一昨日の日記、少々カゲキになりすぎたせいか、方々からクレームがついた(^_^;)

映画が商業ベースに乗る作品な以上一定数の支持があるのは当然で、それが各メジャーな映画賞を獲得したとなると水準以上の出来だということをことわっておく。
......いや、本質はそこではないな。
他者の排除を基にした批判は自らもその対象になり得るということだ。

なんのことかわからないって?
いやね、会社の人と話をしててうっかり「バッド・エデュケーション最悪」って言っちゃったのよ。で、横に「オール・アバウト・マイ・マザー」で「トーク・トゥ・ハー」が大好きなおねえさんが居たからさぁ大変。
「あの映画の良さがわからないなんて」
と始まった(^^;。以前、飲みの席で「トーク...」で大げんかをしたことがあって(笑)、今回は酒が入ってない分、大事にはならなかったが一連のアルモドバル作品に共通して感じる”男女の普通の色恋沙汰をシチュエーションや登場人物の置き換えたポルノ映画もどき”というアルモドバル作品嫌いな人が感じるであろう一般論をぶつけたところ
「そんな低俗なものと一緒にしないで、品性のない」
ときた。

俺なんかは「トーク・トゥ・ハー」も「東京タワー」も「失楽園」も「痴漢電車」シリーズも根は同じだと思うんだけど、どうやら違うらしい。まぁテレビでの扱いを見ててもそれが一般的解釈なのだろう。
でも「バッド・エデュケーション」は色々な意味でロコツ過ぎやしませんか、と。
「恋する幼虫」がダメで「バッド・エデュケーション」が良いという理由がわからない、と。

そこまで言う度胸もなく引き下がり釈然としない気持ちのまま、だいありに書き殴ったせいでパーソナルとパブリックの境がうやむやになってしまってたようである。
品位がないというのは我が社のオリタさんに直接言うべき言葉であって、それを迂闊に書いちゃった俺が実は一番品位がなかったというオチってことだ。

読み返してみて「さすがにこりゃ酷い」と反省(・_・)(._.)...
かといって削除するのは、後ろを振り向かない前向きな性格(笑)の俺にとって”のど元過ぎて....”の可能性大なので戒めをこめて残しておこう。

さて、タイム誌が先月「映画史上のベスト100本」を選定した。
http://www.time.com/time/2005/100movies/index.html

ちなみに「トーク・トゥ・ハー」は選ばれてます(笑)

2名の著名な評論家チャード・シッケルとリチャード・コーリスが選んだそうだが、この中のBBSで一般からの感想が書かれている。翻訳ソフト経由だから多少間違いもあるだろうが、やれ「マトリックスが入ってない」だの「なんでニモなんだ!」だの「選定基準が古すぎる」だの好き勝手書いてる(笑)。
選者も選者で「風とともに去りぬ」は「まがい物の叙事詩」であり、「わたしたち2人ともあまり好きじゃなかったのだ」と宣い「結局、映画鑑賞というのは主観的なものなのです。説明できないものを愛するし、完全に理解できないものを軽蔑する」とまで言い切る(笑)。

所詮そんなもんで、そこまで言い切れる自信がある人は評論で飯食えるんだろう。

俺は過激なハト派なので無理。
つーことで
どうも申し訳ありませんでした>各位

「フォーガットン」
予告編はこちらで観られるが↓どうか?
http://www.forgotten.jp/

いや、どうか?というのは何系な話だと思うよ?ってことだが、絶対ミステリーかサスペンスだと思うってこれを観ると。

飛行機事故で息子を亡くしたテリーは、その後何ヵ月経っても立ち直れずにいた。そんなある日、3人で写っていたはずの写真から息子だけが消えてることに気付く。それは写真だけではなくアルバム、ホームビデオ、ノートとありとあらゆるものから息子の形跡が消えていた。困惑したテリーは、旦那や精神科医に話すが彼らは一様に「息子はいなかった」と告げるのであった.....

予告編もそんな空気バリバリだし、そう思わない方がおかしい。
で、あおり文句が『シックスセンス以来、最も衝撃的なスリラー』だもん。
ずいぶんと大きく出たな、とワクワクして観たら......
 
 
 
(ノ_・。)...



「ハンニバル」のジュリアン・ムーア主演だから期待してたが、よく考えると彼女「エボリューション」にも出演してんだな。
どっちかっつーとそっち系の映画であった。(ーー;)

そっち系つーのは....

