奥様に惚れることはないし、逆もまたそうと言えるのではないだろうか。
もちろん世には色々な性癖の人が居て、義母マニアとかロリコンとかショタとかファザコン等々そういう特殊なケースもあるし、惚れた人がそういう年だった、ということはあろう。その限りではない場合もあることは忘れてはならないが。

この仮説の証明は以外と簡単である。
自分の恋愛体験、性体験を思い出していただければよい。
おおよその性行為の相手の年齢は己の年齢と大差ないはずである。18の時は18歳なりに自分の守備範囲の人と愛し合ったし、30のときもそうだろう。でも18の時は30歳の人を見て「可愛い」とか思ったことはないはずだ。自分の守備範囲ではない三十路のオンナはただの「オバサン」と写っていたことだろう。

かように成長に伴って自分の性的対象は変化していくものなのだが、ひとつとても気がかりなことがある。
40歳、50歳を過ぎても性的対象はそういう風にシフトしていくのか?ということだ。いやいや、俺も四捨五入して40歳なんだから40歳でも許容範囲に入ってきてるなぁと思いますよ。でも、50はキツいような気がする。いくらなんでもそこまで許せるようなるとはとても思えないのだ(笑)。
しかし、過去を思い起こしてみると18のときには「30歳はキツいよな」と思ってた記憶が無きにしもあらずで、今は「三十路ブラボーーー!!」の自分を見ていると、そんなもんかな?とも思ったりしてる自分もいる。
そのうち「50ブラボー!」とか「還暦ブラボー!!」になったりするのか?!

30過ぎてもわからないことは山のようにあるのだ。実感。(笑)

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