いやぁ 昨日も忘年会でさ、3時くらいに帰ってきて起きたらさっきでやんの。私服で会社来て歯磨いて顔洗ってたら後ろで上司がグチグチいってましたが聞こえないフリしました。

あらすじ

泥酔の叔母をホテルに送った浜乙女、ショーコさんに誘われホテルの部屋へ。まーいいか、と軽く考えていたが、ショーコさんの目がキラリと光ったことに浜ちゃん気付きませんでした.....

*****

「はいどーぞ」
部屋に通されるとやっぱりビジホである。ツインとはいえ必要最小限なものしかなく、間取りも狭い。手前のベッドにはナリちゃんが高いびきで寝てる。俺は通されたはいいものの、どこに座れば良いものやら自分をもてあます。椅子はひとつしかない。一応金払ってるのはショーコさんだから椅子は彼女が座るものだろう、と単純に考えベッドに腰掛けるが、「よく考えるとこのベッドはショーコさんが使うんだよなぁ」と思い立ち椅子に移ろうと思うが早いか。ドッカと彼女が横に座り封の開いた缶ビールを差し出す。
「かんぱーーーい」
アホみたいな顔して乾杯する。
ふと、ショーコさんを見るとノースリーブ!Σ(・∀・|||)
慌てて電気を付けようとすると「あ、ナリコが起きるから.....」と制止される。

さて、問題です。
男とノースリーブの女、暗がりのベッド、酒。ここから連想されるものを答えなさい。(10点)

.........( ̄□ ̄;)!!やばい!!!
なんとかしてこの危機を乗り越えないといかん。
俺はお話をすることにした。

浜「いやぁ良く降りましたねぇ」
ショーコ「そうねぇ」
浜「ナリちゃんすごい酔っ払ってましたねぇ」
シ「いつもなのよ」
浜「みなさん仲良いですねねぇ」
シ「同級生だしね」
浜「.....」
シ「....」

話続かねぇ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!(T^T)クゥー
やばいよ、なんか良いムードじゃんか!(笑)

浜「あ、ケータイ。さっきのショーコさんのですか?ナリちゃん持ってないから」

なんとか話を振る。

シ「そうそう連絡も取りにくいし、早く持って欲しいんだけど...あ、浜ちゃん。お願いがあるんだけど」

身構える俺

シ「一緒に写真とって。娘に自慢したいから(笑)」

ケータイのカメラで「せーの」で撮影。夜中にホテルで50代の女性と携帯カメラで写真を撮る俺。バカか。
するとほっぺ生暖かいものが

浜「ななななななななななにするんですか!!!」

浜乙女37歳、53歳にチューされました。俺史上最長齢記録更新の瞬間である。

「あははは!ごめんごめん」と笑いながら撮った画像を確認するショーコさん。よく見るとノースリーブの上にミニスカ.....( ̄□ ̄;)!!

さて問題です
ノースリーブでミニスカの女性にホテルの一室でチューされました。このあとに起こることを50文字以内で答えなさい(20点)

一瞬ムラッときた(笑)。
いやしかし、ショーコさんは叔母の友人.......ってそこじゃねぇだろ!50代はいくらなんでもダメだろが!!!!
と独りボケツッコミをカマシていると携帯が鳴る。代行からだ!!良かった!

「あー浜乙女さん、いつもお世話になってます。実は運転手が事故りまして、別の車を向かわせてますがあと1時間くらいかかるんですけどよろしいでしょうか?」

・゜・(つД`)・゜・NO----------------------------!!!!!!!!!

なんだよ!このとってつけたようなシチュエーションはっ!!!(笑)
軽い立ちくらみを憶えながら携帯を切る。
「どうしたの?」ショーコさんが聞く。努めて冷静に俺は答える。

「代行が来たみたいです。ホントご馳走様でした」

どーせ俺はヘタレ者である。
どこかで惜しいことしたという思いがないわけでもない。んがしかし、やっぱねぇ....
そこは超えてはならん一線のような気がした。
真のスナイパーなら躊躇などしないだろう。でも俺スナイパーじゃないし(笑)。
とまぁヤレなかった自分にヘンな嫌悪感を憶えながら寒空の中、冷えた車に戻りエンジンをかけて代行を待った。
車は1時間半後に到着し、俺が家についたのは午前2時をまわったとこだった。

おわり

お気に入り日記の更新

最新のコメント

この日記について

日記内を検索