ここからネタバレ
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 

『「サイン」以来、最も衝撃的なスリラー』
ならまだ許せる。内容的にも。
まさかXファイルだとは思いませんでした。(T^T)クゥー
あるいは「ゼイリブ」か。


20点
20世紀フォックスのタイトル画面と音楽はそのまんまスターウォーズのオープニングなんだとすり込まれてる感を強く感じ、どうしようもなくワクワクしてしまう自分に驚きを持ってしまった。

「スターウォーズ エピソード3シスの復讐」
SWサーガのサードストーリーにして最終作品。アナキン・スカイウォーカーが何故ダーク・フォースに囚われてしまいダース・ベイダーになったのか?パドメとの恋の行方、ルークとレイア誕生などなど怒濤のつじつま合わせ(笑)とすんげぇグラフィックで魅せるSF映画史上最大の作品。あれだ、お祭りの最後の大花火みたいなもん。

故に楽しんで作ってるのがアリアリとわかる。初っぱなの戦闘シーンでアナキンが乗るファイターが戦闘状態になるとき両翼がういーんと開くのってこれがTIEファイターの原型って意味(Xファイターもそうだな)だろうし、R2をアナキンのオペレーターとして使うのも旧三部作への継続感を出すためだと思う。
それを確信したのは、現在ではほとんど全てをCGで作り上げることが出来るのだが、模型を使ったシーンを意図的に挟み込んでいる点。これが良く出来てて腑に落ちるのだ。旧三部作に対するセルフ・オマージュってやつだろうな。

EP1、EP2にはないこういう余裕がEP3では良い方に転がっている。
途中チュー・バッカの親戚が大量に出てきたり、パドメの髪型がレイアにクリソツだったり、R2と3POの行方を暗示させる台詞回しがあったりと、噛めば噛むほど味が出る玄人好みの仕上がりになってるし、そういうことがわからなくても最初の宇宙戦闘シーンや途中に挟まれるキャラクター大集合ライトセイバータイマン勝負は少年ジャンプ的ワクワク感いっぱいなので(特にヨーダ、かっちょいい!!)上っ面をなぞっただけでも充分おなか一杯になるだろう。

新三部作の中では一番素晴らしいのはもちろんのこと、旧三部作にも負けちゃいない。
少なくともEP6よりは。(笑)

SWはお祭りである。
お祭りは踊らにゃ損なのでとにかく観ろ!初日に劇場に列んで観て、そのあとビニールのライトセーバーでお子さんと遊んで頂きたい。
観終わったあと、お子さんはこう質問するだろう。
「面白かったねパパ。でもあのあとアナキンはどうなるの?」
あなたはそっと自分のライプラリからEP4を取り出し話し始めるのだ。

「遠い昔、遥か彼方の銀河系で・・・」

90点(SWサーガ全般への加点含)

※残念ながら俺の思い描いてたエンディングとは違った。
http://diarynote.jp/d/38325/20041204.html 参照
ちょっとベタだが、これはこれでよろしいと思う。
※※一番気に入ったシーンは仮面ライダーをオマージュしたあそこのシーン(笑)

※※※読み終わったあとはこちらをクリックしてください。
http://www.mp3.com/albums/528556/summary.html?part=starwars&;;subj=mp3&tag=dlpage
「ブレス・ザ・チャイルド」
公開時のコピーがこれ↓
復活祭直前のNY。6才の幼児ばかりを狙った誘拐連続殺人が多発。その子たちは、何故か全員12月16日生まれだった…。

あらすじをコピーにするなよー(^^;
と思ったが、中身を観て納得。このマクラ以外魅力ナッシング。
悪魔ものといえば「コンスタンティン」「エンド・オブ・デイズ」があるがはるかにしょぼいB級作品である。鑑賞終了後思わず「フォーガットン...」とつぶやいてしまった。

主演はキム・ベイシンガー、頑張ってはいるが「セルラー」のときも感じたが随分と老けた。母親役には違和感あるだろ、そろそろ。
その他クリスティーナ・リッチもあっさりしすぎだし、ルーファス・シーウェルはオーバーアクションすぎる。そんな俳優のちぐはぐさやとってつけたような物語の転がし方は勿体ないという以外にない。使い方見せ方を間違えなければそこそこ面白い作品になってたはずなのに....

