昨日、友人と飯を食ってたら、すごい合唱曲があるという。
息子さんの学校の教本に載ってたそうだ。
歌詞をかいつまんで聞くとまさしくとんでもない。

気になったのでネットで検索してみたらありました。
結構有名な曲らしく、色々なネタ系ブログでも取り上げられてる模様。

まずはその驚愕の歌詞をごらん頂きたい。

http://www.mahoroba.ne.jp/~gonbe007/hog/shouka/chikotan.html

怨念が全体からあふれんばかりのもの凄い歌詞である。

前半部の知恵遅れストーカー編から後半の憎しみいっぱい恨みます編に
至る怒濤の展開は真珠婦人も真っ青であろう。

こんなもんを作った奴も教本に載せたやつも正気ではない(笑)。
合唱界(ってあるのか知らんが)の「ダンサー・イン・ザ・ダーク」の称号を送りたいと思う。

チコタン.....。・゜・(ノД`)・゜・。

訃報というもの

2005年7月1日 映画
AV女優の寿命は短い。
俺の大好きだった流星ラムも河村奈々も煌々と花火のように咲いて業界を去った。ハードな仕事とニーズの変化、なにより雨後の竹の子のように生まれる新星ギャルによる自身の商品価値の下落は彼女達の居場所を瞬く間に奪っていくのだ。
及川奈央や飯島愛のように芸能界に転身するごく一部のシンデレラをのぞいてほとんどのAV女優はカメラの前から消えていく。
そんな中、20年以上も最前線で戦っている女優がいる。菊池エリと林由美香である。

菊池エリ
http://www.nifty.com/abc/common/sample_data/sh/kikuchi_eri/sample.jpg
林由美香
http://www.toys123.jp/catalog/images/avs-dap107.jpg

共に80年代後半デビュー、一旦は業界を離れるものの再デビューした。さすがに可愛い路線としてではなく主に熟女系レーベルに多く出演している。
ある意味嫁さんより長い付き合いになる女性たちだ。(笑)


その林由美香が先日亡くなった。
記事を読んでいただければわかるが原因は不明も事件性は薄いらしい。
睡眠薬と酒を常飲してたらしく自殺という節もある。

人の気持ちなんて誰もわかりっこないから、真実は闇の中だ。
でも多分、自殺はしていない。

インディーズビデオからピンク映画へ進出、多くの作品に携わりその類い希なるエロ演技で華を添えてきたマルチアクトレスだった。
決して光りのあたる業界ではないけど、「熟女・発情 タマしゃぶり」でピンク大賞作品賞と主演女優賞をもらったばかり。人一倍表現にこだわるオンナがあんな死に方を自ら選ぶはずがない。

これからもっともっと頑張れる女優さんだったのに....

ご冥福をお祈りします。
バトンタッチというもの2
ミュージックバトンの興奮も冷めやらぬ中、続いてコミックバトンなるものが回ってきた。
この「バトン」てのは形を変えたチェーンメールだよなぁ。という至極真っ当な指摘を置いてけぼりにしてまさしくブログ界を席巻してるワケだが、たかが数kbのテキストアップに目くじらを立てるのもアレなんでこの際楽しんでしまおうというワケでノッてみることにする。

昔は
「30文字で改行しろ!」
とか
「引用は三行まで!」
とか
「だらだら長文書くな!」
とか色々制限があったときに比べるとおおらかになったものである。
なるほど、パソ通が廃れたワケだ。

さて、本題

●本棚に入っている漫画単行本の冊数
さすがにこの年になると自分で買ったりはしない。せいぜい子供をだまして揃えさせる程度である(笑)。よって俺自身が買った本は0ということになる。

●今面白い漫画
「金色のガッシュ」 雷句誠
これはもうすんげぇ面白い。
親子でハマってます。

●最後に買った漫画
「ガンダム・ジ・オリジン」7巻 安彦良和
発売月には息子にお小遣い多めにあげてることはおかあさんには内緒だ。(笑)

●よく読む、または特別な思い入れのある漫画
「ファミリー!」渡辺多恵子
一時期少女漫画にハマってたとき一番好きだった。

「塗装屋ハリィ」高橋雄一郎
友人なんですわ(笑)
そろそろ復活しろ。

「童夢」大友克洋
80年代最高のマンガのひとつ。これ、今なら映像化できるんじゃない?

