20世紀フォックスのタイトル画面と音楽はそのまんまスターウォーズのオープニングなんだとすり込まれてる感を強く感じ、どうしようもなくワクワクしてしまう自分に驚きを持ってしまった。

「スターウォーズ エピソード3シスの復讐」
SWサーガのサードストーリーにして最終作品。アナキン・スカイウォーカーが何故ダーク・フォースに囚われてしまいダース・ベイダーになったのか?パドメとの恋の行方、ルークとレイア誕生などなど怒濤のつじつま合わせ(笑)とすんげぇグラフィックで魅せるSF映画史上最大の作品。あれだ、お祭りの最後の大花火みたいなもん。

故に楽しんで作ってるのがアリアリとわかる。初っぱなの戦闘シーンでアナキンが乗るファイターが戦闘状態になるとき両翼がういーんと開くのってこれがTIEファイターの原型って意味(Xファイターもそうだな)だろうし、R2をアナキンのオペレーターとして使うのも旧三部作への継続感を出すためだと思う。
それを確信したのは、現在ではほとんど全てをCGで作り上げることが出来るのだが、模型を使ったシーンを意図的に挟み込んでいる点。これが良く出来てて腑に落ちるのだ。旧三部作に対するセルフ・オマージュってやつだろうな。

EP1、EP2にはないこういう余裕がEP3では良い方に転がっている。
途中チュー・バッカの親戚が大量に出てきたり、パドメの髪型がレイアにクリソツだったり、R2と3POの行方を暗示させる台詞回しがあったりと、噛めば噛むほど味が出る玄人好みの仕上がりになってるし、そういうことがわからなくても最初の宇宙戦闘シーンや途中に挟まれるキャラクター大集合ライトセイバータイマン勝負は少年ジャンプ的ワクワク感いっぱいなので(特にヨーダ、かっちょいい!!)上っ面をなぞっただけでも充分おなか一杯になるだろう。

新三部作の中では一番素晴らしいのはもちろんのこと、旧三部作にも負けちゃいない。
少なくともEP6よりは。(笑)

SWはお祭りである。
お祭りは踊らにゃ損なのでとにかく観ろ!初日に劇場に列んで観て、そのあとビニールのライトセーバーでお子さんと遊んで頂きたい。
観終わったあと、お子さんはこう質問するだろう。
「面白かったねパパ。でもあのあとアナキンはどうなるの?」
あなたはそっと自分のライプラリからEP4を取り出し話し始めるのだ。

「遠い昔、遥か彼方の銀河系で・・・」

90点(SWサーガ全般への加点含)

※残念ながら俺の思い描いてたエンディングとは違った。
http://diarynote.jp/d/38325/20041204.html 参照
ちょっとベタだが、これはこれでよろしいと思う。
※※一番気に入ったシーンは仮面ライダーをオマージュしたあそこのシーン(笑)

※※※読み終わったあとはこちらをクリックしてください。
http://www.mp3.com/albums/528556/summary.html?part=starwars&;;subj=mp3&tag=dlpage

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