監督はチャック・ラッセル。ジム・キャリーの「マスク」、ザ・ロックの「スコーピオン・キング」、シュワルツェネガーの「イレイザー」と主役のキャラクターのみで勝負する監督のようなのでこういうヒネるのは難しかったようで、さもありなん、といった感じである。

28点
PCを買う理由
1 ワードやエクセルを使いたいから。
2 メールやインターネットをしたいから。
3 エロゲーやったりエロDVDを観たいから。

上記3つが主な理由だと思うが、中でも最近のエロゲーは動画や音声がついたりとよりリアルにより実践的(何の?)と進化している。そんなソフトをストレス無く遊ぶために高価なグラボを搭載したりCPUを換装したりと深みにハマりやすいのがエロゲ道だったりするのだ。
って俺ぁMacだからやったことないけど。
....と防衛線をはってみたがエロDVDは観まくりだわ。(笑)

さて、PCの前で萌え萌えの女の子が動いたり喋ったりするのはいいのだけど、文字とは違い音声は既に録音されているから自分の名前を呼んでもらうことは当然ながら出来ない。このためメーカーではプレーヤーの名前を固有名詞ではなく「あなた」とか「キミ」というような言い方で茶を濁す。中には複数の固有名詞が登録してあり自分の名前を呼んでくれるのもあるが、それにしたって一般的なのばっかりだし、なによりそのソフトに自分の名前があるかプレイしてみないとわからない。

あぁ....画面の彼女に自分の名前で呼んでもらいてぇ...(;´Д`)ハァハァ

と思う厨房の為に2002年、2ちゃんねるであるスレッドが立ち上がった。
「自分の名前を呼んでくれるエロゲを探せ」

スレッドは反響を呼び、全国のプレイヤーから情報が集まった。
「○○○というソフトでは◇◇くんと呼んでもらえる!」
「●●さんと呼んでくれるソフトはありますか?」

データ数は瞬く間に増え、2004年7月、とうとうまとめサイトが開設されるまでに至った。
http://www.geocities.jp/callmebymyname/top.html
現在でもスレッドは続き、サイトは更新されている。

人類はエロによって動いている。エロにこそマンパワーは集結されるのだ。
たとえそれが常人には理解しがたい行為であろうが、このスレに常駐し、日々自分の名前を呼んでくれるエロゲを探してる輩に幸多からんことを切に願うものである。

昔付き合ってた子に呼ばれてた呼び名があった。
ちょっと嬉しかったです。(笑)


スチャダラの昔のアルバムに「トンガリキッズの....」というフレーズがあって、彼らのアルバムの制作スタッフをみてるとトンガリキッズの正体が、かせきさいだぁ、石野卓球、Jazztronik、というのは結構イイ線ついてるんだろうなぁ、と思います。

さて「B-DASH」、日本はおろか海外でも話題らしく、こういう連中が大量発生。
マリオ使いすぎかもよ
http://byonabi.haru.gs/main/data/mario.jpg

もひとつ。
久々に男らしい画像を見た。魑魅魍魎のネット社会でこう言い切れる人に私はなりたい(笑)
http://byonabi.haru.gs/main/data/chosakuken.jpg

最後はこれ
http://www.smashmyphone.com/home.html
ただ見ただけではわからないと思うので説明すると、きれいなおねいさんが自分の携帯を壊すのを見て楽しむというフェチサイト。
「あぁ!俺の携帯が踏みつけられてる!」
とか思ってハァハァするのでしょう。
会員制つーことは一定数以上のマニアな人がいるってことか?
フェチの世界は奥深い......

今日はこんなもんで
半村良の原作のラストは、燃えさかる寺で伊庭隊長がタイムスリップしてからの日々を回想し、自分が織田信長でここが本能寺であることを知る、というクライマックスで幕を閉じる。
春樹ちゃんによって制作された映画はその「実は信長」というプロットをはずし、70年代ハードボイルドテイストたっぷりのSFアクションとなったがこれはこれですごい面白い。兵器考証やストーリーの展開に多少無茶があるものの、サニー千葉監修のアクションシーンは派手で最高だし、戦国時代にタイムスリップした現代人の苦悩と狂気が良く表現されていた。最後、影虎に裏切られ名もない廃寺で死ぬ様は、当時の左派的アイロニーとカタルシスを十二分に感じることができる。