「ブラック商会変奇郎」藤子不二雄
魔太郎よりカジュアルで良い

「子供の王国」諸星大二郎
多分、俺の一生の中で一番衝撃をうけた作品

「艶母」みやびつづる
近親相姦ものは大嫌いだが、この圧倒的な画力とパワーに感服。何回ヌイたことか。(笑)

「アカギ」福本伸行
福本マンガの中じゃやっぱこれが一番でしょ

「秘密探偵JA」望月三起也
ワイルドセブンよりこっちの方が面白いよね?

「漂流教室」楳図かずお
名作。

.....終わらないって、これは。(^_^;)
20世紀後半から21世紀初頭にかけて雨後の竹の子のように誕生したディザスタームービーのひとつ。ただ、クリスチャン・スレイターとモーガン・フリーマンを使ってるところからみてただの二流映画ではないらしい。
と思ったら「スピード」のマーク・ゴードンと「ツイスター」のイアン・ブライスがプロデュースしてるではないか。
つーことはハリウッドが本腰入れて作った作品てことか。

インディアナ州、大雨の影響で住民も避難したとある町で、銀行の輸送車が襲われた。警備員のトムは辛くも現金を守り逃走するが、今度はトムが狙われるハメに。だがトムと強盗の攻防が続く中、ダム決壊の時間が近づいていた.....

CGを使わない大迫力のセット撮影やC・スレイターとM・フリーマン両名優の演技はまぁそれなりに見られた。”金かけてんなぁ”感も溢れてた。
ただ、一番の問題は主人公のC・スレイターが悪人顔でM・フリーマンが善人に見えてしまうことだろう(^_^;)。
その違和感が最後まで消えなかった。こーゆーのはミスディレクションとはいわんだろう。(笑)

あと、なんか大洪水の中で戯れる姿がなんか楽しそうだった。USJでアトラクションになんないかしらん?

50点

掲示板というもの

2005年7月4日
昨年から書き込みのない(笑)掲示板を閉鎖した。
かわりにアダルトOKの新画像掲示板を作った。
エロありなので、色々書き込み貼り付けしたいと思う。
多くの方々にご利用いただければと思うが、モロとロリは勘弁してくれ。m(_ _)m

タイトルバーの「HOME」からリンクしてあります。
あと、掲示板のタイトル画像だが、著作権やら肖像権やら小難しいことはわからん。クレームがあったら即行削除する準備があるので覚悟しておけ。
新・お父さんの趣味というもの
旧車好きですか?

景気が良かった頃はtipoなんぞを買って本気でアルファのジュリアやランチアのデルタインテクラーレ、BMWのマルニーを狙ってたんだが、結局プジョーの309なんぞを買っちまって、そのまま景気低迷とともに俺のワクワクカーライフも終わってしまった。
今は1300CCのオートマのファミリーカーを家族と共有するテイラクである。

全国のお父さんのお小遣いが平均4万円というが、平均年収500万円と同じで、少数のエグゼクティブサラリーマンが平均を引き上げてるに過ぎないだろう。
そんなお小遣いの中でタバコ銭や付き合いの飲み代をやりくりしてるお父さんが相当数いると思われる。こんなんじゃせめてプラモかダイキャストのミニカーで....と考えるお父さんの夢も叶えられやしない。