で、問題はこういう感覚が平成の現在、諸手をあげて一般的に受け入れられるものではなくなっているという点なのだ。
10代、20代の若者はこの角川版「戦国自衛隊」を観てどう思うか?
「時代考証メチャクチャ」
「戦略も大義もない自衛隊はあまりにもリアリティがない」
「ストーリーが強引だ」
きっとこんな酷評が列ぶと思う。
この映画を観て鼻の奥がツーンとする人は、日教組の教育を受けながらも近所の頑固オヤジに怒られた経験を持つ1960年代生まれ以上のオヤジなのだ。大藪春彦や北方謙三にグッとくる人と言い換えてもかまわない。まぁ旧世代のトレンドってやつだな。

さて、現在の映画業界において一番金を落とすのは小学生とそのパパママ世代である。次いで団塊ジュニア、年の頃でいうと25〜35歳になるのだが、この世代には四半世紀も前の感覚は通用しない。リメイクするなら故に新機軸の「戦国自衛隊」を作らねばならない。
制作委員会がそう考えたかどうか定かではないが、平成の世に復活した「戦国自衛隊1549」はカタルシスの微塵も感じることができないこざっぱりした娯楽映画と相成った。
原作福井晴敏のタイムパラドックスの説明や小説版との統合性&今風な味付け、監督手塚昌明のプロット重視ストーリー展開とスピーディーなアクションは、エンターテイメント作品としては及第点がつくのだろう。オリジナルよりこっちの方が出来が良いという人も少なからずいると思われる。

俺なんかは、この作品といい「ローレライ」といい、戦隊ヒーローもの的描写てんこ盛りお子様向け娯楽作品よりは先の「戦国自衛隊」の方が映画として正しい気がするんだがなぁ....「大事な人を守る!」ってガンダムシードか?
まぁこれがジェネレーション・ギャップてやつなんだろうから敢えて突っ込まないでおこう。

戦国時代へのタイムトリップについてだが、その理由や処理の仕方は原恵一の「クレしん嵐を呼ぶアッパレ!戦国大合戦」の方が百億万倍スマートなのでTSUTAYAで借りて観てもらいたい。
http://diarynote.jp/d/38325/20040827.html

37点、
真面目のベクトルが違う気がする。なんかこういう映画飽きちゃった(笑)
女のボクシングの物語、というともすれば下品になりがちな題材をなぜクリント・イーストウッドが選んだかはわからない。計算できる人だからきっとなんか理由があるんだろう。
ともかく前半部のボクサーとしてのマギー・フィッツジェラルドの生き方は壮絶である。
ろくでもない家族に囲まれ、結婚もできず、家も無く、世間の最下層付近をウロウロする生活。そんなどうしようもない人生の中で唯一光り輝いていたのはボクシングだった。多少腕っぷしが強いというだけで独学で学んだボクシング(のようなもの)、生兵法でやったってお金を稼げないと気付き、プロのジムの扉を叩いたときはもう30を過ぎていた。そこにはかつて友人を失明に追いやった老トレーナーがいた。彼は過去の失敗を引きずり毎日教会に通い無理難題を牧師にふっかける。ボクシングでは慎重になりすぎ、有能選手を次々とヘッドハントされていた。そんな中渋々マギーのトレーナーを引き受けることになる。
....というトレーナーフランキーとの二人三脚でめきめきと頭角を顕し数年を経て世界戦に挑むことになるまでの前半部分は多少カットが古くさいものの(まぁ今風なカット割りだったらどうってワケでもないけど)アバズレ成り上がりストーリーを上手に描けてたと思う。途中のモーガン・フリーマンを含むジムのメンバーもそれぞれキャラ立ちしてたし笑っちゃったシーンもあった。ペットボトルの氷のクダリはマジで笑った。

それが後半部、世界戦を終えてから物語は急展開を見せることになるのだが、ここは是非劇場で観てもらいたい。で、感想を聞かせて欲しいのだ。
悪いが俺は頭が真っ白?真っ黒か?になっちゃって思考停止に陥ってしまった。で、しばらく椅子から動けなかった。今でも腹の底にズゥンと重いモノが払拭されていない。
だからこの日記もホレ↑、あらすじを書いてるだけでしょ?(笑)

この映画は先の「許されざる者」「ミスティック・リバー」とよく似た【贖罪】というテーマ性をもっている。
そしてイーストウッドの思考回路の基にはキリスト教というDNAが深く関与している。