なんてかわいそうな。あぁ、日本の企業戦士よ!幸せはどこにある(T^T)クゥー

ということでエンスー気取るにも金がかかるってことだが、この欲求を十二分に満足させられるすばらしいグッズがあるのをご存じだろうか。
ペーパークラフトである。

「んだよ、紙かよ」
と言うなかれ。これがすんげぇ良くできてて、種類も大変豊富なのだ。
とりあえずここのHPを見ていただきたい。

http://genius.poke1.jp/pmdirectory/index.html

旧車からF1マシンまで、ありとあらゆる名車のペーパークラフトが用意されている。
どうやら世界中に愛好家がいるようで、そのリンク集も兼ねている。

作り方は簡単だ。アクセスしてデータをダウンロードしてアクロバットで開いてコピーしたものを厚紙に貼り付けて切るだけ。これだけであなたもフィアット500やランボルギーニLP400やロータスヨーロッパのオーナーになれるのだ。
しかもほとんどタダ!!!!ちょっと知的なところもイイ。

とりあえず俺も作ってみよっと。
今は亡き(嘘)奥山和由がその商才とコネを総動員して作った「GUN CRAZY」シリーズのエピソード2を観る。
いやさ、俺だってこんなVシネもどきなんざ観る気もなかったんだけど、TSUTAYAの店員がパッケージと中身を間違えて入れてやんの。それを確認せずに借りた俺も俺だけど何度目よっ!(T^T)

社会の不正に立ち向かう情熱を抱き弁護士になった城島由紀。しかしあまりにも法律では裁けない厳しい現実を知ったとき、銃による裁きを下すため由紀の殺し屋修行が始まるのだった....

↑わーーーー 昭和な感じのストーリー、しかもちょい安め(笑)。週間漫画あたりにありそうな話である。
主演は菊川怜、共演に永澤俊矢、清水紘治、野村祐人と中堅どころを使うもアクションがしょぼすぎるのでどうにも乗り切れない。まぁそもそもが渡辺美奈代主演の「麗霆”子 レディース!!」みたいな企画なんでそんなところを気にしてもしょうがないのだが、昨今の邦画もレベルが高いので、こういうのを出されても困るってとこはあるわな。

もっともしょぼいと思ったのは、この作品、エピソード1と同時上映だったんだが、双方1時間強の作品でなんでDVDで2つに分けるよ?
そうすると売り上げ2倍ってか。
絶対穫れない皮算用してどーーーする

19点
仕事で長久手に行く。
長久手といえば、愛・地球博ということで、とりあえず見学に行く。
空いてる時間は3時間あまり、こんな時間なら人気パビリオンやマンモスはまぁ無理だろうが、人気のないパビリオンのひとつふたつは見学できるだろう。

午前9時半、リニモに乗って会場口まで向かうがすでに黒山の人だかり、並ぶのが死ぬほど嫌いな俺はすでに帰りたかったが、せっかくここまできたからってんで、最後尾につく。会場は広いから入場までにはそんな時間かからんだろうとタカをくくってたら....

全然進まん....(ーー;)

動く歩道から入り口までおおよそ500メートルはあろうか?そこっから動かんのだ。なにやってんだ?
聞けば先般のイギリスのテロの影響で持ち物検査と身体検査が厳しくなった模様。
はじめてアルカイダに殺意をおぼえる。

そのうち雨が降ってきて傘持ってない俺と連れは濡れまくり。
いい加減、腹立ちが諦めになった2時間後、ようやく会場に入れた。オフィシャルグッズ販売店でおみやげを物色してると「そろそろ時間です」の声。
モリゾーキッコロにも会えず、ほぼ20分で俺の愛・地球博、終了。


スピルバーグには2つの顔がある。
ひとつは「レイダース」や「ターミナル」「A.I」といったハートフルでコメディタッチのわかりやすいエンターテイメント性を全面に押し出した作品群。
もうひとつは「プライベート・ライアン」「シンドラーのリスト」「激突」等の神の目線から冷徹に起こってることを撮り続ける事を主としたダークサイドの作品群である。
「宇宙戦争」は明らかに後者よりの作品であるが、スピルバーグはこの作品で過去にはない....というか、過去を否定するような第三の顔を見せることになるのだ。

映画はリアリティが大事である。ただ、リアルには面白味がない。
映画が映画であるためには、嘘をいかに本物らしく見せるか?が重要となってくる。ハリウッドを中心とした映画界はCG技術にその答えを求め、革新的で斬新な映像表現で一世を風靡することになるのだが、その急先鋒がルーカスであり、盟友スピルバーグだった。ご承知の通り、ルーカスは自身の会社の技術と金を総動員して「SW」を作りその最先端技術で我々を驚嘆させた。
対してスピルバーグは(CGは使うものの)、エイリアンの圧倒的な科学力の前に逃げまどう人々や無力な軍隊、そしてあのトム・クルーズに情けない父親役をやらせるということで(逆説的ではあるけど)リアリティを生じさせている。
「詳しいことはオリジナルを観ろ!」と言いたげなばっさりとしたシナリオ、エイリアンの説明を極力抑え、トムトムの視点で描ききるその演出、スピルバーグには珍しい画面細部に至る丁寧な描写、ダコタたんの耳障りなキンキン声(笑)。これらは「スピルバーグの映画らしくない」という不安感も手伝って妙な説得力を持つのだ。
そう第三の顔とは、過去の自分をあざ笑うかのような破壊者としてのスピルバーグである。
「インディペンデンス・デイ」と正反対な映画。「インディペンデンス・デイ」はトホホ映画であるが、頭が悪いローランド・エメリッヒが更に頭の悪い観客用に作った感動娯楽大作であるので笑って済ませられるしアリだろう。ただ「宇宙戦争」はこの時期に、スピルバーグ自身が撮らなければならなかった作品なのか?という疑問は常に感じている。
「グーニーズ」で「ジュラシック・パーク」で「ジョーズ」な貴方の映画が大好きだった俺は、ちょっと、置いてけぼりになった気分である。

60点
俺とおすぎの隙間というもの
韓流ブームはオバサマたちの「あなた達の知らないイイ男を私は知っている」という優越感のみで持っていたがここ最近はかげりがあるように見える。
まぁビジュアル的に四天王より相当落ちる某氏や某氏のような輩が来日したところで、一時の狂乱を超えるムーブメントになるワケがない。
もうちょっと考えろ>フジテレビ
とはいうものの、映画業界では未だ個性的な俳優が揃い華を添えている。このあたりはすばらしい。

つーことで「マラソン」を観た。
「エイチ」のチョ・スンウ主演の感動物語。おすぎも一押し。
ってこのあたりでちょっと引くものがあったが(笑)、観てみるとやっぱ俺とおすぎはツボが違うことがよくわかった(^^;。

韓国映画は表現がダイレクトで写実主義である。それが良いところであり、悪いところなのだが、「マラソン」はそれが悪い方向に傾いたと言えるのではないだろうか。
”実話に基づいた”や”障害者の子とその母親の物語”は古今東西を問わず腐る程作られてきたが「マラソン」はどーもそれらと変わらない、つーか、「どこかで観たことある」感がずっとつきまとって映画に集中できなかった。物語をみても母親の二人の息子への接し方をみて「とりあえず病院行かなきゃいけないのはお前だ」という思いがつきまとったのも集中できなかった理由である。
それをリアリティというのなら障害者とその家族をバカにしすぎているしな。

同じ障害者を扱った映画「オアシス」の足下にも及ばない本作を全国メジャー系でロードショーするとはシネカノン&松竹、きみたちはまだ電通にだまされてるのか?
そろそろ気付け。あとフジテレビも。

あ、でも映像はきれいでした。
44点
昨日、取引先の美人秘書から打ち合わせのメールをもらう。
仕事が終わったら地元の美味しい酒と肴をご馳走してくれるというので

楽しみでいっぱいです。

と書くところを

あの染みでいっぱいです。

と打って送信してしまった。
真剣にブラインドタッチをマスターしようと思いました。(ノ_・。)
EP3の興奮が冷めやらぬ中、昨日地上波で放送されたEP6「ジェダイの帰還」を久々に観た。