アメリカ人はああいう展開はすんなり受け入れられるのだろうか?
最後のワンカット、レモンパイのお店の描写ひとつでコトが済むのだろうか?
......俺にはわからない。

大いなる不幸の中の小さな幸福、いや、その幸福すら第三者の希望でしかない。

そんなちっぽけな希望も持てなくなったマギーを思うと愕然とするし、友人の失明で数十年悩んだ男がそれより大きい罪を背負ったとき、どうしても希望はただの願望と思えて仕方がないのだけどな。

50点
TOHOシネマズの感想掲示板に貼ってあった用紙


性別:男 年齢:28歳 職業:会社員
ごらんになった映画:ハウルの動く城
感想:思った以上に動いててびっくり


おぉ!いつの間にか88888突破!
もう少しで9万件、感謝感謝です。

喪中というもの

2005年6月12日 日常
身内に不幸があり、昨日までバタバタしてた。

一段落して床の間の遺影と骨壺を見て思うのは、葬儀ってーのは亡くなった人を弔うためというよりも遺された家族が踏ん切りつける為に執り行うものなのだなぁということだ。
泣きわめく人もなく、かといって寒々しくもなく、タイムリーな親戚の確執が表面化したり(笑)、たくさんの方々が集まってくださった盛大な葬儀であった。

死ぬほど酒とタバコをやって、81年も楽しんで、たった一ヶ月の入院でひ孫含む家族中に見守られてポクッと逝ったのだから悔いはないと信じたいものである。

しかし、びっくりしたのは昨今の葬儀屋事情である。納棺からお通夜、告別式、火葬、骨あげ、還骨法要、七日法要までスムースな進行と至れり尽くせりのサービスに感心した。ありゃー高い金をふんだくるのもわかるわ。

でもあんまりサービスが良かったら遺族に余裕が出て悲しみがわく可能性もあるのでもうちょっとドタバタしててもいいかもしれん。

.....とまぁ湿っぽい話ばっかもアレなのでひとつ面白い施設紹介。
http://www.moeroom.com/
メイド喫茶ブームもいくとこまでいったカンジ。
って引きました?(笑)
ちょこっと古い記事だが↓
http://hotwired.goo.ne.jp/news/business/story/20050609101.html

PSP向けアダルトビデオ、日本で発売に
(以下抜粋)
というのも、日本のアダルトDVDメーカー2社が、自社の人気作品をソニーの『UMD』(ユニバーサル・メディア・ディスク)規格で来月からリリースする計画を発表したのだ。UMDは、今のところPSPのみに採用されている。しかもこのアダルトビデオは、正規品かどうか疑わしい怪しげな品ではまったくない。来月発売される8タイトルはソニーの正規ライセンスを受けており、パッケージにはPSPのロゴもつく予定だ。
(終了)

(ーー;).....

ベータVS.VHSの戦いで大きく水をあけられた原因がアダルトレーベルの差だったという苦い思い出があるのは理解する。またDVDがこれだけ早く市場に認知されたのはPS2がDVDプレーヤーとして認識され、エロDVD業界と二人三脚で市場開拓したという事実があることも知ってる。
となると、将来的に『UMD』規格で覇権をとろうと思うならエロに傾くのは必然といってもいいだろう。
テクノロジーはエロによって進化する、ってのが俺の持論でもあるからこういう方向に行くのはそりゃわからんでもない。
わからんでもないけど、携帯端末とエロDVDとの繋がりが納得いかないのだ。
何よ?旅先でエロビデオが見たいってか?自分の部屋にテレビのない中学生のオナネタか?どちらにしろ、健全ではない。
エロにはエロのポリシーとスタイルがあるはず。

ソニーはPSPをどうしたいのか?
マルチメディア携帯端末を狙ってるならやめとけ。コンシューマはそんなもん必要と思ってない。携帯電話で充分だから。
PSXで痛い目にあってまだわからんか?

その点、任天堂はすごい。
先日甥っ子のDSソフト「ニンテンドックス」をプレイしてみたが、面白かった。
これこそ携帯端末のソフトだろう。
その点を考えないと優秀なソフトメーカーが離れ、ロクでもないベンダーに食われる気がする。
だろ!?
絶対そうだと思ったんだよ。(笑)
http://gyahoo.net/movie/file_14/file14_qt.html
香港映画界から頭の悪いカンフー娯楽映画が駆逐されて20余年、ブルース・リーやジャッキー・チェンのDNAはチャウ・シンチーやトニー・ジャー(こいつはタイ人だが)といった次世代アクターに引き継がれるものの、純粋なカンフー映画が往年の勢いを取り戻すまでにはない。
対してジョン・ウーにはじまる香港ノワールは「インファナル・アフェア」三部作を持ってして、いよいよ完成形を見たといってよいだろう。実力ある若手俳優と制作者の集結、加えて世界中の技術を【香港映画】に咀嚼しモノにするどん欲さは他の追随を許さず、結果的に世界に誇る映画を作ることに成功した。

香港ノワールに関してはこちら参照↓
http://diarynote.jp/d/38325/20050502.html

さて「香港国際警察 NEW POLICE STORY」である。俺はこの映画を観るまで、この新旧香港映画の再戦をカンフー映画のリベンジとして捉えてた節があった。
ハリウッドでそこそこ成功するものの、ジャッキー・チェンは過去の人となりつつあったし、加齢からくる身体能力の衰えと決して上手とはいえない演技はそのまま興行成績に表れ、「シャンハイ・ヌーン」からこっちの成龍映画は目もあてられないダメっぷりを世界に晒すことになってたからだ。
そんなジャッキーが再び香港映画を撮ろうと思ったのをみて「出戻りだ」と感じてしまうのを誰が止められようか!

とまぁ一応の自己弁護をしたところで書くが、それは大きな間違いでありました。
難しいゴタクを並べて言うこと聞かない白人スタッフよりも現場なノリでシナリオを変えてしまうような同胞スタッフと仕事したほうがやりやすかった、という諸事情をさっ引いても近年のジャッキー映画としては最高峰に位置するだろう。
そしてなにより驚いたのは、この映画はカンフー映画を駆逐した香港ノワールに対するアンチテーゼではなく、香港ノワールすら飲み込んだ紛う事なき成龍映画として完成している点である。

確かにライティングやカメラワークは昨今の香港映画のような冷たい印象を与えるだろう。オープニングクレジットのインポーズなんぞはすごい洗練されててちょっとびっくりしたくらいだ。しかし、それは決してジャッキーじゃないとダメなワケではない。アンドリュー・ラウに作らせればもうちょっと深みのある演出で作れたはずである。故に前半を観た段階で「あー、ジャッキーもこういうの作るようになっちゃったか」と一抹の寂しさを感じていたが、香港の青島刑事が出てきたあたりからグイグイと引き込まれていったのだ。

部下の死の責任を感じてグズグズだった男が立ち上がる様、大いなる怒りを拳に秘めそれでもなお垣間見える慈しみの心....
仁・義・忠・信・孝、そして笑
シリアスシーンを台無しにするようなとこでも突っ込むシチュエーション・コントは香港映画お得意の芸当である。今回もしつこいくらい長時間にわたって一本のコントをやりきった。
そう、それこそジャッキーが、いやさ、香港映画人が画面の中に詰め込んだ心意気なのだ。
「酔拳2」を観よ!「五福星」を観よ!「スネーク・モンキー」を観よ!!!

ジャッキーにあってジョン・ウーにないもの、それはこのセンスなのだろう。もっともそのセンスがハリウッドでウケなかった遠因かもしれないが。でもいいじゃん、東洋人とイギリス人はわかってくれるから。

最後の対決シーン、あきらかに「インファナル〜」を意識した作り方であったが、オマージュではなく喰らったのだろう。パクったのとは違う。ちょっとインチキかもしれないけど、結果良ければ全て良し、という香港映画の特色を如実に現しているのだ。それはジャッキーが銃の早組み勝負でちょっとズルして勝つというプロットにおいて見て取れる。「どうだ!俺の勝ちだ」という表情、それはジャッキーから香港若手映画人向けて発せられた大いなる挑戦状のような気がする。

87点(「プロジェクトA」と同点)
「ミスター・インクレディブル」がいくら出来がよくたって
「シュレック2」の興行成績がアニメ史上最高だからって

やっぱりジャパニメーションには一日の長がある。
いや別に「イノセンス」を観て言ってるんじゃないぞ。
あんなワケわからんワケわかった風な映画もどきじゃなく、この作品を観てホントに強く思った。