....って「ジェダイの復讐」じゃなかったのかよ?
EP4に副題「新たなる希望」がくっついたのは知ってたけどいつの間に帰還になったのか?
調べると2004年のDVDボックスが発売されたときに変更になったようである。
知らんかった......( ̄□ ̄;)!!
もっともアメリカでは公開早々に「Revenge of the Jedi」から「Return of the Jedi」に変更になって、邦題が変わらなかったのは日本版グッズのプリント差し替えができなかったから、というなんともはや、な理由からなので20年目にようやく修正されたということになる。

さて、昨日の「ジェダイの帰還」を観て一番びっくりしたのはヘイデン・クリステンセンが出てること。オリジナルでダースベイダーを演じたセバスチャン・ショウは天国でどう思っているかは知るよしもないが、ルーカスが旧三部作と新三部作との統合性を強く意識した現れであろう。脚本も変えられてるかわからんが、大きな矛盾もなく、またまた新三部作を観て確認したいという衝動にかられた。すごいぞ特別編。
って今さらですか?(^_^;)

「スターウォーズ」は新旧計6作が互いに影響を与えながら螺旋状に進化していった類い希な作品群である。公開順(4,5,6,1,2,3)に観ても楽しいし、歴史順(1,2,3,4,5,6)に観ても面白い。ちなみに俺のここ最近のSW鑑賞順は1,2,5,4,3,6,3。6は昨日、最後の3は今日、仕事終わってからまた観に行く予定。(笑)
映画の内容にかかわらず作品をデートでのアイテムのひとつとして扱い鑑賞するという考え方、それはそれで間違ってはいない。

流行ってるから
とか
なんかテレビで宣伝してたから
とか
彼女(彼氏)が観たいっていったから
とか、そんな理由で劇場に足を運ぶ人がいないことには「セカチュー」も「ハウルの動く城」も「パール・ハーバー」もこんなに売れてなかったはずだ。

そんなデート・ムービーの申し子「電車男」を観る。
ま、デートムービーといいながらピン鑑賞だったが。
ま、まわりはカップル同士ばっかだったが。(ーー;)

東宝&フジテレビのタッグをはじめとしたメディアミックス(またの名を”砂糖に群がるアリ”)戦略があたり書籍、映画、テレビ、舞台と大盛り上がりの「電車男」。
映画に至っては撮影一ヶ月編集二ヶ月弱というテレビドラマ顔負けのスピード作業。それがこれだけ売れるとは。東宝は浮かれっぱなしであろう。
なるほどルーカスが金かかるパジェットムービー作るのバカバカしくなるはずだ。

さて、今さらだがハッキリさせておきたいことがある。
「A True Love Story」という副題がついてはいるが、これは作られた話であるということ。このことはグーグルでちょこっと検索すると腐るほど検証サイトが出てくることやその信憑性を考慮すると一目瞭然である。
EX.↓
http://f41.aaa.livedoor.jp/~outerdat/faq.html
http://subway.seesaa.net/

俺的にはどこかの編集かライターがネタではじめたものを予想外に反響があったため新潮社やフジに売り込んだものと推測する。

まぁこの話が真実かどうかはあまり関係ない。
大切なのはこの話に食い付いた輩がたくさんいたという事実である。
意に反して晩婚や未婚を選択する男女が増えている今日、また、オタクと呼ばれる輩が増加傾向にある昨今、結婚適齢期と言われる未婚の男女で、この物語を赤の他人のことと切り捨てることができる人はそう多くはないと思われる。またそれらの人(主にオタクと言われる方々)は一様に恋愛映画を観ない。
加えて恋愛物語としての「電車男」は愚直でヒネリがないものの、シンデレラストーリーとしてある意味王道を行くプロットである。
つまりこの映画、今までは相反していた二つのゾーンから客をひっぱることに成功してるのだ。
先ほど”予想外”と書いたが、仕掛け人はこの部分は狙っていたと思われる。

そんな「電車男」、映画としてみるとどうか?だが、ちょちょいと作った割には良くできてた。特に主役の山田孝之くんはその怯えた演技が光ってた。ちょくちょく転ぶシーンがしつこかったが、これは演出の問題で山田くんが悪いワケではない。
また、ちゃねらーの人数をしぼってそれぞれに人格を与えたのも物語に深みをもたせる意味において大成功である。おれの大好きな木村多江ちゃん(月桂冠のCMにも人妻役で出てる子 http://www.gekkeikan.co.jp/products/cm/tuki200410b.html)もあいかわらずエロくてステキだった。....まぁそれだけで点数が甘くなるのは秘密だ。

ただ、細部の演出を含め後半特に感じたことは、感動物語を作ることは出来ても恋愛物語は苦手なのか?という点。ここまでベタで行くならクライマックスのチューシーンにAAはいらんだろ。アキバのネオンだけでいいじゃんよ。あとエルメスのキャラ設定も弱い。原作から気になってたんだけど、あんなオンナは普通にキショいから映画ではもちょっと普通のオンナにしてほしかった。電車を好きになる過程が弱い。あれじゃ感情移入ができないと思う。

エンドロール後のテレビ版を意識したおまけは.....うーん....まぁはじめっから決まってたことだし、フジと東宝で手に手をとってカッパいでやろうという所信表明だろうからとやかく言いません。ウザいけど。伊藤くん、出るドラマ間違ったな。

51点
岡村靖幸、覚醒剤所持で逮捕とは。

岡村ちゃん、んなことしてる場合じゃないだろう?(ノ_・。)
「スターウォーズ エピソード3」でダークサイドに堕ちていく過程を見事に演じきったヘイデン・クリステンセンがパブリック業界のダークサイドに染まっていく姿を描いた「ニュースの天才」を観る。

数多ある雑誌の中で唯一エアフォース・ワンに常備されている”ニューリパブリック”誌。その若き記者スティーブン・グラスはまさに飛ぶ鳥を落とす勢いがあった。同僚からは羨望の眼差しで見られ、他紙にも記事を寄稿するほどにまで人気を博したが、ハッカーを扱った記事を見たフォーブスの記者アダムは直感でこの記事はねつ造であると確信する......

そこそこある緊張感と丁寧な演出、カメラ、脚本。ハリウッドムービーとしては及第点。安心して観れる。こんな普通に面白い作品をプロデュースしたのはあのトムトムであることを考えると更に驚きである。トム・クルーズ、いよいよ制作者としても花開く時が来たのかもしれない。マジびっくり。

1990年代後半に実際起こったねつ造事件をここまでリアルに描くってーのは当事者もいるのに大丈夫なのだろうか?と思って観てたが、特典映像にねつ造した本人が淡々語るインタビューが収録されてるのでまぁクレームはつかんのだろう。
ただ、あれだけのことをしておいてのうのうとカメラの前で喋るってのは普通の神経じゃないと思うのだが、悪いことをしても正直に白状することが人知れず懺悔するより尊いとするアメリカらしいといえばらしいのか。

先に書いたが、この映画はヘイデン・クリステンセンの演技につきる。
注目されたい、尊敬されたいと願うばかりにねつ造を繰り返し、嘘を嘘で塗り固めることで、脆い精神を破壊され、全てを失うまであがくその姿はアナキンと同じくらい切なく悲しい。そしてピーター・サースガード演ずる新編集長の苦悩も見事に描かれている。記者とデスクの駆け引きと「護るべきモノはなにか?」という信念。これが二人の差だったのだろうなぁ....