「マインド・ゲーム」

原作は根本敬、しりあがり寿と並ぶ稀代のキチ......いや、天才漫画家ロビン西。
監督はクレヨンしんちゃんTVシリーズで異彩をはなち(注1)、映画「ヘンダーランドの大冒険」の最後の追っかけシーンで真価を発揮した湯浅政明。
音楽プロデュースはサンライズで「ガンダム0083」や一部マニアに圧倒的支持を持つ「サムライチャンプルー」の監督渡辺信一郎。
作画総指揮はクレしんの大傑作「戦国大合戦」「オトナ帝国」でキャラクターデザインを担当した末吉裕一郎。
....とまぁ日本を代表するアニメスタッフを束ね、本作でもプロデュースを担当したのは、かつてジブリで「トトロ」と「魔女の宅急便」を手がけた田中栄子女史である。そして制作は彼女が代表を務める映像集団、STUDIO4℃。

森本晃司と佐藤好春も所属するSTUDIO4℃はその社名が顕すように(注2)こと映像表現に関しては世界で最高の集団である。それは「マトリックス」のウォシャウスキー兄弟が「アニマトリックス」を作る際、名指しで依頼したというエピソードからも伺える。

さて、そんなSTUDIO4℃が手がけた「マインド・ゲーム」は原作のイメージを損なうことなく、紛う事なき超一級アニメーションとして誕生した。
サイケでテクノで新喜劇。だからとても派手で忙しくてトリップできてバカバカしい。でも、それでいてとても格好良くって涙が出るほど純粋なのだ。

俺はこの作品を普通に観てたから助かったが、酒でも飲んで観てしまったらヤバかったと思う。帰ってこれなくなるところであった(笑)。

とにかく、ジャパン・サブカルチャーの頂点がここにある。
インクレで感動してる場合じゃないぞ!!

79点

注1:テレビ版を観た人ならご存じかもしれないが、作画監督によってとんでもなくタッチが違うのがクレしんの特徴である。クレしんではこの湯浅と水島努という二人の天才アニメーターがいたおかげでここまで成長したといっていいだろう。

注2:社名の「4℃」は、水の密度が最も高い(=分子間の隙間が小さく安定している)温度である摂氏4度からとられ、「常に高密度・高品質な作品を創出する」というクリエイティヴ・ポリシーを表している。
こんにちは浜乙女です。

「赤」に「スイートピー」と書いて浜乙女と読みます。

だいあり随一のネタ系テキストライター、ゲルタ改様のマクラをパクってみました。
「ゲルタ フォー ビューティフォー ヒューマンライフ」ゲルタ改
http://diarynote.jp/d/29267/

まぁ、それはソレとして。

俺が一生観ないであろう映画(テレビ含む)がいくつかある。
「E.T」や「タイタニック」などの大作、「ツインピークス」「24」「V」等々のアメリカテレビドラマ、「トロイ」「アレキサンダー」などの古代から中世の西洋モノ(ファンタジー含)なんかがそう。ラブロマンスも全く観る気はないのだが、かわいい女子を口説く時に使えるかもしれないのでちょっとは観てるかもしれん(笑)。

なんで観ないのかなぁ?と考えてみると、あまりに騒がれると「そんなに面白いかよ?」と思ってしまう天の邪鬼な性格からくるものが大きい。新人アイドルが売れたら興味がなくなる、みたいな。ってアイドルヲタか?
あっちの歴史ものはホントに興味がない。「コナン・ザ・グレート」と「ロード・オブ・ザ・リング」で充分だろ。ととんでもない理由で片づけてる。(笑)
テレビ番組も長すぎて途中で観る気が失せてくる。ということで日本のテレビドラマも全然観ない。最後に観たのは「古畑任三郎」だし。
そーいや、ホラーも観ないなぁ、恐いから。
最近の映画館て音響が良いから「ドン!」てな音にも「ビクッ!!」てなっちゃって心臓がバクバクしちゃうのだ。
だからビデオで借りて、明るい部屋で音を絞って動きながら観るようにしてる。
まぁ根本的に鑑賞方法が違うとは思うけどな。

でも結局恐くて早送りなんかしちゃうけどな。

つーかそこまでしてTSUTAYAで借りる自分がわからんけどな。

※でも「ショック」や「死霊のはらわた」等のスプラッタは平気。
仕事で叶美香に会う。
いや、正直に書くと、仕事で叶美香がいる会場に行った。
芸能人にあったのは、新横浜駅で岸部一徳に遭遇して以来。(笑)