久々にひろいもんの映画でした。
いやぁ侮れないなぁトムトムは。

68点
リメイク作品の面白さはオリジナルとどうアレンジするか?がキモである。
多くの作品はそこに監督の利己的表現や「オリジナル好きっ!」光線を詰め込みすぎたり、ひねって裏の裏をかいたつもりが出来損ないの表になったりしてダメダメになるのだ。(リ・イマジネーションの某氏なんかが典型)

そんな数多あるダメリメイク作品を観るにつけ「こんなんなら一から十までオリジナルと同じに作った方がいいじゃんか!」と拳を握りしめ何度スクリーンで涙したことか。
そういう御仁は多いと思う。

そう思ったかどうかわ知らないが「そこまで言うなら完璧にオリジナル尊重のリメイクを作ってやるよ」と宣うたやつがいる。
ガス・ヴァン・サント。「ラッグストア・カウボーイ」「マイ・プライベート。アイダホ」「エレファント」右斜め上を狙った題材で独自の世界観を表現しながらも、インディーズ臭さが抜けない素晴らしい監督さんである。

ヒッチコックの「サイコ」は1960年作。
当時としては衝撃的な内容と、モノクロでありながら血を本物以上に”赤く”見せることができた傑作である。
ガス・ヴァン・サントはこの傑作をカメラワークから台詞まわし、オチを含めて忠実になぞった。確かに、「サイコ」はそれ自体完成されている作品なので、新しい解釈を加えることは難しい。時が経ち、サイコスリラーは「羊たちの沈黙」の登場や現実の事件がフィクションを凌駕するようになってしまったので、生半可な話では納得できなくなってるってーのもある。

だけど、だ。
名作をコピーするってことになんの意味があるというのか。
オリジナルではできなかったことを現代的な技術でフォローするってのならまだわかるが、横領金額が現代の物価にあわせてシフトしたのとカラー撮影になっただけの「サイコ」ならいらんだろ?

監督は現在の若者に「サイコ」を知って欲しかったと言う。また完コピとはいうものの、ノーマンベイツの描き方なぞ掘り下げた(分かりやすくした)点やサブリミナル効果を狙った(サブリミナルは効果なしだが)演出などオリジナルの部分を加えてなんとか新しいサイコをつくるという姿勢は見られる。
ただ、オチがまるっきり同じじゃ一度は観てもライブラリに加えられることはない。

もう一踏ん張りがあれば、とりあえず総スカン食らうか絶賛されるかわからんが、リメイクした意味はあったと思う。惜しい。
とりあえず俺も「こんなんならオリジナルを忠実に作り直せ!」とか理不尽なことを言わないようにしようと思いました。

44点

レビューというもの

2005年7月18日
レビューというもの
この日記も一部二部併せると2年が過ぎ、映画のレビューも250本を超えた。
数ある映画批評サイトには全然及ばないが、毎日日記をつけることがボケ防止にもつながるということなのでこれからもつらつら書いて行こうと思う。

そこでちょくちょく言われるのだが、コメントの割に点数が低いということだ。
点数を10点満点で評価するところ、5点満点で評価するところ、色々あるが、俺は偏差値で書いている。なぜか?誰もやってないから。(笑)

ということで50点が平均だ。
70以上なら大絶賛、30以下ならダメダメと思っていただきたい。
とかなんとかいって90点以上が頻繁にあるのととりあえずの限界点を100点としているので誤解が生じやすいところもある。

もちろん、浜乙女の個人的な評価なので、その他の評価や作品自体を貶めようとする意図はない......んー....作品によっては観客をバカにしくさったのもあるのでそういうのは個別に書き捨てることはあるかもしれん。
またオープンにしている以上当然のこととして、どのような場合も反論・批評・ご質問には真摯にお答えする準備はあることもお断りしておこう。

そんなワケで点数に関する問題はこういう事情からです、ハイ。
↑ベビーさんへ(笑)
停電の悲劇というもの
先日、某電力会社からイメージ調査の依頼がきた。
オール電化だの電力供給自由化だの、殿様商売だと思ってたインフラ事業主も各エネルギー事業間での競争はあるらしい。 特に電気とガスの競争は熾烈なようだ。
先輩に地元ガス会社の御曹司がいるのだが、一緒に飲むといつもそんな話を聞く。
テレビCMでも「火を使わないから安全!」とする電力側と「強い火力で美味しく調理できる」とするガス側で互いのメリットデメリットを宣伝しまくっている。

インフラ投資の面では電気のほうが安く済む。最近では使用料金も随分と安くなってきてるし、イメージが良いので新築でオール電化住宅を選ぶ家庭が多いと聞く。
支払先の一本化で基本料金もお得になるしな。

しかし、グローバルに考えるとオール電化が正解と言い切れるものでもない。
電力消費の増加はそのまま原子力発電所の増加・過稼働に繋がったり、災害時や急な停電時になにもできないという状態になりかねない。カリフォルニアのようにはならないにしても、電力会社倒産という事態になった場合代替エネルギーの供給方法がなくなるという危険性もある。
原子力発電所がある街中の幹線道路にひっそりとある遮断機を見ると、事故があったときに住民を隔離するバリケードに見えてしょうがないのだ。

とまぁつらつらと書いたが、昨日停電になった。
可愛い女の子とチャットをしてた途中の出来事。いいとこまでいったのにこのテイラク。
泣くに泣けないとはまさにこのことである。
ミヤちゃぁぁ〜〜〜〜〜ん。・゜・(ノД`)・゜・。ウエエェェ 
飲酒厳禁芸能人というもの
「ジャニーズの若手が捕まったんだって」
先日嫁さんがそんなことを言ってきた。
なんでも未成年のくせに飲酒した上に暴れ回って補導されたそうである。
まぁ酒くらいみんなやってることだし細かいことゆーなという話だが、こと芸能人、しかもジャニーズがバレバレなことをしちゃいかんだろ。

「へぇ〜、有名な人?」
「ほら!バレーボールの子!ニュースだっけ?そこの子」
NEWSと言えば、ジャニーズ一押しの若手グループではないか。ならなおさらのこと酒やタバコには慎重の上にも慎重にいかねばならんものを.....

「名前なんてったけなぁ....」

ちなみに俺ら夫婦は人の名前を覚えられない。映画の話をしても
「あれ.....誰だっけ?ほら、ラクダ面の涙目の人」
「あーーー!フェイス・オフの人だろ?サタデー・ナイト・フィーバーの人と共演してたやつ!」
こんな感じ。

で、言った言葉がこれである。
「ほら!猫ひろしみたいな名前の子!」

猫ひろしっておまえ......( ̄□ ̄;)!!
まずはこのサイトをごらん頂きたい。

http://www.tenga.co.jp/top.html



オナホールもここまでスタイリッシュになるとなんかかっちょよく見えてくるから不思議だ。パッと見化粧品ぽく見えなくもないし、お部屋のオブジェとしても使えるしな。

性的なことは、とかくうしろめたく感じられるもの
だから、TENGAが生まれました。
アダルトグッズに革命をおこす。

↑がコンセプトらしい。
その心意気や良し。
全日本オナニスト協議会常任理事の俺としても最大限のエールを送りたい。

でもなぁ....
結局のところチンコ突っ込んで動かすのがメインのシロモノだからなぁ(^_^;)

イチゴ風味や暗闇で光るコンドームというのが流行りだが、これは相手とのコミュニケーションとして使えるから有効なんだけど、しょせんシングルプレイヤー用のグッズだからこれをつかってイイことするきっかけにはなりにくいから。

「暗闇でチンチンが光るんだって、見てみない?」
という口説き文句はまぁ時と場合によってアリだけど
「すんげぇ格好いいオナホールがあるんだけど、使ってるとこ見たい?」
じゃー落ちんだろ。

オナニーは恥ずかしいもの、隠れてするもの、という意識は近代社会の常識だし、ことさらそれをオープンにする意味も理由も利点もない。オープンにするなら、せいぜい、相互オナニー鑑賞や前戯プレイとしてごく限られたエリアでのオープン化だろう。

ただ、ニッチを狙う商品としては悪くないので同じコンセプトでバイブやローターを作ればイイ線いくような気がする。
頑張れ!有限会社 典雅

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