俺よか年上のくせにさすが元ミス日本、ナイスバディでありました。
エージェントさんが知り合いだったのでちょこっとお話させていただくが、思ったよりこじんまりしててかわいかった。おっぱいはテレビでみたようにでっかかったのでずっと釘付けであった。
もちろん美香さんにことわってから鑑賞したのは言うまでもない。

こんなド田舎にまで営業に来るとは美香さん、お姉ちゃんに見捨てられたかそれとも単身で芸能界で頑張る決意を固めたか。
ユニット「叶三姉妹」が「叶姉妹」になり、いよいよ叶美香として独り立ち。お姉ちゃんのようなパトロンがいない身だから厳しいだろう。あのおっぱいにかけてがんばってもらいたいもんである。
写真アップというもの
弟から98ノートをもらう。
ウインドウズ95が動くも、CD-ROMドライブもついてないタイプだ。
ワードとエクセルがあるのでちょっとした文章を打ち込むためのワープロとしてならそこそこ使える。
とはいうもののそれだけじゃつまらないので近所のハードオフで中古ゲームを物色。
最近のはCD-ROMやDVDの製品が多い中、ありました。98WIN用FDDソフト。
「三国志2」
いやぁなっつかしいなぁ。これ俺が高校生の頃友達んちでやりこんだゲームだ。

100円だったので即買い。
早速帰って開けてみると



5インチでした 

。・゜・(ノД`)・゜・。
写真アップというもの2
ごめんなさい ごめんなさい
ほんっとーにごめんなさい

いや、コンビニで誰しも一度は思ったこのネタを、仕事の間にいそいそと作っただけならまだしも、画像アップできるからってんで、喜々として貼り付ける己の厚顔無恥な性格にホント、嫌気がさしてるのもある意味まぎれもない事実だったりするのだよ。

鼻で笑ってくれたっていい。でも、それをわかって張っちゃう無鉄砲さというか少年のこころを忘れない純真さというか、そういう方面の気持ちもちょっとは酌んでくれるとありがたいと思ったり思わなかったり。
「観た者は七日間で死ぬ」という都市伝説を効果的に纏いながら、ビデオというツールを使い、助かるためには別の人間に見せなければならないという現代的な縛りを持つ。

このプロットが浮かんだ時点で物語は成功してたといっても過言ではないだろう。

日本版「リング」はこのプロットに加えて貞子という得体の知れない幽霊を中心とした古来の怪談&不安定な空気感を醸し出した映像表現をもってして一級のホラーとして成功した。
対してアメリカ版「ザ・リング」は情緒よりも不安定ながらもスタイリッシュな映像表現で視覚による直接的な恐怖を植え付けることを主としている。

「ザ・リング」の評判は芳しくないが、それは我々が番町皿屋敷のお菊にシンパシーを感じるDNAが埋め込まれている日本人だから当たり前。
対してキリスト教圏の欧米人(って乱暴なくくりだが)の恐怖は悪魔に起因しているのだと思う。「オーメン」「エクソシスト」みたいな。
多分、これらを日本人(非キリスト教圏の人)がリメイクしたら「リング」と「ザ・リング」の評価結果と似たものになるのではないだろうか。
つまり文化的背景が違う以上”恐怖”を感じるセンサーも微妙に違うってことだ。

この評価の差をみてると、あれだけハリウッドに毒されてるのに本能の部分はしっかり日本人ってあたりはよく考えると興味深いもんである。

で、「ザ・リング」はこれはこれとして面白いと思う。ナオミ・ワッツが乳見せてくれて、「死霊のはらわた」クラスまで弾けてくれればもっとよかったのに。

あと、意外に知られてないが、初映像化は高橋克典主演のテレビドラマである。
安っぽさはあるものの、原作に一番忠実なのはこちらです。

もひとつ全然関係ない話だが昨日のトリビアにモーガン・フリーマンが出てた。びっくりした。(笑)
被る方も被る方だが、委員会も委員会だと思う。

韓国......

http://tfm.seesaa.net/article/4487212.html
http://tfm.seesaa.net/article/4509852.html

1 2

 

お気に入り日記の更新

最新のコメント

この日記について

日記内を検索